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彼の物にしか食指は動かない
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そんなこんなで、シュタイナーにも無事に説明が終わり、今のままならばシュタイナーは魔王にはならないだろうと結論付けて、皆が解散する事になった。
と言っても、帰るのはアリスだけで、デイヴィッドとセイさんは私が引き留めた。
最早自分の元から離れて欲しくないので、宿を取る位なら此処に住めと私が強制した。
遠慮という言葉がデイヴィッドの辞書には無いので、彼は二つ返事で了承した。
「お、お前、本当に怖いもの知らずだな・・・。一応貴族の家だぞ?畏れ多いとか思わないのか!?」
セイさんが戦々恐々と言うが、私は彼を知っているので、
「え?何で?ミリアムの家だろ?そんな気にする事無いだろ?」
そう予想できた。
「取り敢えず、父親には伝えるから、帰って来たら一緒に来てね。」
私も別にそれに動じる事無く、さらりと告げる。
銀華さんがとても興味深そうに私達を見る。
「平民である筈の男が貴族の娘にこうも気安いとは、お主らの世界ではこの様な身分差は無かったのか?」
そう言われて、私はどうしたものかと悩む。
「あるにはありましたけど、私達はそういうのに無関係な環境で生活してきたので、こうなったというか。
元々私達は、この世界で言う平民なんで、私自体貴族っていう意識が無いんですよね。
だから、まぁ、怖いもの知らずなんですかね?」
貴族に転生しても私は自分勝手なのだ。
そんなもの知るかと好き勝手している。
それで縁を切られたとしても、まぁいいかと考えているが、一向にその気配がない。
寧ろ、何か父親の私の見る目が恐いのだ。
ウチの娘凄いだろ!?みたいな。
実際、学園でも王子とかの扱いが酷いのに、全く罰せられない。
この国どうなってるんだろう。
やはりゲームの世界だから、設定とかが色々緩いのかな?
「ミリアムが貴族とか、魔王の方が似合っているのにね。」
お前、まだ言うか。
もう普通に笑ってるデイヴィッドの脇腹を鋭角に抉った拳をお見舞いした。
ふごって言って、床に蹲ったデイヴィッドを無視した。
セイさんがプルプル震えて、シュタイナーは大きく目を見開いた。
「お望みならば、なって差し上げても宜しくてよ?
魔王にな。その代わり君達は私の配下として、馬車馬の様に働いて貰うからな。」
「っごほ。ほら、見ろ・・・・。そういうとこだからっ!
どこの世界に恋人の脇腹に容赦ない力で拳めり込ませる女がいるんだよ。」
「此処に居る。」
「・・・はぁ、好きな人にする行為じゃないと思うんだけどな。」
「愛故だ。」
「何無駄にエエ顔してるのか、本当に頭がおかしい。」
「ははは。」
「そこで笑うとか。もう怖い。」
怖いと言いながらデイヴィッドは笑っている。
ああ、懐かしい。
この掛け合い。
昔に戻ったみたいだ。
私の愛情表現はおかしい。
普通のもあるのだが、彼を見ていると何故かペシと叩いてしまうのだ。
弱くもあったり、物凄く強い時もある。
彼は彼で、それに対して「いたぁ」だけ。
怒りもしない。
流石に強過ぎたら、取っ組み合いになる。
体格差があるから、最終的には私が絞められて終わるのだが。
基本彼は動じない。
お尻を揉まれても、胸を揉まれても無なのだ。
『俺が女だったら、結愛、犯罪だぞ?』
『分かっててやってるんだよ。』
『男の尻なんか揉んで何が楽しいのか。』
『魅惑のケツしておきながら、何言ってんだ。』
『してないから。』
こんな遣り取りを毎日の様にしていたのだ。
私の変質的な性格を彼は受け入れてくれている。
慣れたともいうが。
だから私は自分の全てを曝け出す。
自分の陰湿な醜悪な悪辣な部分を。
それでも彼は引く事無く、ありのまま私を認めてくれる。
何故そんなにも彼は寛容なのだろう。
その広い心に私は甘えてしまう。
酷く執着してしまう。
その執着のせいで彼はこの世界に居るのに、何も気にしていない。
「ミリアム?」
私が無言のままデイヴィッドを見ていたので、下から見上げたデイヴィッドはギョッとした顔をした。
「ちょ!どうした!?何、泣いてるの!!何かした、俺?いや、したのはミリアムだよな?何で?情緒不安定!?」
過ぎ去った思い出が涙となって溢れて来た。
慌てふためく程の量が出ているのだろう。
「や、っと会えた、から。」
「蓮を残して死んだ事が、ずっと悔しくて、辛くて、寂しくて。やっと、これからっていう時に、もっと楽しくなる筈だった、ずっと一緒に居る筈だった。蓮といっぱい思い出を作る筈だった。
ここに来て、蓮も私のせいで来てしまって、申し訳ないと思ってるのと、また会えるって思ってしまう自分の勝手さが、もし蓮が嫌だと思ってたらどうしようって考えてたら、蓮、全然気にしてないんだもん。」
「結愛・・・。」
デイヴィッドが私を抱き締めてくれる。
「ごめん、残して死んだ事。ごめん、私の執着のせいでまたこんな私に縛られて。」
「事故だったんだ。どうしようもない。もう気にしなくていい。
執着も仕方ない。俺に何の魅力があるのか分からないけど、好きでいてくれるのは嬉しいし。
俺は、この世界割と気に入ってるから、それも気にしないで。」
頭を優しく撫でてくれる手も好きだった。今も好きだ。
安心する。
胸を締め付ける痛みが治まっていく。
「それにしても、俺がハンターになってるのよく分かったな。」
「前に話してたの覚えてたから。勇者とか王子とかには興味なかったでしょ?
あの冒険物の漫画とかゲーム好きだったもんね。」
「流石、俺の事よく分かってるな。」
「へっ。何年一緒に居たと思ってんだ。」
「あ、泣き止んだ。」
私の顔をまじまじと見つめてデイヴィッドは二カッと笑う。
私も彼を見つめる。
それにしても、何でこんなにイケメンになってしまったのか。
でも、イケメンであっても彼であるには違いない。
私も二カッと笑う。
「・・・・俺達の存在を忘れてますね。」
「やっと会えた半身なんじゃ、無粋な事を申すな。」
「ううううううう。良かったねぇ・・・。ミリアム。」
「・・・・・・。」
イチャついてたけど、部屋には皆居た事を忘れていて、気付いた瞬間、部屋の壁をぶち破って自分の部屋に篭った。
と言っても、帰るのはアリスだけで、デイヴィッドとセイさんは私が引き留めた。
最早自分の元から離れて欲しくないので、宿を取る位なら此処に住めと私が強制した。
遠慮という言葉がデイヴィッドの辞書には無いので、彼は二つ返事で了承した。
「お、お前、本当に怖いもの知らずだな・・・。一応貴族の家だぞ?畏れ多いとか思わないのか!?」
セイさんが戦々恐々と言うが、私は彼を知っているので、
「え?何で?ミリアムの家だろ?そんな気にする事無いだろ?」
そう予想できた。
「取り敢えず、父親には伝えるから、帰って来たら一緒に来てね。」
私も別にそれに動じる事無く、さらりと告げる。
銀華さんがとても興味深そうに私達を見る。
「平民である筈の男が貴族の娘にこうも気安いとは、お主らの世界ではこの様な身分差は無かったのか?」
そう言われて、私はどうしたものかと悩む。
「あるにはありましたけど、私達はそういうのに無関係な環境で生活してきたので、こうなったというか。
元々私達は、この世界で言う平民なんで、私自体貴族っていう意識が無いんですよね。
だから、まぁ、怖いもの知らずなんですかね?」
貴族に転生しても私は自分勝手なのだ。
そんなもの知るかと好き勝手している。
それで縁を切られたとしても、まぁいいかと考えているが、一向にその気配がない。
寧ろ、何か父親の私の見る目が恐いのだ。
ウチの娘凄いだろ!?みたいな。
実際、学園でも王子とかの扱いが酷いのに、全く罰せられない。
この国どうなってるんだろう。
やはりゲームの世界だから、設定とかが色々緩いのかな?
「ミリアムが貴族とか、魔王の方が似合っているのにね。」
お前、まだ言うか。
もう普通に笑ってるデイヴィッドの脇腹を鋭角に抉った拳をお見舞いした。
ふごって言って、床に蹲ったデイヴィッドを無視した。
セイさんがプルプル震えて、シュタイナーは大きく目を見開いた。
「お望みならば、なって差し上げても宜しくてよ?
魔王にな。その代わり君達は私の配下として、馬車馬の様に働いて貰うからな。」
「っごほ。ほら、見ろ・・・・。そういうとこだからっ!
どこの世界に恋人の脇腹に容赦ない力で拳めり込ませる女がいるんだよ。」
「此処に居る。」
「・・・はぁ、好きな人にする行為じゃないと思うんだけどな。」
「愛故だ。」
「何無駄にエエ顔してるのか、本当に頭がおかしい。」
「ははは。」
「そこで笑うとか。もう怖い。」
怖いと言いながらデイヴィッドは笑っている。
ああ、懐かしい。
この掛け合い。
昔に戻ったみたいだ。
私の愛情表現はおかしい。
普通のもあるのだが、彼を見ていると何故かペシと叩いてしまうのだ。
弱くもあったり、物凄く強い時もある。
彼は彼で、それに対して「いたぁ」だけ。
怒りもしない。
流石に強過ぎたら、取っ組み合いになる。
体格差があるから、最終的には私が絞められて終わるのだが。
基本彼は動じない。
お尻を揉まれても、胸を揉まれても無なのだ。
『俺が女だったら、結愛、犯罪だぞ?』
『分かっててやってるんだよ。』
『男の尻なんか揉んで何が楽しいのか。』
『魅惑のケツしておきながら、何言ってんだ。』
『してないから。』
こんな遣り取りを毎日の様にしていたのだ。
私の変質的な性格を彼は受け入れてくれている。
慣れたともいうが。
だから私は自分の全てを曝け出す。
自分の陰湿な醜悪な悪辣な部分を。
それでも彼は引く事無く、ありのまま私を認めてくれる。
何故そんなにも彼は寛容なのだろう。
その広い心に私は甘えてしまう。
酷く執着してしまう。
その執着のせいで彼はこの世界に居るのに、何も気にしていない。
「ミリアム?」
私が無言のままデイヴィッドを見ていたので、下から見上げたデイヴィッドはギョッとした顔をした。
「ちょ!どうした!?何、泣いてるの!!何かした、俺?いや、したのはミリアムだよな?何で?情緒不安定!?」
過ぎ去った思い出が涙となって溢れて来た。
慌てふためく程の量が出ているのだろう。
「や、っと会えた、から。」
「蓮を残して死んだ事が、ずっと悔しくて、辛くて、寂しくて。やっと、これからっていう時に、もっと楽しくなる筈だった、ずっと一緒に居る筈だった。蓮といっぱい思い出を作る筈だった。
ここに来て、蓮も私のせいで来てしまって、申し訳ないと思ってるのと、また会えるって思ってしまう自分の勝手さが、もし蓮が嫌だと思ってたらどうしようって考えてたら、蓮、全然気にしてないんだもん。」
「結愛・・・。」
デイヴィッドが私を抱き締めてくれる。
「ごめん、残して死んだ事。ごめん、私の執着のせいでまたこんな私に縛られて。」
「事故だったんだ。どうしようもない。もう気にしなくていい。
執着も仕方ない。俺に何の魅力があるのか分からないけど、好きでいてくれるのは嬉しいし。
俺は、この世界割と気に入ってるから、それも気にしないで。」
頭を優しく撫でてくれる手も好きだった。今も好きだ。
安心する。
胸を締め付ける痛みが治まっていく。
「それにしても、俺がハンターになってるのよく分かったな。」
「前に話してたの覚えてたから。勇者とか王子とかには興味なかったでしょ?
あの冒険物の漫画とかゲーム好きだったもんね。」
「流石、俺の事よく分かってるな。」
「へっ。何年一緒に居たと思ってんだ。」
「あ、泣き止んだ。」
私の顔をまじまじと見つめてデイヴィッドは二カッと笑う。
私も彼を見つめる。
それにしても、何でこんなにイケメンになってしまったのか。
でも、イケメンであっても彼であるには違いない。
私も二カッと笑う。
「・・・・俺達の存在を忘れてますね。」
「やっと会えた半身なんじゃ、無粋な事を申すな。」
「ううううううう。良かったねぇ・・・。ミリアム。」
「・・・・・・。」
イチャついてたけど、部屋には皆居た事を忘れていて、気付いた瞬間、部屋の壁をぶち破って自分の部屋に篭った。
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