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コモンセンスシティ生活編
居ついてみました
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……ダンジョンから出て、数日後。
どうやらダンジョンの近くに形成されていたこの街の名前は「コモンセンスシティ」と言って、ダンジョンから名前を一部もらっているところだったようである。
位置するのはフレイム地方とかいう場所の、ダリン王国の領地の一部にあたるそうで、端っこの辺境らしい。
辺境伯とか言うくらいの人が領主として治めてはいるものの、圧政とかは敷かれておらず、むしろダンジョンからの資源が豊富にあふれ、中々活気があるそうである。
ディーという名前になり、ミミックである俺は現在……
「そっちに行ったぞルーシア!」
「任せるニャ!!」
「ゴブボォゥ!?」
今日はゴブリン狩りという事で、ダンジョンではなく、町の外にあった森林内でゴブリンどもを次々に仕留めていた。
俺の処遇だが、モンスターであるから冒険者登録ができないらしく、かといって討伐されようにもされたくはないし、ルーシアが懇願して討伐対象にはならなかった。
というか、ギルドマスターのジョセフさんにも事情を話して、病気を解決したという功績もあるので、特別に俺は討伐されないモンスターになれたようである。
まぁ、そもそも人と会話が可能だったり、魔法でさまざまな種類を扱えたり、「鑑定眼」のスキルでいろいろ調べたり、「錬金釜」のスキルで道具を生みだしたりしたところを実演していたら、いつの間にかこの街の人達に受け入れられていたんだよなぁ……モンスターとしてではなく、個性豊かな人のように。
とはいえ、行く宛もなかったのでこうして現在、ダンジョン内で知り合えたルーシアの仲間として一緒に冒険者活動を行っているのである。
ミミックなせいで、冒険者登録はできなかったけどな。
人限定で、モンスターが自らなるとは想定されていなかったそうである。
ま、唯一良い情報を得られたとすれば、ミミックで俺のような存在が出た事例は初めてとはいえ、人と普通に交流するモンスターも種類によっては普通にいるらしいという事であろう。
ただし、男性にとっては夢のようで地獄とも言われるラミアとかの類らしいが。
……今の俺はミミックだもんね。全く関係ないし、搾り取られる心配もないよ。
そんなこんなで、ルーシアの冒険者活動を手伝ってはいるが、彼女の成長は速いようである。
何しろダンジョン内ではあのコボルトナイトに囲まれていて大変な目に遭いかけたが、そいつらより弱いとはいえ、同じモンスターのゴブリンたちを現在蹂躙できているのだ。
毎朝修練のために俺と軽く模擬戦闘を行って、そのせいで実力を付けちゃっているようだからね。
猫耳隻眼少女……いや、実はもう隻眼 ではなくなったけどね。
ゴブリンを30体ほど討伐したところで、俺は聞いてみることにした。
「ルーシア、目の具合はどうだ?」
「大丈夫になったニャ!!」
ぐっと指を立て、ちょっとへたくそなウィンクを返すルーシア。
怪我をして見え無くなっていた目だが、実は先日「錬金釜」のスキルで偶然にもそれを治せる薬が出来ちゃったのだ。
で、「鑑定眼」でその効果を知って、試してもらったところ目が見えるようになって、ルーシアが感涙のあまりに涙を流しまくって、少々その涙をふき取るのが大変であった。
そのこともあって、ルーシアは皆にも喜ばれて、その笑顔を取り戻した功績者として冒険者の男共からの信頼が高まったようである。
ただまぁ、獣人の猫の少女で見た目が綺麗な少女であるから、これで俺がミミックじゃなくて、普通の人間の男性だったら嫉妬の目線の方が多く来たのかもしれない。
そう考えたら、このミミックボディも悪くはないな。
とはいえ、前世が普通に男の子だったので風呂とかまでは一緒ではないし、寝る時も俺は床だからな。
というか、どっちも人間とは違う生活を強いられるんだよ。
風呂は危うく溺れかけるわ、ベッドで寝ようにも布団をどうかけて良いのかわからないわで色々と大変である。
うん、ミミックなりに苦労はあるんですよ。
ついでに、会話は普通に交わせていたが、文字まではできてませんでした。
なので現在勉強中です。「鑑定眼」で鑑定して読もうと思えばできるけど、やっぱきちんと学ばないとなぁ……
どうやらダンジョンの近くに形成されていたこの街の名前は「コモンセンスシティ」と言って、ダンジョンから名前を一部もらっているところだったようである。
位置するのはフレイム地方とかいう場所の、ダリン王国の領地の一部にあたるそうで、端っこの辺境らしい。
辺境伯とか言うくらいの人が領主として治めてはいるものの、圧政とかは敷かれておらず、むしろダンジョンからの資源が豊富にあふれ、中々活気があるそうである。
ディーという名前になり、ミミックである俺は現在……
「そっちに行ったぞルーシア!」
「任せるニャ!!」
「ゴブボォゥ!?」
今日はゴブリン狩りという事で、ダンジョンではなく、町の外にあった森林内でゴブリンどもを次々に仕留めていた。
俺の処遇だが、モンスターであるから冒険者登録ができないらしく、かといって討伐されようにもされたくはないし、ルーシアが懇願して討伐対象にはならなかった。
というか、ギルドマスターのジョセフさんにも事情を話して、病気を解決したという功績もあるので、特別に俺は討伐されないモンスターになれたようである。
まぁ、そもそも人と会話が可能だったり、魔法でさまざまな種類を扱えたり、「鑑定眼」のスキルでいろいろ調べたり、「錬金釜」のスキルで道具を生みだしたりしたところを実演していたら、いつの間にかこの街の人達に受け入れられていたんだよなぁ……モンスターとしてではなく、個性豊かな人のように。
とはいえ、行く宛もなかったのでこうして現在、ダンジョン内で知り合えたルーシアの仲間として一緒に冒険者活動を行っているのである。
ミミックなせいで、冒険者登録はできなかったけどな。
人限定で、モンスターが自らなるとは想定されていなかったそうである。
ま、唯一良い情報を得られたとすれば、ミミックで俺のような存在が出た事例は初めてとはいえ、人と普通に交流するモンスターも種類によっては普通にいるらしいという事であろう。
ただし、男性にとっては夢のようで地獄とも言われるラミアとかの類らしいが。
……今の俺はミミックだもんね。全く関係ないし、搾り取られる心配もないよ。
そんなこんなで、ルーシアの冒険者活動を手伝ってはいるが、彼女の成長は速いようである。
何しろダンジョン内ではあのコボルトナイトに囲まれていて大変な目に遭いかけたが、そいつらより弱いとはいえ、同じモンスターのゴブリンたちを現在蹂躙できているのだ。
毎朝修練のために俺と軽く模擬戦闘を行って、そのせいで実力を付けちゃっているようだからね。
猫耳隻眼少女……いや、実はもう隻眼 ではなくなったけどね。
ゴブリンを30体ほど討伐したところで、俺は聞いてみることにした。
「ルーシア、目の具合はどうだ?」
「大丈夫になったニャ!!」
ぐっと指を立て、ちょっとへたくそなウィンクを返すルーシア。
怪我をして見え無くなっていた目だが、実は先日「錬金釜」のスキルで偶然にもそれを治せる薬が出来ちゃったのだ。
で、「鑑定眼」でその効果を知って、試してもらったところ目が見えるようになって、ルーシアが感涙のあまりに涙を流しまくって、少々その涙をふき取るのが大変であった。
そのこともあって、ルーシアは皆にも喜ばれて、その笑顔を取り戻した功績者として冒険者の男共からの信頼が高まったようである。
ただまぁ、獣人の猫の少女で見た目が綺麗な少女であるから、これで俺がミミックじゃなくて、普通の人間の男性だったら嫉妬の目線の方が多く来たのかもしれない。
そう考えたら、このミミックボディも悪くはないな。
とはいえ、前世が普通に男の子だったので風呂とかまでは一緒ではないし、寝る時も俺は床だからな。
というか、どっちも人間とは違う生活を強いられるんだよ。
風呂は危うく溺れかけるわ、ベッドで寝ようにも布団をどうかけて良いのかわからないわで色々と大変である。
うん、ミミックなりに苦労はあるんですよ。
ついでに、会話は普通に交わせていたが、文字まではできてませんでした。
なので現在勉強中です。「鑑定眼」で鑑定して読もうと思えばできるけど、やっぱきちんと学ばないとなぁ……
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