大東亜架空戦記

ソータ

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東南アジア・オーストラリア

第29話 シドニー攻防戦④

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日本軍は航空支援の下進軍を開始
遂にシドニーへ入場した

シドニーへ入場した日本軍は既に敵弾に晒されていた
「身を隠せ!」
「敵はどこだ!」
敵の屋内からの狙撃で日本軍は混乱していた
「これだから新兵は...」
「第1小隊!俺と来い!」
中畑が先陣を切り建物の中に入ると第1小隊がそれに続く
「制圧する!かかれ!」
第1小隊は建物内へ侵入し制圧を始めようとした
「連隊長!」
田中一等兵が中畑を呼ぶ
田中は少し困惑した顔をしていた
「どうした...これは、民間人か?」
そこには銃を持った少年少女がいた
だが1人も銃を構えてはおらずただ脅えていた
「まさかここに正規軍はいないのか?」
「分かりません、上!上見てきます!」
「あぁ」
田中はすぐに階段をのぼり上へ向かった
「青井上等兵殿!」
「田中かどうした」
「ここに銃を持った子供はいますか!」
「あぁ、そんな奴らしかいねぇよ
どーなってんだこりゃ」
「上もですか、わかりました!」
田中は確認するとすぐ中畑の所へ戻った
「連隊長!上も同じです!」
「英語の話せる者を連れてこい」
「はっ!」
田中は窓を開け外に出る
そして間中のもとへたどり着いた
「間中中尉殿!」
「所属はどこだ」
「第1小隊です!英語の話せる兵士はいらっしゃいますか!」
「第2小隊の牧原軍曹が話せる!
何故だ!」
「建物内は子供しかいません!しかし我々では話すことすらままならず!」
「なっ、了解した!出来ればその横の建物も行ってくれと伝えろ!」
「はっ!」
田中は建物に隠れている牧原の所へ走った
「牧原軍曹!」
「牧原は俺だ!所属は!」
「第1小隊!田中一等兵であります!」
「なんだ!」
「着いてきてください!英語が話せる兵士が必要なんです!」
「わかった!第2小隊!建物内へ入れ!」
田中、牧原に続き第2小隊も同じ建物に入った
「連隊長!牧原軍曹を連れてきました!」
「牧原、この子達の話を聞いてやってくれ」
「はっ、」

牧原が英語で話しかける
「君たちはなんで銃を持ってるんだ?」
「アメリカの兵士がお前たちがジャップを殺すんだって」
「じゃあなんで撃たなかった?」
「だって、日本軍はここまで勝ったから進んできたんでしょ?」
「あぁ、そうだね」
「そんな兵士に僕たちみたいな子供が勝てるわけないから」
「そうか、俺たちは君たちを保護する。要するに守るんだ守りながら戦う」
「そんなことできるの?」
「やってみせる」
女の子に関しては既に泣いている子もいた
そこで牧原は少しでも安心させようとした
「何か食べたか?」
「昨日の朝から何も食べてない」
「そうか、ちょっと待っててくれ」

「曹長殿、糧食を少し分けられませんか」
「どうした」
「この子達は昨日の朝から何も食べてないんです」
「わかった、第1小隊第2小隊は1人一日分でいい戦闘糧食を子供たちに渡せ これは命令だ」
兵士達は誰も反対することなく戦闘糧食を子供たちに分け与えた
美味しいものでは無いが子供たちは喜んで食べた
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