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王子と従兄弟の生活
従兄弟3 ※
しおりを挟むヴェルが来てから1年が経つ。
母はヴェルに憎しみを込めた瞳で睨み付け、何かあるとヴェルに暴力を振るうようになりました。
「お前さえいなければ」、とのたまう様は悪霊よりタチが悪く、しかしここで割って入るとヴェルはもっと酷い目にあうのです。
あの日から、僕は撫でられたり抱きしめられたりすることが増えましたが、決まって彼に見せつけるようにそうするのです。
“お前は愛されていなかったのだ”とでも言うように。
その行為は虫唾が走るほど気持悪いのですが、それを態度に出してはいけないと本能で悟りました。
だって、この女は目が笑ってない。
僕はヴェルに好かれているし、それを甘んじて受け入れてしまっているのですが、その時ばかりはヴェルも、心の底から嫌そうな顔をするのです。
嫌いな食べ物が出てもそんな顔はしないのに。
女から解放されたらちょっとだけほっとします。
なので、女がどこかへ行っている時が、僕にとって一番心の休まる日になっています。今までもそうだったのですが、今までよりもほっとします。
そして、そんな日は長く続かないことも、知っています。
p
ある日のこと。
昼下がりに、日向ぼっこでもしたら気持ち良さそうな天気で、僕は真っ赤な空を見上げていました。
ヴェルは僕の膝枕で眠っています。
魔界の空は赤いけど、下界…人間の住む世界は青いらしいです。一度でいいから見てみたいです。
心地よい風が吹く中、誰かがこちらにやって来ました。
誰なのかわかりませんが、男性で、服の仕立てが立派なことが遠目からでもわかったので、ヴェルを起こそうとしました。
近づいて来た男性は僕がヴェルを起こす前に、何かの匂いが染み付いたハンカチを口元に押し当ててきて、僕は途端に意識を失いました。
気が付けば大きなベッドの上で、一糸纏わぬ姿を晒していました。
それは僕からして見れば恥ずべきものであり、忌むべきものなのです。それを、…………!!!!
「ひっ…?!」
見られた、見られた、見られた、見られた、見られた、
見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るな見るなミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナミルナみないでくれ
身体中に無数にある打撲痕が、鞭打ちの跡が、彼の細くしなやかな身体を赤や青といった色鮮やかな色で彩っていた。
虐待の痕を見られ、悲鳴を上げた彼は錯乱し、逃げ出そうとするも周りは大人の男たちが囲っており、その誰もが美しい顔に情欲を灯している。
その熱情を宿した瞳に捕らえられた彼は、最初は恐怖でもがいていたものの、次第に蛇に睨まれたカエルのように動かなくなり、男たちの手でベッドの上へそっと戻された。
大人が4人乗っても大丈夫そうな大きなベッドの上は、華奢でまだ成長しきらぬ少年一人を置いておくには広すぎた。
男たちの手は決して彼を乱暴に扱うことはなかったが、いつ暴力を振るってくるのかわからず、恐ろしさで胸が一杯になった少年は、真っ青な顔で焦点の合わない瞳を男たちに向けた。
男は5人。
その誰もが美しい顔立ちで、貴族であることをそこに在るだけで示している。彼らが纏う衣服も、彼らを引き立たせるためだけの『材料』にすぎないと思わせるほどだ。
彼らはベッドにいる少年から、離れたところにあるソファに座っていた1人の女性に視線をやる。
特に濃い『黒』を纏う男が口を開いた。
「本当に、好きにしていいんだな?」
その言葉に女性は傍らの少年を抱き寄せてにこりと微笑んだ。それは男たちにとって開戦の合図に等しいものだった。
ベッドで怯える少年に、男たちの情欲の炎がより一層激しく燃え盛っているのが見えた。
男たちの手は少年の身体に伸ばされ、「ひっ」と悲鳴を上げる少年を無視して全身を撫で回してくる。
美しい顔をした男たちの手は華奢な少年の身体を這いずり回り、少年の股の間も愛撫する。
少年は悲鳴を堪えて彼らの愛撫に耐える。
しかし彼らの手は外側を撫でるだけでは飽き足らず、彼のアナルやペニスまでも撫で回り、ついにはアナルに指を入れて来た。
愛撫されて知らぬうちに解されていたそこは、ぐちゅぐちゅと極上の蜜を垂らす。男たちは、その小さな穴に夢中になり、拡げるために様々な手を尽くす。
「あっ、あぁ、やめて、くださ、っ!」
恐怖のあまりにポロポロと涙を流し、たまらず訴え始めた彼を労わるように、優しいキスの雨が降り注ぐ。
唇、鼻、目尻、耳、首、鎖骨、更に下へいき乳首やヘソ、ペニスにまで落とされる。
しかし年端もいかぬ少年には恐怖でしかなかった。
「やっ、やめて、いやだ、そんなの…」
彼らは少年の姿に興奮して、立派な大人の竿を出してきた。そして彼らは少年のアナルを見て「大丈夫だ」「痛くはしない」と口々に言う。
少年はいやだと暴れて彼らに抑え込まれる。
「挿入れるぞ」
そう口にしたのは先ほど濃い黒を纏っていた男。
上着を脱ぎ捨てて、中に着ていただろうシャツすらそこらに投げた。上半身はがっちりとした筋肉の鎧を纏っている。
その黒の男は少年を安心させるためか、にっこりと優しく微笑んだ……つもりだったが、狩人のように鋭い瞳に少年はガタガタと身を震わせる。
そのまま黒の男が竿を少年のアナルに入れると、意外とすんなり受け入れられている。少年は苦しそうに喘いでいるが、それさえもご馳走に感じて、じれったくなる。
黒の男は少年のアナルを拡げるために少しずつゆっくりと揺すぶっていく。
他の男は少年の手に己の竿を握らせたり耳を舐め回したり、逆に少年の小さなペニスを触ったり舐めたりして、悲鳴を上げさせて淫行を愉しみ始めた。
男たちは少年の啼き声を聞いてどんどん自分の中で情欲が溢れてくるのを必死になって抑えながらも、少年のアナルを堪能する。ぐちゅ、ぐちゅと卑猥な音を立てるようになったそこを、今度は加減もなしに揺さぶり始めて、肌と肌が弾けるような音を出す。
「ゔ、あ"っ!、ひっ、あ"ぁ"ッ!」
少年の瞳には絶望と恐怖が綯い交ぜになって写っていた。
その少年を欲情し切った雄の瞳で見つめて、他の男も我慢ならずに少年の顔に精液をぶち撒けたり、口を開けさせてその中に注ぎ込んだりした。
少年は受け止めきれなかった精液をこぼして咽せる。
その瞬間だった。彼のナカがギュンッと一際強く締められた。
「あ"、やぁっ、見ないでぇっ!」
少年の悲鳴は虚しく、男たちはガッツリと少年を見ていた。ぶるぶるっと身体を震わせた彼のペニスから、透明な液体が噴き出した。
「気持ち良かったのか」
黒の男は驚いて少年を見ると、少年は精液に塗れた顔を歪めて虚ろな瞳で睨み付けて来ていた。
反抗的な彼の態度も、彼らを喜ばせてしまうには十分だったのだが、少年が気付くはずもなく、しばらくの間5人の男たちの手でかわるがわる愛撫され揺さぶられ続けた。
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