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東京大怪獣 〜第一章〜「始まりの日」 第1話 友だちとの朝
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東京大怪獣~第一章~「始まりの日」
『第1話 友だちとの朝』
「あ~あっつ」
学校に登校中、一緒に登校していた美穂(みほ)が珍しく文句を言った。美穂は普段とても真面目で、めんどくさい作文の宿題が出されても文句ひとつ言わない。そんな人柄の良さをかわれ、生徒会の一員として、はたらいている。そんな美穂が文句を言うのも無理は無い。今は6月初旬。夏と言うにはまだ早い時期だが、最近は気温は25度を上回る夏日が多い。東京はまだだが、早いところでもうセミがないている地域もあるそうだ。
「アイス食べたいなぁ~」
同じく一緒に登校している奏恵(かなえ)がつぶやいた。奏恵はいつも元気で、特に食べ物に関しては1番怒らせてはいけない人である。でもそんななか一部天然なところがあるので、みんなに好かれている。
「ハハハ、奏恵らしいや」
「そ~かなぁ~」
私の笑いながら言った言葉に奏恵が照れくさそうに答える。私たち3人は小学生からの仲良しで、今は高校1年生。進んだ高校はそれぞれ別々だが、電車に乗る駅は同じなので、駅までいつも一緒に登校している。私はこの3人でいるこの空気が大好きだ。いつもと変わらない朝。いつもと変わらない友だち。この何一つ変わらないいつも通りの日常が突然終わるなんて、この時にはまだ、考えもしなかった─。
『第1話 友だちとの朝』
「あ~あっつ」
学校に登校中、一緒に登校していた美穂(みほ)が珍しく文句を言った。美穂は普段とても真面目で、めんどくさい作文の宿題が出されても文句ひとつ言わない。そんな人柄の良さをかわれ、生徒会の一員として、はたらいている。そんな美穂が文句を言うのも無理は無い。今は6月初旬。夏と言うにはまだ早い時期だが、最近は気温は25度を上回る夏日が多い。東京はまだだが、早いところでもうセミがないている地域もあるそうだ。
「アイス食べたいなぁ~」
同じく一緒に登校している奏恵(かなえ)がつぶやいた。奏恵はいつも元気で、特に食べ物に関しては1番怒らせてはいけない人である。でもそんななか一部天然なところがあるので、みんなに好かれている。
「ハハハ、奏恵らしいや」
「そ~かなぁ~」
私の笑いながら言った言葉に奏恵が照れくさそうに答える。私たち3人は小学生からの仲良しで、今は高校1年生。進んだ高校はそれぞれ別々だが、電車に乗る駅は同じなので、駅までいつも一緒に登校している。私はこの3人でいるこの空気が大好きだ。いつもと変わらない朝。いつもと変わらない友だち。この何一つ変わらないいつも通りの日常が突然終わるなんて、この時にはまだ、考えもしなかった─。
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