サンタクロースの後継者

Ma

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2.義賊サンタクロースファミリー

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サンタクロースと名乗ったその人は、僕を暖炉のある部屋に連れていってくれた。

そのテーブルの上には、プディングや暖かいシチュー、バスケットいっぱいの焼きたてのクロワッサン、七面鳥の丸焼きなどが乗っていた。
僕は、目を白黒させてそれらを見ていた。

少しすると、もう一つのドアが開きがたいのいい男が入ってきた。

「じいさん、言われた通り庭に持ってきたぞ……っと、」

そう言うと、その男が顔を上げ僕と目線があった。
僕は思わず、サンタクロースの後ろに隠れた。
そうしていると、その後ろから四人の子供達が現れた。

「サンタのおじちゃん、その子目が覚めたの?」

そう言ったのは、白い髪を後ろで束ねた五歳の女の子だ、目がルビーのように赤く綺麗だった。

次に姿が見えたのは、その女の子と同い年くらいの男の子で容姿はその子と瓜二つだが、女の子の方に比べると大人しくその子の後ろに隠れて顔を覗かせている。
その子の頭をもう一人の女の子が撫でた。

「大丈夫だよ、この子も私達とおんなじだから怖がらないの」

その子は、金髪の髪を背中に下ろし、目は、青色その子より一つか二つ上くらいみたいだ。

「よう、目が覚めて良かったな、どこか痛むところはねぇか?」

髪が黒く、やや茶色がかった目をした男の子が心配そうに見てきた。
その後ろから灰色の髪を後ろで束ねた上品なお婆さんが出てきた。

「皆、安心したのは分かるけど……、まず自己紹介からじゃないかしら?」
「おれは、ヨハネって言うんだ、宜しくな。」

そう言うとがたいのいい男が言った。
次に、口を開いたのは、容姿のそっくりな、男の子と女の子だ。

「私はイヴ、この子は、アダム私達は双子で私が姉でこの子が弟。」

そう言うと、ニッコリと笑った。弟の方はまだ、姉の後ろに隠れたまま、こっちを見ていた。
それを見ていた金髪の女の子が笑いながら口を開いた。

「アダムは、人見知り激しいからしょうがないか……、はじめまして、私はディーテて言うの、」
「おれは、オリオン宜しくな」

金髪のこの次に、茶髪の子が事後紹介した。

「私は、ニコラウス様に使えている。ミラよ、宜しくね。」

お婆さんが自己紹介した。
その時、違和感を感じて、彼女に訪ねた。

「ニコラウス様?」
「あっ、なるほどね。」

そう言うと、口元を手で隠しながら笑った。

「ごめんなさいね。アポロのとなりにいる人よ。彼の本当の名前は、ニコラウス、サンタクロースは、彼の別名よ。詳しい話は食事をしながら話しましょうか。宜しいですよね。」
「そうだなぁ、この話を聞いて、この子がどうするのか、決める必要もあるしな。」

そう言うと、皆席に着いた。
一つだけ席が残っていたのでその席に座った。
食事をしながらニコラウスが話してくれた。
ここは、義賊のアジトであること、襲うところは悪どい噂のある屋敷等でその際、不当に扱われている子供をここに匿っているようで、ここにいる子供達は全員彼によって助けられたようだ、その時に、盗んだお金は貧しい人達に配っているようだ。
ここにいる子達は、ニコラウスの手伝いをしているらしい。
その話を聞いて、僕も手伝いたいと彼らに伝えた。
彼らは、笑いながら……頼もしい、宜しくなと歓迎してくれた。
そして、その通り名がサンタクロースでそこのリーダーの名前もサンタクロースと名乗ることになっているからぼくに名前を名乗ったときは、義賊サンタクロースとして名乗ったそうです。
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