大東亜架空戦記

ソータ

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東南アジア・オーストラリア

第32話 オーストラリア沖海戦②

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日本海軍は米機動部隊の空母2隻を撃沈した
その結果にニミッツは激怒した

「やってくれたな...猿共...」
「提督、我がオーストラリア艦隊も出しましょう」
「ならぬ!合衆国の命令があるまでは1隻も動かしてはならん!」
「しかし!」
「ハルゼーの機動部隊がやられるほどの艦隊だ、下手に動いてやられてみろ、我が合衆国の命運に関わる」
ニミッツは怒りからなのか恐怖からなのか震えが止まらず、俯いてしまった
「我々は日本という国を見誤ったのだ」

同日オーストラリア沖では日本海軍の第2次攻撃が始まろうとしていた
「敵機!」
見張り員の声が司令室に響き渡る
「なに!?」
空にはドーントレスが10数機いた
「直掩隊直ちに迎撃せよ!」
航空参謀が直掩機に無線連絡するとすぐに直掩の零戦隊が艦隊の上を通り過ぎていく
「こちら直掩隊、敵爆撃機を目視で確認、これより迎撃を開始す」
無線の返答で航空参謀は少し方の力を抜いた
「対空警戒厳となせ!」
大和全体に山本の声が響く
「主砲三式弾装填始め!」
「主砲装填よし!」
「甲板上の兵士を避難させろ」
「甲板上の兵士は退避せよ!」
「退避よし!」
「主砲!撃ち方始め!」
大和の放った三式弾はドーントレスめがけ炸裂する
「なんだ!?」
「敵の主砲だ!」
「大和クラス...恐るべし...」
「2.3機落ちたぞ...」
「6時敵機!ZEROだ!」
「落とせ!」
「ヤツらプロだ!全然当たんねぇ!」
「新米がこんなとこにいるかよ!」
米軍攻撃隊は大和と零戦の連携に混乱し始めた

「各機後部銃座に気をつけろ」
「アメ公共を叩き落とせ!」
「艦隊に近づけるな!」
零戦隊は銃座の死角から攻撃を仕掛け2.3撃目には撃墜していた
「全機離脱!」
零戦が離れたところに大和の主砲が炸裂する
「攻撃再開!」

米軍機動艦隊では通信兵が味方の断末魔を聞きながら堪えていた
「第1中隊壊滅!」
「第2中隊連絡遮断!」
「提督!これ以上は!」
「ならん!何としてもJAPを叩き潰せ!」
ハルゼーは断固として作戦の中止を拒んだ
「第3第4小隊!作戦を続行せよ!」
「第3第4小隊は戦闘機に爆弾をつけただけだぞ!大和クラスを撃沈することはできない!」
「我々にはどうすることも出来ない!」

ハルゼー艦隊は既に追い込まれていた
攻撃を辞めれば直ぐに敵の攻撃隊が来る
その恐怖からハルゼーは決死の作戦を発案したのだった
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