大東亜架空戦記

ソータ

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東南アジア・オーストラリア

第34話 ハルゼーの最後の一手

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ハルゼー艦隊は日本軍の猛攻により壊滅状態となっていた
しかしハルゼーは進路を変えず日本艦隊を目指していた

「どこにいる...」
ハルゼーが双眼鏡で海を凝視している
「レーダーに敵艦隊らしきものを確認!」
「よくやった!」
「総員戦闘準備!」
そして両艦隊はほぼ同時にお互いを目視で確認する

「敵艦隊発見!」
「砲雷撃戦用意」
「砲雷撃戦用意!」
「主砲撃ち方始め!」
戦艦群の主砲が放たれる
そしてその砲弾はアーチを描きながらハルゼー艦隊へ飛んでいく

「弾着!」
「至近弾多数!」
「初撃でこれか、次は当ててくるぞ」
「二撃目きます!」
二撃目はニュージャージー、ケンタッキーに3発ずつ
駆逐艦に46センチ砲が直撃し艦後部の乗員が全滅している
「三撃目!」
今度は駆逐艦、巡洋艦に狙いが集中し
そのほとんどが航行不能に陥った
「奴ら、海戦になれてる...」
「また来る!」
「こっちはまだ撃てんのか!」
「もう撃てます!」
「反撃開始!ありったけぶち込め!」
ニュージャージーの主砲が火を噴く
砲弾は大和を掠め海面に撃ち込まれた

「至近弾!本艦に異常なし!」
「次弾装填出来次第発射せよ!」
「了解!」
「次来ます!」
敵も必死に砲弾を飛ばしてくる
「艦中央部に直撃!戦闘活動に支障なし!」
「敵の空母が前に出てきました!」
「盾になるつもりか」

エセックスとバンカーヒルが艦隊の前に出てきた
「撃てぇ!」
両艦が対空砲を日本艦隊に向け発射する
しかし当たるどころか届きもしない
大和や長門型の主砲が直撃し浸水が始まり巡洋艦などの射程に入ったことでさらにダメージが深刻化する
「機関停止!浸水が限界を超えました!」
「...総員退艦せよ....」
「エセックス、バンカーヒル共によくやった!」
ハルゼーの乗るニュージャージーが全速で通り過ぎる
「主砲の弾をありったけぶち込め!」
「敵艦発砲!」
日本艦隊の砲弾が米艦隊を容赦なく襲う
「突っ込めぇ!」
それでもハルゼー艦隊は進んでくる
「提督!舵が効きません!」
「操舵不能!」
「構わん!全速前進!」
「敵弾来ます!」
ニュージャージーに46センチ砲弾が直撃、この直撃弾によりニュージャージーの艦橋が吹き飛んだ

「敵艦隊停止しました」
「うむ、各員よくやった」
「損害は」
「筑摩、天龍が小破、それ以外はこの後の戦闘にも支障ありません」
「そうか、その2隻はトラックへ引き返させろ」
「了解」

オーストラリア沖海戦は日本軍側の圧勝で終わった
この戦いの損害は
米海軍全滅に対し日本軍は攻撃機3機戦闘機6機重巡1隻小破軽巡1隻小破だった。
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