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翔太を追い出し、怜佳を取る
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はぁ、なんでこんなことになったんだか…
俺は声を出さずにそう呟いた、心の中で。
「どうしたんですか?」
今日から一緒に暮らすことになった怜佳さんが聞いてきた。
「あれ、寝るとか言ってなかったっけ?」
俺はそう聞いた。
「いや部屋に収納が全くないじゃないですか!」
返された答えは単純明快だった。まあそりゃそうだよな、使ってない部屋なんだから。わけわかんないって顔してるけど、使ってないんだから。部屋には収納があるものだけど、使ってない部屋なんだから。
「まあ、使ってないからね。」
「部屋には収納があるものでしょ!」
おっと?なんか性格が変わってきたぞ?さっきまでは真面目系だったのに、今はなんか親密感が出てきたぞ。
「使ってない部屋に収納は置きませんけど?」
俺も少し親密感を増した喋り方にする。
「じゃあ私が明日買ってきますね。休みなので。」
「わかった。っていうか怜佳さんはお金を持ってるのか?」
「お金を持っているか」という、超重要なところを聞いてみた。
「あの、少し言いにくいのですが、「怜佳さん」って呼ばずに「怜佳」って呼んでもらっていいですよ。っていうかそうやって呼んで欲しいです。お互いそっちの方が楽ですよね?」
「じゃ、じゃあ、怜佳。」
「はい、なんでしょうか。」
「お金はあるのか?」
「ないです。」
「は?」
マジかよ…このお嬢様モドキはお金も持たずにここに突撃してきたというのか。
「すいません…お金を持ってきてないのは謝ります。しかしお金も全て取り上げられてたので逃げてきたっていうのもありますし…」
「わかったよ。俺の部屋から一つで良ければ棚をそっちに持っていくよ。」
「ありがとうございます。助かります。」
「それより翔太をどうするかだな…」
翔太を泊めていたことを今思い出した。
「え、もしかして誰かがここに泊まってたんですか?」
「そうなんだよな…」
「どうするんですか?」
俺は3秒ほど悩んで、
「追い出す。」
「え、大丈夫なんですか?」
超がつくほど心配そうな顔をする怜佳さん…じゃなかった怜佳。
「いつものことだ。心配するな。っていうか翔太の家ってこの辺だからな。」
これは真っ赤な嘘だ。いつものことでもないし、翔太の家は遠い。
「ならいいんですけど…いつも追い出すって、私を追い出したりしませんよね?」
「勿論だ。」
そんな感じで喋っていると翔太が帰ってきた。
「ただいまぁ~」
「お、翔太いいところに来た。」
「ん?」
「出てけ。」
俺は端的にそう言った。
「なんで?あとなんで隣に怜奈さんがいるの?」
「これは怜奈さんじゃない。今日から家に居候することになった、怜佳だ。」
「なんで?状況理解が追いつかない。」
「あの~お姉ちゃんの家に泊めてもらったらどうでしょうか?」
突然怜佳が口を開く。
「お姉ちゃんって怜奈さんのこと?」
「はい。」
「いいのかな?」
「多分大丈夫だと思います。」
これも多分嘘だ。
「わかった!俺いってくる!」
ハイテンションで出ていく翔太を見て俺たちはホッとした。
そして戻って来れないように鍵を閉める。
翔太はどうなったんだろうね。
俺は声を出さずにそう呟いた、心の中で。
「どうしたんですか?」
今日から一緒に暮らすことになった怜佳さんが聞いてきた。
「あれ、寝るとか言ってなかったっけ?」
俺はそう聞いた。
「いや部屋に収納が全くないじゃないですか!」
返された答えは単純明快だった。まあそりゃそうだよな、使ってない部屋なんだから。わけわかんないって顔してるけど、使ってないんだから。部屋には収納があるものだけど、使ってない部屋なんだから。
「まあ、使ってないからね。」
「部屋には収納があるものでしょ!」
おっと?なんか性格が変わってきたぞ?さっきまでは真面目系だったのに、今はなんか親密感が出てきたぞ。
「使ってない部屋に収納は置きませんけど?」
俺も少し親密感を増した喋り方にする。
「じゃあ私が明日買ってきますね。休みなので。」
「わかった。っていうか怜佳さんはお金を持ってるのか?」
「お金を持っているか」という、超重要なところを聞いてみた。
「あの、少し言いにくいのですが、「怜佳さん」って呼ばずに「怜佳」って呼んでもらっていいですよ。っていうかそうやって呼んで欲しいです。お互いそっちの方が楽ですよね?」
「じゃ、じゃあ、怜佳。」
「はい、なんでしょうか。」
「お金はあるのか?」
「ないです。」
「は?」
マジかよ…このお嬢様モドキはお金も持たずにここに突撃してきたというのか。
「すいません…お金を持ってきてないのは謝ります。しかしお金も全て取り上げられてたので逃げてきたっていうのもありますし…」
「わかったよ。俺の部屋から一つで良ければ棚をそっちに持っていくよ。」
「ありがとうございます。助かります。」
「それより翔太をどうするかだな…」
翔太を泊めていたことを今思い出した。
「え、もしかして誰かがここに泊まってたんですか?」
「そうなんだよな…」
「どうするんですか?」
俺は3秒ほど悩んで、
「追い出す。」
「え、大丈夫なんですか?」
超がつくほど心配そうな顔をする怜佳さん…じゃなかった怜佳。
「いつものことだ。心配するな。っていうか翔太の家ってこの辺だからな。」
これは真っ赤な嘘だ。いつものことでもないし、翔太の家は遠い。
「ならいいんですけど…いつも追い出すって、私を追い出したりしませんよね?」
「勿論だ。」
そんな感じで喋っていると翔太が帰ってきた。
「ただいまぁ~」
「お、翔太いいところに来た。」
「ん?」
「出てけ。」
俺は端的にそう言った。
「なんで?あとなんで隣に怜奈さんがいるの?」
「これは怜奈さんじゃない。今日から家に居候することになった、怜佳だ。」
「なんで?状況理解が追いつかない。」
「あの~お姉ちゃんの家に泊めてもらったらどうでしょうか?」
突然怜佳が口を開く。
「お姉ちゃんって怜奈さんのこと?」
「はい。」
「いいのかな?」
「多分大丈夫だと思います。」
これも多分嘘だ。
「わかった!俺いってくる!」
ハイテンションで出ていく翔太を見て俺たちはホッとした。
そして戻って来れないように鍵を閉める。
翔太はどうなったんだろうね。
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