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No,6 雪降る夜の東京(3)
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(レッド・プリンス……?)
5階のホールに降り立つと、そこには瀟洒な黒塗りの扉。
──派手な金文字で綴られた「RED PRINCE」の店名が光る。
息を呑み、唇を引き締め、マモルは精一杯の笑顔を繕う。
(僕は泣かない。決着を付けるまでは……!)
マモルは思い切って扉を開き、いち早く店内を見回した。
(陽ちゃん!)
マモルは思わず胸を押さえた。キュンと心臓が締め付けられる。
カウンターの中に立ち、一番奥で客の相手をしている青年
──それは見紛う事なく、マモルの幼馴染に間違いない。
でもマモルは青年を見ない。青年とは決して目を合わせない。
そして青年にも変化は見られた。扉を開けたマモルを見るなり、明らかに驚愕の色をあらわした。立ち尽くし、ただ呆然とマモルを見詰める。
「いらっしゃいまっせ~♪」
奥から典型的な営業あいさつが発せられ、見るからに二丁目のマスターらしい、短髪口髭の中年男が顔を見せる。
「あら、な~んだ。お客様かと思ったらとんだ勘違いだわ。面接の子かしら?」
心の中の動揺とは裏腹に、マモルは見事に顔色ひとつ変えはしない。
「ええ~っ?嬉しいな♪
僕ってそんな、うまい広告にまんまと騙されてノコノコ面接にやって来るような、ウブなノンケに見えますか~?
ふふっ、僕ってウブウブ?」
「あらやだ!こりゃとんでもないフテ子だわ。どっかのお店のお使いね?回覧板かしら……」
「やだな~、どうしてお客と思ってくれないわけ~っ?」
「げげっ!あんたお客なの?
あっら~っ!そんなちゃらんぽらんな若い身空で、あんた男を買いに来たの~?」
「それはとにかく、まずは顔ぶれを見てからね」
「嫌なご時世ね~、最近は面接の子なのかお客様なのか、さっぱり見分けがつかないわ~」
「そんな事より、いつまでこうして立ち話をさせるわけ?
これでも一応客なんだけど」
「あらいけないっ!八百屋横丁じゃあるまいし、私とした事がとんだ粗相を!ごめんなさ~い?これでもあたくし、小笠原諸島流でございますのよ~♪ささ、どうぞこちらにお越しあさ~さいませ」
陽気なマスターに勧められ、マモルは青年から一番遠いカウンター席に腰を下ろした。
「お接待役は誰がいいかしら?
そうねぇ、ケンちゃん♪こちらの可愛いお客様をよろしくね~」
「OK、マスター」
日焼けした素肌に白い歯を見せ、ナイスバディな好青年がマモルのカウター越しに現れた。
「やあ、俺、ケンって言うんだ。よろしく」
「マモルです。取り敢えずバドワイザーを」
「了解、てか大丈夫?未成年では……ないんだよね?」
「それって初めての店では定番のやり取り!ちゃんと成人だから安心して?」
「そうか、ごめんごめん」
「それよりケンちゃん、一緒に飲まない?カウンター越しじゃなくて、隣に座って欲しいな」
「望むところ♪」
ケンはマモルの隣に腰を下ろすと、屈託も無くマモルの肩に手をまわす。
これがこの店の流儀なのだろう。普段ならそんな手は透かさず払い除けるマモルだったが、今は敢えてそれをしない。
マモルはカウンターの対極にいる青年に気を奪われながらも、しばしケンとの世間話に夢中を装う。
(陽ちゃんも僕に気付いてる?)
青年は何も気付かぬ風を装い、マモルの方など見向きもしない。
が、しかし、マモルには伝わっていた。隠しても隠しきれない大きな動揺──。
(うん、ちゃんと僕に気付いているね)
マモルは懸命に陽気な口振り。
「ケンちゃんはもしかして、輝けるこの店のナンバー・ワン?」
「そんなでもないよ。それよりさ……」
「そうかなぁ、こうして見回しても、この店じゃケンちゃんが一番素敵だよ♪」
「無理するなよ。そんな事より……」
ケンがマジな眼差しでマモルを見詰めた。
「なあ……何か、訳ありなんだろう?」
「……え?」
突然、会話の脈絡を無視し、ケンが小声で囁いた。
「君みたいな若い子がこんな所に来るなんて、大抵なにか、事情があるのさ…」
「それは…………」
「話してみろよ。出来る事なら協力するよ?」
ケンは極めて真面目顔。マモルはそんな人柄を見込んだ。
「実は、カウンターの向こう端に立っている彼なんだけど……」
「トオルの事か?」
「トオル?」
「そう、トオルだよ?」
「ふふっ、マモルにトオルか……
似たような名前、思い付くんだな……」
「ふっ……なるほど?」
「それで、そのトオル君はいつからここに?」
「う~ん、かれこれ半年にもなるのかな~?」
「そんなに長く……」
「オレらボーイ同士じゃあんまり事情は話さないけど、奴は宿無しだから、まあ、穏やかじゃない」
「宿無し?って……」
「ああ、この店の寮……って言ったって、しがないアパートの一室だけどさ、そこに数人で雑魚寝状態だよ」
「そんな生活を半年も……」
「寮にいる奴らは大抵が訳ありなんだ。家出だったり居場所が無かったり、中には家族崩壊なんて奴もいるし、親の暴力から逃げて来た奴だっている」
「寮にいるって事は、この店を辞めたら住む所が無くなるって事なんだよね?」
「まあ、こんな商売してれば殆んど寮には帰らず、客とホテルに外泊だけどね……」
「あの……ケンちゃんは大丈夫なの?」
「ああオレ?オレは割り切ってガンガン稼いでいるタイプ。
これでも夢に向かって金を貯めているんだ。昼間に定職を持っているし、ちゃんと家もあるから大丈夫」
「だよね、ケンちゃんはそんな感じ。しっかりちゃっかりしているよね?」
「あはは……」
「で、お願いしたい事があるんだ」
「トオルと話すか?」
「うん、でもここでは話せない。ボーイを連れ出すにはどうすればいいの?」
「ああ、でも……どう言う事情か知らないけれど、あいつだって好きでこんな生活をしている訳じゃないと思うだ。あいつはあいつなりに人に知られたくない事も有るだろうしな。余計なお節介なら、かえってあいつを傷付ける事になるかも知れない」
「分かってる、十分に……」
「奴のこと、好きなのか?」
「好きだよ?ずっとずっと、彼の事だけ思っていたんだ。
やっと会えたこの機会を、逃すわけには行かないんだ」
「そうか……分かった。まずマスターにこっそり指名を知らせる。二人別々に店を出て、あとはホテルでも自宅でもご自由に?ボーイへのチップはサービス次第だ」
「ありがとう」
「まあ、何だか知らないけれど、上手くや・れ・よ♪」
ケンはマモルに笑顔を見せて、さっと椅子から立ち上がる。
「マスター♪可愛いお客様がお呼びですよ~」
おどけた様子でマスターを呼び付け、ケンはマモルにウインクを投げて奥のボックスへと移動した。
透かさずマスターがやって来た。
「はいはい、何かご用事かしら?」
「指名をお願いします、泊まりで…」
「え?あら、ホントに?あんたみたいな可愛い子ちゃん、いくらでも相手には事欠かないでしょうに、本当?本当にこんな所でお金を使う気?」
マスターは声のトーンをぐっと落とし、妙に心配そうな顔で眉をひそめた。
「こんな所って、マスター自分のお店にそれはないでしょう?
ちゃんとお商売して下さいな」
「あらま、世慣れた女将みたいな事を言う子ね?あらいけない!私とした事が余計な事を……」
「それであの、トオル君を……」
「んあ?!トオル君?ケンちゃんじゃなくてトオル君?
あら~っ、ケンちゃん、振られちゃったのね~」
マスターはしみじみとケンに流し目を送りながら、うんうんとうなずいて見せた。奥のボックスにいたケンも、それに応えて笑顔でえ~んえ~んと泣き真似を見せる。
「ビルの前までタクシーを呼んでくれる?着いたらトオル君を先に乗せて待たせて欲しいんだ。僕は少し置いて後から出るから」
「あらまあ、随分もの慣れた事を言うじゃない?」
「トオル君には指名客が僕であることを絶対に言わないで欲しい!これ一番肝心なところ!
了解かな?」
「はいはい、了解でございます。お坊っちゃまには敵いませんわ。では、のちほど……」
マスターは奥に戻り、直ぐにタクシー会社に呼び出しを掛ける。
──そのあと十数分。マモルは入れ替わり声を掛けて来るボーイ達を相手に、愚にも付かない会話に明け暮れる──ような振りを必死に装う。
トオルは顔を引きつらせ、石のように固まっていた。そしてそんなトオルをマモルは無視した──
(ごめんね、陽ちゃん。僕たちは今夜、トオルとマモルだ…)
やがてマスターがトオルに耳打ちを始めた。どうやらタクシーが到着したらしい。
トオルは明らかに安堵の顔色を浮かべると、そのまま店から逃げるように飛び出して行った。
(さあ、これからが本番だ。
今宵限りの僕のシナリオ……)
マモルはグラスを持ち上げて、残りのバドワイザーを飲み干した。
5階のホールに降り立つと、そこには瀟洒な黒塗りの扉。
──派手な金文字で綴られた「RED PRINCE」の店名が光る。
息を呑み、唇を引き締め、マモルは精一杯の笑顔を繕う。
(僕は泣かない。決着を付けるまでは……!)
マモルは思い切って扉を開き、いち早く店内を見回した。
(陽ちゃん!)
マモルは思わず胸を押さえた。キュンと心臓が締め付けられる。
カウンターの中に立ち、一番奥で客の相手をしている青年
──それは見紛う事なく、マモルの幼馴染に間違いない。
でもマモルは青年を見ない。青年とは決して目を合わせない。
そして青年にも変化は見られた。扉を開けたマモルを見るなり、明らかに驚愕の色をあらわした。立ち尽くし、ただ呆然とマモルを見詰める。
「いらっしゃいまっせ~♪」
奥から典型的な営業あいさつが発せられ、見るからに二丁目のマスターらしい、短髪口髭の中年男が顔を見せる。
「あら、な~んだ。お客様かと思ったらとんだ勘違いだわ。面接の子かしら?」
心の中の動揺とは裏腹に、マモルは見事に顔色ひとつ変えはしない。
「ええ~っ?嬉しいな♪
僕ってそんな、うまい広告にまんまと騙されてノコノコ面接にやって来るような、ウブなノンケに見えますか~?
ふふっ、僕ってウブウブ?」
「あらやだ!こりゃとんでもないフテ子だわ。どっかのお店のお使いね?回覧板かしら……」
「やだな~、どうしてお客と思ってくれないわけ~っ?」
「げげっ!あんたお客なの?
あっら~っ!そんなちゃらんぽらんな若い身空で、あんた男を買いに来たの~?」
「それはとにかく、まずは顔ぶれを見てからね」
「嫌なご時世ね~、最近は面接の子なのかお客様なのか、さっぱり見分けがつかないわ~」
「そんな事より、いつまでこうして立ち話をさせるわけ?
これでも一応客なんだけど」
「あらいけないっ!八百屋横丁じゃあるまいし、私とした事がとんだ粗相を!ごめんなさ~い?これでもあたくし、小笠原諸島流でございますのよ~♪ささ、どうぞこちらにお越しあさ~さいませ」
陽気なマスターに勧められ、マモルは青年から一番遠いカウンター席に腰を下ろした。
「お接待役は誰がいいかしら?
そうねぇ、ケンちゃん♪こちらの可愛いお客様をよろしくね~」
「OK、マスター」
日焼けした素肌に白い歯を見せ、ナイスバディな好青年がマモルのカウター越しに現れた。
「やあ、俺、ケンって言うんだ。よろしく」
「マモルです。取り敢えずバドワイザーを」
「了解、てか大丈夫?未成年では……ないんだよね?」
「それって初めての店では定番のやり取り!ちゃんと成人だから安心して?」
「そうか、ごめんごめん」
「それよりケンちゃん、一緒に飲まない?カウンター越しじゃなくて、隣に座って欲しいな」
「望むところ♪」
ケンはマモルの隣に腰を下ろすと、屈託も無くマモルの肩に手をまわす。
これがこの店の流儀なのだろう。普段ならそんな手は透かさず払い除けるマモルだったが、今は敢えてそれをしない。
マモルはカウンターの対極にいる青年に気を奪われながらも、しばしケンとの世間話に夢中を装う。
(陽ちゃんも僕に気付いてる?)
青年は何も気付かぬ風を装い、マモルの方など見向きもしない。
が、しかし、マモルには伝わっていた。隠しても隠しきれない大きな動揺──。
(うん、ちゃんと僕に気付いているね)
マモルは懸命に陽気な口振り。
「ケンちゃんはもしかして、輝けるこの店のナンバー・ワン?」
「そんなでもないよ。それよりさ……」
「そうかなぁ、こうして見回しても、この店じゃケンちゃんが一番素敵だよ♪」
「無理するなよ。そんな事より……」
ケンがマジな眼差しでマモルを見詰めた。
「なあ……何か、訳ありなんだろう?」
「……え?」
突然、会話の脈絡を無視し、ケンが小声で囁いた。
「君みたいな若い子がこんな所に来るなんて、大抵なにか、事情があるのさ…」
「それは…………」
「話してみろよ。出来る事なら協力するよ?」
ケンは極めて真面目顔。マモルはそんな人柄を見込んだ。
「実は、カウンターの向こう端に立っている彼なんだけど……」
「トオルの事か?」
「トオル?」
「そう、トオルだよ?」
「ふふっ、マモルにトオルか……
似たような名前、思い付くんだな……」
「ふっ……なるほど?」
「それで、そのトオル君はいつからここに?」
「う~ん、かれこれ半年にもなるのかな~?」
「そんなに長く……」
「オレらボーイ同士じゃあんまり事情は話さないけど、奴は宿無しだから、まあ、穏やかじゃない」
「宿無し?って……」
「ああ、この店の寮……って言ったって、しがないアパートの一室だけどさ、そこに数人で雑魚寝状態だよ」
「そんな生活を半年も……」
「寮にいる奴らは大抵が訳ありなんだ。家出だったり居場所が無かったり、中には家族崩壊なんて奴もいるし、親の暴力から逃げて来た奴だっている」
「寮にいるって事は、この店を辞めたら住む所が無くなるって事なんだよね?」
「まあ、こんな商売してれば殆んど寮には帰らず、客とホテルに外泊だけどね……」
「あの……ケンちゃんは大丈夫なの?」
「ああオレ?オレは割り切ってガンガン稼いでいるタイプ。
これでも夢に向かって金を貯めているんだ。昼間に定職を持っているし、ちゃんと家もあるから大丈夫」
「だよね、ケンちゃんはそんな感じ。しっかりちゃっかりしているよね?」
「あはは……」
「で、お願いしたい事があるんだ」
「トオルと話すか?」
「うん、でもここでは話せない。ボーイを連れ出すにはどうすればいいの?」
「ああ、でも……どう言う事情か知らないけれど、あいつだって好きでこんな生活をしている訳じゃないと思うだ。あいつはあいつなりに人に知られたくない事も有るだろうしな。余計なお節介なら、かえってあいつを傷付ける事になるかも知れない」
「分かってる、十分に……」
「奴のこと、好きなのか?」
「好きだよ?ずっとずっと、彼の事だけ思っていたんだ。
やっと会えたこの機会を、逃すわけには行かないんだ」
「そうか……分かった。まずマスターにこっそり指名を知らせる。二人別々に店を出て、あとはホテルでも自宅でもご自由に?ボーイへのチップはサービス次第だ」
「ありがとう」
「まあ、何だか知らないけれど、上手くや・れ・よ♪」
ケンはマモルに笑顔を見せて、さっと椅子から立ち上がる。
「マスター♪可愛いお客様がお呼びですよ~」
おどけた様子でマスターを呼び付け、ケンはマモルにウインクを投げて奥のボックスへと移動した。
透かさずマスターがやって来た。
「はいはい、何かご用事かしら?」
「指名をお願いします、泊まりで…」
「え?あら、ホントに?あんたみたいな可愛い子ちゃん、いくらでも相手には事欠かないでしょうに、本当?本当にこんな所でお金を使う気?」
マスターは声のトーンをぐっと落とし、妙に心配そうな顔で眉をひそめた。
「こんな所って、マスター自分のお店にそれはないでしょう?
ちゃんとお商売して下さいな」
「あらま、世慣れた女将みたいな事を言う子ね?あらいけない!私とした事が余計な事を……」
「それであの、トオル君を……」
「んあ?!トオル君?ケンちゃんじゃなくてトオル君?
あら~っ、ケンちゃん、振られちゃったのね~」
マスターはしみじみとケンに流し目を送りながら、うんうんとうなずいて見せた。奥のボックスにいたケンも、それに応えて笑顔でえ~んえ~んと泣き真似を見せる。
「ビルの前までタクシーを呼んでくれる?着いたらトオル君を先に乗せて待たせて欲しいんだ。僕は少し置いて後から出るから」
「あらまあ、随分もの慣れた事を言うじゃない?」
「トオル君には指名客が僕であることを絶対に言わないで欲しい!これ一番肝心なところ!
了解かな?」
「はいはい、了解でございます。お坊っちゃまには敵いませんわ。では、のちほど……」
マスターは奥に戻り、直ぐにタクシー会社に呼び出しを掛ける。
──そのあと十数分。マモルは入れ替わり声を掛けて来るボーイ達を相手に、愚にも付かない会話に明け暮れる──ような振りを必死に装う。
トオルは顔を引きつらせ、石のように固まっていた。そしてそんなトオルをマモルは無視した──
(ごめんね、陽ちゃん。僕たちは今夜、トオルとマモルだ…)
やがてマスターがトオルに耳打ちを始めた。どうやらタクシーが到着したらしい。
トオルは明らかに安堵の顔色を浮かべると、そのまま店から逃げるように飛び出して行った。
(さあ、これからが本番だ。
今宵限りの僕のシナリオ……)
マモルはグラスを持ち上げて、残りのバドワイザーを飲み干した。
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