女神のクシャミで死んじゃって、異世界で新しい人生を☆

2話 転生完了。新しい家族との出会い

2話

『おぎゃー!!おぎゃー!!』

光が消えて　目を開けると
赤髪で短髪の大人の男性に抱きかかえられていた。
顔は　なかなかのイケメンで　きっと若い頃は　モテモテだったんだろうなぁ　っと思われる。

すぐ隣には　ベッドがあり　水色の綺麗な長い髪の女性が座って幸せそうに微笑みながら　こちらを見ていた。

『お疲れ様アイシャ。
元気いっぱいの男の子だな。
この子は　アイシャに似て　水色の髪で可愛い子だ。』


『アレク　3人目の子供なのに　初めての子供の用にはしゃいでるわね。』

『当たり前じゃないか。
アイシャとの子供だぞ　何人目であっても嬉しいよ。』

『フフフ。ありがとう。いつも　優しいあなたが大好きよ。』

『ねぇ？
名前は　どうしようか？
何か考えてくれてるの？』

『それがまだ　考えてる途中なんだよ。』

『それなら　私が決めてもいいかしら。
今日夢で、綺麗な女性が出て来て　産まれてくる子は　ユウトと名付けなさいって言っていたのよ。
あんな夢は　見た事無いし
子供が産まれる日にあんな夢を見るなんて。
あの夢には　何か意味があるのかなぁ?
って気になって。』

『ワハハっꉂꉂ(ᵔᗜᵔ∗)
ユウトかぁ。あまり聞かない名前だなぁ。
でも、確かに　不思議な夢だなぁ。
何か意味があるのかもしれない。
もしかしたら、凄い子に育って　村を発展させてくれたりしてね。』

『アレク　大げさよ( ｡˃̵ᴗ˂̵｡)ﾌﾟﾌﾟ
そんなに凄い子にならなくても　それなりで良いから　元気いっぱいに育って　家のお手伝いをしてくれたらいいわぁ。』

『アイシャらしいなぁ(๑´∀`๑)』

そう言うと　アレクは　俺を掲げて

よし!(๑•̀ㅂ•́)و✧
今日から　お前の名前は　ユウト!!
【ユウト＝ウォーレル】だ
アレクとアイシャは　ユウトの誕生を心から喜んでくれた。

コンコン！！

っと、突然部屋の扉がノックされ

アレクとアイシャが　扉の方へ向いた。
そのあと　アイシャが入りなさいと言うと
扉が開き　4歳の赤い髪の男の子と
3歳の水色の髪の女の子が部屋に入ってきた。

『お母さん。赤ちゃんが見たくて　お兄ちゃんと一緒に来ちゃった。』

『父さんと母さんは　何の話をして　盛り上がっていたの?』

『おぉ～ちょっと声が大きかったかな（笑）』

『レオル　リアーナ　今　弟の名前を決きめてたのよ。』

レオルとリアーナは　アレクに駆け寄り　目をキラキラさせながら　ユウトを見つめている。

リアーナは　アイシャの方を向いて

『お母さん　赤ちゃんのお名前は　何にしたの？』

『フフフ。
名前は　ユウトよ。
これから　お兄ちゃん　お姉ちゃんとして
ユウトに　優しくしてあげてね。』

『はぁぁい。
リアーナ　ユウトのお世話ガンバル!!
何があっても　アタシが守ってあげる
(๑•̀ㅂ•́)و』

『僕は　ユウトが大きくなったら　一緒に剣術の稽古をしたいなぁ。
誰にも負けないぐらい　強く鍛えて
一緒に　狩りをしたいよぉ。』

『おっ!!
それは良いなぁ。
お父さんも一緒にまぜてくれ。
二人に剣術を覚えさせて　狩りに出かけるのが、父さんの夢だなぁ。』

『クスクス。
二人とも気が早いわよ。
でも、アレクと子供達が　狩りに行けるようになったら　リアーナと沢山料理しないとね。
リアーナも　少しずつ料理のお勉強もしましょうね。』

『まかせて(｡•̀ω-)☆
いつも　お母さんが作ってるの見てるから　すぐに出来るようになるわ。』

『頼もしいお姉ちゃんね。』

『お母さんに頼りにされてニコニコでユウトを見つめていた。』

『さぁ～そろそろユウトを寝かせてあげましょう。』

そう言うと　子供達は　後ろ髪をひかれながら自分の部屋に帰っていった。