【本編完結済】ヤリチンノンケをメス堕ちさせてみた

さかい 濱

文字の大きさ
11 / 120

春日部②

しおりを挟む
 
    俺はゲイじゃない。

    ゲイじゃねぇはずなのに、部屋で一人、悶々としてた。

    扉の向こうに町屋の気配が無くなってホッとした瞬間、さっきの町屋のオナニーシーンを思い出しちまった。
    最悪なことにチンチンが勃起し始めてる。

    ヤバイと思った俺は急いでスマホでエロ動画のサイトを開いた。適当に選んで再生して、チンチンを扱いた。

    画面の中でアンアンと喘ぐ女の声を聞いて、町屋の声をかき消そうとした。

『うっ、く、春日部ッ』

    いく瞬間に町屋は俺の名前を呼んだ。切なくて甘い声だった。

    だめだ。
    動画に集中しろ。

    太ももにかけられた熱いザーメンのぬるついた感じ。
    荒い息遣い。
    綺麗な顔に似合わねぇガチガチのでかいイチモツ。
    俺のチンチンを握る手は、白くて綺麗で、でも女のものとは全然違う大きさで力も強い。

    気を抜けば、スマホを通り越して町屋のことを考えちまう。

    町屋をオナニーのオカズにすることだけは避けたかった。
    女のとこに行かなかったのは、間に合いそうにねぇから。それだけ切羽詰まってた。

    何発か抜く内に、やっと性欲は収まってくれた。


    ほとんど寝ないまま朝が来たけど、俺はどんな顔をして町屋と対面すればいいのか分かんなかった。気まずくて、普段通りに「おはよう」なんて言える自信はなかった。

    そっとマンションを出て、どこに行こうか考えて実家に行くことにした。
    お盆はバイトで帰ってなかったから、家族に顔を見せに何泊かしてやろうと思った。というのは建前で、家族の顔を見れば町屋オトコへの劣情なんて、ただの気の迷いとして処理できるんじゃねぇかと思ったから。

    女のところじゃなく、実家を選んだ理由はもう一つある。

    エロ動画が惨敗しちまったから。

    結局、何度抜いてもザーメンを出す瞬間は町屋のことを考えてた。

    生身の女より想像の町屋が勝っちまったら、絶望しかない。



    実家は電車で二時間かかる。
    町屋と物理的に距離が離れてホッとする。

    両親は出勤していて、俺に似ず好青年な上の弟は、高校の部活で家にはいなかった。
    爺ちゃんの話し相手になったり最近クソ生意気な中坊の弟とゲームをして遊んだりしていると、親や上の弟が帰ってきた。久々の家族の団らんに大分気が紛れた。

    でも、夜になると駄目だった。
    日中は気にならなかった乳首が少し痛ぇ。血が出たところは乾いてかさぶたになりかけてっから、すぐに治るはず。
    そっと触れると、鈍い痛みがあって、ここを噛んだ時の町屋を思い出して、チンチンがピクリと動いた。

    さすがに、隣に下の弟が寝てんのにチンチンを勃たせるのはまずい。
    そっと布団を抜け出し、冷たいシャワーを浴びてどうにか下半身を落ち着かせた。

    けど、それで落ち着けたのはその日だけだった。

    翌日は、我慢できなくて風呂場やトイレでこっそり抜いた。
    家族にバレねぇように、早く出さなきゃいけねぇ。

    仕方なしに俺は町屋を『汚した』。

    その次の日は鈍く痛む乳首も触ってオナニーをした。
    ボディーソープでぬるぬるした指で触ると、アイツの舌を少しだけ再現できて早くいけた。

    俺はおかしい。

    実家に来て四日目になると、町屋をオカズにすることへの罪悪感が薄れてきた。

    風呂場でアイツが送ってきた『ごめん』というメッセージを見ながら扱いた。
    『ごめん』つーのは乳首を噛んだことなのか、俺にザーメンかけたことなのか。

    謝って済むことか?
    お前のせいで俺は……。

    手についた自分のザーメンを、あの日吐き出された町屋のものと重ねた。
    ねばつく白い液を指にまぶして左手で右の乳首に触れた。右手は今出したばかりのチンチンへ。

    痛みよりも疼きを感じるようになった乳首。剥がれそうで剥がれないかさぶたの上を指が滑ってく。
    やがて、ゆるやかな摩擦にも耐えられなくなったかさぶたは、ポロリと剥がれた。

    再生されたばかりの柔らかな皮膚。触れると、一瞬で頭が真っ白になっちまった。

「っ、あぅ、つあっ、な、なんだよっ、ん、んんっ、これはっ。」

    乳首に走ったのは今までに感じたことがねぇ快感。

「っ、どー、なって、んだよっ。くそっ。」

    町屋に対する怒りが爆発する。
    でも乳首を触る指もチンチンを扱く手も止められねぇ。

    どうしてくれんだ町屋。
    俺の体、おかしくなっちまったぞ。

「んっ、ん、あっ、あっ、いくっ、っ、だっ、出すぞ、町屋あ~~~っ。」

    馬鹿になりそうなくらいの快感の中、かろうじてザーメンを手で受け止めた。それを自分の太ももに塗りつけ、俺は取り憑かれたように、またチンチンを扱いた。

    許さねぇ。

    マンションに戻って町屋を一発殴ってやろうと思った。

    翌日、朝一番の電車に乗った。

    電車の揺れでTシャツの綿生地が乳首に擦れるとうっかり声が出ちまいそうになって、舌打ちして誤魔化した。


    マジで許さねぇ。

    俺をこんな体にしやがって。絶対に責任を取らせてやる。
    途中の駅のトイレでチンチンを扱きながらそう思った。





しおりを挟む
感想 234

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...