大東亜架空戦記

ソータ

文字の大きさ
22 / 115
東南アジア・オーストラリア

第22話 オーストラリア侵攻①

しおりを挟む
ニューギニアを攻略した日本軍は
連合機動艦隊の護衛につけた輸送船団を用いて
オーストラリアへと上陸しようとしていた。

赤城甲板上は慌ただしかった
駆逐艦夕立に積まれた一式電探に敵機が写ったためである
「発見は5分前だあと5分もすれば見えてくるぞ」
「その前に戦闘機隊を発艦させろ!」
準備のできた零戦から発艦していく
そして全戦闘機が発艦し宮田が敵機を目視で発見する
「1時前方!敵機!」
「よくやった宮田!全機戦闘態勢!」
宮崎の合図で戦闘機隊が米軍機に襲いかかる
「隊長!こりゃ新型機のヘルダイバーです!」
隆雄が宮崎へ知らせる
「地獄へダイブするのはてめぇらだってんだ!」
宮崎がまた一機落とす
戦闘機隊は米攻撃隊をまるでカモかのごとくたたき落としていく

「弾幕をはるんだ!」
「やってる!でも味方がどんどん落ちていく!」
「こっちは新型だぞ!奴ら化け物か!?」
「大口径の機関銃を積んでるんだ!数発で落ちてる!」
ヘルダイバー隊はどんどんその数を減らしていきとうとう魚雷や爆弾を投棄して逃げ去っていった

「よくもノコノコと帰ってこれたな」
「し、しかし我々は約半数のヘルダイバーを失いました」
「海軍に期待した私が馬鹿だった。B17を出せ」
飛行場に出てきたのは先程の新型艦爆ではなく
大型爆撃機のB-17だった
「絨毯爆撃で敵艦隊を塵にしてやれ」
「イエッサー!」
そしてB-17は20機で編隊を組み日本艦隊を目指す
しかしまたもや零戦が待ち構えていた
「ZEROなんてどうせ脆いんだろ」
「海軍がヘボいだけさ」
B-17の機内は笑い声が響き渡っていた
そして空戦が始まる
まずは護衛のグラマンF4Fワイルドキャットが零戦と格闘戦を始めるも零戦の優位は変わらず実戦経験の薄いパイロットはものの数分で落とされてしまう
「おい、護衛隊がやられていくぞ」
「護衛は海軍だ!さっきも言ったろ!海軍がヘボいんだ!」
そしてF4Fが壊滅する
「ZEROが近ずいてくる!」

宮崎の機体がB-17に近づく
「そのでかいケツに俺のでかい機関銃ぶち込んでやるぜ!」
宮崎は引き金を引き機種の13.5ミリを撃ち込む
弾は後部銃座を撃ち抜いたそして次にエンジンを狙う
「喰らえ!アメ公!」
4発あるエンジンの2発を破壊しB-17がどんどん高度を下げていく
宮崎の横を銃弾が掠める
「残党か、厄介だな」
F4Fの残存機が零戦を落とそうとする
しかし機動力にものを言わせ零戦は爆撃隊と護衛隊をことごとく打ち落とした
そしてB-17も4分の3である15機が落とされてしまい爆弾を捨て帰投する

「なっ...我が陸軍爆撃隊がこのザマか...」
「マッカーサー、これが日本軍だよ」
オーストラリアに停泊中の海軍の提督である
ミニッツ提督が飛行場に赴いていた
「海軍はこれを相手にしているのか?」
「相手?遊ばれているだけだよ...不本意だがね」
「君たちが負けるのも無理はないようだ...」
「絶望の始まりだよ」
日本海軍の損害は戦闘機3機のみであったが
米陸海軍はB-17爆撃機15機SB2C爆撃機25機
F4F戦闘機45機の大損害だった。
日本軍はオーストラリアでの初戦を圧倒的な実力差で勝利した
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

対ソ戦、準備せよ!

湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。 前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。 未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!? 小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!

対米戦、準備せよ!

湖灯
歴史・時代
大本営から特命を受けてサイパン島に視察に訪れた柏原総一郎大尉は、絶体絶命の危機に過去に移動する。 そして21世紀からタイムリーㇷ゚して過去の世界にやって来た、柳生義正と結城薫出会う。 3人は協力して悲惨な負け方をした太平洋戦争に勝つために様々な施策を試みる。 小説家になろうで、先行配信中!

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記

糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。 それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。 かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。 ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。 ※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら

俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。 赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。 史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。 もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。

If太平洋戦争        日本が懸命な判断をしていたら

みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら? 国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。 真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…そして終戦工作 分水嶺で下された「if」の決断。 破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。

処理中です...