クラスまるごと異世界転移

八神

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「聖女様ー!」


佐藤と別れてすぐに別の教会のシスターがやってくるので俺らは教会に移動して深山のスキルで集まった人達を治し、また観光を再開する。


…そして夕方。


「…ぅ…っ…!」

「ミミちゃん!」

「ミミ!」


おそらく10回目のスキルを使ったあと。


深山は祭壇前でフラついたように倒れ…藤原のスキルで目の前に移動させると斉藤と住吉が心配したように駆け寄った。


「聖女様…?」「聖女様が、倒れた…?」「聖女様…!大丈夫なのか…!?」

「…ココじゃまずいな。移動するぞ」

「そだな。おめーらついてくんなよ!」

「みや…聖女は俺らがなんとかするから、この場は任せた!」


俺が兵士を召喚して深山を抱き抱えさせて提案すると柴田は頷いて集まった人達を牽制するように怒鳴り、藤原がシスター達や神父に指示を出して俺らは外に出る。


「ミミ!」

「ミミちゃん!」

「近くに休めるところとかあったっけ?やっぱ城か?」

「宿屋でいーんじゃね?宿泊じゃなくて休憩にすりゃいーし」

「宿屋なら確かさっきあっちで見たな」

「よしソコ行くか」


斉藤と住吉が焦ったように心配しながら深山に声をかける中、俺らはとりあえず落ち着ける場所を探して移動した。




ーーーーーーー





「…で、とりあえず休める場所に連れて来たはいいけど…どうする?医者にでも連れて行くか?」

「そーだな。俺らに出来る事なんて無いっぽいし」


ベッドに寝かせた深山が苦しそうにしているのを見て俺が提案すると柴田が頷く。


「様子を見た感じ『魔力中毒』っぽいからやっぱ医者に連れてった方が良くね?」

「魔力中毒?なにそれ?」

「藤原君見ただけで分かるの!?」

「あー、いや…『強力な魔法を使い続けてるとなる病気だ』ってのを聞いた事がある、ってだけで適当な予想よ?」


藤原の言葉に住吉と斉藤が反応し、藤原は少し困ったかのように説明する。


「へー。ただの病気なら斉藤が治せんじゃね?」

「うん。やってみるね」

「「お」」


俺の問いに斉藤がすぐさまスキルを使うとどうやら普通に治せたらしく深山の状態が落ち着いた。


「…でも目を覚まさねーな」

「やっぱ疲れてんじゃね?」

「だとすると…住吉がマッサージすりゃ起きんじゃねーの?」

「え!?私!?」


5分経っても目を覚まさないので藤原が呟き俺が返すと柴田は新しい案を思いつく。
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