24 / 29
「新しい玩具と箱」1
しおりを挟む
形在るものは全て壊れる。
誰もが知っている事で其れは疑いようも無い事実だろう。
其れでも何か残してあげたかったと想うのは、今の自分がこんな姿だからかもしれない。
思い返せば高級な玩具も買ってあげた事は無いし、特別にお金の掛かるような所にも行ってはいない。
自分が子供の時と同じように考えるからなのかも知れないが、染み込んだ貧乏性は簡単には抜けず。
多くを与えて沢山捨てるようになるよりは、少なく与えた中から楽しみを見付けてほしいと思っていた。
手に入れたボール一つでプロ選手を夢見るような、そんな爽やかな少年に。
やはり子供は思い通りには育たないし、親の思うようにはならない。
誰もが知っている有名な遊園地に行った時もそうだった。
最初は其れなりに楽しんではいるようだったが、
待ち時間の多さとか歩く距離の長さに耐えられなくなり不満を漏らし始め。
結局パレードの時間になると疲れきっていて、興味を持たなくなり帰りたがる。
流行り物が好きな訳ではないが、
コレも見させてあげたいしアレも乗らしてあげたいみたいな親の拘りや思いは重荷にしかならず。
また行きたいと言うような、子供達にとって楽しい場所にはならない。
それとは逆に全く有名でもない地元の小さな動物園に行くと、
所狭しと駆け回り親を引っ張り回してはしゃいでいる。
見て回る動物が沢山居る訳でもないし、大したイベントが在る訳でもない。
強いて珍しい部分を言うなら入り口で買った餌を動物達に挙げれる位で、他には特に何も無い。
其れでも帰る前にソフトクリームを買ってあげれば食べる子供達の表情は満足げで、不満なんて口にしない。
子供にとって丁度良い広さとか面白さなのかも知れないが、
親からすればCMで流れるような所に連れて行ってあげたいと思ってしまう。
もちろん場所ではなく玩具なら高級なゲームの方が喜ぶだろうが、親心というのも簡単ではない。
ただ喜べば良いという訳ではないのだから。
買い与えた物から何かを感じ学んでほしいし、其れが夢中で在れば在るほど良い。
だがそんな思いとは裏腹に自分が子供の時に大事だった物を思い返すと、そんな大層な意思は特に無く。
こずかいを少しずつ貯めて買ったサッカーボールや、流行っていた菓子のオマケシール。
出来るだけ金を掛けずに改造した小さな四駆や、キャラクター重視の消しゴム。
そんなガラクタという宝物の中でもコレが一番大事というのが有ったし、
他にも当時は沢山有ったのだろうが何れも次第に思い出せなくなり。
いつの間にか省みる事の無い大人に成っていた。
自分だって子供の頃はアレもソレもコレも欲しかったのに、子供にばかり希望を求めるような。
お金が全てではないだろうが欲しかった物は全て其れで手に入る、今は欲しい物ではなくなっただけで。
だからと言って、あの頃の気持ちを変わらずに持ち続けるのが正しいとは思わない。
きっと其れは兄貴が教えてくれたのだろう。
理由は詳しく聞いていないから解らないが、兄貴が地元から出たのは自分が地元を離れて二年後の事だった。
奇しくも自分が一人暮らししている地域から遠くない場所だったのは、
都会と言えば其処だろうという意識だったのかもしれない。
この町は自分には小さすぎるなんて格好つけていたが、そんなに社会は甘くなく。
学歴の無い兄を引き受けてくれるような職場は、簡単には見付ける事が出来なかった。
幾ら面接に行っても受からない日々は不安だったのだろう。
兄からの珍しい電話が其れを物語っていた。
兄から借りていた三百万の内二百万は直ぐに返していたので、
残りの返却分を払えるだけ返す提案をするが強がる兄は受け取ろうとはせず。
職種は選らばない方が良いんじゃないなんてアドバイスに力は無く。
何の助けにもならないまま、兄が仕事を見つけたのは一ヵ月後の事だった。
落ち着いた今はボクシングジムに通っていると聞いていたので、
兄貴なら自分が諦めたプロになって活躍するかもなんて思っていた。
だが其れを聞いて安心し喜べたのも最初だけで、連絡をしない数ヵ月の間に状況は一変していた。
連絡が無いのは元気な証拠みたいな考えで気にもしていなかったが、
心配そうに話す姉からの電話内容は自分にどうこう出来るような事ではなく。
かといって家族なら誰しもが放っておく事も出来ない、そんな内容だった。
兄には直ぐ電話した。
会って話したら怒らせそうで少し怖い気がしたし、自分には理解出来ない部分も多いから。
聞いた内容を問いただすような感じではなく、軽い雑談をしながら実状を探ってみる。
まだジムには通っていると話す兄は元気そうで安心したが、
ジムに対する不満から察するに上手くはいってなさそうだった。
会話が長引くに連れて姉が心配して言っていた事を、兄は自慢気に話し始め。
数十分後には事の真相を理解出来た。
やっとの思いで兄が見付けた仕事は土木関係だったが、其の働き先で出会い仲良くなった人が悪く。
其の友人に誘われるまま始めた副業がヤクの売人だった。
類は友を呼ぶとは昔の人は上手く言ったもので、兄もそうだったのだろう。
金回りの良くなった兄はキツイ力仕事を辞めて、危ない副業を本業にしようとしていた。
自分の考えるような道徳や良心の話しが屈折した兄に伝わるかは解らないが、
精一杯の言葉にして投げ掛けていく。
最終的には喧嘩腰に兄弟の縁を切るなんて、できもしない嘘まで吐いて。
やはり電話にして良かったと思えたのは、喧嘩になって本当に縁を切らなくて済んだのと。
其の会話に効果が在るほど、兄が兄弟を大事にしている事が解ったから。
そんなに悪い人じゃないから気になるんやったら会ってみろと言う兄に、
そういう事じゃないだろなんて思ったが会ってみないと解らない事も在るかと思い。
実際に会う事になったのは数日後の休日、良く晴れた日の正午だった。
誰もが知っている事で其れは疑いようも無い事実だろう。
其れでも何か残してあげたかったと想うのは、今の自分がこんな姿だからかもしれない。
思い返せば高級な玩具も買ってあげた事は無いし、特別にお金の掛かるような所にも行ってはいない。
自分が子供の時と同じように考えるからなのかも知れないが、染み込んだ貧乏性は簡単には抜けず。
多くを与えて沢山捨てるようになるよりは、少なく与えた中から楽しみを見付けてほしいと思っていた。
手に入れたボール一つでプロ選手を夢見るような、そんな爽やかな少年に。
やはり子供は思い通りには育たないし、親の思うようにはならない。
誰もが知っている有名な遊園地に行った時もそうだった。
最初は其れなりに楽しんではいるようだったが、
待ち時間の多さとか歩く距離の長さに耐えられなくなり不満を漏らし始め。
結局パレードの時間になると疲れきっていて、興味を持たなくなり帰りたがる。
流行り物が好きな訳ではないが、
コレも見させてあげたいしアレも乗らしてあげたいみたいな親の拘りや思いは重荷にしかならず。
また行きたいと言うような、子供達にとって楽しい場所にはならない。
それとは逆に全く有名でもない地元の小さな動物園に行くと、
所狭しと駆け回り親を引っ張り回してはしゃいでいる。
見て回る動物が沢山居る訳でもないし、大したイベントが在る訳でもない。
強いて珍しい部分を言うなら入り口で買った餌を動物達に挙げれる位で、他には特に何も無い。
其れでも帰る前にソフトクリームを買ってあげれば食べる子供達の表情は満足げで、不満なんて口にしない。
子供にとって丁度良い広さとか面白さなのかも知れないが、
親からすればCMで流れるような所に連れて行ってあげたいと思ってしまう。
もちろん場所ではなく玩具なら高級なゲームの方が喜ぶだろうが、親心というのも簡単ではない。
ただ喜べば良いという訳ではないのだから。
買い与えた物から何かを感じ学んでほしいし、其れが夢中で在れば在るほど良い。
だがそんな思いとは裏腹に自分が子供の時に大事だった物を思い返すと、そんな大層な意思は特に無く。
こずかいを少しずつ貯めて買ったサッカーボールや、流行っていた菓子のオマケシール。
出来るだけ金を掛けずに改造した小さな四駆や、キャラクター重視の消しゴム。
そんなガラクタという宝物の中でもコレが一番大事というのが有ったし、
他にも当時は沢山有ったのだろうが何れも次第に思い出せなくなり。
いつの間にか省みる事の無い大人に成っていた。
自分だって子供の頃はアレもソレもコレも欲しかったのに、子供にばかり希望を求めるような。
お金が全てではないだろうが欲しかった物は全て其れで手に入る、今は欲しい物ではなくなっただけで。
だからと言って、あの頃の気持ちを変わらずに持ち続けるのが正しいとは思わない。
きっと其れは兄貴が教えてくれたのだろう。
理由は詳しく聞いていないから解らないが、兄貴が地元から出たのは自分が地元を離れて二年後の事だった。
奇しくも自分が一人暮らししている地域から遠くない場所だったのは、
都会と言えば其処だろうという意識だったのかもしれない。
この町は自分には小さすぎるなんて格好つけていたが、そんなに社会は甘くなく。
学歴の無い兄を引き受けてくれるような職場は、簡単には見付ける事が出来なかった。
幾ら面接に行っても受からない日々は不安だったのだろう。
兄からの珍しい電話が其れを物語っていた。
兄から借りていた三百万の内二百万は直ぐに返していたので、
残りの返却分を払えるだけ返す提案をするが強がる兄は受け取ろうとはせず。
職種は選らばない方が良いんじゃないなんてアドバイスに力は無く。
何の助けにもならないまま、兄が仕事を見つけたのは一ヵ月後の事だった。
落ち着いた今はボクシングジムに通っていると聞いていたので、
兄貴なら自分が諦めたプロになって活躍するかもなんて思っていた。
だが其れを聞いて安心し喜べたのも最初だけで、連絡をしない数ヵ月の間に状況は一変していた。
連絡が無いのは元気な証拠みたいな考えで気にもしていなかったが、
心配そうに話す姉からの電話内容は自分にどうこう出来るような事ではなく。
かといって家族なら誰しもが放っておく事も出来ない、そんな内容だった。
兄には直ぐ電話した。
会って話したら怒らせそうで少し怖い気がしたし、自分には理解出来ない部分も多いから。
聞いた内容を問いただすような感じではなく、軽い雑談をしながら実状を探ってみる。
まだジムには通っていると話す兄は元気そうで安心したが、
ジムに対する不満から察するに上手くはいってなさそうだった。
会話が長引くに連れて姉が心配して言っていた事を、兄は自慢気に話し始め。
数十分後には事の真相を理解出来た。
やっとの思いで兄が見付けた仕事は土木関係だったが、其の働き先で出会い仲良くなった人が悪く。
其の友人に誘われるまま始めた副業がヤクの売人だった。
類は友を呼ぶとは昔の人は上手く言ったもので、兄もそうだったのだろう。
金回りの良くなった兄はキツイ力仕事を辞めて、危ない副業を本業にしようとしていた。
自分の考えるような道徳や良心の話しが屈折した兄に伝わるかは解らないが、
精一杯の言葉にして投げ掛けていく。
最終的には喧嘩腰に兄弟の縁を切るなんて、できもしない嘘まで吐いて。
やはり電話にして良かったと思えたのは、喧嘩になって本当に縁を切らなくて済んだのと。
其の会話に効果が在るほど、兄が兄弟を大事にしている事が解ったから。
そんなに悪い人じゃないから気になるんやったら会ってみろと言う兄に、
そういう事じゃないだろなんて思ったが会ってみないと解らない事も在るかと思い。
実際に会う事になったのは数日後の休日、良く晴れた日の正午だった。
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】東京・金沢 恋慕情 ~サレ妻は御曹司に愛されて~
安里海
恋愛
佐藤沙羅(35歳)は結婚して13年になる専業主婦。
愛する夫の政志(38歳)と、12歳になる可愛い娘の美幸、家族3人で、小さな幸せを積み上げていく暮らしを専業主婦である紗羅は大切にしていた。
その幸せが来訪者に寄って壊される。
夫の政志が不倫をしていたのだ。
不安を持ちながら、自分の道を沙羅は歩み出す。
里帰りの最中、高校時代に付き合って居た高良慶太(35歳)と偶然再会する。再燃する恋心を止められず、沙羅は慶太と結ばれる。
バツイチになった沙羅とTAKARAグループの後継ぎの慶太の恋の行方は?
表紙は、自作です。
結婚相手は、初恋相手~一途な恋の手ほどき~
馬村 はくあ
ライト文芸
「久しぶりだね、ちとせちゃん」
入社した会社の社長に
息子と結婚するように言われて
「ま、なぶくん……」
指示された家で出迎えてくれたのは
ずっとずっと好きだった初恋相手だった。
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
ちょっぴり照れ屋な新人保険師
鈴野 ちとせ -Chitose Suzuno-
×
俺様なイケメン副社長
遊佐 学 -Manabu Yusa-
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
「これからよろくね、ちとせ」
ずっと人生を諦めてたちとせにとって
これは好きな人と幸せになれる
大大大チャンス到来!
「結婚したい人ができたら、いつでも離婚してあげるから」
この先には幸せな未来しかないと思っていたのに。
「感謝してるよ、ちとせのおかげで俺の将来も安泰だ」
自分の立場しか考えてなくて
いつだってそこに愛はないんだと
覚悟して臨んだ結婚生活
「お前の頭にあいつがいるのが、ムカつく」
「あいつと仲良くするのはやめろ」
「違わねぇんだよ。俺のことだけ見てろよ」
好きじゃないって言うくせに
いつだって、強引で、惑わせてくる。
「かわいい、ちとせ」
溺れる日はすぐそこかもしれない
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
俺様なイケメン副社長と
そんな彼がずっとすきなウブな女の子
愛が本物になる日は……
俺と結婚してくれ〜若き御曹司の真実の愛
ラヴ KAZU
恋愛
村藤潤一郎
潤一郎は村藤コーポレーションの社長を就任したばかりの二十五歳。
大学卒業後、海外に留学した。
過去の恋愛にトラウマを抱えていた。
そんな時、気になる女性社員と巡り会う。
八神あやか
村藤コーポレーション社員の四十歳。
過去の恋愛にトラウマを抱えて、男性の言葉を信じられない。
恋人に騙されて借金を払う生活を送っていた。
そんな時、バッグを取られ、怪我をして潤一郎のマンションでお世話になる羽目に......
八神あやかは元恋人に騙されて借金を払う生活を送っていた。そんな矢先あやかの勤める村藤コーポレーション社長村藤潤一郎と巡り会う。ある日あやかはバッグを取られ、怪我をする。あやかを放っておけない潤一郎は自分のマンションへ誘った。あやかは優しい潤一郎に惹かれて行くが、会社が倒産の危機にあり、合併先のお嬢さんと婚約すると知る。潤一郎はあやかへの愛を貫こうとするが、あやかは潤一郎の前から姿を消すのであった。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
幸せの見つけ方〜幼馴染は御曹司〜
葉月 まい
恋愛
近すぎて遠い存在
一緒にいるのに 言えない言葉
すれ違い、通り過ぎる二人の想いは
いつか重なるのだろうか…
心に秘めた想いを
いつか伝えてもいいのだろうか…
遠回りする幼馴染二人の恋の行方は?
幼い頃からいつも一緒にいた
幼馴染の朱里と瑛。
瑛は自分の辛い境遇に巻き込むまいと、
朱里を遠ざけようとする。
そうとは知らず、朱里は寂しさを抱えて…
・*:.。. ♡ 登場人物 ♡.。.:*・
栗田 朱里(21歳)… 大学生
桐生 瑛(21歳)… 大学生
桐生ホールディングス 御曹司
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる