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壱、
しおりを挟む沈黙も 注目も 錯乱もなしには何ひとつとして起こらないということに、誰ひとりとして気づいてはいない。飛び立たなければいけない時期が来ているのかも知れないのだけれども、道半ばで行き倒れる可能性だってある、 今こそ、形成された 偶然の持ち分のそのすそ野を拡げなければならないのかも知れないのだけれども…、何故!?俺は、果たして一体、こんな場所にいるのだろうか?訳も判らずにい、それまでの経緯は判然としないのだけれども、また、どのような用事があって?どんな手段で?こちらに来ているのか?判らないのだけれども そんなおばさんと二人で、駐車場に於ける駐車券 発券装置の前にいる。そして、二連綴り(キャッシュカードとクレジットカードが二枚つながっていて、ちょうどデカめのガラケーを拡げたくらいのサイズ)のエポスカード?を、発券機に差し込み、朧気な表情でおばさんが精算だか支払いを済ませながら、クレジットカードの発行の仕方をいろいろと教えてくれている。そこで、ふと、骨の折れる苦労を厭わずネットで漁りまくった玉石混交 入り乱れるなかで 偶然 発見、インターネッツ界隈では無敵者でも審査が通りるとまことしやかに囁かれている、そんな噂が罷り通っている、罷り間違うと痛い目にあいそうなそんなメルカードを、メルカリをまったく利用したことがないにもかかわらず、もしも発行するこどが出来るなら、あわよくば発行して、デジタルネガティブの本領発揮、コンビニエンスストアでのキャッシュレス決済に利用して、キャッシュレス決済にこそ正義、紙幣や小銭には既に貨幣価値がないと信じ込んでいるフラッシュモブ民どもの度肝を抜かしノーマネーでフィニッシュ、ボーダーレス社会に殴り込みを掛けるつもり社会的制裁を与えるつもりで調べまくったその成果 釣果を披瀝しアドヴァイスなるものをもらおうとするのだけれども、俺の頭のなかでそのときの記憶は尻込みしてなにひとつとして思い出せない、無思考でフィナーレ。そのまんま、駐車場を出て俺とおばさんは逆方向に別れ、俺は、車通りのある方向へ、おばさんは閑静な住宅街の方角へ消えていったのだけれども、大通りの歩道をひとりとぼとぼと歩いていたら、突然、車を運転しているおばさんが俺の真横に横づけし、俺の歩速に合わせて、今か今かと獲物をツケ狙っているナンパ・カー、若しくは、職質の餌食に狙いを定めターゲット ロッキングオンしているパトカーぐらい気持ちの悪いスピードで減速 & 徐行しながら俺に寄り添うように伴走、しているのだけれども、その車というのが、軽トラの運転席の屋根をそのまんま取っ払って無理矢理 オープンでエアーなカーに改造したような?しかも、助手席がない、これ、車検は通ってるのか?というような代物で、乗り心地は最悪(であることが予想され)、ちょっとした段差でも、助手席があったと思しき場所に乗り込み座っているとダイレクトにその振動が腰に伝わり、まさにガソリンの揺れ方を体感、さみしさだとか、優しさだとか、温もりだとか、そんな言葉に興味はないぜ?ただ鉄の塊に跨っているだけ、自分の命を揺らしていることを実感、ブランキージェットシティの 俺たちの国境は地平線さ?仕様(P.S.世界が終わるまで待ってて、ベイベー♪)、…これ、シートベルトはあんの?…ってか、するの?する必要はあんの?おばさんに訊くと、…したかったらして!したくなかったらしなくていい!とのこと。…って、なんじゃそりゃ?俺はおばさんの運転するオープンでエアーな軽トラの助手席あたりに、リアウィンドウのないドアに手を掛けて必死につかまり乗りながら、先程、成し得ることが出来なかった 一大事業、インターネッツで、一生懸命、調べたメルカードについてのことを覚書として記事にアップした自らのブログを検索して、それをカンニングペーパーとして見ながら、おばさんにいろいろと聴いてもらおうとするのだけれども、いくらスマフォを操作、弄り倒しても、俺のブログ記事は見つからなかった。そのまんまその足で向かった先は親戚のおじさん(※ 故人、おばさんの兄にあたる)の家で、到着するなり、居間にみんなで集まりくつろいでいるなか、ふとおばさんの顔を覗いてみるとなんだか様子がおかしい、朧気な表情というか、寧ろ、浮かない表情というか沈み込んだ表情?暗がりにいる所為か?まるで顔に暗みが差し込んでいるようなそんな顔貌で、言葉少なに、何故、こちらへ来たのか?ことの経緯を話しているようで、実際のところなにも話しておらず、話の要領はまるでつかめなかった。女座りでおばさんが下を向いてちょうどこちら側の所作に気づかないタイミングを見計らって、急におじさんが俺に向かって息と声を殺しながらアイコンタクトで俺に意識を するよう指示 をし、そして、左手を顎の下に持っていき添えて、チャールズ・マンソンではなく、マリリン・マンソンでもなく、チャールズ・ブロンソンの、例の決めポーズをやらず、頸部を斜めに斬り裂く仕草、俺は、それは斧か鎌で殺めか勝負か杜若されたそれを表現するボディランゲージであるということをすぐさま、察知。そして、意識をキャッチ。そして、今現在、俺に話し掛けているというか、ボディランゲージを使い、以心伝心 チャネリング コミュニケーションを しているおじさんとは、また、別のおじさん、つまり、所謂、謂うところの、第 親等 おじさん、おばさんの旦那さんが、以前、近所のきちがいに斧で襲われたことそのことについてエアー言及していることを察して、それから、そのことは如何なったのか?あれから何があったのか?詳しいことは判らないのだけれども、おそらくたぶん、今日、ここに来ているのはそのことが理由で、それでここに来ているのではないか?というような帰着点に俺とおじさんふたりの思念は落ち着き、その 非の打ち所のない思考は を司る女神; たちから満場一致の喝采で迎えられ、我々の バズーカは、天孫降臨 による可決を迎え、そして、そのことをおばさんに訊ねるという重大任務のお鉢は俺が 若輩者であるということも相俟って、おじさんから、掌を天に向けて、俺に向かって差し出しながら小刻みに前後振動するという粋ではない酷な計らいによってまわって来て、仕方がないから、俺は、そこは敢えての否定形、 おじさん、まさか、殺されてないよね?大丈夫だったんだよねぇ?と、勇気を振り絞りおばさんに問うのだけれども、…ううん、ダメだった…。力なく答え、それを聴いて俺とおじさんは同時多発的にまったくおんなじ不格好な姿勢で崩れ落ち、四柱推命フラッシュバック!チャンス・オペレーションの大三元!大殺界のエターナルドリーム!壮絶な大共鳴をしたもののふたりしてクールを装い、ふと、おじさんの方を振り向いたのだけれども、そのときのおじさんのなんとも表現しようのない、如何ともしがたい複雑で単純な(若しくは、情けないようでたくましくもある♪)表情が忘れられない。俺とおじさんの意識は強く結ばれ、精神は徒党を組み、普遍的無意識に見守られながら、これから、我々、一族は一丸となって過酷な現実に挑んでゆかなければならないだろう。しかし、このような生活が死ぬまで続くのだろうか?共闘宣言。おばさんを如何にして元気にすればいいのか?精神的安寧を 確保して、安息の地を見つけさせ、そして、如何にして慈愛のこころを復活させればいいのか?そして、時は総てを破壊するのか?それについて審議する、ダボス会議よりもシリアスな、血族会議の発足、こんにちワイマール憲法!儀式というものは境界を踏み越えることはないのだろうけれどもの、…でも、そんな状況で、よくここまで事故らずに運転して来れたね?大丈夫だった?今日は、勿論、こっちに泊まってくよね?と、必死に励まそうとし、すると、おばさんは総ての葬儀一式を取り揃えた、葬儀社から用意してもらったものと思われる黒い箱をおもむろにバッグから取り出し、そのなかから、俺が 以前 おばさん宛てに送った封書を取り出して、…これ、あんたが要るって言ってた、これ、見つかったから、ついでに持って来たわよ?と、あまり生気のない声、そして、出来る限りの気力がある振りを装って、突然、告げられるのだけれども、俺は、…あ、それはもういいや!なにを書いたのか?忘れちゃって、俺が書いた文面を知りたかっただけなんだけど、みんな思い出したから、大丈夫!大丈夫!…と、果たして、一体、なにが…?どのように…?「大丈夫」なのか?判然としないのだけれども、…ちょ、俺、取り敢えず、漢方薬、呑むわ!と、別にあらかじめことわらなくてもよかったのだろうけれども、重い空気に耐えられず、そして、沈黙を切り裂くためにも、敢えてそのようにおじさんの方を向かいなかわらそう告げてから、俺は、精神を安定させるために服用する漢方薬ではなく、ナロンエースを口に含み、舌の上で転がしてその如何にも植物由来ではなく、人工的で、近代文明的な味わいでこころを落ち着かせた。取り敢えず、これで、俺たちは名実共に 被害者遺族の仲間入りと相成り、ネタ探しに苦労しない作家冥利には尽きるのだけれども、数奇な運命IS NO DOUBT!これを如何にして文章化すればいいのだろうか?如何にして言語化すればいいのか?我が筆のまず貧しさに咽び泣くことになるだろうか?それはまた、身内と雖、プライバシーの侵害にあたるのではないだろうか?それから、死者への冒涜になるのではないだろうか?混沌から秩序が生まれることにより、形のないところから形が生まれる。すると、神話を超越したようなものの存在を感じざるを得ない。そのようなことにしか興味のない 俺は 考えあぐねて思い悩む...
※ 参考文献;シュルレアリスムの変貌
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