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「あ」
「お」
トルツの王子にワインを売った後、俺が帰宅しようとしたら佐藤が建物の中に入って来た。
「…なんで海原がココに?」
「王子の送迎と商売」
「あ、じゃあ王子来てるの?」
「おう。たった今な」
「丁度良かった…タイミングばっちりじゃん。海原、王子のトコに案内してよ」
佐藤の問いに理由を話すとなんか確認してくるのでそう答えて建物から出ようとすると、佐藤はなんか図々しい事を言ってくる。
「なんで俺が…まあいいけど」
「ありがと」
俺は面倒くせえ…と思いながら来た道を引き返して王子の居る執務室へと案内する事に。
「…入れ」
執務室のドアをノックすると王子が許可するので俺はドアを開けた。
「…ウミハラ殿?」
「なんか佐藤が王子に用があるんだって」
「失礼します」
王子が俺を見て意外そうに呟くので部屋には入らず用件を言うと佐藤が頭を下げて挨拶しながら入室する。
「んじゃ、俺はコレで」
俺の用は済んだので挨拶しながらドアを閉めて今度こそ帰宅した。
ーーーーーー
「そういやさ」
「ん?」
「なんだ?」
昼食の時、俺らが飯食いながらいつものように適当な雑談をしてると佐藤が流れをぶった切るように突然話を切り出してくる。
「明日、次の拠点に移動する事が決まったんだって」
「へー、ようやくか」
「でね、すっごく嫌なんだけど…私も同行する事になっちゃって…猛反対したんだけど、他に候補者が居なくて…」
「ふーん。まあ頑張れよ」
「じゃあ清水も一緒に行くのか?」
佐藤の報告に藤原が意外そうに返すと苦々しい顔で言い、俺が適当に返すと柴田は清水を見ながら聞く。
「…一緒に行きたいのはやまやまなんだけど…足手まといが居ると周りに迷惑かける事になるから諦めた」
結構長期間になるみたいだし…と、清水は微妙な顔をしながら同行しない理由を話す。
「長期間って…まあ距離考えたらな…」
「一応100名ぐらいのキャラバン組んで、途中で中継地点を作りながら一カ月ぐらいかけて移動する予定」
「ほー、100名って結構規模大きいな」
「だからまとめ役とかも何人か必要になるから、って私に白羽の矢が…」
「まあ貴族様だからな。お前の手腕を発揮するチャンスじゃねぇか」
俺は佐藤を弄るように笑いながら返す。
「…でね、海原とか柴田とかも一緒について来てくれない?」
「「「嫌」」」
佐藤の甘えたようなお願いに俺らは即答に近い感じで却下して断固拒否の姿勢を示した。
「ただでさえお前めんどくせーのに更によく分からん奴らとの集団行動とかぜってー嫌」
「だな。あと普通にめんどくせーし」
「一カ月ってのがなぁ…途中で面倒な事が起きそうだし『君子危うきに近寄らず』ってな」
「…まあ、絶対断るとは思ったけど…」
俺らが断る理由を話すと佐藤はため息を吐きながら諦めたように呟く。
「んじゃ駒込誘えよ。アイツ英雄目指してっから喜んで行くんじゃねーの?」
「えー…でも同じクラスメイトだけど良く知らないし、あんま喋った事ないからなぁ…」
「おめー変なトコで人見知り発揮すんな…」
藤原の提案に佐藤が嫌がるように言うと柴田は呆れたように返した。
「お」
トルツの王子にワインを売った後、俺が帰宅しようとしたら佐藤が建物の中に入って来た。
「…なんで海原がココに?」
「王子の送迎と商売」
「あ、じゃあ王子来てるの?」
「おう。たった今な」
「丁度良かった…タイミングばっちりじゃん。海原、王子のトコに案内してよ」
佐藤の問いに理由を話すとなんか確認してくるのでそう答えて建物から出ようとすると、佐藤はなんか図々しい事を言ってくる。
「なんで俺が…まあいいけど」
「ありがと」
俺は面倒くせえ…と思いながら来た道を引き返して王子の居る執務室へと案内する事に。
「…入れ」
執務室のドアをノックすると王子が許可するので俺はドアを開けた。
「…ウミハラ殿?」
「なんか佐藤が王子に用があるんだって」
「失礼します」
王子が俺を見て意外そうに呟くので部屋には入らず用件を言うと佐藤が頭を下げて挨拶しながら入室する。
「んじゃ、俺はコレで」
俺の用は済んだので挨拶しながらドアを閉めて今度こそ帰宅した。
ーーーーーー
「そういやさ」
「ん?」
「なんだ?」
昼食の時、俺らが飯食いながらいつものように適当な雑談をしてると佐藤が流れをぶった切るように突然話を切り出してくる。
「明日、次の拠点に移動する事が決まったんだって」
「へー、ようやくか」
「でね、すっごく嫌なんだけど…私も同行する事になっちゃって…猛反対したんだけど、他に候補者が居なくて…」
「ふーん。まあ頑張れよ」
「じゃあ清水も一緒に行くのか?」
佐藤の報告に藤原が意外そうに返すと苦々しい顔で言い、俺が適当に返すと柴田は清水を見ながら聞く。
「…一緒に行きたいのはやまやまなんだけど…足手まといが居ると周りに迷惑かける事になるから諦めた」
結構長期間になるみたいだし…と、清水は微妙な顔をしながら同行しない理由を話す。
「長期間って…まあ距離考えたらな…」
「一応100名ぐらいのキャラバン組んで、途中で中継地点を作りながら一カ月ぐらいかけて移動する予定」
「ほー、100名って結構規模大きいな」
「だからまとめ役とかも何人か必要になるから、って私に白羽の矢が…」
「まあ貴族様だからな。お前の手腕を発揮するチャンスじゃねぇか」
俺は佐藤を弄るように笑いながら返す。
「…でね、海原とか柴田とかも一緒について来てくれない?」
「「「嫌」」」
佐藤の甘えたようなお願いに俺らは即答に近い感じで却下して断固拒否の姿勢を示した。
「ただでさえお前めんどくせーのに更によく分からん奴らとの集団行動とかぜってー嫌」
「だな。あと普通にめんどくせーし」
「一カ月ってのがなぁ…途中で面倒な事が起きそうだし『君子危うきに近寄らず』ってな」
「…まあ、絶対断るとは思ったけど…」
俺らが断る理由を話すと佐藤はため息を吐きながら諦めたように呟く。
「んじゃ駒込誘えよ。アイツ英雄目指してっから喜んで行くんじゃねーの?」
「えー…でも同じクラスメイトだけど良く知らないし、あんま喋った事ないからなぁ…」
「おめー変なトコで人見知り発揮すんな…」
藤原の提案に佐藤が嫌がるように言うと柴田は呆れたように返した。
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