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4 アズル
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俺の嫁はかなりできる男だ。
本人にその自覚がどうやら全く無いことに困っていたりする。
為事で城内で初めて会った頃は真面目過ぎるところを解してやろうと、からかったのだが、それもどうやら大きなお節介だったと今なら分かる。
だが、そのおかげで好きにもなったし、今の幸せに繋がっているのだから、俺としては後悔はない。
それより、自覚なきハイスペック嫁にどうやって今以上に心を寄せてもらえるか、それが問題だ。
そもそも我妻の職場はとてつもなく過酷な部署だった。以前からずっとそうで、今の宰相になってその宰相本人がかなりできる人間だったから僅かばかり部下は休めるようになるのだが、宰相が激務でいつ倒れるかと不安の種になっていた。
その心配を払拭したのが今は俺の嫁となったムツだというのはほとんど知られていない。
ムツは最初、一般の文官として試験を通って城内で働いていた。
男爵家の次男は、コネなど全くなく実力だけで試験を優秀な成績で突破したのだが、そんな人間ばかりなのが文官の世界だ。そこに爵位やコネが無関係というわけにはいかず、重要なポストとはかけ離れた仕事をムツはしていた。
それは多くの者が雑用だと思うようなことだった。
ただムツ本人はそのことに何も不満はなかったらしい。
給料が安定していて、雑用だからこそ誰かがしなければいけないことなんだから自分がそれをしていることに疑問も何もなく、同僚とも楽しくやっていた。
せっせと勉強したことが生きなくても、やりがいも感じていたらしい。
ただムツは自分の効率化のため、その雑用の無駄をなくすどころか環境改善も、待遇改善も、軋轢なくやってしまう。
一番下の仕事をしていると思われている者たちの方が、それより重要視されている仕事の者たちより充実した働きやすい状況になるのだ。
地位や名誉も給金も、城内では下であることには違いなかったが、その者達が平民に近い暮らしをしているからこそ、充実度が違う。貴族と平民とでは金銭の使い方も時間の使い方も異なるからだ。
夕食に一品増やせる、酒を飲む回数を増やせる、家族との時間が増える。そういう一見些細な生活の質でも変わってくれば人も変わる。
定時で帰れることは当たり前、普通の残業は勿論、理不尽な仕事をしたときなんかの分な仕事にもささやかでも手当てが出たり、清潔な制服、食堂のメニューの充実、備品の定期的な確実な補充。スムーズな報告連絡相談の構築、重大なミスが減り、余計な仕事は大幅に減る。
ストレスがない職場は働く人間が活気づき、実はそういう城の暮らしそのものを支えている人間が一番多いからこそ、城の中は不思議と明るい雰囲気になったようだ。
実際その頃軍である噂を聞いた。
文官たちの食堂が美味いらしいとか、どうしてだかおやつが出るだとか、制服の洗濯や交換が素早くていつも良い匂いで羨ましいとか。
一般騎士の食堂は質より量だったし、軽食なんか世話するわけもなく、訓練で汚れたり壊したものでもそう簡単に新品になることはなかった。
一般文官だったムツが当時どうやったのかは分からないが、それを宰相が見逃すわけがなかった。
ただ、ムツを見つけ出すのは相当骨が折れたと宰相本人談だ。
ムツ自身が手を出すこともあれば、回り道をあえて選ぶこともあるし、人の手柄になっていることもあるし、バタフライエフェクト的で発生源なんて些細過ぎて分からないこともあったらしい。
けれど、流石宰相である。
きちんと見つけ出し自分の手元に置く。
当初ムツは大出世とも言える配置換えに困惑を隠さなかったようだが、粛々と仕事をし始めたらしい。
宰相の下に配属されて間もなく、やっぱりムツは業務の効率化を成功させる。
それでも激務には変わりないのだが、皆がきちんと休暇をとれるようになり、それぞれが能力を正しく発揮できるようになった。
そうなればそもそも優秀な者ばかりだから、ゆとりができればさらに好循環が生まれる。
ムツが特別改革をしたわけではない、余裕ができた他の者が制度化したり、正式に変革したりだった。
ムツは空いた時間に書類を整理したり、確認事項のついでにあちこちの部署に顔を出して風通しを良くしたり、緊急時の備えをしたり、本人はそれを当たり前のこととしてやっている。
ムツの一番の能力は適材適所がわかるところだろう。
よく人に話を聞きに行くし、手伝ってもらうことを厭わない。
そしてその見極めがうまい。
実は手伝いではなく仕事の割り振りで、お願いや依頼でなく軽い親切心をくすぐって最終的には相手の仕事になっている。
俺への対応もその一環だと分かっていた。
本人は無自覚に平凡を装っているからそれに騙さた周りの方が俺への態度が特別だと感じたようだが、俺には自分が他と大差ない応対だと分かってはいる。
だからだろうか。
特別になりたいと思ったのは。
少しは面倒なやつだと思ってくれただろうか。
何でもいいから気に留めて欲しかった。
そしていざ自分が好きだと自覚したら、焦燥感が酷くなった。
ただ面倒臭い職場の人間なだけでは、ムツは知らぬ誰かと付き合い出すかもしれない。
それどころか、どこかの貴族と政略結婚させられるかもしれない。
もしくは外交の仕事を任されればこの国にいることも少なくなってしまう。
目に触れなければムツの中で俺はその他大勢と一緒だ。
強固な手段だとは分かってはいたが、外堀から埋めてしまうことにしたのはそのせいだ。
ムツの壁はそれ程強固で崩す時間は後回しにした。
そして根回しを進めて婚約までしたが、ムツの変化はあまり感じられない。
しばらくして漸く呼び出されたときは歓喜の雄叫びを上げたいほどだったが、そんなことをすればムツに今以上に嫌われると堪えたか、ムツが敬語で話しだしたことで堪えきれなくなった。
俺に対する気安い言葉はムツにとって、ご機嫌取りだ。
人目がなくなってしまってから、それをしなくなったということが嬉しくなってしまった。
仕事とは少し離れたという証だからだ。
まだまだ全く関係が進展したわけではないと分かっていても、その嬉しさは揺るがなかった。
もっとムツを知りたい。
そう思った勢いで俺のタガが外れて致してしまったあと話し合いをして結婚をなんとか納得してもらった。
そしてより好きになった。
好きではないとも言いながら不安がる。仕事は効率重視でありながら堅実だ。
そして努力は惜しまず、無駄を排除することはとことんだった。
ムツは最初から一度も同性だからと言わなかった。
一般的には異性同士が多い事実はムツにだって当然あるだろうに、なぜだかそこは問題にしてこなかった。
ムツがどちらかは未だわからないが、結婚となれば少なくとも子供のことがあるからムツならば絶対に確認事項になるだろうに、結婚式の前日になっても聞いてこなかったから、俺から聞いてしまった。
自分の子供は欲しくないのかと。
するとムツは、一人二人なら育てる甲斐性はありますよ、と言った。
俺の頭の中で様々なことが巡ったのは言わずもがなだ。
だからしっかりと話し合った。
家の跡取り的なことはお互い兄弟の子がいるから問題ないと認識していること。
ムツは俺とのことがあるまで自分の結婚も危ぶんでいたからその先の子供のことまで考えるのは気が早すぎる自分を笑ってしまって想像もしてなかったらしい。結婚相手が俺となってからは子孫繁栄は他に任せればいいと結論付けたようだ。
俺がよそに子供がいたり作ったりした場合は、俺との関係性を考える材料にするが、もし育てることになるならしないことはないと。これにはそんな事はありえないと念を押した。
二人の子供が欲しいなら正式な手段で養子を貰うことを考えてもいいし、孤児院との関係を深めることで直接の育児ではない支援の方法もあると考えてもくれた。
最終的に自分の子供であることにムツは強いこだわりはないとのことだった。でも育てられるくらいの稼ぎも余裕も保育の伝もあると頼もしいことまで言う。
さらにどっかから連れてくるなら事前の相談はするようにとまで言われて、思わぬ結婚の覚悟を知れてしまった。
子供を求めているならそもそもこんな婚約成立していないのだから、今後問題が生じてからの話し合いで十分だというスタンスだと教えてくれた。
だからつい男の俺とで良いのかとはっきり聞くと、酷く呆れた目をされた。
「問題があるなら婚約前に言ってください」
「問題などないが」
「じゃあ何ですか?」
「普通聞かないか?」
「普通なんて求めてたんですか。僕なんかを選んてる時点でそんなものないと思ってましたよ」
「求めているわけではないが、ムツは気にならないのかと」
「科学的な問題と法律的な問題と文化的な問題を一緒にしないで下さいね、この国では同性婚は認められていますし少数ではありますが常にあることです。血筋の問題はアズル様と僕の場合は考える必要性を感じません。同性同士は当たり前とまで言えないことは承知していますが、一般論ではなく僕とアズル様、個人同士の人となりで考えることなので多くの人の考えを反映する意味はないと思います。それぞれの家の事を言うならば、婚約が成立している時点で双方の家は合意ということですよね。僕が考えたり思い悩むべきはそこではないですし、アズル様が僕に好きだと言った時点でアズル様もそこは問題視していないと思ってます」
仕方なさそうに怒涛に解説をしてくれた。
要するに話し合う必要もない事柄だったようだ。
確かにムツにそこを問題視されてたら俺が同じように言っていただろうから、俺が言うと分かっていることを事前に理解しているから聞く必要はなかったのだ。
物事の視野が広いと一般はただの一般に過ぎないのだろう。
ムツ自身には関係なかったということだ。
まだまだムツを理解できていないと思い知らされた。
本人にその自覚がどうやら全く無いことに困っていたりする。
為事で城内で初めて会った頃は真面目過ぎるところを解してやろうと、からかったのだが、それもどうやら大きなお節介だったと今なら分かる。
だが、そのおかげで好きにもなったし、今の幸せに繋がっているのだから、俺としては後悔はない。
それより、自覚なきハイスペック嫁にどうやって今以上に心を寄せてもらえるか、それが問題だ。
そもそも我妻の職場はとてつもなく過酷な部署だった。以前からずっとそうで、今の宰相になってその宰相本人がかなりできる人間だったから僅かばかり部下は休めるようになるのだが、宰相が激務でいつ倒れるかと不安の種になっていた。
その心配を払拭したのが今は俺の嫁となったムツだというのはほとんど知られていない。
ムツは最初、一般の文官として試験を通って城内で働いていた。
男爵家の次男は、コネなど全くなく実力だけで試験を優秀な成績で突破したのだが、そんな人間ばかりなのが文官の世界だ。そこに爵位やコネが無関係というわけにはいかず、重要なポストとはかけ離れた仕事をムツはしていた。
それは多くの者が雑用だと思うようなことだった。
ただムツ本人はそのことに何も不満はなかったらしい。
給料が安定していて、雑用だからこそ誰かがしなければいけないことなんだから自分がそれをしていることに疑問も何もなく、同僚とも楽しくやっていた。
せっせと勉強したことが生きなくても、やりがいも感じていたらしい。
ただムツは自分の効率化のため、その雑用の無駄をなくすどころか環境改善も、待遇改善も、軋轢なくやってしまう。
一番下の仕事をしていると思われている者たちの方が、それより重要視されている仕事の者たちより充実した働きやすい状況になるのだ。
地位や名誉も給金も、城内では下であることには違いなかったが、その者達が平民に近い暮らしをしているからこそ、充実度が違う。貴族と平民とでは金銭の使い方も時間の使い方も異なるからだ。
夕食に一品増やせる、酒を飲む回数を増やせる、家族との時間が増える。そういう一見些細な生活の質でも変わってくれば人も変わる。
定時で帰れることは当たり前、普通の残業は勿論、理不尽な仕事をしたときなんかの分な仕事にもささやかでも手当てが出たり、清潔な制服、食堂のメニューの充実、備品の定期的な確実な補充。スムーズな報告連絡相談の構築、重大なミスが減り、余計な仕事は大幅に減る。
ストレスがない職場は働く人間が活気づき、実はそういう城の暮らしそのものを支えている人間が一番多いからこそ、城の中は不思議と明るい雰囲気になったようだ。
実際その頃軍である噂を聞いた。
文官たちの食堂が美味いらしいとか、どうしてだかおやつが出るだとか、制服の洗濯や交換が素早くていつも良い匂いで羨ましいとか。
一般騎士の食堂は質より量だったし、軽食なんか世話するわけもなく、訓練で汚れたり壊したものでもそう簡単に新品になることはなかった。
一般文官だったムツが当時どうやったのかは分からないが、それを宰相が見逃すわけがなかった。
ただ、ムツを見つけ出すのは相当骨が折れたと宰相本人談だ。
ムツ自身が手を出すこともあれば、回り道をあえて選ぶこともあるし、人の手柄になっていることもあるし、バタフライエフェクト的で発生源なんて些細過ぎて分からないこともあったらしい。
けれど、流石宰相である。
きちんと見つけ出し自分の手元に置く。
当初ムツは大出世とも言える配置換えに困惑を隠さなかったようだが、粛々と仕事をし始めたらしい。
宰相の下に配属されて間もなく、やっぱりムツは業務の効率化を成功させる。
それでも激務には変わりないのだが、皆がきちんと休暇をとれるようになり、それぞれが能力を正しく発揮できるようになった。
そうなればそもそも優秀な者ばかりだから、ゆとりができればさらに好循環が生まれる。
ムツが特別改革をしたわけではない、余裕ができた他の者が制度化したり、正式に変革したりだった。
ムツは空いた時間に書類を整理したり、確認事項のついでにあちこちの部署に顔を出して風通しを良くしたり、緊急時の備えをしたり、本人はそれを当たり前のこととしてやっている。
ムツの一番の能力は適材適所がわかるところだろう。
よく人に話を聞きに行くし、手伝ってもらうことを厭わない。
そしてその見極めがうまい。
実は手伝いではなく仕事の割り振りで、お願いや依頼でなく軽い親切心をくすぐって最終的には相手の仕事になっている。
俺への対応もその一環だと分かっていた。
本人は無自覚に平凡を装っているからそれに騙さた周りの方が俺への態度が特別だと感じたようだが、俺には自分が他と大差ない応対だと分かってはいる。
だからだろうか。
特別になりたいと思ったのは。
少しは面倒なやつだと思ってくれただろうか。
何でもいいから気に留めて欲しかった。
そしていざ自分が好きだと自覚したら、焦燥感が酷くなった。
ただ面倒臭い職場の人間なだけでは、ムツは知らぬ誰かと付き合い出すかもしれない。
それどころか、どこかの貴族と政略結婚させられるかもしれない。
もしくは外交の仕事を任されればこの国にいることも少なくなってしまう。
目に触れなければムツの中で俺はその他大勢と一緒だ。
強固な手段だとは分かってはいたが、外堀から埋めてしまうことにしたのはそのせいだ。
ムツの壁はそれ程強固で崩す時間は後回しにした。
そして根回しを進めて婚約までしたが、ムツの変化はあまり感じられない。
しばらくして漸く呼び出されたときは歓喜の雄叫びを上げたいほどだったが、そんなことをすればムツに今以上に嫌われると堪えたか、ムツが敬語で話しだしたことで堪えきれなくなった。
俺に対する気安い言葉はムツにとって、ご機嫌取りだ。
人目がなくなってしまってから、それをしなくなったということが嬉しくなってしまった。
仕事とは少し離れたという証だからだ。
まだまだ全く関係が進展したわけではないと分かっていても、その嬉しさは揺るがなかった。
もっとムツを知りたい。
そう思った勢いで俺のタガが外れて致してしまったあと話し合いをして結婚をなんとか納得してもらった。
そしてより好きになった。
好きではないとも言いながら不安がる。仕事は効率重視でありながら堅実だ。
そして努力は惜しまず、無駄を排除することはとことんだった。
ムツは最初から一度も同性だからと言わなかった。
一般的には異性同士が多い事実はムツにだって当然あるだろうに、なぜだかそこは問題にしてこなかった。
ムツがどちらかは未だわからないが、結婚となれば少なくとも子供のことがあるからムツならば絶対に確認事項になるだろうに、結婚式の前日になっても聞いてこなかったから、俺から聞いてしまった。
自分の子供は欲しくないのかと。
するとムツは、一人二人なら育てる甲斐性はありますよ、と言った。
俺の頭の中で様々なことが巡ったのは言わずもがなだ。
だからしっかりと話し合った。
家の跡取り的なことはお互い兄弟の子がいるから問題ないと認識していること。
ムツは俺とのことがあるまで自分の結婚も危ぶんでいたからその先の子供のことまで考えるのは気が早すぎる自分を笑ってしまって想像もしてなかったらしい。結婚相手が俺となってからは子孫繁栄は他に任せればいいと結論付けたようだ。
俺がよそに子供がいたり作ったりした場合は、俺との関係性を考える材料にするが、もし育てることになるならしないことはないと。これにはそんな事はありえないと念を押した。
二人の子供が欲しいなら正式な手段で養子を貰うことを考えてもいいし、孤児院との関係を深めることで直接の育児ではない支援の方法もあると考えてもくれた。
最終的に自分の子供であることにムツは強いこだわりはないとのことだった。でも育てられるくらいの稼ぎも余裕も保育の伝もあると頼もしいことまで言う。
さらにどっかから連れてくるなら事前の相談はするようにとまで言われて、思わぬ結婚の覚悟を知れてしまった。
子供を求めているならそもそもこんな婚約成立していないのだから、今後問題が生じてからの話し合いで十分だというスタンスだと教えてくれた。
だからつい男の俺とで良いのかとはっきり聞くと、酷く呆れた目をされた。
「問題があるなら婚約前に言ってください」
「問題などないが」
「じゃあ何ですか?」
「普通聞かないか?」
「普通なんて求めてたんですか。僕なんかを選んてる時点でそんなものないと思ってましたよ」
「求めているわけではないが、ムツは気にならないのかと」
「科学的な問題と法律的な問題と文化的な問題を一緒にしないで下さいね、この国では同性婚は認められていますし少数ではありますが常にあることです。血筋の問題はアズル様と僕の場合は考える必要性を感じません。同性同士は当たり前とまで言えないことは承知していますが、一般論ではなく僕とアズル様、個人同士の人となりで考えることなので多くの人の考えを反映する意味はないと思います。それぞれの家の事を言うならば、婚約が成立している時点で双方の家は合意ということですよね。僕が考えたり思い悩むべきはそこではないですし、アズル様が僕に好きだと言った時点でアズル様もそこは問題視していないと思ってます」
仕方なさそうに怒涛に解説をしてくれた。
要するに話し合う必要もない事柄だったようだ。
確かにムツにそこを問題視されてたら俺が同じように言っていただろうから、俺が言うと分かっていることを事前に理解しているから聞く必要はなかったのだ。
物事の視野が広いと一般はただの一般に過ぎないのだろう。
ムツ自身には関係なかったということだ。
まだまだムツを理解できていないと思い知らされた。
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