殺されたが、異世界で自由に生きていくことにした

零月

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皆、個性豊か

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     ーーとててて、ぽふっ

     シアトルの腰に何かがぶつかってきた
     シアトルが後ろを振り向くと小さな頭が見えた

「フィー、どうしたの?」

「おにいしゃま、あたま だいじょぶですか?いたくないです?」

     シアトルの妹であるシルフィだ

「もう痛くないよ」

「しょれなら、よかったです。スクラにいしゃまのとこ いってくるです」

     しめるです、と言うかのように手を
      キュッと握る

「思いっきりやっておいで。兄さんがそれだけで死ぬわけないし」

     いってくるです、とシルフィは元気よく返事を
      し走って行った
     そしてシルフィの姿が見えなくなると
      シルフィが行った方向の逆の方からドタドタと
      煩く足音が聞こえてきた
     足音の主はシアトルの目の前で止まると

「シアトル様、シルフィ様は何処に行きましたか!?」

     シルフィ専属の執事のクーレだ

「…クー、五月蠅い。フィーは兄さんのとこ」

「は、はい。すみません。ありがとうございます」

     と言ってまた走っていった

ーーシアトル、此処には個性豊かな奴しか居ないのか?

「玲、起きていたの?」

ああ、クーレという奴が来た時にな

「そうか…まあ、殆どの奴が一癖も二癖もあるから。クーレはまだましな方だけど…1番厄介なのはー」

「シアトル、捜しましたよ。貴方の部屋に行ったのですが貴方は父上に呼ばれた後でいないではありませんか。父上の所に行ったら、もういないと言われました…本当に捜したのですよ」

嘘だな
コイツさっき隅に隠れてた奴だろ

「(…玲、この1番上の兄が1番厄介なヤツだよ)」

そのようだな

「ディノス兄さん、どうしたの?」

「シアトルの目が覚めたと聞いたので見に行ったのですよ」

「…ふん、よく言う。私の事を見に来たくせに…」

れ、玲止めっ

「貴方が玲ですね」

「ああ」

「貴方、女性が苦手なのですよね?」

「ああ、それがどうかしたのか」

あっ
それがあった

「シアトルはあと少ししたら学園に入ります。勿論其処には女子生徒達がいます。それでも大丈夫ですか?」

「?それに何の問題がある?シアトルが殆ど出る。私は殆ど出ない」

玲…

「それでは駄目です。玲、貴方には冒険者として活動して貰います」

「何故?」

「シアトルの身体では気配を察知する事はできても体力が無いので戦闘が殆どできないので冒険者となってシアトルの身体を鍛えて欲しいのです」

………………

「なるほど…」

玲、哀れそうな声を出さないで!
お願いだから

「…それなら分かった。だが、私が死ぬ前の姿に成ることはできるか?」

「できる事にはできます。【千姿万態】を覚えればいいんです」

「どうやる?」

「玲としての身体を思い浮かべてその姿に成ると思えばできますよ」

     とディノスは微笑みながら言う

何か企んでそう…
ディノス兄さんの事だからそうなんだろうけど

「できるのなら良い」

「でもどうして元の姿に成りたいのですか?」

「子供の身体は小さすぎる」

「それもそうですね…シアトルの事お願いしますね」
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