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わざと1
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「………んっ………」
連続でイかされ気を失っていた隼が目を覚ました。
自分の身に何が起こったか分からないように顔をしかめ、俺と目を合わせた。
「……優……俺…」
「イきまくって失神してたぞ。めちゃくちゃエロいなお前」
「ええ………」
隼は自分が意識を飛ばしていた時の記憶は本当に無いようで、俺の言葉に驚いている。
「でも確かに、後半はもう何も考えられなかったかも。イッてるのかイッてないのかすらよくわかんなかった」
「俺も分からなかった。ずっとお前のが締め付けてきてたからな」
「優がずっと激しく動くから……」
「お前が求めてくるような態度を取るからだろ。腰を止めるなとでも言わんばかりの声と穴だったぞ」
「なにそれ恥ずかしい……」
隼は顔を赤らめ両手で目を覆った。
あれだけ乱れても時々見せる初心な反応は、こいつのアンバランスを強調しているようで、ベッドの上での魅力を増す要素になっていた。
「……けど、優はまだイッてないんだよね?」
「まあな。だからお前にはもう少し頑張ってもらわなければならない」
俺はそう言うなり、若干落ち着き始めていた自分のモノを隼の前に差し出した。
「……隼、またこれを復活させてくれないか?」
隼は何も言わず、なんの抵抗も無いような顔で俺のモノを咥えた。
連続でイかされ気を失っていた隼が目を覚ました。
自分の身に何が起こったか分からないように顔をしかめ、俺と目を合わせた。
「……優……俺…」
「イきまくって失神してたぞ。めちゃくちゃエロいなお前」
「ええ………」
隼は自分が意識を飛ばしていた時の記憶は本当に無いようで、俺の言葉に驚いている。
「でも確かに、後半はもう何も考えられなかったかも。イッてるのかイッてないのかすらよくわかんなかった」
「俺も分からなかった。ずっとお前のが締め付けてきてたからな」
「優がずっと激しく動くから……」
「お前が求めてくるような態度を取るからだろ。腰を止めるなとでも言わんばかりの声と穴だったぞ」
「なにそれ恥ずかしい……」
隼は顔を赤らめ両手で目を覆った。
あれだけ乱れても時々見せる初心な反応は、こいつのアンバランスを強調しているようで、ベッドの上での魅力を増す要素になっていた。
「……けど、優はまだイッてないんだよね?」
「まあな。だからお前にはもう少し頑張ってもらわなければならない」
俺はそう言うなり、若干落ち着き始めていた自分のモノを隼の前に差し出した。
「……隼、またこれを復活させてくれないか?」
隼は何も言わず、なんの抵抗も無いような顔で俺のモノを咥えた。
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