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女医誕生
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「エスタ、ちょっと手伝って」
ホール医師に呼ばれて點童は戸惑った。手術の助手をしなくてはならないためだ。
エスタこと金點童は、女性専門の病院で通訳兼助手として働いている。こうした仕事はやり甲斐があり好きなのだが手術の手伝いは苦手だ。血を見るのはやはり気持ちのいいことではない。
だが、そんなことは言っていられない。彼女はホール女医のもとに行った。
今回の患者は兎口の女児だった。医師は麻酔をかけるとメスを取り女児の上唇に当てた。そして瞬く間に縫合した。
この様子をみて點童は決心した。自分も医師になろうと。
その後、彼女はホール夫妻等の支援を受けて米国に留学し、朝鮮初の女性西洋医になるのだった。
ホール医師に呼ばれて點童は戸惑った。手術の助手をしなくてはならないためだ。
エスタこと金點童は、女性専門の病院で通訳兼助手として働いている。こうした仕事はやり甲斐があり好きなのだが手術の手伝いは苦手だ。血を見るのはやはり気持ちのいいことではない。
だが、そんなことは言っていられない。彼女はホール女医のもとに行った。
今回の患者は兎口の女児だった。医師は麻酔をかけるとメスを取り女児の上唇に当てた。そして瞬く間に縫合した。
この様子をみて點童は決心した。自分も医師になろうと。
その後、彼女はホール夫妻等の支援を受けて米国に留学し、朝鮮初の女性西洋医になるのだった。
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