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冷戦
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「レガートさん、いつからそこに。」
私はアリスに抱きついたままレガートに言う。
ホラーは本当に苦手なんです。
勘弁してください。
「つい先程です。
お戻りが遅いようなので、どうなさったのかと思いまして。」
未だ顔だけ出したまま話す。
いや、それ態とやってるよね?
怖いから、遊んでいかないからね?
「ごめんなさい。もう戻ります。」
アリスと厨房へ戻る。
「レガートさん、色々とお待たせしてすみません。
こちらが私の友人のアリスです。
アリス、こちらがこの屋敷の執事のレガートさんです。」
ジェフの時同様、双方に紹介をする。
すっとレガートはアリスの前に立ち見下ろす。
「初めまして。当家執事、レガートと申します。
ミリアムお嬢様の御友人だそうで、お話を伺いました。
とても素敵なお嬢様だと。
(ふん、お嬢様に比べたら全然大した事ありませんね。)」
ん?副音声かな?
何か違う音が聞こえる様な・・・・。
アリスも負けじとレガートを見据える。
「初めまして。アリス・ロズウェルです。
ミリアムとはとーっても仲良くさせて頂いてます。
(はんっ。性格、変わってないわね、コイツは。
ミリアム至上主義の陰険野郎め。)」
あれ?アリスからも副音声が聞こえるなぁ。
お互い笑顔なんだけど、何だろう。
凄く黒い笑顔だわ。
「お嬢様とは学園で初めてお会いしたとお聞きしましたが、
もうそんなに仲が良くなられたとは知りませんでした。
余程気が合われたみたいですね。
(お嬢様に変な虫が付かないように気を付けていたのに、
こんなにでかい虫が付いてしまったとは不覚だったよ。
しかもお嬢様は大分気を許しているが、
私は騙されませんよ?
お嬢様の後ろ盾を期待しているようでしたら、残念ですね?
私が居る限りそのような真似は絶対にさせませんよ。)」
レガート、本音長ない?
「ミリアムと私は一緒にあの学園に入園した時にお話しする機会がありましたの。
凄く、凄くお話が合いまして、もうお互い、以前からの親友だったのかと思う程に、
大切な存在になりましたの。
(気持ち悪いんだよ、変態執事。
ミリアムの友人関係の管理とか。
そのせいで、ミリアムはまともに友達が出来なかったんだからな?
まぁ、そうならなかったら、話が成り立たなかったけど、
今はミリアムは悪役令嬢じゃない。
コイツの良いようにはさせないんだからね!)」
アリスぅ・・・。
本音やっぱり長いけど、嬉しくて涙目になる私。
「親友ですか・・・。これはまた・・・。
(親友だぁ?ふざけたこと抜かしてんじゃねぇぞ?
お嬢様が、お前みたいな頭が軽そうな女と親友になるわけ無いだろう!)」
レガート、言葉遣い。
口調変わりすぎだから。
後、やっぱり本音長いわ。
「ええ、親友、大親友ですの。
(ミリアムの事、知りもしない人間に言われたくないわね!
アンタより何百倍もミリアムの事知ってんだからね!!)」
「お嬢様、紅茶はいかがですか?」
厨房の料理台の所に座り二人の水面下の戦いを観戦してたら、
穏やかな声でジェフが私の前に、紅茶を置く。
「え、ああ。ありがとう。」
一口飲む。
これは、良い紅茶だ。
「お二人共、仲良くなられたのですかね?凄くお話が弾んでいらっしゃいますね。」
おおっと!?
ジェフは天然なのか?天然だろうね!
ほえほえとした空気で宣うジェフにどう言ったら良いか分からなかったので、紅茶を飲む事で誤魔化す。
「大親友、とはまた大層な。
(ああ?お嬢様の何を知っているって言うんだ?この女!?)」
「好きな男性のタイプとか、色々お話しましたの。
ミリアムはあまり周りに自分の事を話さないみたいで、
私にだけ、打ち明けてくれたんですのよ?
これはもう、大親友と言っても過言ではないかと。」
「な!好きな・・・男性・・・だと・・・?」
勝ったと言わんばかりのドヤ顔でアリスは言い放つ。
動揺を隠せないレガートは言葉を詰まらせる。
そして、本当ですかと言う目を私に向ける。
えええ・・・。
凄い切羽詰まった目してるじゃんか・・・。
うーむ。さて、どうしたもんか。
アリスも何か言えみたいな目で私に無言の圧力をかけてくるし。
よし。
私は胸の前で手を組み、少し瞳を潤ませる。
「二人共、私の為に争わないで!!」
静寂が訪れる。
アリスの顔が、アリスの顔が・・・恐い!!
お前、何言ってんだみたいな半目で睨んでくる!
ごめんて!
一度言ってみたかったというか、
言ったらどうなるか興味があったんだよぅ。
そんなに恐い目で見ないでよう。
ドサッ。
という音共にレガートが膝から崩れ落ちる。
お?お?どうした?
「お嬢様・・・。
私は何という愚かな事を・・・。」
おほおおお!!効いてる!効いとりますがな、アリスはん!
アリスを見ると半目から、白目を剥いていた。
顔芸上手いな。
「お嬢様、許してください!!
こんな小娘にムキになってしまった私を・・・!!「おい、小娘て」
ポッ出の女によもや、お嬢様の大好きという言葉を奪われたと、
目の前が真っ黒になってしまい・・・。」
四つん這いに蹲りながら、私に謝罪の言葉を述べるレガート。
アリスが微妙にツッコミ入れてたけど、華麗にスルーしてた。
この人はゲーム通りなんだなぁ。
私はレガートに近寄ってしゃがみ込み、ぽんと肩を叩く。
「大丈夫ですよ、レガートさん。
お友達を悪く言われたのが少し悲しかっただけです。
分かってくれたのなら、それでいいんです。」
「お嬢様・・・!」
「まぁ、私の交友関係を管理してたのは、すこぶる気持ち悪いし、今度やったらぶん殴ろうと思いましたけど、
私を思っての事なので今回は目を瞑りましょう。」
「追い討ちかける様に抉ってる・・・。」
アリスが呟く。
「ですので、今回だけですので、もうしないでくださいね?」
「・・・・・・。」
「しないでくださいね?」
「・・・畏まりました、お嬢様。」
何故、間を溜めた?
無言の抵抗かね?
いや、ここは譲らないからね?
今世もぼっちとか切なすぎる。
取り敢えず障害は除くに限るのだ。
私はアリスに抱きついたままレガートに言う。
ホラーは本当に苦手なんです。
勘弁してください。
「つい先程です。
お戻りが遅いようなので、どうなさったのかと思いまして。」
未だ顔だけ出したまま話す。
いや、それ態とやってるよね?
怖いから、遊んでいかないからね?
「ごめんなさい。もう戻ります。」
アリスと厨房へ戻る。
「レガートさん、色々とお待たせしてすみません。
こちらが私の友人のアリスです。
アリス、こちらがこの屋敷の執事のレガートさんです。」
ジェフの時同様、双方に紹介をする。
すっとレガートはアリスの前に立ち見下ろす。
「初めまして。当家執事、レガートと申します。
ミリアムお嬢様の御友人だそうで、お話を伺いました。
とても素敵なお嬢様だと。
(ふん、お嬢様に比べたら全然大した事ありませんね。)」
ん?副音声かな?
何か違う音が聞こえる様な・・・・。
アリスも負けじとレガートを見据える。
「初めまして。アリス・ロズウェルです。
ミリアムとはとーっても仲良くさせて頂いてます。
(はんっ。性格、変わってないわね、コイツは。
ミリアム至上主義の陰険野郎め。)」
あれ?アリスからも副音声が聞こえるなぁ。
お互い笑顔なんだけど、何だろう。
凄く黒い笑顔だわ。
「お嬢様とは学園で初めてお会いしたとお聞きしましたが、
もうそんなに仲が良くなられたとは知りませんでした。
余程気が合われたみたいですね。
(お嬢様に変な虫が付かないように気を付けていたのに、
こんなにでかい虫が付いてしまったとは不覚だったよ。
しかもお嬢様は大分気を許しているが、
私は騙されませんよ?
お嬢様の後ろ盾を期待しているようでしたら、残念ですね?
私が居る限りそのような真似は絶対にさせませんよ。)」
レガート、本音長ない?
「ミリアムと私は一緒にあの学園に入園した時にお話しする機会がありましたの。
凄く、凄くお話が合いまして、もうお互い、以前からの親友だったのかと思う程に、
大切な存在になりましたの。
(気持ち悪いんだよ、変態執事。
ミリアムの友人関係の管理とか。
そのせいで、ミリアムはまともに友達が出来なかったんだからな?
まぁ、そうならなかったら、話が成り立たなかったけど、
今はミリアムは悪役令嬢じゃない。
コイツの良いようにはさせないんだからね!)」
アリスぅ・・・。
本音やっぱり長いけど、嬉しくて涙目になる私。
「親友ですか・・・。これはまた・・・。
(親友だぁ?ふざけたこと抜かしてんじゃねぇぞ?
お嬢様が、お前みたいな頭が軽そうな女と親友になるわけ無いだろう!)」
レガート、言葉遣い。
口調変わりすぎだから。
後、やっぱり本音長いわ。
「ええ、親友、大親友ですの。
(ミリアムの事、知りもしない人間に言われたくないわね!
アンタより何百倍もミリアムの事知ってんだからね!!)」
「お嬢様、紅茶はいかがですか?」
厨房の料理台の所に座り二人の水面下の戦いを観戦してたら、
穏やかな声でジェフが私の前に、紅茶を置く。
「え、ああ。ありがとう。」
一口飲む。
これは、良い紅茶だ。
「お二人共、仲良くなられたのですかね?凄くお話が弾んでいらっしゃいますね。」
おおっと!?
ジェフは天然なのか?天然だろうね!
ほえほえとした空気で宣うジェフにどう言ったら良いか分からなかったので、紅茶を飲む事で誤魔化す。
「大親友、とはまた大層な。
(ああ?お嬢様の何を知っているって言うんだ?この女!?)」
「好きな男性のタイプとか、色々お話しましたの。
ミリアムはあまり周りに自分の事を話さないみたいで、
私にだけ、打ち明けてくれたんですのよ?
これはもう、大親友と言っても過言ではないかと。」
「な!好きな・・・男性・・・だと・・・?」
勝ったと言わんばかりのドヤ顔でアリスは言い放つ。
動揺を隠せないレガートは言葉を詰まらせる。
そして、本当ですかと言う目を私に向ける。
えええ・・・。
凄い切羽詰まった目してるじゃんか・・・。
うーむ。さて、どうしたもんか。
アリスも何か言えみたいな目で私に無言の圧力をかけてくるし。
よし。
私は胸の前で手を組み、少し瞳を潤ませる。
「二人共、私の為に争わないで!!」
静寂が訪れる。
アリスの顔が、アリスの顔が・・・恐い!!
お前、何言ってんだみたいな半目で睨んでくる!
ごめんて!
一度言ってみたかったというか、
言ったらどうなるか興味があったんだよぅ。
そんなに恐い目で見ないでよう。
ドサッ。
という音共にレガートが膝から崩れ落ちる。
お?お?どうした?
「お嬢様・・・。
私は何という愚かな事を・・・。」
おほおおお!!効いてる!効いとりますがな、アリスはん!
アリスを見ると半目から、白目を剥いていた。
顔芸上手いな。
「お嬢様、許してください!!
こんな小娘にムキになってしまった私を・・・!!「おい、小娘て」
ポッ出の女によもや、お嬢様の大好きという言葉を奪われたと、
目の前が真っ黒になってしまい・・・。」
四つん這いに蹲りながら、私に謝罪の言葉を述べるレガート。
アリスが微妙にツッコミ入れてたけど、華麗にスルーしてた。
この人はゲーム通りなんだなぁ。
私はレガートに近寄ってしゃがみ込み、ぽんと肩を叩く。
「大丈夫ですよ、レガートさん。
お友達を悪く言われたのが少し悲しかっただけです。
分かってくれたのなら、それでいいんです。」
「お嬢様・・・!」
「まぁ、私の交友関係を管理してたのは、すこぶる気持ち悪いし、今度やったらぶん殴ろうと思いましたけど、
私を思っての事なので今回は目を瞑りましょう。」
「追い討ちかける様に抉ってる・・・。」
アリスが呟く。
「ですので、今回だけですので、もうしないでくださいね?」
「・・・・・・。」
「しないでくださいね?」
「・・・畏まりました、お嬢様。」
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無言の抵抗かね?
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