大東亜架空戦記

ソータ

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東南アジア・オーストラリア

第33話 オーストラリア沖海戦③

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ハルゼー艦隊は日本艦隊に対し攻撃を開始
日本艦隊の反撃が凄まじく攻撃隊は日本艦隊に接近できなかった
そこでハルゼーは決死の作戦を考え出した

「本気ですか提督!」
「本気だ」
「正気とは思えません!」
「正気ならとっくにこの戦争は終わってる!」
「しかし、この艦隊を丸ごと日本艦隊に突撃させるなど、無茶であります」
「やるしかないのだ」
ハルゼーが考え出した作戦とは特攻である
「無茶であり無謀なことは承知している。
しかし少しでも日本の艦隊に傷をつけねばあとが辛くなってしまう、ならば今この決死の作戦を成功させる以外あるまい」
「しかし....わかりましたっ...」
「すまないな、艦隊を日本艦隊へ!」
艦隊は日本艦隊へ向け進路を変更し最大速度で向かい始めた

「観測機より入電!」
「観測機はなんと言っとる」
「敵艦全艦方向を変えそのまま我が艦隊に近づきつつあり!」
「艦隊を艦隊に体当たりさせる気だな」
「そのようでありますな」
「攻撃隊を発進させよ」
「はっ」
『司令長官の山本だ
全機に告ぐ、今回の攻撃の目標は1隻でも多く敵を沈めることにある。
空母、戦艦と言わず駆逐艦、巡洋艦なんでもいい繰り返す。1隻でも多く沈めてこい!』
空母4隻から発進した日本軍は攻撃隊は約130機爆撃隊約90機 戦闘機隊約60機の大編隊
なおアメリカ軍側の迎撃機はたったの6機だった

「敵機発見!大編隊です!」
「全艦対空戦闘用意!」
「用意よし!」
「用意できた者から撃て!」
アメリカ軍側の対空砲火は予想以上に凄まじかった
旗艦のニュージャージーを始めほかの戦艦たちも必死に抵抗してくる
「撃て!撃て!撃ち落とせ!」
しかし日本軍機は煙を吹いているものの落ちる気配がない
「もっとだ!弾が無くなるまで撃ち続けろ!」
「ケンタッキー!ニューヨーク!被弾!」
「ドレットノート級3隻連絡遮断!」
「ケンタッキーの3番砲塔が!」
「本艦に至近弾!」
「ノースカロライナ航行不能!」
「4番砲塔被弾!使い物になりません!」
ハルゼーの耳に聞こえてくるのは被害報告だけ、こっちが落としたという事実は聞こえてこない
ましてや見えもしない
「くっそぉ、ジャップめ...」
「ニューヨークの艦橋が!」
その声にニューヨークの方を見ると、ニューヨークの艦橋上部が吹き飛んでいた
「あそこに何人いたと思ってる...」
「ニューヨークが...止まった...」
「ばかな...ニューヨークは我が合衆国の最新鋭戦艦だぞ...」
「ワスプ被弾!」
「エセックス、バンカーヒル共に被弾!」
「ワスプが傾いてます!」
「敵第2波来ます!」
「敵機直上!」
「3番4番砲塔吹っ飛びました!」
アメリカ艦隊はろくな反撃が出来なくなっていた
戦艦は主砲副砲が壊滅、空母は甲板が穴だらけ、重巡はほぼ全滅、駆逐艦は元々ろくな対空兵装を揃えていない上に壊滅状態という有様だった
「被害状況をまとめて提出しろ」
「はっ!」

ハルゼーは被害状況を提出するよう言ったが、艦隊は日本艦隊へと進路をとったまま進み続けている
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