憧れの召喚士になれました!! ~でも、なんか違うような~

志位斗 茂家波

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259 そこまでやり過ぎることはなくと言いつつ

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 人命救助を行ったのは良いのだが、困るのはその後の扱い方。

 流石に臨海合宿の宿舎などには泊めることもできないので、教員や王子たちの方へ相談を行った結果、海岸部の方に特設の小屋を建てることが許可されたので、そこに一時的に保護することに決定した。

 と言っても、一応ディー自身も学生の身であり、ずっとそこにいるわけにもいかない。

 臨海合宿だけに、最終日までは学ぶことが多く‥‥‥ゆえに、その間にちょっと召喚獣たちに管理を任せることになったのである。

 まぁ、流石に心配はそこまでなかったのだが、人命救助後の2日目の夕暮頃に、見に行ってみれば…‥‥



「…‥‥全員、ベッドで安静状態か」
「ハイ。流石に投薬治療などでも、失われた体力を直ぐに戻すのは難しいですからネ。寝かせなければ治るものも治りまセン」

 小屋とはいっても、カトレアが生やした木々を組み合わせたログハウスであり、内部には簡易的にベッドが置かれているだけ。

 質素すぎるのだが、それでもそのベッド群に寝ている人たちは、安らかそうな顔で眠っていた。

「1週間程度の漂流であったという情報を聞いてましたが、船の食糧庫などが破損しており、ほぼ飲まず食わずの状態で、体力の消耗が激しかったようデス。中には喉の渇きからつい海の水を飲んでしまい、危険な状態になっている方もいまシタ」
「飲むとヤバいのか?」
「塩分が多すぎて、渇きを潤すどころか、血管内の水分が失われたりしますからネ」

 とはいえ、ここで治療を行うことにより、救助された船員たちの容態は安定しているそうだ。

 今はぐっすり眠っているが、一応精神的な疲れなども見られたので、ゼネの魔法やカトレアが作った香草でリラックスさせ、精神部分からじわじわとゆっくり治療も施しているらしい。

「あとは、海洋王国の者たちから砲撃されていた件などについでも詳しく聞きましたが‥‥‥どうやら、そこで寝ている方が原因のようです」
「彼女か?」
「ハイ」

 ノインが指示した方向で寝ているのは、一人の小さな少女。

 年齢的には7,8歳ぐらいと幼いのだが、やつれ具合からしてかなりひどい状態にあったことがうかがえる。

「名前はハルモニアというようですが、扱いがかなりひどい診察結果が出てきまシタ」
「どういうことだ?」

 他国での王家の者の扱い方などについては俺たちは良く知らないが、ルビーを通して王子たちとの報告のやり取りをして詳しく確認したところ、海洋王国ではちょっと特殊な風習のようなものがあったようだ。

「海洋王国では、王家の血筋であると完全に認めるには、どうやらオッドアイを持つ必要があるようデス。なので、それが顕現しなかった方々は、王家扱いではなく分家の位が低い扱いになるようですが…‥‥」



‥‥‥海洋王国で、王家の者と完全に認められるには、どうやら生まれつきオッドアイの目を持っている必要があるらしい。

 左右の目の色が一緒じゃなくて、違う色な人たちのみを王家の完全な血筋と認めるが、そうでないのならば王家ではないという扱いになるそうな。

 とはいえ、王家で無い扱いだとしても、それでも一応貴族の一つとして分家扱いされ、それなりの生活の保障はされる。

 なので、王家でなくても苦しい生活とかは特になく、一代限り程度の平凡な貴族家として過ごせるだけの保証があるそうなのだが‥‥‥‥どうもその扱いが、今代の王になって切り替わったらしい。

「というよりも、情報によればどうも代替わりが数カ月ほど前にあったようデス」

 海洋王国だけに、各国とは船を通しての交流をするのだが、そのせいかやや連絡が行き来しにくいところがある。

 なので、できる限りここにいる人たちから情報を集めて見れば…‥‥その代替わりした今の王によって、扱いが急に変わったのだとか。

「そもそも、海洋王国の王家の代替わりには、国王が隠居宣言をした後に、トーナメント制で次期王を決めるような決まりごとがあったそうなのですが…‥‥どうも不穏なことがあったようなのデス」

 海洋王国の王が隠居宣言をそろそろしそうであり、ようやくトーナメントが始まるのかと思っていた矢先に、事件が起きた。

 それは、王家の者たちが次々に謎の病によってこの世を去ってしまったという事のようだ。

 ただの病にしては死亡率が高すぎるし、一部では毒殺疑惑もあったようなのだが‥‥‥その中で、唯一生き残っていた王家の者が、国王になると宣言してそのまま国王になったそうだ。

 そしてその後から、急激にオッドアイではない王家の血を引いた者たちへの扱いが酷くなったようで‥‥‥

「というか、その国王の子供であってもオッドアイでなければ容赦なく切り捨てるような真似をし始めたようデス。色欲にまみれて沢山の子をなしていたようですが、ほんの一握りしかオッドアイの子がいなくて‥‥‥邪魔者扱いとして、全部消す判断をしたようデス」

 そして、その判断による切り捨てが行われる中、今眠っている彼女ハルモニアにも、国王の手が伸びそうになっていた。


…‥‥けれども、流石にここまで成長している子がいるという事は、それなりに世話をしていた人たちがいて、どうしても助けたいと思って‥‥‥わざわざ、頼み込んで商船に乗ってもらい、国外逃亡を図ってもらった貰ったそうなのだ。

 だがしかし、そんな矢先に運が悪かったというべきか、嵐にあってしまい船が漂流。

 そして幼い女の子には漂流生活は過酷だったようで、状態が悪化し‥‥‥このままでは本当に死にかけていたのだとか。

「まぁ、治療しましたので命の危機は脱しましたが‥‥‥精神面でのダメージは、他の船員たちよりも高いようデス」
「そうじゃな、今心を癒し中なのじゃが、一番苦戦中なのじゃ」
「っと、ゼネか」

 ノインから話を聞いている途中で、急にゼネが入って来た。

「うむ、現状精神治療は他の者たちはうまくいっているのじゃが…‥‥ハルモニアという娘だけは現状うまくいかぬのじゃよ」

 扱いが急激に悪化し、命の危機にさらされた現状は、幼子の心に深い傷が残された。

 ゆえに、精神面からそもそも気力が乏しいようで、肉体的な治療は出来てもそこが解消できないようだ。

「わたくしの御手製香草も、作用しにくいですわね…‥‥」
「わっちのマッサージも、精神面となると難しいところがあるでありんすからなぁ‥‥‥」

 他に治療していた面子が揃ってそう口にし、治療の難しさに溜息を吐く。

「そもそも、ずっと眠りっぱなしですしネ。起きる意思がないというべきか、手の施しようが無いデス」

 どこまで精神的に追い詰められていたのかはわからないが、幼い心ながらに命の危機を感じ取っていたのもあるのだろう。


 それだけ心に負担がかかり、起きること事態を拒否しているのであれば‥‥‥俺たちからすると手が出せるようには見えない。

「‥‥‥何と言うか、人命救助できたのに、救えないって言うのはなんとももどかしいというか、悲しい気分になるな」
「人の心というのは、難しいですからネ」

 俺の言葉に対して、はぁっと溜息を吐いて返答するノイン。

 色々とんでもない技術を持つ彼女にしても、その分野は難しいようだ。

「いっその事、精神的な劇薬でも与えてショック療法をやった方が良いかもしれませんが、それはそれで危険ですからネ。お手上げに近いのデス」

 何かこう、精神的な起爆剤でもあれば話は変わるだが、俺たちにそのような物は持ち合わせていない。

 なので、他の船員たちはどうにかできても、たった一人の少女の扱い方に頭を悩ませるのであった‥‥‥

「‥‥‥そういえば、王子たちが全員この状況を聞いて早く到着するとか言う連絡があったが‥‥‥いっその事、性癖ぶっ飛び第3王子でもぶつけたらどうなるのかな?」
「それはそれでかなりの問題になりそうな気がしますガ‥‥‥」

‥‥‥でも、なんかできそうな望みにはなりそう。不安しかないけど。













‥‥‥ディーたちが、第3王子が到着したらいっその事押し付けてやばそうな化学反応でも起きないかと考え始めたころ。

 海洋王国の王城の方では、ノインと海上でやり取りした第8王女グレイが、国王の元へ謁見していた。


「---、以上をもって、国王陛下の血筋でオッドアイならざる者たちは、全員死亡を確認しました。船員たちにも船が沈んだ様子をしっかりと見せましたし、証言が取れるでしょう」
「うむ、良いだろう」

 グレイの報告を聞き、満足そうにそう答える国王。

 今回のオッドアイならざる国王の子たちの殲滅は、この王が自ら指示した事。

 王位に付くまでは、そんなそぶりも見せなかったのだが…‥‥いや、元から扱いを雑にしていたので、ある意味かんがえられた可能性もあったのだろう。


「ならば、これで我が子たちはオッドアイを有する者たちのみとなったが…‥‥いざ、消してみればそこまで情もないし、後々かかる費用が浮いたと考えれば、むしろ喜ばしいだろう」

 はっはっはっと笑う国王に対して、グレイは表情を変えなかったが‥‥‥内心、不気味な者にしか見えなくなっていた。

 他の兄弟たち、祖父が病で倒れた結果、偶然にも王になった父。

 だがしかし、その人間性は何処か狂っているようであり、恐ろしくもあった。


「であれば、次に移るか」
「次?何か考えでもあるのでしょうか?」

 王家扱いされなかった兄弟姉妹を徹底的に消す指示を与えられはしたが、それ以上のことはないとは思っていた。

 だがしかし、国王にはまだまだやるべき内容が頭の中に会ったらしい。

「うむ‥‥‥今回の件で、オッドアイの子だけになったとは言え、それでも長期的な目であれば人数に不安が残る。王家たるもの、トーナメント制をとっているとはいえ、できる限り子をなして後継ぎに不安をなくすのは当然なものであるが…‥‥今の人数は足りぬと思ってな」
「では、側室や王妃様をお呼びしましょうか?」
「いや、それは良い。昨晩も流石にやったし、時間を置かねばと思うが…‥‥王となった以上、子をなすためには妃がより欲しいとは思うのだ」

 とはいえ、そんなことが自由にできるわけでもない。

 そもそも、今の国王になってから密かに娘を持つ貴族家などがこっそり隠していたりするのだが‥‥‥それをどう考えているのか。

「‥‥‥新しい妃を募集すると?」
「それはやらぬ。無いのであれば、自ら探しに向かえば良い。そう、王たるもの望む者があれば献上させる前に、まずは自ら手中に収めなければいけないからな」

 そう告げ、国王は玉座を立った。


「‥‥‥明日、出航して他国へ向かう。ずっと同じ国の者では血が濃くなりすぎ、子に悪影響を与えるということぐらいは学んだからな」
「とはいえ、他国でそう堂々とは…‥‥」
「まぁ、相手が人であればそううまくはいかぬだろう。だがな‥‥‥それが人ならざる・・・・・存在・・であれば、文句はあるまい」
「‥‥?」

 国王のその言葉にグレイは思わず心の中で首をかしげる。

 何かこう、不気味な物を感じさせるが…‥‥国王に、そのような心当たりがあっただろうか?

 そんな知識を与える者たちと、そもそも交流があるのかどうかも分からない。


 そう思いつつ、彼女も一緒に来るように命じられ、王城の方は先日の臣下入れ替えなどで入って来た者たちを国王が自ら命じて任せて、港へ共に向かうのであった‥‥‥‥

(…‥‥何かこう、嫌な予感がするような)

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