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【3】四天王って、俺以外みんな頭おかしい
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勇者シリウス達の襲撃から数日後――
俺が今いるのは、魔王城エルガステアの最上階――その直下に位置する祝花のサロンだ。
つい先日、ヴァルドとシリウス、そしてついでに巻き込まれた俺が壮絶な死闘(?)を繰り広げた、あの広間の真下にあたる場所である。
南方の領主である四天王リリアの手によって美しく飾られたこのサロンは、華やかな花々と魔法の光粒に包まれ、常に優雅な香りが漂っている。純白のティーテーブルに、香気を放つハーブティー、ふわふわのスイーツ。窓からは魔王城の外を見下ろす絶景。どこを切り取っても上品で美しい空間である。
そんな優雅な空間で、俺が何をしているのかというと――
はい、ちょうど八つ当たり中です。めちゃくちゃブチギレてます。
なんでって?この数日前、俺は魔王ヴァルドと勇者シリウスのとんでもない争いに巻き込まれ、命がいくつあっても足りないような目に遭ったから。
何とか逃げ出したものの、その傷はまだ心に根深く残っているわけで。
今ここにこうして、四天王全員を呼び出して怒鳴り散らしているのは、もはや当然の権利ってやつだ。
「それで! !俺が死にかけてた時、お前ら一体何してたわけ!?なんで最後まで誰も来なかったの!?」
実力も威厳もないが、肩書きだけはある。だから今、俺は四天王の肩書き一点突破で詰め寄っている。相手は俺以外の三人の四天王たち。
南方フェスタリア領主、《祝祭の仮面姫》リリア。
北方エンブラ領主、《煉氷の戦鬼》ダンテ。
西方ノクスリス領主、《幻影の魔導師》クロウ。
全員名ばかりじゃなく実力と威圧感までパーフェクトな魔族の猛者たち。
南の仮面姫は美と狂気を兼ね備えた芸術家、北の戦鬼は拳一つで魔獣の群れを制し、西の魔導師は幻術で精神ごとねじ伏せる冷徹な知将。
――そして俺、東の翠風の館に引きこもる自宅警備員兼、庭の草むしり係。肩書きだけは一丁前なものの、中身は限りなく平和主義な雑魚魔族。
本当に、どうしてこうなった。
真っ先に口を開いたのは、俺の怒りをものともしていない、マイペースの権化リリアだった。
「あたしはちょうどその時、リオネちゃんとお茶してて、色々と盛り上がっちゃってさ。爆音とかは感じてたけど、ほら、ここって時々そういうのあるし? シリウス達が訪れるようになってからは特に。慣れって怖いよね~」
仮面越しに優雅な微笑を浮かべながら花に囲まれて紅茶を啜る姿は、まさに仮面姫の名にふさわしい。が、その実態はというと他人の悲鳴と恋愛ゴシップに目を輝かせる、情緒おかしい系のヤバい女だ。
「え、慣れ? 俺の命に関わる事態がいつもの爆音で処理されてたの!?つーかお前、今リオネって言った?何で敵陣営の神官とティーパーティ楽しんでたの!!?」
俺が叫んでも、リリアはまったく悪びれない。
「アーセルも今度一緒にお茶しよ? リオネちゃんがね、あなたのこと気に入っててさ~」
「気に入ってるって何!? どういう意味で気に入られてるの俺!?嫌な予感しかしないんだけど?」
「え、それはまだ秘密~」
「やっぱり嫌な予感しかしない!!」
俺が頭を抱える横で、静かに本を閉じた男がいた。
「相変わらず騒がしいな、アーセル。もう少し落ち着いて話せないのか」
この低音ボイスの主はクロウ。四天王の中でもっとも冷静で頭脳派、口調は柔らかいが性格はスパルタ。白銀の髪と金色の眼、そして細縁の眼鏡が彼の知的で冷ややかな印象を際立たせている。
「お前だって!兵士が見たって言ってたぞ!?向こうの魔法使いが半べそかきながらお前から逃げてたって!どうせまた幻術かけて追い回してたんだろ!?」
俺が詰め寄ると、クロウはまるで心外だと言わんばかりに眼鏡の縁を押し上げ、静かに答える。
「誤解だ。追いかけてはいない。幻術を用いて彼の精神耐性を検証する為一定の距離を保ちつつ――観察していただけだ」
さらりと観察とか言ってのけるこの男、やっぱりやばい。
「それを世間では追い回してたって言うんだよ!!」
俺が声を張り上げる横で、クロウは眼鏡の奥で金色の瞳をわずかに細め、うっとりしたような声で呟いた。
「実に興味深いのだよ、ルカスという男は。意地とプライドで虚勢を張りながら、幻覚に翻弄されていく様が、実に美しい。泣き出しそうで泣かない顔を、どこまで崩せるか。あの繊細なバランス……次は、どんな幻を見せたら彼は本当に涙を流すのだろうか。気になって夜も眠れない」
この男、変態である。
そう確信したのは、クロウがごく自然な顔でとんでもないことを語り続けたからだ。
「今度は、もっと長時間の接触実験がしたい。勇者の仲間としてではなく、一個体として、じっくり時間をかけて――」
眼鏡の奥で金色の瞳が怪しく光っている。
「だから変態すぎるわ!ルカス逃げろ!!今すぐ自分の国まで全力で逃げろ!!!」
敵ながらルカスの身を案じていると、隣からバカでかい声の笑いが飛んできた。
「はっはっは!まあまあ、細かいことはいいだろ?命があって良かったじゃねえか!」
場の空気を豪快にぶち壊したのは、煉氷の戦鬼ダンテ。分厚い筋肉に赤い髪、陽気な兄貴分――脳筋の代名詞みたいな男だ。
「あいつ、なかなかやるな。ジークとかいう盗賊の男。今回本気で戦ってみたんだが、久しぶりに燃えたぜ」
ダンテが豪快に笑って上着を開く。見せられたのは信じられないレベルで抉られた胸の傷。え、これ致命傷だろ!?
「お前それ!!何その傷!?魔族でも普通だったら即死だぞ!?」
「大丈夫だ、俺は普段から鍛えてるし、これくらいは勲章みたいなもんだ」
ダンテはまるで鼻歌でも歌うように笑い飛ばすが、俺の心臓には悪い。
「とはいえ、次の日までは流石に動けなかった。すまんな、助けに行けなくて」
「いや、うん。それは仕方ないよ……」
珍しく素直に心配していた俺だったが、その感情はすぐさま無駄になる。
「でもダンテってばさ、戦いの後すぐにジークと肩組んで酒場に向かってたよね?ここからリオネちゃんと一緒に見てたのよ」
どこまでも優雅に紅茶を口元へ運びながら、リリアが爆弾発言を投下する。
「え、そうだったっけ?」
ダンテが小首を傾げた。
「それで朝、酔い潰れたあんたをジークが担いでここまで運んで来たんでしょ?」
「なるほど!それで記憶がないのか。次会ったらジークに一杯奢らなきゃな」
「いやいやいや!!翌日まで動けなかった理由、戦闘のダメージじゃなくて二日酔いじゃねーか!!ちょっとでも心配した俺の気持ち返せ!!!」
思わずテーブルに突っ伏した俺の脳内で、まともな四天王など存在しないという仮説が確信へと変わった瞬間だった。
しかし、まだ終わりじゃなかった。
「そういえば、アーセル」
と、最後の一撃を放つのは――またしてもクロウだった。
「勇者がお前とヴァルド様の元へ一人向かった後、残された仲間たちと我々である賭けをしたのだが」
嫌な予感しかしない。
「やめてくれ、まだ言わないでくれ……」
「アーセルが、最終的にヴァルド様とシリウス、どちらを選ぶか――という内容だ」
「ふざけんなーーーーーーーッ!!」
リリアが満面の笑みでティーカップを掲げた。
「あたしはもちろんシリウスに一票!人間である勇者の初恋が魔族っていうだけで最高に推せるのよね~!」
こいつ、何にでもロマンスを見出しては勝手に盛り上がるタイプ。しかも、そういうのを人前で躊躇なく語れるのがすごい。というか怖い。
「俺はヴァルド様だな。強いし頼れる。あとシリウスは細すぎる。俺が鍛えてやりたいくらいだ」
なぜ恋愛の話でも筋肉に話を持っていく。それになんなんだ、鍛えたいって。
「私は、どちらにも決めきれずに二人に愛想を尽かされて、結局一人に一票」
そしてクロウは、眼鏡の奥で冷静に未来を予測してきやがった。しかも地味に一番リアル。
「お前らぁぁあああ!! 俺の人生で賭け事すんな!!!」
そう叫んだ後、怒鳴る気力も尽きかけた俺は、崩れ落ちるようにソファに座り込んだ。
このメンツで平穏に生きられるわけがない。胃が痛い。肩書き四天王ってだけでストレスなのに、人間関係のストレスが桁違いだ。
誰かほんとに、本気で……良い退職代行サービス、知らない?
俺が今いるのは、魔王城エルガステアの最上階――その直下に位置する祝花のサロンだ。
つい先日、ヴァルドとシリウス、そしてついでに巻き込まれた俺が壮絶な死闘(?)を繰り広げた、あの広間の真下にあたる場所である。
南方の領主である四天王リリアの手によって美しく飾られたこのサロンは、華やかな花々と魔法の光粒に包まれ、常に優雅な香りが漂っている。純白のティーテーブルに、香気を放つハーブティー、ふわふわのスイーツ。窓からは魔王城の外を見下ろす絶景。どこを切り取っても上品で美しい空間である。
そんな優雅な空間で、俺が何をしているのかというと――
はい、ちょうど八つ当たり中です。めちゃくちゃブチギレてます。
なんでって?この数日前、俺は魔王ヴァルドと勇者シリウスのとんでもない争いに巻き込まれ、命がいくつあっても足りないような目に遭ったから。
何とか逃げ出したものの、その傷はまだ心に根深く残っているわけで。
今ここにこうして、四天王全員を呼び出して怒鳴り散らしているのは、もはや当然の権利ってやつだ。
「それで! !俺が死にかけてた時、お前ら一体何してたわけ!?なんで最後まで誰も来なかったの!?」
実力も威厳もないが、肩書きだけはある。だから今、俺は四天王の肩書き一点突破で詰め寄っている。相手は俺以外の三人の四天王たち。
南方フェスタリア領主、《祝祭の仮面姫》リリア。
北方エンブラ領主、《煉氷の戦鬼》ダンテ。
西方ノクスリス領主、《幻影の魔導師》クロウ。
全員名ばかりじゃなく実力と威圧感までパーフェクトな魔族の猛者たち。
南の仮面姫は美と狂気を兼ね備えた芸術家、北の戦鬼は拳一つで魔獣の群れを制し、西の魔導師は幻術で精神ごとねじ伏せる冷徹な知将。
――そして俺、東の翠風の館に引きこもる自宅警備員兼、庭の草むしり係。肩書きだけは一丁前なものの、中身は限りなく平和主義な雑魚魔族。
本当に、どうしてこうなった。
真っ先に口を開いたのは、俺の怒りをものともしていない、マイペースの権化リリアだった。
「あたしはちょうどその時、リオネちゃんとお茶してて、色々と盛り上がっちゃってさ。爆音とかは感じてたけど、ほら、ここって時々そういうのあるし? シリウス達が訪れるようになってからは特に。慣れって怖いよね~」
仮面越しに優雅な微笑を浮かべながら花に囲まれて紅茶を啜る姿は、まさに仮面姫の名にふさわしい。が、その実態はというと他人の悲鳴と恋愛ゴシップに目を輝かせる、情緒おかしい系のヤバい女だ。
「え、慣れ? 俺の命に関わる事態がいつもの爆音で処理されてたの!?つーかお前、今リオネって言った?何で敵陣営の神官とティーパーティ楽しんでたの!!?」
俺が叫んでも、リリアはまったく悪びれない。
「アーセルも今度一緒にお茶しよ? リオネちゃんがね、あなたのこと気に入っててさ~」
「気に入ってるって何!? どういう意味で気に入られてるの俺!?嫌な予感しかしないんだけど?」
「え、それはまだ秘密~」
「やっぱり嫌な予感しかしない!!」
俺が頭を抱える横で、静かに本を閉じた男がいた。
「相変わらず騒がしいな、アーセル。もう少し落ち着いて話せないのか」
この低音ボイスの主はクロウ。四天王の中でもっとも冷静で頭脳派、口調は柔らかいが性格はスパルタ。白銀の髪と金色の眼、そして細縁の眼鏡が彼の知的で冷ややかな印象を際立たせている。
「お前だって!兵士が見たって言ってたぞ!?向こうの魔法使いが半べそかきながらお前から逃げてたって!どうせまた幻術かけて追い回してたんだろ!?」
俺が詰め寄ると、クロウはまるで心外だと言わんばかりに眼鏡の縁を押し上げ、静かに答える。
「誤解だ。追いかけてはいない。幻術を用いて彼の精神耐性を検証する為一定の距離を保ちつつ――観察していただけだ」
さらりと観察とか言ってのけるこの男、やっぱりやばい。
「それを世間では追い回してたって言うんだよ!!」
俺が声を張り上げる横で、クロウは眼鏡の奥で金色の瞳をわずかに細め、うっとりしたような声で呟いた。
「実に興味深いのだよ、ルカスという男は。意地とプライドで虚勢を張りながら、幻覚に翻弄されていく様が、実に美しい。泣き出しそうで泣かない顔を、どこまで崩せるか。あの繊細なバランス……次は、どんな幻を見せたら彼は本当に涙を流すのだろうか。気になって夜も眠れない」
この男、変態である。
そう確信したのは、クロウがごく自然な顔でとんでもないことを語り続けたからだ。
「今度は、もっと長時間の接触実験がしたい。勇者の仲間としてではなく、一個体として、じっくり時間をかけて――」
眼鏡の奥で金色の瞳が怪しく光っている。
「だから変態すぎるわ!ルカス逃げろ!!今すぐ自分の国まで全力で逃げろ!!!」
敵ながらルカスの身を案じていると、隣からバカでかい声の笑いが飛んできた。
「はっはっは!まあまあ、細かいことはいいだろ?命があって良かったじゃねえか!」
場の空気を豪快にぶち壊したのは、煉氷の戦鬼ダンテ。分厚い筋肉に赤い髪、陽気な兄貴分――脳筋の代名詞みたいな男だ。
「あいつ、なかなかやるな。ジークとかいう盗賊の男。今回本気で戦ってみたんだが、久しぶりに燃えたぜ」
ダンテが豪快に笑って上着を開く。見せられたのは信じられないレベルで抉られた胸の傷。え、これ致命傷だろ!?
「お前それ!!何その傷!?魔族でも普通だったら即死だぞ!?」
「大丈夫だ、俺は普段から鍛えてるし、これくらいは勲章みたいなもんだ」
ダンテはまるで鼻歌でも歌うように笑い飛ばすが、俺の心臓には悪い。
「とはいえ、次の日までは流石に動けなかった。すまんな、助けに行けなくて」
「いや、うん。それは仕方ないよ……」
珍しく素直に心配していた俺だったが、その感情はすぐさま無駄になる。
「でもダンテってばさ、戦いの後すぐにジークと肩組んで酒場に向かってたよね?ここからリオネちゃんと一緒に見てたのよ」
どこまでも優雅に紅茶を口元へ運びながら、リリアが爆弾発言を投下する。
「え、そうだったっけ?」
ダンテが小首を傾げた。
「それで朝、酔い潰れたあんたをジークが担いでここまで運んで来たんでしょ?」
「なるほど!それで記憶がないのか。次会ったらジークに一杯奢らなきゃな」
「いやいやいや!!翌日まで動けなかった理由、戦闘のダメージじゃなくて二日酔いじゃねーか!!ちょっとでも心配した俺の気持ち返せ!!!」
思わずテーブルに突っ伏した俺の脳内で、まともな四天王など存在しないという仮説が確信へと変わった瞬間だった。
しかし、まだ終わりじゃなかった。
「そういえば、アーセル」
と、最後の一撃を放つのは――またしてもクロウだった。
「勇者がお前とヴァルド様の元へ一人向かった後、残された仲間たちと我々である賭けをしたのだが」
嫌な予感しかしない。
「やめてくれ、まだ言わないでくれ……」
「アーセルが、最終的にヴァルド様とシリウス、どちらを選ぶか――という内容だ」
「ふざけんなーーーーーーーッ!!」
リリアが満面の笑みでティーカップを掲げた。
「あたしはもちろんシリウスに一票!人間である勇者の初恋が魔族っていうだけで最高に推せるのよね~!」
こいつ、何にでもロマンスを見出しては勝手に盛り上がるタイプ。しかも、そういうのを人前で躊躇なく語れるのがすごい。というか怖い。
「俺はヴァルド様だな。強いし頼れる。あとシリウスは細すぎる。俺が鍛えてやりたいくらいだ」
なぜ恋愛の話でも筋肉に話を持っていく。それになんなんだ、鍛えたいって。
「私は、どちらにも決めきれずに二人に愛想を尽かされて、結局一人に一票」
そしてクロウは、眼鏡の奥で冷静に未来を予測してきやがった。しかも地味に一番リアル。
「お前らぁぁあああ!! 俺の人生で賭け事すんな!!!」
そう叫んだ後、怒鳴る気力も尽きかけた俺は、崩れ落ちるようにソファに座り込んだ。
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