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第六章 生徒編
第二十六話 妹よ、俺は今反省室に居ます。
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──反省室
その部屋はセラ教会の一番端、聖堂から最も離れた場所にある。反省室と名ばかりの独居房。
何故、こんな部屋があるのか、それはブルジエ王国の法に定められているから。精神に異常をきたした者、暴力的な行為を働いた者、著しく教会内のルールに違反したもの、法を犯した者、そういった者から教会を守り、連絡を受けた衛兵が駆けつけるまでの間一時的に隔離する為にその部屋はある。
セラ教会創設者であるループは教会内に牢を作ることを嫌った。だが、法は法である。教会であろうと国家の法は遵守しなければならない。苦肉の策として、牢を鉄格子ではなく窓のない木製の壁で覆い、反省室と名付けた。
過去、セラ教会において、この部屋が使用されたことは一度もない。
真っ青な顔色、鬼気迫る表情で使用を申し出るトキオに、ループは首を横に振ることが出来なかった。そして今、薄暗い部屋に一人入り、何も敷かれていない床に正座し瞼を閉じるトキオを見定め、外から鍵をかける。
ループは深く後悔している。己の我儘で、この部屋を反省室と名付けたことを。この部屋は反省を促すための部屋ではない。希望者が自ら入る部屋ではない。何の罪も犯していない者が入る部屋ではない。トキオのような人物が入る部屋ではない。
それでも、トキオの申し出に首を横に振ることが出来なかった。それは、トキオが自分自身を見つめ直す時間を欲していると気付いていたから。「そんな必要は無い」「貴方は何も間違っていない」「自分を見つめ直すことは別の部屋でも出来る」頭に浮かぶ言葉を何一つ発することが出来なかった。ループはそれを、自分が未熟ゆえだと自覚する。反省すべきは自分なのだと。
トキオは入室にあたり、すべての飲食物だけでなく明かりを灯す蠟燭すら拒否した。それだけでなく、反省室の外でループが自分と同じような環境で過ごすのをやめてほしいと釘を刺される。己の浅はかな考えなどトキオには見透かされていた。
僅かに開いた監視用の隙間横に椅子を用意して腰掛ける。トキオに先手を打たれた以上、自分一人で四六時中監視することは許されない。すべてを断ち、トキオが自分自身を見つめ直している間、自分は食事も睡眠も摂る。できることならトキオと同じように、自分もすべてを断ちたいと思うのは甘えだ。肉体的には辛くとも、自分をトキオと同じ環境に置くことで精神的には安らぎを得る。トキオに釘を刺されていなければ、自分は楽な方に逃げていた。
両手を腿において背筋を伸ばし、微動だにせず、精神統一するかのように正座するトキオの姿を窺いつつループは思う。知識と力、高い人間性、初めて教会を訪れた日から、ループはトキオを神の如き人物だと敬ってきた。その想いは、共に過ごす日々が長くなればなるほど増していく。トキオの姿勢は一貫していた。自分はただの青年であり、まだまだ学ぶことの多い若造だと言い張り、教会だけでなく自らが建てた学校の長にまでループを据え、一教師で在り続けた。冒険者としていくらでも栄達できる力を持ちながら、その力を子供達の教育に、未来に捧げ続けた。
ループにはわからない。この青年が、何を反省することがあるのかを。どうして、自分を見つめ直す必要があるのかを。だが、それも当然だということをループはわかっていた。青年は自分如きでは足元にも及ばないほど遥か高みに居る。トキオこそ、神に最も近い人間だと確信している。そのトキオが、自分を見つめ直す時間が必要だと言った。だからこそ、ループは首を横に振ることが出来なかった。
未熟な自分には待つことしかできない。せめて、その間にトキオが教会を訪れた日から今日までの自分を、トキオと共に見つめ直そう。今後、トキオが成すことにどう助力できるのかを、もう一度深く考えよう。正座するトキオの姿を視界に収めながら、過去の反省と今後起こり得る問題を次々に思い浮かべていくループ。自分は未熟だから仕方がないでは許されない。トキオですら日々学びの連続だと言うのだ、自分如きが立ち止まってなどいられない。
トキオがどのような答えを出そうと、ループは受け入れるつもりだ。ただ、一つだけ絶対に受け入れられないことがある。それは、貴族との軋轢から教会に迷惑がかかると、トキオが自ら教師の職を辞すること。たとえ教会の存続に関わろうとも、自身が罪に問われようとも、それだけは絶対に受け入れられない。
ループは確信している。トキオが教師を続けられない世界など間違っていると。
♢ ♢ ♢
トキオとマザーループが教会へ向う姿を目で追っていたサンセラ。二人が教会に入っていくのを確認すると、深々と頭を下げた。
「シスターパトリ、後のことはよろしくお願いします」
「サンセラさん・・・」
「師匠が教師の活動を停止されている間、私も自分を見つめ直す時間とさせていただきます」
そう言って踵を返すと、肩にとまったコタローと共にトキオが生活する丸太小屋へ向かう。
「サンセラ先輩!それなら私も・・」
オスカーの言葉にサンセラは一旦足を止めると、厳しい眼差しで言う。
「ならん!師匠が活動を停止されようと、師匠が作った学校は活動を停止しない。担任を持たぬ私ならまだしも、最も大切な時期を過ごしている年長組の担任であるオスカーが、理由もなく休むことは許されない。なにより、師匠が悲しまれる」
「サンセラ先輩・・・」
「マーカス、お前もだ。師匠と私が自分を見つめ直している間、学校の警護を頼む」
「・・・わかりました」
オスカーとマーカスは自分達がいかに未熟かを痛感する。自分達より遥か高みに居るトキオと一番弟子のサンセラ、その二人が自分自身を見つめ直す時間を欲している。自分達はまだ、そのレベルには達していない。知識や力だけでなく、人として。今は待つことしかできない。自分達にできることをやるしかない。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
オスカーとマーカスはお互いの視線をぶつけ、無言で頷く。いずれは自分達もトキオとサンセラのように自分自身を見つめ直す時が来るかもしれない。だが、それはまだ先。トキオとサンセラ指導の下、我武者羅に己を磨いている段階で自分を見つめ直すなど十年早い。
それと同時に、二人は堅く決意する。トキオとサンセラが教師を辞するような結果だけは受け入れないと。どれだけお叱りを受けようとも、たとえ破門にされようとも、絶対に受け入れない。トキオが語った理想「全ての子供達が身分や生まれに関係なく自由に学べる世界」を足踏みさせるようなことがあってはならない。トキオこそ、教育をもってこの世界を前進させる人物だと二人は確信している。そのトキオが教師を諦めるような世界は絶対に受け入れられない。
丸太小屋に入ると、コタローはサンセラの肩を離れ、自ら鳥小屋に入った。鳥小屋を正面にサンセラは正座をする。
『トキオ様のいかなるご決断も、我らは受け入れる。異存は無いな、サンセラ殿』
「はい、私もそのつもりです」
コタローとサンセラは、トキオが教師を辞め、セラ学園から離れる決断をしても受け入れるつもりだ。二人にとってトキオは主。トキオの決断は絶対であり、元より他の者達とは考え方が違う。
『もし、トキオ様がセラ学園をお離れになると決断されたら、次は何をされるのだろうな・・・』
「それは勿論、影の忍び軍団設立でしょう!」
『ほお、それは面白そうだ!』
「師匠を統領とした忍び軍団、コタロー様と私が両翼として幹部を務めるのです」
『最高だなぁ!』
「師匠に作っていただいたアイテムで、敵をバッタバッタと倒していくのです」
『フフフッ、私の吹き矢が活躍しそうではないか』
「きっと、楽しいですよ・・・」
『ああ、そうだな・・・』
コタローとサンセラにとって最大の目的は、トキオに充実した人生を送ってもらうこと。セラ学園を設立したのも、そこで教師をしているのも、そのための手段に過ぎない。
「でも・・」
『それ以上は口が裂けても言葉にしてはならん!我らは僕、主の決定は絶対だ!』
「・・・はい・・そうですね。申し訳ありません」
『・・・・・・・・』
確かに、三人で影の忍び軍団を作るのは楽しいだろう。だが、コタローもサンセラも、トキオにとって最も充実した人生が教師としての上に成り立つことはわかっていた。影の忍び軍団を作って大暴れするよりも、トキオが教師として成功をおさめ、この世界をトキオの理想とする「全ての子供達が身分や生まれに関係なく自由に学べる世界」に近づけられる人生を歩んでもらいたい。トキオ亡き後も、教えを受けた子供達がこの世界にどう貢献していくのか、この世界がトキオの影響によってどう変わっていくのかを見たい。
トキオの決断は絶対だ。だが、出来ることなら、教師として活躍する道を選んでいただきたいと、コタローとサンセラは切に願っている。
その部屋はセラ教会の一番端、聖堂から最も離れた場所にある。反省室と名ばかりの独居房。
何故、こんな部屋があるのか、それはブルジエ王国の法に定められているから。精神に異常をきたした者、暴力的な行為を働いた者、著しく教会内のルールに違反したもの、法を犯した者、そういった者から教会を守り、連絡を受けた衛兵が駆けつけるまでの間一時的に隔離する為にその部屋はある。
セラ教会創設者であるループは教会内に牢を作ることを嫌った。だが、法は法である。教会であろうと国家の法は遵守しなければならない。苦肉の策として、牢を鉄格子ではなく窓のない木製の壁で覆い、反省室と名付けた。
過去、セラ教会において、この部屋が使用されたことは一度もない。
真っ青な顔色、鬼気迫る表情で使用を申し出るトキオに、ループは首を横に振ることが出来なかった。そして今、薄暗い部屋に一人入り、何も敷かれていない床に正座し瞼を閉じるトキオを見定め、外から鍵をかける。
ループは深く後悔している。己の我儘で、この部屋を反省室と名付けたことを。この部屋は反省を促すための部屋ではない。希望者が自ら入る部屋ではない。何の罪も犯していない者が入る部屋ではない。トキオのような人物が入る部屋ではない。
それでも、トキオの申し出に首を横に振ることが出来なかった。それは、トキオが自分自身を見つめ直す時間を欲していると気付いていたから。「そんな必要は無い」「貴方は何も間違っていない」「自分を見つめ直すことは別の部屋でも出来る」頭に浮かぶ言葉を何一つ発することが出来なかった。ループはそれを、自分が未熟ゆえだと自覚する。反省すべきは自分なのだと。
トキオは入室にあたり、すべての飲食物だけでなく明かりを灯す蠟燭すら拒否した。それだけでなく、反省室の外でループが自分と同じような環境で過ごすのをやめてほしいと釘を刺される。己の浅はかな考えなどトキオには見透かされていた。
僅かに開いた監視用の隙間横に椅子を用意して腰掛ける。トキオに先手を打たれた以上、自分一人で四六時中監視することは許されない。すべてを断ち、トキオが自分自身を見つめ直している間、自分は食事も睡眠も摂る。できることならトキオと同じように、自分もすべてを断ちたいと思うのは甘えだ。肉体的には辛くとも、自分をトキオと同じ環境に置くことで精神的には安らぎを得る。トキオに釘を刺されていなければ、自分は楽な方に逃げていた。
両手を腿において背筋を伸ばし、微動だにせず、精神統一するかのように正座するトキオの姿を窺いつつループは思う。知識と力、高い人間性、初めて教会を訪れた日から、ループはトキオを神の如き人物だと敬ってきた。その想いは、共に過ごす日々が長くなればなるほど増していく。トキオの姿勢は一貫していた。自分はただの青年であり、まだまだ学ぶことの多い若造だと言い張り、教会だけでなく自らが建てた学校の長にまでループを据え、一教師で在り続けた。冒険者としていくらでも栄達できる力を持ちながら、その力を子供達の教育に、未来に捧げ続けた。
ループにはわからない。この青年が、何を反省することがあるのかを。どうして、自分を見つめ直す必要があるのかを。だが、それも当然だということをループはわかっていた。青年は自分如きでは足元にも及ばないほど遥か高みに居る。トキオこそ、神に最も近い人間だと確信している。そのトキオが、自分を見つめ直す時間が必要だと言った。だからこそ、ループは首を横に振ることが出来なかった。
未熟な自分には待つことしかできない。せめて、その間にトキオが教会を訪れた日から今日までの自分を、トキオと共に見つめ直そう。今後、トキオが成すことにどう助力できるのかを、もう一度深く考えよう。正座するトキオの姿を視界に収めながら、過去の反省と今後起こり得る問題を次々に思い浮かべていくループ。自分は未熟だから仕方がないでは許されない。トキオですら日々学びの連続だと言うのだ、自分如きが立ち止まってなどいられない。
トキオがどのような答えを出そうと、ループは受け入れるつもりだ。ただ、一つだけ絶対に受け入れられないことがある。それは、貴族との軋轢から教会に迷惑がかかると、トキオが自ら教師の職を辞すること。たとえ教会の存続に関わろうとも、自身が罪に問われようとも、それだけは絶対に受け入れられない。
ループは確信している。トキオが教師を続けられない世界など間違っていると。
♢ ♢ ♢
トキオとマザーループが教会へ向う姿を目で追っていたサンセラ。二人が教会に入っていくのを確認すると、深々と頭を下げた。
「シスターパトリ、後のことはよろしくお願いします」
「サンセラさん・・・」
「師匠が教師の活動を停止されている間、私も自分を見つめ直す時間とさせていただきます」
そう言って踵を返すと、肩にとまったコタローと共にトキオが生活する丸太小屋へ向かう。
「サンセラ先輩!それなら私も・・」
オスカーの言葉にサンセラは一旦足を止めると、厳しい眼差しで言う。
「ならん!師匠が活動を停止されようと、師匠が作った学校は活動を停止しない。担任を持たぬ私ならまだしも、最も大切な時期を過ごしている年長組の担任であるオスカーが、理由もなく休むことは許されない。なにより、師匠が悲しまれる」
「サンセラ先輩・・・」
「マーカス、お前もだ。師匠と私が自分を見つめ直している間、学校の警護を頼む」
「・・・わかりました」
オスカーとマーカスは自分達がいかに未熟かを痛感する。自分達より遥か高みに居るトキオと一番弟子のサンセラ、その二人が自分自身を見つめ直す時間を欲している。自分達はまだ、そのレベルには達していない。知識や力だけでなく、人として。今は待つことしかできない。自分達にできることをやるしかない。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
オスカーとマーカスはお互いの視線をぶつけ、無言で頷く。いずれは自分達もトキオとサンセラのように自分自身を見つめ直す時が来るかもしれない。だが、それはまだ先。トキオとサンセラ指導の下、我武者羅に己を磨いている段階で自分を見つめ直すなど十年早い。
それと同時に、二人は堅く決意する。トキオとサンセラが教師を辞するような結果だけは受け入れないと。どれだけお叱りを受けようとも、たとえ破門にされようとも、絶対に受け入れない。トキオが語った理想「全ての子供達が身分や生まれに関係なく自由に学べる世界」を足踏みさせるようなことがあってはならない。トキオこそ、教育をもってこの世界を前進させる人物だと二人は確信している。そのトキオが教師を諦めるような世界は絶対に受け入れられない。
丸太小屋に入ると、コタローはサンセラの肩を離れ、自ら鳥小屋に入った。鳥小屋を正面にサンセラは正座をする。
『トキオ様のいかなるご決断も、我らは受け入れる。異存は無いな、サンセラ殿』
「はい、私もそのつもりです」
コタローとサンセラは、トキオが教師を辞め、セラ学園から離れる決断をしても受け入れるつもりだ。二人にとってトキオは主。トキオの決断は絶対であり、元より他の者達とは考え方が違う。
『もし、トキオ様がセラ学園をお離れになると決断されたら、次は何をされるのだろうな・・・』
「それは勿論、影の忍び軍団設立でしょう!」
『ほお、それは面白そうだ!』
「師匠を統領とした忍び軍団、コタロー様と私が両翼として幹部を務めるのです」
『最高だなぁ!』
「師匠に作っていただいたアイテムで、敵をバッタバッタと倒していくのです」
『フフフッ、私の吹き矢が活躍しそうではないか』
「きっと、楽しいですよ・・・」
『ああ、そうだな・・・』
コタローとサンセラにとって最大の目的は、トキオに充実した人生を送ってもらうこと。セラ学園を設立したのも、そこで教師をしているのも、そのための手段に過ぎない。
「でも・・」
『それ以上は口が裂けても言葉にしてはならん!我らは僕、主の決定は絶対だ!』
「・・・はい・・そうですね。申し訳ありません」
『・・・・・・・・』
確かに、三人で影の忍び軍団を作るのは楽しいだろう。だが、コタローもサンセラも、トキオにとって最も充実した人生が教師としての上に成り立つことはわかっていた。影の忍び軍団を作って大暴れするよりも、トキオが教師として成功をおさめ、この世界をトキオの理想とする「全ての子供達が身分や生まれに関係なく自由に学べる世界」に近づけられる人生を歩んでもらいたい。トキオ亡き後も、教えを受けた子供達がこの世界にどう貢献していくのか、この世界がトキオの影響によってどう変わっていくのかを見たい。
トキオの決断は絶対だ。だが、出来ることなら、教師として活躍する道を選んでいただきたいと、コタローとサンセラは切に願っている。
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