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第三章 我が唯一は
24.その先にあったもの(SIDE セスラン)*
**ご注意**
ヒロイン以外と結婚しています。
NGの方、自衛をお願いいたします。
*******
長い長い時間が過ぎて、セスランが聖使をおりる日がついに来た。
セスランはエリーヌと二人、ヘルムダール大公の庇護下で暮らすことを決めた。
エリーヌの希望だ。
「ゲルラよりぜったい扱いが良いわよ。わたしは元聖女候補だったんだし。あなたに蛮族の血が入っていたって、バカにする人なんていないわ。安心して良いんだからね」
妻となったエリーヌは、以前にもまして遠慮のない無神経さをまき散らす。
「ゲルラにはもうセスランを知ってる人いないんだから。そしたら蛮族の血が入ってるってだけで、バカにされるわよ。ゲルラってみーんな、エラそうなんだから」
これで悪気がないのだと言われて、誰が信じるだろうか。
セスランがいくら注意しても、何が悪いのかわからない。
「暖簾に腕押し」「ぬかに釘」だ。
セスランはとうにあきらめている。
それでも求められれば応えていた。
エリーヌとこうなることを選んだのはセスラン自身だ。
その責任はとるつもりだった。
あの夜までは。
「ねえこれって、とっちゃえないの?」
セスランの足下に座り込んだエリーヌが、たった今口から吐き出したばかりの彼のオスを握りしめて言った。
「ビラビラしてて気持ち悪いでしょ? こんなの見たことないわ」
白虎族の雄の生殖器には、柔らかい繊毛状の棘がある。
太古の昔には交尾の際にメスを傷つけて孕みやすくするためのものだったが、人型で過ごすことが多くなった今ではすっかり退化して、棘と呼ぶには柔らかすぎる。
半透明のひげのようだ。
亀頭部に密生したそのひげを、エリーヌは指でつまんでいる。
「竜族にはこんなのない。セスランって名門の竜の血も入っているのに、ここは蛮族よね。とっちゃえばいいのに」
さぁっと心が冷えた。
女の口内で勃たされたオスも、瞬時に勢いを失くす。
「なに? ダメになっちゃったの?」
不満げな声をあげるエリーヌの両肩を押しやって、セスランは寝台を下りる。
「先に休め」
言い置いて、寝室を出た。
それきり房事は絶える。
責任や義務。
そんなものでいくら縛っても、もう無理だった。
「しなきゃ、子供はできないんだよ? もう聖使はやめたんだし、ふつーの人間に戻ったんだから、子供が欲しいわ」
房事が途絶えてどれほど経った頃か。
エリーヌが、ヒステリックな高い声を上げた。
セスランも竜の端くれ、そして白虎の端くれでもある。竜も白虎も、その愛は執着に近いほど重い。
唯一に巡り合えなかった者の中には、正妻の他に愛人を囲うものもいるらしいが、それは蔑まれる行為だ。
ほとんどの者は己の伴侶との間に、双方が望んで子供を作る。
セスランは、つまり望まないのだ。
妻、エリーヌとの間に子供を作ることを。
逃げるように身体を重ねて、その先にあったのが虚しい今の毎日だった。
せめてもの救いは、ただの人に戻った彼の寿命は、有限であるということ。
いずれ遠くないいつか、彼はこの世のすべてと別れることができる。
その日だけを楽しみに生きている。
どうしてしてまで、子供を作りたいものか。
「パウラをまだ好きなんでしょ? 未練がましいんだから。半分しか竜じゃないあなたのこと、相手にすると思う? ばっかじゃない」
その日はエリーヌの我慢の限界だったらしい。
やけにしつこく房事を迫り、黙殺し続けるセスランに次々と暴言を吐いた。
「いつもそうやってわたしをバカにして。あなたなんか竜でも蛮族でもない、どちらにもなれないくせに。もう聖使でもゲルラの公子でもないんだからね。ヘルムダールで無事に暮らせるんだって、わたしのおかげなんだから」
それがエリーヌの悲鳴だと、セスランにもわかっていた。
エリーヌはこうして、憎まれ口を叩くことでしか愛を乞えない。
セスランの自尊心を傷つけて、価値を否定して、エリーヌにすがらせようとしている。
彼女はそういう愛し方しかできないのだ。
長い時間をかけてセスランは理解した。
同情もした。
幼い日に父に捨てられた彼女は、自分を無意識に無価値だと思っているのだろう。
だから捨てられまいと必死で、相手を否定する。
「わたしがいないと、あなたはダメなんだから」
もう……疲れた。
「別れよう」
静かに切り出したセスランの言葉は、相談ではなく決定だった。
互いに傷つけ合いながらそれでも傍にいる。
その不毛さに心身とも疲れ果てていた。
「な……にを言ってるのよ。いまさらなんでそんなこと言うの!? 約束したじゃない。わたしとずっと一緒にいるって、約束したじゃない!」
エリーヌの狂乱は予想どおりだった。
だがセスランはまるで表情を変えることなく立ち上がり、衣装箱をひとつ持ち出した。
「ヘルムダール大公には、私からお詫びとお礼を申し上げておく。後はおまえの好きなようにと、お願いしておこう」
小さな衣装箱がひとつきり。
たったこれだけが、かつて聖使であったセスランの持ち物すべてだった。
常に身軽であることを己に課してきたのは、贅沢を戒めていたからではない。
今日の日が来ることを知っていたからだと思う。
目の前で震えながら睨み続けるエリーヌを憐れみはしたが、決意は変わらない。
「私はおまえの父親にはなれない。わかっているはずだ」
エリーヌの顔が歪む。
言わずにきたほんとうのこと。
彼女が求めているのは、自分を捨てた父親と最初からやり直すこと。
彼女を甘やかし、彼女だけをひたすらに愛してくれる男が、父親のつけた傷を癒してくれることだ。
セスランではだめだ。
セスランは彼女を愛してはいない。
それをエリーヌもよくわかっている。
「うそつき! うそつき、うそつき、うそつき!」
泣き叫ぶエリーヌに背を向ける。
何を言っても、綺麗な別れは望めない。
罵声を浴びながら黙って去るのが、セスランにできる精一杯の思いやりだった。
良い思い出などひとつもない住まいだった。
だがそれはエリーヌのせいではない。
選んでこうしたのは、セスラン自身だ。
罪はセスランにある。
ヘルムダール大公にこれまでの礼と、心遣いを無駄にする詫びを言った後は、ゲルラへ戻ろうと決めていた。
いや正確にはゲルラ公国ではない。
ゲルラの辺境にある白虎の地、白虎の始祖の祭られた山。
そこに母の墓所があるから。
ヘルムダールの港からゲルラ行きの大船に乗る。
ゲルラの港に着くと、すぐに南の辺境行の小舟に乗り換えた。
客層ががらりと変わる。
汚れた麻の布をマント代わりに巻き付けた者、もう少しマシな毛織の布を巻き付けた者、靴をはいていない者。共通しているのは、皆なにかしら武器を携帯していることだった。
おそらくは傭兵だろう。
彼らは一様に、セスランに胡乱な視線を寄こす。
(ここでもか)
どこに在っても異分子だ。
どんなにあがいても、セスランの居場所はどこにもない。
白虎の始祖が祭られた山へ行き、母の霊廟を守りながら静かに暮らそう。
誰とも交わらず、一人静かに。
もうそんなに長い時間ではないはずだから。
舳先の向こうに、高い山々が見えた。
蛮族の辺境と、ゲルラの人々がそう呼ぶ白虎の里がそこにある。
突然、不意に海が凪ぐ。
つい先ほどまで繰り返し聞こえていた波音、それだけではなくすべての音が消えていた。
ぐるりと周りを見回すと、傭兵らしき男たちはまるで蝋人形のように静止している。
大口を開けて笑っている者、うつむいて酒瓶に口をつけている者、険しい顔をして財布を覗き込んでいる者。
みな先ほどまでしていた表情そのまま、活人画のように止まっていた。
(時が止まったのか)
こんなことができるのは人間ではない。
黄金竜の力かと考えて、いや違うとセスランは首を振った。
とうに聖使ではないセスランに、用はないはずだ。
それにここは、すぐ側に白虎の始祖の山が控えている。
遠い昔黄金竜に敗れた白虎の始祖だが、いまだこの界隈を守るくらいの力はある。
敗れてこの地に押し込められたとはいえ、元は黄金竜と張り合うほどの力をもった身だ。
さすがにこの地に黄金竜の力は及ばない。
だからもし黄金竜がしかけてくるのなら、わざわざここまで待つ必要はない。
それならば考えられるのはただ一人だ。
「よく来たな。待ってたぜ?」
意外なほど明るい、不思議な声が響いた。
ヒロイン以外と結婚しています。
NGの方、自衛をお願いいたします。
*******
長い長い時間が過ぎて、セスランが聖使をおりる日がついに来た。
セスランはエリーヌと二人、ヘルムダール大公の庇護下で暮らすことを決めた。
エリーヌの希望だ。
「ゲルラよりぜったい扱いが良いわよ。わたしは元聖女候補だったんだし。あなたに蛮族の血が入っていたって、バカにする人なんていないわ。安心して良いんだからね」
妻となったエリーヌは、以前にもまして遠慮のない無神経さをまき散らす。
「ゲルラにはもうセスランを知ってる人いないんだから。そしたら蛮族の血が入ってるってだけで、バカにされるわよ。ゲルラってみーんな、エラそうなんだから」
これで悪気がないのだと言われて、誰が信じるだろうか。
セスランがいくら注意しても、何が悪いのかわからない。
「暖簾に腕押し」「ぬかに釘」だ。
セスランはとうにあきらめている。
それでも求められれば応えていた。
エリーヌとこうなることを選んだのはセスラン自身だ。
その責任はとるつもりだった。
あの夜までは。
「ねえこれって、とっちゃえないの?」
セスランの足下に座り込んだエリーヌが、たった今口から吐き出したばかりの彼のオスを握りしめて言った。
「ビラビラしてて気持ち悪いでしょ? こんなの見たことないわ」
白虎族の雄の生殖器には、柔らかい繊毛状の棘がある。
太古の昔には交尾の際にメスを傷つけて孕みやすくするためのものだったが、人型で過ごすことが多くなった今ではすっかり退化して、棘と呼ぶには柔らかすぎる。
半透明のひげのようだ。
亀頭部に密生したそのひげを、エリーヌは指でつまんでいる。
「竜族にはこんなのない。セスランって名門の竜の血も入っているのに、ここは蛮族よね。とっちゃえばいいのに」
さぁっと心が冷えた。
女の口内で勃たされたオスも、瞬時に勢いを失くす。
「なに? ダメになっちゃったの?」
不満げな声をあげるエリーヌの両肩を押しやって、セスランは寝台を下りる。
「先に休め」
言い置いて、寝室を出た。
それきり房事は絶える。
責任や義務。
そんなものでいくら縛っても、もう無理だった。
「しなきゃ、子供はできないんだよ? もう聖使はやめたんだし、ふつーの人間に戻ったんだから、子供が欲しいわ」
房事が途絶えてどれほど経った頃か。
エリーヌが、ヒステリックな高い声を上げた。
セスランも竜の端くれ、そして白虎の端くれでもある。竜も白虎も、その愛は執着に近いほど重い。
唯一に巡り合えなかった者の中には、正妻の他に愛人を囲うものもいるらしいが、それは蔑まれる行為だ。
ほとんどの者は己の伴侶との間に、双方が望んで子供を作る。
セスランは、つまり望まないのだ。
妻、エリーヌとの間に子供を作ることを。
逃げるように身体を重ねて、その先にあったのが虚しい今の毎日だった。
せめてもの救いは、ただの人に戻った彼の寿命は、有限であるということ。
いずれ遠くないいつか、彼はこの世のすべてと別れることができる。
その日だけを楽しみに生きている。
どうしてしてまで、子供を作りたいものか。
「パウラをまだ好きなんでしょ? 未練がましいんだから。半分しか竜じゃないあなたのこと、相手にすると思う? ばっかじゃない」
その日はエリーヌの我慢の限界だったらしい。
やけにしつこく房事を迫り、黙殺し続けるセスランに次々と暴言を吐いた。
「いつもそうやってわたしをバカにして。あなたなんか竜でも蛮族でもない、どちらにもなれないくせに。もう聖使でもゲルラの公子でもないんだからね。ヘルムダールで無事に暮らせるんだって、わたしのおかげなんだから」
それがエリーヌの悲鳴だと、セスランにもわかっていた。
エリーヌはこうして、憎まれ口を叩くことでしか愛を乞えない。
セスランの自尊心を傷つけて、価値を否定して、エリーヌにすがらせようとしている。
彼女はそういう愛し方しかできないのだ。
長い時間をかけてセスランは理解した。
同情もした。
幼い日に父に捨てられた彼女は、自分を無意識に無価値だと思っているのだろう。
だから捨てられまいと必死で、相手を否定する。
「わたしがいないと、あなたはダメなんだから」
もう……疲れた。
「別れよう」
静かに切り出したセスランの言葉は、相談ではなく決定だった。
互いに傷つけ合いながらそれでも傍にいる。
その不毛さに心身とも疲れ果てていた。
「な……にを言ってるのよ。いまさらなんでそんなこと言うの!? 約束したじゃない。わたしとずっと一緒にいるって、約束したじゃない!」
エリーヌの狂乱は予想どおりだった。
だがセスランはまるで表情を変えることなく立ち上がり、衣装箱をひとつ持ち出した。
「ヘルムダール大公には、私からお詫びとお礼を申し上げておく。後はおまえの好きなようにと、お願いしておこう」
小さな衣装箱がひとつきり。
たったこれだけが、かつて聖使であったセスランの持ち物すべてだった。
常に身軽であることを己に課してきたのは、贅沢を戒めていたからではない。
今日の日が来ることを知っていたからだと思う。
目の前で震えながら睨み続けるエリーヌを憐れみはしたが、決意は変わらない。
「私はおまえの父親にはなれない。わかっているはずだ」
エリーヌの顔が歪む。
言わずにきたほんとうのこと。
彼女が求めているのは、自分を捨てた父親と最初からやり直すこと。
彼女を甘やかし、彼女だけをひたすらに愛してくれる男が、父親のつけた傷を癒してくれることだ。
セスランではだめだ。
セスランは彼女を愛してはいない。
それをエリーヌもよくわかっている。
「うそつき! うそつき、うそつき、うそつき!」
泣き叫ぶエリーヌに背を向ける。
何を言っても、綺麗な別れは望めない。
罵声を浴びながら黙って去るのが、セスランにできる精一杯の思いやりだった。
良い思い出などひとつもない住まいだった。
だがそれはエリーヌのせいではない。
選んでこうしたのは、セスラン自身だ。
罪はセスランにある。
ヘルムダール大公にこれまでの礼と、心遣いを無駄にする詫びを言った後は、ゲルラへ戻ろうと決めていた。
いや正確にはゲルラ公国ではない。
ゲルラの辺境にある白虎の地、白虎の始祖の祭られた山。
そこに母の墓所があるから。
ヘルムダールの港からゲルラ行きの大船に乗る。
ゲルラの港に着くと、すぐに南の辺境行の小舟に乗り換えた。
客層ががらりと変わる。
汚れた麻の布をマント代わりに巻き付けた者、もう少しマシな毛織の布を巻き付けた者、靴をはいていない者。共通しているのは、皆なにかしら武器を携帯していることだった。
おそらくは傭兵だろう。
彼らは一様に、セスランに胡乱な視線を寄こす。
(ここでもか)
どこに在っても異分子だ。
どんなにあがいても、セスランの居場所はどこにもない。
白虎の始祖が祭られた山へ行き、母の霊廟を守りながら静かに暮らそう。
誰とも交わらず、一人静かに。
もうそんなに長い時間ではないはずだから。
舳先の向こうに、高い山々が見えた。
蛮族の辺境と、ゲルラの人々がそう呼ぶ白虎の里がそこにある。
突然、不意に海が凪ぐ。
つい先ほどまで繰り返し聞こえていた波音、それだけではなくすべての音が消えていた。
ぐるりと周りを見回すと、傭兵らしき男たちはまるで蝋人形のように静止している。
大口を開けて笑っている者、うつむいて酒瓶に口をつけている者、険しい顔をして財布を覗き込んでいる者。
みな先ほどまでしていた表情そのまま、活人画のように止まっていた。
(時が止まったのか)
こんなことができるのは人間ではない。
黄金竜の力かと考えて、いや違うとセスランは首を振った。
とうに聖使ではないセスランに、用はないはずだ。
それにここは、すぐ側に白虎の始祖の山が控えている。
遠い昔黄金竜に敗れた白虎の始祖だが、いまだこの界隈を守るくらいの力はある。
敗れてこの地に押し込められたとはいえ、元は黄金竜と張り合うほどの力をもった身だ。
さすがにこの地に黄金竜の力は及ばない。
だからもし黄金竜がしかけてくるのなら、わざわざここまで待つ必要はない。
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