BUZZER OF YOUTH

Satoshi

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第4章 集大成・ウィンターカップ

第247話 荒れたゲーム

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チーム メンバープロフィール

橋本はしもと 輝樹てるき

紅泉高校3年
179㎝76kg

誕生日:4/13

血液型:AB

特徴:短めのリーゼントで、頭頂部を遊ばせているのが特徴。紅泉では主将であり精神的支柱。見た目は比較的爽やかだがドライブでのカットインの際に肘をディフェンスに入れたりと審判の見えない所でダーティーなプレーをする。得点、ゲームメイク能力に長け、スティールもかなり上手い(上手いが故にダーティーなプレーも絡めてくる)。
夏は3回戦の京洋戦で怪我を負い、怪我を押してプレーするも敗退。

特技:両手で同時に字が書ける

趣味:対戦相手や全国上位の選手の分析

得意教科:特になし

苦手教科:特になし

得意なプレイ:ゲームメイク

バスケを始めたきっかけ:小1でミニバスに入団して

密かな悩み:髪のセットが地味に面倒



-----------------------------

















ダム…












紅泉・橋本がボールを運ぶ。












第1Q 残り3:49

北陵        14
紅泉        15











橋本、各選手とアイコンタクト。













ビッ!











スクリーンからアウトサイドに飛び出した佐藤にパスが入る。











マッチアップは、スイッチした劉。













ダム!!!












佐藤、劉に当たりにいきながらドライブ。










劉「ぐ…」












並走するも脇腹に肘鉄を食らい、動きが鈍る。











劉「調子に…」









バッ!







劉、ブロックに跳ぶ。














堂林「行くな!劉!」














佐藤「遅い」













ガシィッ!!!












佐藤、空中の劉にぶち当たり、吹き飛ばすようにしながらレイアップ。













バス!!!












シュートがリングを通過する中、もつれ合うように着地。
















佐藤(鬱陶しい!)











劉「!?」












着地し切ってなかった劉、佐藤に両手で突き飛ばされバランスを崩し


















バッターン!!!!!!













劉「かはっ…」















コートに叩きつけられる。















ピピーッ!!!














審判の笛が鳴る。


















審判「カウント!ダブルファウル!!白6番佐藤黄色10番!」














審判、オフィシャルに向かいファウルした劉と佐藤の番号を告げる。














三上「てめえ、わざと突き飛ばしやがったな!?」










三上、佐藤に詰め寄る。






途端に一触即発の空気になる。








佐藤「んだと!?」














筒井「よせ!三上!」












筒井が後ろから三上を抱き留め、佐藤と引き離す。















審判「確かに今のは危ないよ、君」










佐藤「すみません、勢い余っちゃって。気をつけます」













三上「けっ…」













それでも三上は、納得いってない様子。















筒井「えっと…ダブルファウルでシュート入ったらどうなるんだ?」













堂林「…この場合、ワンスローは無しでウチ北陵のエンドラインからのスローインだ」














-ルール説明-



ダブルファウルでは、両チームのプレイヤーにパーソナルファウルが記録される。プレイヤー同士でないとダブルファウルは起こらない(ベンチのテクニカルファウルがダブルファウルとして記録されることはない)。
どちらのチームにもフリースローは与えられず、ゲームは、以下の方法で再開する。

・フィールドゴールや最後のフリースローが成功してどちらかのチームに得点が認められた場合は、エンドラインのアウトオブバウンズからスローインをしてゲームを再開する。

・一方のチームがボールをコントロールしていたかボールが与えられることになっていた場合は、そのチームがダブルファウルが起こったところに最も近いアウトオブバウンズからスローインをしてゲームを再開する。

・どちらのチームもボールをコントロールしていなかったかボールが与えられることになっていなかった場合、ジャンプボールシチュエーションになる。







-説明終わり-









北陵のスローインからゲーム再開。












三上(クソ野郎が…胸糞悪い事しやがって)














だが、北陵にとって最悪の出来事が次のプレーで起こる。













それは、堂林がドライブから右コーナーの内側でプルアップミドルジャンパーを放った時の事。
















ビッ!













堂林(やべ、身体流れた)















ガッ!!












葛山「あぶねえ…」
(抜かれたが外してくれたか…)














伊達がいち早くリバウンドに跳ぶが、ボールはリングで大きく跳ね伊達の伸ばした手の上を超えていく。











雨宮「よし」











すぐ外でリバウンドに備えていた雨宮が跳び、ボールを掴む。












伊達と雨宮、同時に着地。















グリッ!!!













伊達「…っ!!!!!」













伊達、掴み損ねたボールの行方を目で追うあまり、着地が疎かになっていた。















結果、雨宮の足の上に着地してしまう。
















ビッ!












雨宮、素早くアウトレットパス。















ビッ!!












橋本、素早くボールを前線に送る。













ビッ!












いち早く走りボールを受けた葛山、既に堂林がゴール下まで戻っているのを確認し、ミドルシュート。














スパッ!!!












堂林「チッ」
(決めやがったか…)
















ピピーッ!!!!














審判の笛が鳴る。

















審判「レフェリータイム!!!」



※レフェリータイム
アクシデントなどの際に審判の判断でゲームを止める事。怪我人が出た際によくある。

















ゴール下で伊達が這いつくばっている。












三上「大丈夫か!?伊達!」










伊達「…すみません…やっちゃったみたいっす…」












劉「お前…わざと…!!」








今度は劉が雨宮に詰め寄る。











雨宮「ああっ!?」











雨宮も喧嘩腰で突っかかる。











佐藤「やめろ雨宮!」










柳澤「雨宮さん!!ストップ!」











それを佐藤、柳澤が引き離しにかかる。









筒井「やめろ劉!!!」











北陵の方も筒井が劉を抑える。














伊達、ベンチメンバーに介助されながら治療の為にロッカールームへ。















代わってコートに入るのは、1年生の野村。
















紅泉 

4 橋本 輝樹    179㎝ 3年
8 葛山 丈     189㎝ 3年
6 佐藤 力哉    190㎝ 3年
10 柳澤 拓男    193㎝ 2年
5 雨宮 裕史    198㎝ 3年




北陵

5 三上 直哉    184㎝ 3年
6 堂林 和樹    190㎝ 3年
4 筒井 辰也    194㎝ 3年
11 野村 勇吾    196㎝ 1年
10 劉 子轩     203㎝ 2年












パワー型の紅泉に押される中、エースの堂林と共に高さで攻守でのアドバンテージになっていた伊達。













その伊達がコートからいなくなり、身長で見ると一気にイーブンに。














だが、この伊達の負傷退場は












北陵の崩壊の序章でしかなかった。





















橋本「…ほんとにわざとじゃねえんだろうな?雨宮」









雨宮「偶然だ。まあ、そんな事言ったところでそんな物確認するすべはねえし、嫌な感情持たれるのは仕方ねえよ。なら徹底的に悪役になってやらあ」











北陵ボールのスローインから試合再開。













三上がドリブルコントロール。














三上(多少ラフなプレーなら何度も経験してるが…ここまであからさまにやってくる奴らは初めてだ…スポーツマンシップってもんがねえのか?こいつらは)
















ビッ!













三上、堂林へパス。















ビッ!













堂林から、ハイポストにポストアップした筒井へパス。














筒井(よし!)







ダム!!!













ボールを受けながら、マークマンの佐藤の位置を確認した筒井。











佐藤が片方のサイドに寄っているのを感じてすぐさま逆方向にターンアラウンドでドライブ。














ガシィッ!!!













筒井「!?」













ピピーッ!!!

















審判「オフェンスファウル!黄色4番筒井!」








目の前には柳澤。











佐藤は、ただディフェンスの位置取りが悪くて抜かれた訳ではなく、ダブルチームを仕掛ける為に誘い込んでいた。












結果、ドライブした先に筒井にとって想定外に柳澤が立っており、押し倒す形に。













筒井「く…」
(やられた…ディフェンスはどいつもハイレベルな上に…ラフプレーで冷静さを奪い相手のペースを乱す、って訳か)














第1Q 残り2:30

北陵        14
紅泉        19













第1Qはこの後、スコアが全く動かない思い展開に。














だが紅泉のラフプレーに激昂し気味の北陵の選手達はフラストレーションを貯め、ファウルを重ねる。














ラフプレーに特にフラストレーションを貯めていた劉、三上が揃って累積のファウルが2つ。











累積ファウルでのフリースローを橋本が2本きっちり沈め、第1Qが終わる。


















ブーッ!!!!

















第1Q終了

北陵        14
紅泉        21














両チームの選手がベンチへと戻っていく。













三上「くそっ…!なんなんだよあいつら」










劉「バスケじゃない。ただの暴力」









ファウル2つのこの2人は特にフラストレーションを貯めている。

















筒井「だがしかし…14点しか取れねえなんてな…」













堂林「ディフェンスにおいてはラフプレーに隠れがちだが全国でも屈指の固さだろう。肉体派が多いのもあってルーズボールやリバウンドも強い」












北陵、これまでにない劣勢にフラストレーションを溜めつつも休憩し、第2Qに備える。













第2Q、北陵はアウトサイドの堂林、三上のシューター勢が積極的にシュートを放ち追い上げるが














バチッ!!!















三上「!!」













インサイドアウトのパスを受けた三上、マークマンの橋本をシュートフェイクからのワンドリブルでかわし、シュートを打つもブロックを浴びた。











堂林のマークを外し、横合いから飛び出してきた葛山だった。












葛山(ワンドリブルは不要だったな)












紅泉のディフェンスが要所で好プレーを見せ北陵の攻撃を止める。















そしてインサイドでは



















ガシィッ!!!















ピピーッ!!!















審判「ファウル!白5番雨宮!!」













劉「く…」
(絶好機をファウルで止めに来た…!)














雨宮、手を挙げる。















堂林(意外にもまだファウル2つ目…紅泉のチームファウルもそこまでじゃない。ラフプレーまでチームの戦術に織り込み済って訳かよ)









だが、元々ラフプレーに北陵メンバーが激昂していたこともあり、ファウルは両チーム増えてくる。












ゲームは、荒れた。
















ブーッ!!!













前半終了

北陵        36
紅泉        44










堂林が果敢に攻め込みスコアを積み重ねるも結果、前半が終わっても北陵は紅泉のディフェンスの前に追いつけず。















……To be continued
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