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5章 復讐は我にあり
5-52 誰だよ、それだよ
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「はぁ!?元第3王女もとい元生徒会長が行方不明になったぁ!?」
「そのようデス」
‥‥‥医療大国と占星国との戦争が始まって1週間ほどか経過した本日。
昼食をルルシアと食べている中、国から届いて来たその知らせに思わず俺は驚愕した。
王国からの留学している身というのもあり、王国の情報も時たま伝えられてはいるのだが‥‥‥まさか、そんな事態が起きているとは思いもしなかった。
「何でも怪しい集団に襲撃され、誘拐されそうになったので逃げたそうですネ」
「逃げますの?あの方、そうそう変な人には負けない強さを誇っている魔剣士だったと覚えていますわ」
「確かに、生徒会長結構強いもんな…‥‥」
元第3王女だったペルシャは、デュランダル学園の生徒会長に就いていたこともあり、その実力は魔剣士の中でもトップクラスに入るほどのものである。
ルルシアも立場上の付き合いで何度か顔あわせをしており、魔剣士として手合わせもしたことがあり、その実力を見ているのだ。
正直、竜化とかゼナとかの要素が無ければ間違いなく正面から挑んだ場合、勝利を得るのは難しいと思えるほどだ。
詳細を調べてみると奇襲のようであり、なおかつ戦闘中に負傷し薬を使われて危ない状態になっていたようだ。
そのため、逃げざるを得なかったのだろうが‥‥‥行方不明になってしまったのだとか。
「…‥‥生徒会長の背後を取るだけでも結構厳しいとは思うのに、奇襲で慌てていたところもあるかもしれないけれども、後ろから刺したか‥‥‥ただ者ではなさそうだな」
「というか、何でそんなに詳しい状況がでてますの?」
「生存者の証言や、あとは丁度そのあたりにいた知り合いの情報も集めましたからネ」
何にしても行方は知れず、なおかつその襲撃してきた集団に関してもすぐに姿を消してしまい、更なる詳細な情報は不明。
どっちの情報も今はまだつかめていないのは、かなりの不安を感じさせるだろう。
「‥‥‥そもそも、なんでそんな集団が元第3王女を狙うんだ?」
王族の立場を自ら捨て、一魔剣士として野に下った生徒会長ペルシャ。
そんな人を狙うとしても、王籍を抜いているので仮にその夫の座を狙う輩がいたとしても、王族に入れるようなこともないだろうし、人質として扱いたくともいま一つ欠ける部分がある。
それなのにわざわざ奇襲をかけて誘拐を目論むとは、何の目的があるのだろうか?
「それは不明ですネ。証言によれば、何かの餌にするのだとか‥‥‥」
「人質とかじゃなくて、餌扱いって余計に酷いな」
「何かの生贄にして捕らえたいものがあったのかしら?」
謎の集団の目的は分からず、けれども絶対に何か余計な面倒ごとを引き起こすようなことだと直感で悟る。
なんというか、いつぞやかの変態鬼畜学者を思い起こさせるような…‥‥いや、あの学者は既に全部断ち切っているので直接の関与はないだろうし、その線は無いか。
あ、でもそもそも何か情報を与えた存在とかがいるのだろうけど、そっちはまだわかっていないし、もしやその関係の方であるのか?
「とりあえず、現在ドルマリア王国の方では、元王族の立場でもありますが、魔剣士を狙われたという名目の方で調査に乗り出しているようデス。捜索もなされていますが、今のところ手掛かりも得られていないようですネ」
ペルシャの家族‥‥‥王国の王族が冷たいわけではないが、一応元王族が狙われたという事は王家としては許しがたい部分もあるのだろう。
その為、かなり人手が狩りだされているようだが…‥‥それでも、見つかっていないそうだ。
あの人が深手を負っても、そんな簡単にくたばるような人ではないとは思うんだけどなぁ…‥‥魔剣ボンバードを使ってドッカンバッゴンやっていた光景を思い出すと、力を蓄えて盛大な仕返しの機会をうかがっている可能性も考えられる。
「でも、気になるかな。丁度今日は、午後からの授業を担当予定だったタコンガス先生が、実家に帰ろうとする奥さんを引き留めるために無しになったし、探しに行こうか」
「探しに行ける距離ですの?」
「王国の辺境地ですガ…‥‥ご主人様の完全竜化でぶっ飛ばせば、余裕かと思われマス」
こういう時に早く移動できる手段があるのならば、使わなければもったいない。
それに、あの生徒会長には色々とお世話になっているし、だからこそ捜索に加わったほうがいいだろう。
「それと、生体反応に関するデータも取ってますからネ。10キロ圏内ぐらいまで接近したのであれば、探知できるはずデス」
「さらりと人探しにうってつけすぎるものを出すなぁ‥‥‥」
「そこそこ広い範囲で探せるのは強すぎますわね‥‥‥」
ついでにルルシアも、顔見知りという事で探すのを手伝ってくれるようだ。
一国の元王女が狙われた場所に、皇女の彼女を連れて行くのは不安もあるが…‥‥万が一の場合、周辺いた地に被害が出るのを覚悟しておいた方がいいか。
そう思いつつ、昼食を食べ終えてすぐさま俺たちは動き出すのであった‥‥‥‥
「そのようデス」
‥‥‥医療大国と占星国との戦争が始まって1週間ほどか経過した本日。
昼食をルルシアと食べている中、国から届いて来たその知らせに思わず俺は驚愕した。
王国からの留学している身というのもあり、王国の情報も時たま伝えられてはいるのだが‥‥‥まさか、そんな事態が起きているとは思いもしなかった。
「何でも怪しい集団に襲撃され、誘拐されそうになったので逃げたそうですネ」
「逃げますの?あの方、そうそう変な人には負けない強さを誇っている魔剣士だったと覚えていますわ」
「確かに、生徒会長結構強いもんな…‥‥」
元第3王女だったペルシャは、デュランダル学園の生徒会長に就いていたこともあり、その実力は魔剣士の中でもトップクラスに入るほどのものである。
ルルシアも立場上の付き合いで何度か顔あわせをしており、魔剣士として手合わせもしたことがあり、その実力を見ているのだ。
正直、竜化とかゼナとかの要素が無ければ間違いなく正面から挑んだ場合、勝利を得るのは難しいと思えるほどだ。
詳細を調べてみると奇襲のようであり、なおかつ戦闘中に負傷し薬を使われて危ない状態になっていたようだ。
そのため、逃げざるを得なかったのだろうが‥‥‥行方不明になってしまったのだとか。
「…‥‥生徒会長の背後を取るだけでも結構厳しいとは思うのに、奇襲で慌てていたところもあるかもしれないけれども、後ろから刺したか‥‥‥ただ者ではなさそうだな」
「というか、何でそんなに詳しい状況がでてますの?」
「生存者の証言や、あとは丁度そのあたりにいた知り合いの情報も集めましたからネ」
何にしても行方は知れず、なおかつその襲撃してきた集団に関してもすぐに姿を消してしまい、更なる詳細な情報は不明。
どっちの情報も今はまだつかめていないのは、かなりの不安を感じさせるだろう。
「‥‥‥そもそも、なんでそんな集団が元第3王女を狙うんだ?」
王族の立場を自ら捨て、一魔剣士として野に下った生徒会長ペルシャ。
そんな人を狙うとしても、王籍を抜いているので仮にその夫の座を狙う輩がいたとしても、王族に入れるようなこともないだろうし、人質として扱いたくともいま一つ欠ける部分がある。
それなのにわざわざ奇襲をかけて誘拐を目論むとは、何の目的があるのだろうか?
「それは不明ですネ。証言によれば、何かの餌にするのだとか‥‥‥」
「人質とかじゃなくて、餌扱いって余計に酷いな」
「何かの生贄にして捕らえたいものがあったのかしら?」
謎の集団の目的は分からず、けれども絶対に何か余計な面倒ごとを引き起こすようなことだと直感で悟る。
なんというか、いつぞやかの変態鬼畜学者を思い起こさせるような…‥‥いや、あの学者は既に全部断ち切っているので直接の関与はないだろうし、その線は無いか。
あ、でもそもそも何か情報を与えた存在とかがいるのだろうけど、そっちはまだわかっていないし、もしやその関係の方であるのか?
「とりあえず、現在ドルマリア王国の方では、元王族の立場でもありますが、魔剣士を狙われたという名目の方で調査に乗り出しているようデス。捜索もなされていますが、今のところ手掛かりも得られていないようですネ」
ペルシャの家族‥‥‥王国の王族が冷たいわけではないが、一応元王族が狙われたという事は王家としては許しがたい部分もあるのだろう。
その為、かなり人手が狩りだされているようだが…‥‥それでも、見つかっていないそうだ。
あの人が深手を負っても、そんな簡単にくたばるような人ではないとは思うんだけどなぁ…‥‥魔剣ボンバードを使ってドッカンバッゴンやっていた光景を思い出すと、力を蓄えて盛大な仕返しの機会をうかがっている可能性も考えられる。
「でも、気になるかな。丁度今日は、午後からの授業を担当予定だったタコンガス先生が、実家に帰ろうとする奥さんを引き留めるために無しになったし、探しに行こうか」
「探しに行ける距離ですの?」
「王国の辺境地ですガ…‥‥ご主人様の完全竜化でぶっ飛ばせば、余裕かと思われマス」
こういう時に早く移動できる手段があるのならば、使わなければもったいない。
それに、あの生徒会長には色々とお世話になっているし、だからこそ捜索に加わったほうがいいだろう。
「それと、生体反応に関するデータも取ってますからネ。10キロ圏内ぐらいまで接近したのであれば、探知できるはずデス」
「さらりと人探しにうってつけすぎるものを出すなぁ‥‥‥」
「そこそこ広い範囲で探せるのは強すぎますわね‥‥‥」
ついでにルルシアも、顔見知りという事で探すのを手伝ってくれるようだ。
一国の元王女が狙われた場所に、皇女の彼女を連れて行くのは不安もあるが…‥‥万が一の場合、周辺いた地に被害が出るのを覚悟しておいた方がいいか。
そう思いつつ、昼食を食べ終えてすぐさま俺たちは動き出すのであった‥‥‥‥
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