おぞましき我が身が朽ち果てるその前に、

クリスティーナ破れカブレラ

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藪睨みのバケモンに先越されて告白された。うわ、然も気に入られてるよ。四つん這いでディオールのウォレット咥えてる。へへへって、微笑。涎を垂らし垂らし。正に白髪鬼すらも顔面蒼白のショッキング・ホラー!障害はないが害はあるかも知れないくせ毛の強みを生かした野性的な無頼派気取りの男に女は弱いのか!男らしさの総本山、クレイジー・マッド・ナイス害・ライク・亜・デイモン、ディス・イズ・原狂児!年中発情期、BOKKIしっ放し!即ヤリジェネレーションは唖然ポカ~ン、「浮気なんかしたら承知しないぞう!」「こいつう!」「この、倖せ者~!」「おいおい勘弁してくれよ~!」なんて言われてた、バカげふざけた、よく一人でいるけれど挨拶はちゃんとする女、KANON.然し、論理的に誤ってい、マインド・コントロールではないのだろうか?何の確証を持ってして、「あなたを倖せにします!」なんて、大それたことが言える!?何の臆面もなく。虚妄をのうのうと垂れるペテン師どもとその鴨であるあなた方はきっと、嘲笑うでしょうが…。類稀なる論理的思考をキャバクラ嬢婦に披瀝したらば、「へえ~、そうなんだァ?凄いねえ~。やっぱ、考えることの、次元が違うよねえ~。」。皮肉が通じないオレは、バカにされていることに気付かずえへらえへらしていたんだ!あの時!ど畜生がァ!然も、「震えてるけれど大丈夫?」って、言われたんだ。言葉じゃないのよ論理的思考じゃないのよ理屈じゃないのよ、それっぞれの距離感を測るものなのよ。そう気付いた日はもう思い出せない。KANONを娶った、気さくに話し掛ける原狂児は、「…とか何とか言っちゃったりしてみてえ!」時代錯誤の劇的口癖を武器に連続千人斬り伝説の金字塔を、今ここにおっ建てる。「オレァよォ、その昔よォ、ブイブイ言わせてよォ!」そう言うが為の経験を積み重ねるべく。NINJA - MANの決めポーズをし、「じゃ、ドロンします!」「何それ~!マジ、受けるから~!」「じゃ、ドロンします!」「ちょ、やめてよ!」「ドロンします!」「やめてってばあ!マジで!く、苦しい!ぶえほっ!ぶえほっ!おえっ!」えずかれること必至請け合い、第一次印象の達人だった。反面、血液の混入した痰を小粋に吐き棄て、高笑いする性癖があり、「今時よお、マフラーなんて編む女いるかよ?おえ~!気色悪!第一、迷惑だってことが判んねえのかよ?あの、バカ女!」とも、嘯く。野に咲く華のようにどっから見ても美しく、群がることでオーラを解き、放つ、ことはない、ドゥ・テストを物色中、ナンパ師を小粋にかわすKANON,空気を読まずに挑発し続ける飾らない人生を送る。強さのその秘密は、しつこいKANCHIGAI男らを振り切ったテクニックス積み重ねの賜物なんだろう。そんなあなたに愛を込めて、「ファック・オフ!」。
壮絶エクストリーム美人KANONと、檻から解き、放たれた獣の如き原狂児の間で繰り返されるやりとりは、「お、これいいじゃん?」「それさっき変なのって言った奴だよ?」「マジで?」だった。柱の影から見下すヘテロ・セクシャルなこのオレは、「何だろうね?」この感覚。類稀なる恍惚感。「デリヘル嬢に触れられずにイクことを将来望むか?若しくはそれを承諾するか?」と云う高校生アンケートの結果DAKEが気になります。気持ちは勿論、腑抜けフルスロットル。頭はずどん!胸はどきゅん!眼玉はぼん!そして、三百六十五日、ロックンロール・タイム(昼夜逆転フラストレーション自家中毒生活)を生き存えている、またそしてぐっちゃらぐっちゃら糞下らねえ偶然の才能を無駄に浪費している。更に、スリリングな煩悩を騒がれて生きていること自体が愉しい。巷で噂のオカルト宗教家、「理想の死、現実の死、自己の死、精神の死、そして肉体の死へと至るのだ。」そうネガティヴな思想を押し付けて来るものだから、オレは米神グリグリをお見舞いしてやる、ぜ。自責之念を振り払い、「アンチ・去るタイミングの躊躇い」を掲げ、バス停留場に群がる美GALどもの視線に曝される屈辱を経験せざるを得ないと認識し、駆け寄り、やりたいことをやるだけ。遺伝性ポジティヴ・エネルギーを駆使して得体の知れない遺恨をはらすべく、大きな意志と小さな意志に左右されて(意識自体は既に無意識の奴隷だった)天を睨み、「怠惰!文句!堪らねえ!何なんだよ!てめえら!可愛い過ぎんだよ!」と咆哮し、そして直後項垂れ全力疾走で逃亡するしかない。「許してえ~、丁髷!」との爆弾発言を享受して三月十四日に破壊された二人で新たに再出発すべく目論んでいた新生活。愛情と憎悪は相殺サレテ要注意危険人物と化したさみしい女KANON.ブルー・マンデイに、「どや?おもろいか?なァ?わて、捨てられたねん!ああ!しんど!ああ!しんど!」狂い狂ったように誤った関西弁で叫び乍街を彷徨した。そんな×一女、KANONは?と云えば、迸る顰蹙靡かせて、厖大でみすぼらしい香を堪え切れずに撒き散らし真っ赤になってよがりだした。覆い被さる原狂児。獣じみた餓鬼っぽい態度だがやるこたァやってる原狂児!やってらんねえ!然し何故、KANONはこちらを一度見たのだろうか…?子宮をコリッ!とやられて、KANONは死んだ。そしてKANONが崇拝する、硝子に描かれしブリトニー・スピアーズの肖像を今、やっつけた!「やってくれたぜ!」毎度お馴染み「あ、毎度お騒がせします!」藪睨みのバケモン、原狂児!
ショウ・ウィンドウに決死ダイヴ、「真理なんて誰も知りやしねえよ!」のカミカゼ・アタック、そしてそのまんま逃亡、正にサーチ・アンド・デストロイ・アンド・エスケープ!HIS ガガガガ衝動ISGONE...オレは、オレは、尾崎ハウスをマッハの速さでぶっ壊した、あの、ぶっ壊したい盛り十七歳少年AのB級事件を思い出さずにいられなかった、ぜ。然も、「タイミングいいんだか?悪いんだか?」。あわや事故か?の轢死寸前、「オイ!テメ、コラ!REKISHI(轢死)サセルゾ?オウ、コラ!?」威嚇し乍降車して来たドカヘル被りし眼帯の下を抑える強面DOKA -CHINドライヴァーの足頸部を狗歯で咥え掴んでカンフルぶっ込みぶん廻し、ハリケーンを巻き起こす勢いでジャイアント・スウィング、思いっ切り十メーター以上すっ飛ばし、現代的建造物、『酒咲峰男設計事務所』附随、「X0X0Xのコンサートに行って来ま~す!」の文言を掻き消し、「勝手に行ってろや、ぼけえ!」と嬲り書かれた打ちっ放しコンクリート壁面に激突させ頭蓋骨玉砕殺戮、そんで、そのまんまバックレた。またもや、「やってくれたぜ、ベイビー!」。その闘志を讃え超絶叫、「サンキュー・フォー・ビューティフル・エクスペリエンス!」そう叫び、金毘羅神社株式会社前私道を追い駆け走り抜け、行方不明のアリバイ作り加担に専念するんだこのオレは!
次第次第に現実味を帯びてくるかも知れない不条理猟奇倒錯問題を抱え、もしかしたら途方もないくらい遠いところを彷徨っているのかも知れない生きづらい毎日を何が何でもやってやるのソウルでそれでも生きる!非現実一直線、スーパー・リアルに超現実逃避するオレは、何もないのにあるように振舞うペテン師よりかはマシだろ?そして、「絶望絶望言ってないで、気楽にのんびり行こうぜえ!」なんて言ってる奴らとは一線を画す!こんな感じで素面なのに出来上がっちゃってる(イッチャッテル)感が否めないオレは、そんな感じで毎年恒例ZERO態度!毎年恒例、「HAPPY ★ BIRTHDAY TO ME ♪」ON BLOODY BIRTHDAY . 哀しくて♪哀しくて♪とても~反吐がァ、飛び出そう~、DAZE!?オレの人生、未だに始まってなかったり終ってたり終ってなかったり、「ファッッッッック!!!!!ファッッッッック!!!!!ファッッッッック!!!!!」の絶不調。



虚仮威しスタイルを虚仮にされる不態さを絵に描いたようなこの風景は、えへらへらしているように見えるかも知れぬが、これでもこれでもえれえショックなんだゾ!「何これ?全っ然、意味が判らない!」「いやあのこれは男らしい男のメタファーなんだけれど…。」「へえ~、そうなんだァ…。」「如何かな?こんなの?」「つまんない。」「まあねまあね、オレの(作品)は凡人には理解出来ないから…。なんつって!あは!」「バカには理解出来るんでしょ?」「イエス!」「ってか、原狂児って、原くんのことでしょ?原恭司。原くんのこと悪く言わないでよ?自分がダメだからって、僻みじゃん?」「仰るとおりで!」「ってかさ、こんな下らないことで呼び出さないでくれる?忙しいのよ!あんたと違って!それじゃあね!」んぼえっ!正にぎゃふん事変!ってか、「それを言っちゃあ御終いよ。」。「屈辱的だよなあ…。」なんつって若大将の物真似をしてみても、独り・イン・坐・カフェー、覚醒。推敲中の拙稿、書き出し第一章から睡魔、夢の中でそれを披瀝、駄目出しされて焦燥感と一緒くた、くしゃくしゃにしてポッケに丸めてポイッ。オレの小説を読み、捨て、踏み躙った妄想彼女KANON.夢ン中ですらオレの純潔を弄び蔑んでやがる。「大体ねえ、私はあんた自身が作り出したイメージに過ぎないのよ!」ああ~あ。虚し過ぎるぜ、MY LIFE!TOOMUCH SILENT!BECAUSE I AM FREEDOM!けけ。
媚びるべくますらおぶりが烈しい男の為の必殺コーディネートが満載の、カフェーに備え付けられた婦女子向け雑誌。戀せよ乙女とはよく言ったもので、誰が言ったか知らぬ存ぜぬの一点張りのこのオレだが、発言した人は偉大極まりない。理想像と云うものはまたそれぞれ、男女間でこれ程違うものか何たることかと愕然とし乍足を組み変える。(掲載されている、憧憬すべく男どもが悉くダサ男(パープリンみてえの)なのだ!)本体である本自体はずしりと重く、今世紀に於けるか弱きたおやめどもが持ち運ぶにはその足取りが危うくなることが危ぶまれること必至、それをば敢えて購入したりするJJ読者は腕力が強い伝説を本気で信じているオレは眩暈がしたものの、それでも然し腕力だけは昨日よりも強くなったような気がした。齢二十五にして地位名声名誉権威権力金才能なくあるものと云えば醜い容姿容貌と糞下らない碌すっぽ碌(ROCK)な妄想だけのこの私は、生きる価値など、このオレは、ないのだろう、このボクは。そんなことを考えているオレは救い難い程にほとほと華がないから、桜の咲く頃になるよりも以前に夕陽を見に行こうと思った。路線バスの本数が極めて少なく歩いて行った方が早い場所へ。そう思い立ち奮い立ち立ったが吉日吉時ってんで、うっくく鬱屈した気分をまんまと紛らわすが為、「ちょっくら、行って来るやい!」「あいよ!モラル・ハザードに気を付けてな!」「合点でえい!」って、独り言を小粋に囁いて、散歩中の剥き出しアナル・ドッグがNANDAKA気になり乍訪れた海岸は、さみいDAKEだった。(いや、マジで!)すってんころりん何の収穫も、ナッシング・スペシャル、特になし!ラヴァソに砂が混入したDAKE!こんな真冬に来るのは、オレかボクか私くらいなもんだ。うお、さみっ。さみいし、さみい。「ぶえっきし!」って言い、わざとらしくくしゃみしても誰もいねえから誰も心配しねえし。風情も糞もあったもんじゃねえ。風が強過ぎるぜ。流木しかねえよ。そんで土手、その麓からどんくらい?徒歩にして約十分程度、疎らなる(旧)住宅街を跨いでに在る、平常いつも見る風景とは若干異なる倦怠感降り積もりし郊外の商店街に愕然したのは、他でもないオレでした。
マジで(いや、マジで!)辺りに碌な店がねえから取り敢えず取り敢えず空き腹充たすが為のCOOL SHOCKを購入すべく入店、スーパーマーケットB.G.M.の腰砕けファンキーなビートに脱力感を誘発させられた。「恋のプリペイド・カード、取り替えは出来ないのよ♪」だ・と・か・さ!本当に浅感(=浅い感傷)だよなァ?全国共通ですな。おっとっと。いっけねえいっけねえ。お口にファック、じゃなかった。お口にチャックだった。こう云うことは。でなけりゃまた、口だけ番長のAZANAを復活させちまうぜ?或る特定的な感性を持つ不特定多数人民の心をぐりんぐりん穿り廻し、また浅い感傷だったとしても個人精神が形成される以前それを真に受け影響を受けた場合、それ自体はそいつの心に深く切り刻まれる。そしてオレは今の今まで誰一人として感動させたことはない。それはきっとこれからもそうだろう。だから、言えた義理ではない。揶揄などは決して口にしてはいけないのだ。それどころか、オレのリスペクト尊敬するミュージシャンなんて、音楽雑誌登場時の小見出しが、「あ、そう云えば、こないだ、婦女暴行罪で逮捕されました。(笑)」
だから救いようがない。だが然し、「あんなこと言ってますがねえ、本人は真性真正ビビリですよ!コンパなんかで一言も喋りませんからね!あ、これ、オフレコでお願げえします。」(業界関係者談)なんて言われてんDAZE!?その、ギャップがさァ…、て、「あ、すいません!」「何処眼ェ付けて歩ってんだよ、ぼけえ!ザケンなよ?ったく、シネ!」おっとっと、空想に耽り乍歩ってたら、田舎名物おギャル様とぶつかってしもうた。わあ恐いわあ恐い。ってか、「ヤン僧じゃん!」威嚇の仕方。「ほら、言わんこっちゃない…。」精神の賜物である、冷視冷遇に至るキョトン唖然、大衆は矢張り、冷たかった。他者排斥のソウル弾けたテメエフザケンナヨ精神・ヴァーサス・無抵抗主義に至る真性真正ビビリ唖然無言精神。オレは、もう、ダメかも…?って、それよりそれより、やべえよやべえよやべえよ。何がやばいって四捨五入したら、んもう三十なんDAZE!?こんな三十見たことねえよ!(いや、マジで!)在り得ねえって!ま、薄々勘付いてたけれどさ…。嗚呼、泣けてくる、ぜ!無愛想イズムを貫いて誰にも相手にされない阿呆漢。死の瀬戸際ギリまで精神状態を落とせばこそ生きている実感が湧いてくること山の如し。挑発的なポージングをシカティング。人を嫌ってるから誰からも愛されない。「もう、やり直しが利かねえんだよ!」



兇悪犯罪蔓延る現代社会、然し絶対数としての少年犯罪は減少しているにも拘わらず、或る特定的な猟奇事件を恰も総ての如く報道するメディア・エデュケーションにオレは苛吐き乍も、過度に恐怖や警戒を促す余り少数の事例を普遍的な事例と混同し恐れ戦く可愛い可愛い姪っ子の為に、猫の化け物が、「こんにちは!」って会釈してるくゎいらしい(可愛くて恐いの意)緊急救命用ホイッスルもちょうどいいやって購入してからスーパー・マーケットを後にした。
「何しに行くんだよ?」って、思い乍海岸への道を訊かれオレが右を示したのに左に行く反射光が烈しい陽気な反社会的ハードコア・モヒカン、それを苦笑する傍らのゴーグル少女。ギラつくが音のない太陽光に馴れ馴れしい態度を喚起させられる人たち。無性に苛吐きスーサイド拒絶願望湧き起こるのは、如何にもな感じのオレだけ?見える景色の一部である看板の名前と解釈を言い続けるボクはイカレテルのかも知れない。シャッターが下がった金物屋、『スタイリッシュな生活をあなたに!』だと!?スタイリッシュが聴いて呆れて裸足で逃げ出すぜ!「ブラボー!ブラボー!」手拍子打ちたくなるよな心寂しい商店街。あ、しかも定休日の嵐嵐嵐。スペシャル・サンクス・トゥ・斜陽の街。眼前に拡がった風景は、みすぼらしくて美しかった。美しくてみすぼらしかった。朽ちた舗道がまっすぐ伸びている。滅茶苦茶美味いか滅茶苦茶不味いか、きっとどっちかなんだろうな?って感じの、食堂ぐらいしか営業してね。入る勇気は勿論、持ち併せてはいない。あとは、獣屋。仔狗らは、檻の中で一心不乱猛然とお互いを噛み殺そうとしていた。死んだ魚のような眼付きで一心不乱に精気なく、「バンザーイ。バンザーイ。バンザーイ。バンザーイ。バンザーイ…。」と、参道が可也込み入った造りの神社の前で万歳三唱している喪服を着た群集。その傍らのブロック塀には、「血反吐撒き散らし、吐瀉物の上を裸足で渡る。」と、在った。上空はいつの間にやら花曇の天気。変な天気だなァ…。「おまえたちの子供が総てやったんだ。オレは只、やり方を教えただけさ。」と、見知らぬヒッピーみたいな男にぴしゃりと言われ、オレは何も感じなかった。ああ、そう云う人もいるのね?程度だった。さァ、帰ろ帰ろ。



疲れたから最寄りの私鉄無人駅発の乗合バス路線を経由して帰宅しようと一生懸命歩いてロータリーに漸く辿り着けば、除幕式のビルディング。幕を除いたら、はい、大仏。自治体は地域住民に対し再開発ビルディングの建設を騙り、大仏を建造していたのだった。「嗚呼、虚無だなァ。」群雄割拠の極悪チア・リーディング集団には突然突如に呑み込まれた。然し、呑み込まれて直ぐに吐き出された。KANONがその中の一人に酷似していたので、オレは、「厭だと言っても、愛してやるさ!」。「いや、こないださァ、変な婆に鎌で斬られそうになってさァ。もう、マジ、大変だったよ。」「マジで?」「マジ!」「実はさァ、オレもなんだよ…。」「嘘!?」「いや、マジで!」「あれだら?あそこら辺だら?」「そうそう!」「在り得ねえ!」「在り得ねえ!」「で、如何する?」「取り敢えず…。」地元人間と邪推される少年ら。ってか、そんなんいるかよ!?いるとしても、現実化未満の恐怖は現実化されたものとは比べものにならない。暫くして物凄い勢いでバスが侵入して来た。それは、ロータリー中央でスポーツ新聞を優雅に閲覧していたサラリーマンをびっしゃと轢き殺し、肉片が周辺に所構わず飛び散った。オレの右肩にもすっ飛んで来たから直ぐ様左手で払い除けたのだけれども(人間のどの部分かは選別不可能で)、生肉の臭いが近隣に迄充満し、こびり付いた臭いは拭い切れず、幾ら擦っても無駄な足掻きだった。オレは、「厭だなァ。」と思った。発車場から、荘厳な雰囲気でサラリーマン占用バスが、霧に包まれ乍発車。気付くとオレは乗車してい、サラリーマンたちはNAZEDAKA反吐を吐きまくり。電車には日除けのカーテンが是皆無で、(今日は曇天なのに)日傘を差している者が多く邪魔至極だった。然も、降車する奴らを、その日傘を閉じて攻撃していた。そして然し、アナウンスの通り女客と一緒に降車したら攻撃されずに済んだ。降車したバス停留場前、木造町屋建築乾物屋の屋根瓦には孔雀が佇んでいた。俯き加減、覗き込んだ顔は顔がなかった女。オレは醜い顔を更に醜くし笑いくしゃくしゃにしてバッサバサの髪の毛を一心不乱にぐしゃぐしゃにし、女のけつを思いっきし蹴飛ばした。あ、忘れてた曇天。(思い出す必要もないのだが。)そして、思い出したように覚醒。
交通機関を悉く利用せず往復徒歩で疲労困憊ボーイと化したオレは屈託のない笑顔も出来ない程にくったくたに身を持ち崩し、玄関でBATAM休するのを何とか堪えてソファーに滑り込み爆睡、そして、現実と地続き、束の間の死的恍惚を払い除け、覚醒。然し、覚醒したこと自体に対する賛成反対興味ネエ!中曽根康弘興味ネエ!他人なんてマジ興味ネエ!ゆく年くる年厭きれる年。だったら今日が記念日か?ところがどっこい、I must die& you must be crazy in deadry side.堕落する為の努力は怠らず、如何にして私は反社会的塑像に成り得たのだろうか?お願い、「私を見て!」。あなたのことを思う度、優れない焦燥感は喧喧囂囂に迫り来、超満開の桜、狂い咲くことを今日も恐れていた。廃する通りの情念に纏わる思念は今日も壊死。ティーン・エイジャーのファンキーな感触を、オレは忘れられない…。って、うわうわ落ちるて落ちるて、「きゃっ!」。何をそない騒いでいるのかと云うと頽廃的な文化住宅である我家、自室天井に田亀が群生し、這っていたからである。そして、そんな現実が厭で厭で仕様がないオレはテレヴィジョンのスウィッチ・オン!どっかで聴いた風な話を掻い摘みつなげたことの賜物である普遍性を極めた物語、そして全国民が望むべく人物像、淑やかさに極僅かの茶目っ気を含んだ究極の普通少女のこの女主人公を妄想の中で殺すんだこのオレは。そして、終幕。二十三時開始の報道番組はこんな感じでイカレテタ。歯車はもう狂い始めているのかも知れない。し、これが正常なのかも知れない。
「今日から始まるのは、年齢不相応な偽りの装い、そして、虚飾に充ち満ちたこの煌びやかなスタジオから真実を伝えていると錯覚させる報道番組です。愚民どもは踊らされているのです。頸を絞めてあげましょう。あなた方は、真実と虚偽を嗅ぎ分ける技術を持たなければならないのです。また、私たちは恣意的に発言をします。私たちはその場限りの適当な発言をします。私たちは好き勝手なことを言います。私たちはプライバシーの侵害と、報道の自由の区別も付きません。私たちは誰も知りたくないことも敢えて暴露します。そんな私たちに惑わされてはなりません。常に疑問を持ちましょう。」そう宣言する司会者の傍らにコメンテーターとして坐っているのは、道化のメイクでグラビアを飾ったりしている、豊満な肉体と思っているのは本人と所属事務所の社長だけで大衆の殆どは家畜にも劣る雌豚にも劣る、雌豚と呼んだら食肉や革製品に加工されて人々の役に立っている豚に申し訳ないから呼ばないだけで、愚劣極まりないコメントしか言わないファッキン・ビッチ。今日の衣装は、道化師ポゴとして地域住民に愛され乍も実は三十二人を殺していた米国の伝説の殺人鬼、キラー・クラウンことジョン・ウェイン・ゲイシーにインスパイアされてこの女の為に制作されたと云う、史上最高最悪のドレスだった。肉体的特性と云ったらグラマラスなバストは一般的な成人女性よりもその数が多いだけで只それだけの理由でタレント(才能)として認められている。不細工なしかめっ面をコマーシャルで披瀝して醜悪な感情を催させ子供が失神する事件が相継いでおり社会問題と化している。カメラを向けられて開口一番、そのビッチはこう言い放った。「大したこと、どーせ出来ないでしょ?あんたなんかに!だったら、死ねば?マジで!」力強く右手人刺し指でカメラを指し示してから、「ん?」って感じで眼を瞑り、我々にしたらば得体の知れない塊である自身の煩悶について暫時自問自答しだしその後、「あ、そっかァ!」と突然突如眼をばっと見開くと同時に背中を海老反り、その勢いでそのまんま椅子からどんがらっがしゃがしゃん、ぼて、と意識を失うようにして崩れ落ちた。



人生をより良く生き、そして深める為の手立てとして最良の手段、それは言うまでもなくまたそして周知の通り書物などを読み漁るなどと云うような愚行の連鎖を即刻即時中断せざるを得ないような精神状態に自らを追いやり陥れることである。無駄には出来ないのよ。お時間様を。粗末に扱えないわよ。ね?「オレの青春を返せやい!」なんて言ったって、返って来ないわよ?街へ出でて、汚ギャル娼婦キラー(RETURNOF JACK THE RIPPER)を気取りつつ仔GAL狩りを無差別にし曝すことこそ人生の有意義と云うものでR.んなもんさっ。然し、オレはここぞとばかりに破れかぶれのサイド・ブレーキを掛ける。「そう云うのオレ、得意じゃん?だよねえ?」そう言ったらば、「知るか!ぼけ!死ね!」言われることが予測出来、何も語らないからここぞとばかりにバカにされるん。羽虫と戯れ乍、『パオパオ・チャンネル』なんかを観て、「こいつァ、ヤラレタゼ!」なんつって爆笑していたようなバリバリのクソッタレ野郎だったんだ、あいつは。あ、いけやせんいけやせん。また、あっしの悪しき然しキッチュな狂癖が露呈致しました。それ、オレDEATH!あ、失礼致しました。SUPER HITOSHI君を手に入れる為だけに生きている。然し手に入れるが為の努力は悉く怠っている。暗闇の中で微睡み、無機質な街を好む。虚礼を拒み虚式を憎み冠婚葬祭の類を一切無意味だと感じる。教育制度自体の必要性は認めるが、学生時代は苦痛でしかなかった。生活保護を受ける直前のファック・ザ・国家権力主義者。無味乾燥な若者が激増、オレもその一人に成り下がる。「姿勢が悪い猫背歩き方がダラシナイ眼力がない眼を見て話さない自分の話ばかりネガティヴなことばかり考えているありがとうごめんなさいが言えない礼儀作法に疎い声が小さく隠る何を言っているか判らない、こう云う男は社会的に絶対成功しません!」へ?「あ、毎度お騒がせします!」それも、オレDEATH!ジャスト・ライク・ミー、DEATH!言ってくれるじゃねえかよ!まったくっよお。何の反論も出来ネエ、ぜ!
ギッチョに憧れて叩けば埃の出ない体、永年の妄想ラヴァー暮らしの筈が扱いは達人の域に達していず、何を言っていいか、何を言ったら悪いか、及び匂わせることすら把握していなかった。「まあ、見てるがいいさ!どんな死にザマを曝すか?とくと見せてやるぜ!」
物心憑いてからの妄執的予想通り、それとも因果要約の賜物か?オレは翌朝起きると人面狗になっていた。(こんな話、どっかで聴いたことあんなァ…。)SKIN COLORは勿論、RED!はは。マジ、受ける、ぜ。社会的弱者の極みに成り下がったオイラは、寝間着を払い除け小粋に頸部から件の緊急救命用ホイッスルと蝦蟇口をぶら提げ(口を使い装着するのに三時間掛かりやがった)、窓硝子を体当たりで破壊し外出。玄関先、B-BOY現れるも気にしない気にしない。全裸剥き出し状態。羞恥心なんて、とっくのとおに捨てたぜ。人面狗・イズ・ライク・亜・KUDAN,これから起こる不吉な出来事でも預言したろか?それじゃ、寿命は三日間か?とっとことっとこてくてくてくてく畦道歩って、交通ルールは無視、生きている実感は、NAZEDAKA昨日よりも強固だった。いつもと違う視界が開けた風景。轢死させられた猫には蛆が湧いてい、アスファルトが昨日よりも身近に感じられた。二割増し三割増しは当たり前。たったのこれっぽっちっちだった、変わり栄えし曝したことっつったら。ファック・ザ・自然!「心地好いその風がムカツクゼ!」
…ってんで、向かった先は、駅前広場、時刻を確認しようとしたのだけれども、時間と云う概念自体はオレの中では既に過去の遺物と化しており、尚且つ文盲、時計は勿論読めなくなっていた。またそして、心内語自体も刻々と砂上の楼閣に近付いてい、何処を如何歩いて来たのかすら判然としない。ま、どす暗えから、それなりの時間なんだろ?ってか、如何やって来たのかなんて、如何でもいいだろ!?それにしても、皮膚感覚の浮遊感が増すぜ。夢か現か幻か、視姦すら何れ現実味を帯びて来るだろう。そうなったのはあんたちの所為なんだよ!ねえ、訊いていい?「何でそんなに可愛いの?」いいXXX,魅せ付けてくれるぜ!まったくよお!群がる夥しい数の美GALどもがいたんだよ。ぶっ倒れそうDAZE!?ぴょんぴょん跳ね乍暫時歩く。虚仮威しスタイルにビビリ・ソウルのオレに対し、「何だこいつ!?」的眼差し、誰や?誰や思たら、KANONやない毛?(このオレの妄想のモデルとされるリアル)KANONと擦れ違い(何たる偶然!オレの偶然の才能にはいつもいつも驚かされるぜ!ベイベー!集団美に対抗すべく超新美少女KANONの唯一美は矢張り壮絶流石だった!だが然し、この世界に偶然なんて在るものか!自分の中で思い患っていること自体に惑わされているだけなんだよ。同様にして、人生への興味なんて長続きしやしねえ。)、アスファルトに突き刺さった螺旋が矢鱈極大に感じられた。
ところで(何がところでなのかは判然としないのだが)、現実世界では、KANONはとっくのとんま、原恭司とは別れていた。然も、わざわざオレに報告して来たからね。それが、一度や二度じゃねえん DAZE!?然し、思わせ振りガール、「好きだ!」って言わせるよう仕向け、「ゴメンナサイ!」って言いたいDAKEかも知んないんDAZE!?それでも、行くDAKEの価値は在っただろ!?映画行ったりメシ喰い行ったりしてさ、それが悉く奢りなんDAZE!?在り得ねえ~!ってか、「儲かってるから、心配しなくていいって!」って、完璧過ぎんだよ!在り得ねえくれえの美貌の持ち主、何でオレなんか相手にしてんだよ!?三年間ずっと好きで、然も気に入ってたみたいなことを伝え聴いといて、「あない糞美人がオレなんかにこない態度取られて屈辱だと思うよ?いや、マジで!」とか嘯いてんDAZE !? オレわ!意味、判んないでしょ?これはもう真性真正REALB-BOYだよ!(→ REAL BAKACHIN-BOY)それで、そん所そこいらの美人じゃないんDAZE!?GALメイクで誤魔化している奴らとは一線を画す!容姿端麗眉目秀麗のマジ糞ファッキン超美人!免疫が出来たと云うか、もう、キャバ嬢なんかでビビらなくなったんDAZE !? 「凄えよ!でもさ、雰囲気DAKEじゃねえ?」って。考えるだけで眠れなくなった。こればっかだよ!(いや、マジで!)こればっか大将だよ!(いや、本当に!)そんで、原くんと付き合うって聴いて悶絶してりゃ世話ねえよ!そりゃ、言われるわな。「何もしなかったあんたが悪い!」って。通り縋りの男曰く、「展開は早い方がいい…。」だって!正にその通り!宮崎勤似のイケメンだった。
如何しようか如何しよう?すると突然突如脳内に、「YEEEEEEEEEEEEEEES!!!!!」と云う文言が降誕し、やったやったよマァムこりゃあ神言かも知れねえぜ!練習は時系列を遡った二度目の本番だ、絶対にうまくいく。「好・き・だ!」よし!と云うような訳の判らない思考回路に陥り、んで、その通りやっつけたら案の定爆裂玉砕して、「しもたァ!」。元の木阿弥・イン・マイ・ライフ。オレの人生、「しもたァ!」の連続だったんだ。「好きです!」言っちゃったよ~!好きです!って、言っちゃったよ~!もう後には引けない、ぜ?そう、一人恍惚状態に陥っていたらば、「ぐうおえっ!ぐうおえっ!あんがががががが…。」ん?
告白したら、吐かれたよ!
KANONは片手で一度自らの金髪を無気力に撫で付けそしてそれから黄色いドロッドロの反吐をブチマケタ。然もそれを見てオレって奴ァ…オレって奴ァ…、ガン立ち状態だったんだ!まったくもってオレはいい性癖してやがんぜ!まったくよお!間の悪きが更に間の悪きを呼び醒まし、サイアクな時にサイアクなことが起こる。絶望フレーバー、漂い漂い。感動的ですらある。天を仰いで髪の毛を振り乱し、執拗な迄に尾をに振り乱した。ルンルンルンルン♪空元気日和見ストを気取リング。「これを倖せと呼ばずして何と呼ぶ?」大衆なんてお構いなしよ。でもさ、これって、一寸、おぞましいよね?
狂犬野郎を自称すべく勢い、物凄っい勢いで駅前を通過スルー。「きっと、相手にしてもらえないんだろうなァ?」なんて思っていたのだがしかし、「あ、意外と普通なのね?」って、感じだった。人面狗、ゴー・トゥ・ザ・カフェー、這入ったカフェテリア、その接客態度は何の変哲もなかった。カウンターに飛び乗り、メニューを適当に差したらM / O / N / E / Y を蝦蟇口から勝手に取ってくれた。したらば、レジスターがイカレタ。(これ、よくあるんですよ。)オレには不思議な能力がある。意味のない奇跡を起こすん。自らに何の利益も齎さないような。そんで、「出来上がりましたら、お持ちしますので、お席でお待ちください。」だって。ちょっくら拍子抜けでやんす。内装はエイジアン。着席したのは、窓際、極物指定席。南米の農園で育まれた珈琲豆を炒ったと云う触れ込みの珈琲を啜り、カップに珈琲が結構満杯なのに執拗な迄に何度も、「御代わりは如何ですか?」と、訊いてくる慇懃無礼な女店員は、美人にも見え醜くも見えかと云って普通少女でもない不思議な少女だった。オレは頼まれてもいないのに、こう思った。「全っ然、ヤレる!」
…って、そればっかかよ、オレ!そればっかだよ、オレ!ってか、獣的な本能が肥大化している感は否めなかった。「畜生!」って、自らの身の上を改めて実感した。なんてなこと思慮深げ、思索に耽っていたら、直下型地震?童貞天使との呼び声高い全身全霊迷彩服姿の小学生に足蹴にされ、不態に転げ堕ちた。「くわはははははァ…。マジ、受ける!」オレは自意識過剰症候群で、アップアップなんだ。だから、常に他者排斥の対象と成り得る筈だ。然し、オレは厭がらせには屈しない。抗議反対し抑圧を避けるこのIKIZAMA!そして、自らを陥れといてそこから出れなくなっちまう。「ZAKENじゃねえよ!?」きゅいんきゅいん唸りうめき乍見上げたらば硝子の外、「蜘春?」似た奴がいた。だが然し、声は掛けられなかった。あ、思い出した。呑み会コンパ帰りか?女連れ、擦れ違ったのだが然し、他人の振り、その時もNAZEDAKA如何しても声を掛けられなかったんだ。近くの、「こいつらは 、(FUCK THE)TEACHER?」、思わせ振りな態度の、TWO TOP DEVUZ. (内申書についてあれやこれやと言及していたからオレは勝手に邪推した。)「…そんでさ、オレさ、最初シカトしてたんだわ、その女!で、まあ色々あってね、「私が認めた人しかさせない!」とか抜かすからさ!ぶん殴ったといたよ。マジ力で。勿論、グー!そんで、グッ!なんつって!かか。ってかさ、ここの店さァ、ここの上のキャバクラ?あれだろ?そうでもないんだろ?じゃあさ、良くね?行かなくて、良くね?」「まあね、まあね。でもさ、一応一応、給料日だしねっ。」「まあねまあね、じゃあ、行っときますかっ。」「そうしますかっ。」教師とて人間か。性的衝動は抑えられない。オレのことなんて勿論眼中ねえ。「やれェ!やれェ!」的横眼でチラ見攻撃だっだよ。意外と世間て冷たいよね?だあれも助けて呉れなかったよ、いや、マジで!正に、 明CRAZY暗。心中こう叫んだよ。

「EVERYBODY MUST BE DEAAAAAD!!!!!」



オレは文字通り、一人でいきり立ち、一人で項垂れる。死にたくなるぜこの何もねえ裏道ストリート(在るのは、デパートの職員通用口ぐらいなもん)、視界はぐらつきやがる、ど畜生が!街灯は明滅、人影は疎ら?否、人集り!そして、HARD KORE PUNKが流れてる。「うお、ありゃ?」悪名高き(平成名物異形人間ズ、バケメン& バケガール)TWO TOP MONSTERSじゃねえかよ?ドン・ガバチョ萎え男と、イノセント狂気子!(オレがそう勝手に命名しているDAKE -DEATH!)あいつらが狂ってるかなんて、当たり前田のクラッカー!ポリスでさえも恐れ戦く地域のヒーロ男、名物男の登場で、胸のここいら辺りはもう、爆裂寸前の大騒ぎさ。創立二十五醜年(奇しくも宇宙企画と同い年)総工費云円のこのオレの反面教師であり、憧れ続ける美しき愚像でもあるハード・コア一辺倒のドン・ガバチョ!全裸で団子蟲のように丸くなってい、自ら脱糞した(と思しき)欠片が背中に在った。其処からは煙が昇っていた。オレはそれを見上げて見上げた根性だと呟く。同じく全裸にガス・マスク装着姿の狂気子は揺す振る揺す振る。「おまえさん!おまえさん!」傍らのラジカセは、SLAYERの、『StrainOf Mind』が周辺地域に迷惑を及ぼすべく大音量で流れていた。
ほっといてやろう。ってか、面白え髪型(刺青)だな、それにしても。スキン・ヘッドで、「HATE」って、描いて在る。狂気子は、「THE LIVE」。セミ・プロ狂人は或る意味プロっぽい。狂気子と取り囲む(ヲーター・ヴィジネス感丸出しファッションの)美しい少女らを見てふと思う、あれも女これも女。まあ、今日は大人しいだけでも未だマシな方だ、起きるなよ起きるなよ…?って、うわ!起きた!あ、吼えた!もう、ダメだ!また始まっちゃったよ!イヤ~な空気が周辺に漂い始めた。その、緩慢な動作が苛吐くぜ!そして勿論、標的はオレだった。バケモンばかりが寄りついて来やがる。バケモンか?オレは?そうだ、バケモンだ!オレは!いっそのこと死んでしまおうか?いや、死ぬのは勿体ない。だって、これから何かいいことあるかも知んないじゃん?然しそれにしても、「なんだこれ?」言いたくなるよな拍手喝采のおぞましさ。マジで泣けてくる。
「HEY!其処の投槍ボーイ!投槍もいいが、投げっ放しはダメだぜえ?」平常いっつも思うことだが、こいつ、格好は兎も角、見ように依っては或る意味格好いい。言うことがいちいちキメキメなんだ。文字通り、こいつも一人でいきり立ち、一人で項垂れる。さァ、皆様、御唱和下さい、「RIDE ON TO THE our NEGATIVE SOOOOOOOOOOOOOOOUL!!!!!!」。大衆に注目されてホックホクの怪女はウッハウハ。狂気子ですらも一躍時の人に。これは一悶着あって、一波乱あるかも知れないぞい…?って、やっぱり!萎え男 : 「SUCK MY DICK!」狂気子 : 「おととい来やがれ!」萎え男 : 「ぎゃふん!」剥き出しの感情、これこそが生きている実感自体なのではないでしょうか?だが然し、例え喩え一億詰まれたとしても、不埒な行為の極みであるフェラチオなんてオレだって、願い下げだね、勿論!JIZEN心なんて、ビリィビリィに破いたれ!ビリィビリィに破いたれ!ビリィビリィに破いたァれ~!萎え男は、背中の欠片を自らの握力でぐぎゅう!と握り潰した。気付いてたのか?ってか、如何やったらあんなとこに?糞と戯れたのか?あ、帰る。あ、二人仲良く。あ、チャリ通なのね?ラジカセ積んで。おいおいハンドル絞り過ぎだろ?手が拗れてんじゃん?しかも、サドルが喰い込んでるよ。
それしてもまた、凄え匂いだなァ、その匂いは矢張り可愛げがなかった。まあ確かにオレらは世界で一番のキラワレモンかも知れないさ。はいはい、迷惑掛けて相すみません。でもさ、オレ、実は、関係なくね?大衆はオレまでも鬼の形相で睨みつけ始めた。けっ、勝手にしやがれ!
人集りは拡散、暫く余韻を楽しむようにして佇んでいたら、あれ?今度は一人で、戻って、来た。徐に近付いて来、何かとんでもない事が起こる予感は拭えなかった。最後の言葉になり得る感は否めず、また僅かな記憶を振り絞って、「夢も信念も消え失せてしまいそうだが、それでも我々の時は流れ、続くだろう。希望に充ち満ちた人生を我らに!」と云う或る悲劇役者の吐いたフレーズが甦った。絶叫したいと云う衝動自体に他者の欲望を純化させたようなそんな錯覚が在ったのは如何してなんだろう?急ぎ急いで爆裂吐露しようとしたらば、「そうかい!そうかい!あたしゃ、もう、安心したよ。あんたたちのような若い連中がこれからの社会を支えてくれたら、日本も安泰だよ。安泰。安泰。」曇り硝子奥の淀んだ眼球に依って虚空を睨みつけ乍呟いてから、引き攣り笑いのくぐもった声を神経症的に携え、背中から、隠し持っていた鎖鎌を無表情を擁して思いっきし振り被って来た狂気子。おわ!おわ!おわ!ちょうちょうちょうちょう、タイム!タイム!いや、マジで!いやいやいやいや、あ!緊急救命用ホイッスルがまさかこんな場面で役に立つとは思わなかったよ!買っといて、本当に良かったァ…。(いや、マジで!)頸部を一心不乱に振り狂い漸く咥える事が出来、「びいいいいいいいいいいいいいいいい…!」って思いっきし狂ったように吹いたんだ。だが然し!案の定周囲の疎らなる大衆は皆見て見ぬ振りだった。ジャスト・ライク・亜・絶望。ローカル・エモーションはダウナー系。感情の乏しい表情に死んだ魚の眼。「誰か、助けて~!」感情露にしてコール、「今、忙しいから、無理~!」感情剥き出しでレスポンス。棒読みクライシスが世界を巣食う。思えば、何一つ本当にやりたいことなんてやったことがなかった。オレは何もしなかった。悉く何もしなかった。遡る起源、表現すべく明瞭な言葉は既に存在しておらず。先立つ憐れな我が身の上を、如何か御許し下さいませ。然し、おぞましき我が身が朽ち果てるその前に、せめてフラストレーションだけでも爆発させたかった。(いや、マジで!)そして、これが言いたかっただけなのかも知れない、オレは。「ぎゃふん!」



朦朧然とした意識の最中、頸部が切断され狂気子の懐から拡がった視界はショウ・ウィンドウの如く透明な空間に同種の動物たちが沢山集積されてい、それを荷台とした銀河鉄道(ライク・亜・ノアの箱舟)が、天空に呑み込まれてゆく荘厳なる雰囲気、そのものであった。







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