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「大丈夫大丈夫。アイツ爽やかナイスガイだから気が利く良い奴だって」
「ちゃんと高木の事も気にかけてるしな」
「…え?」
俺が笑いながら言うと柴田も駒込の良いところを挙げて高木が反応する。
「あー、そっか。高木さんは駒込…に連れて来てもらったんだっけ」
「…うん」
「…じゃあ駒込を勧誘してみよ」
「アイツなら多分ギルドに居ると思うぜ」
「ご飯終わったら行ってみる」
佐藤は俺らの提案に乗るみたいなので藤原が居場所を教えると予定を伝えた。
そして昼食後。
「おーい、海原ー。居るかー?」
「なんだ?」
野郎三人でゲームをしてると家に駒込がやって来た。
「お前武器屋やってんだって?俺にも売ってくれ」
「今は休業中なんだが…まあ知り合いのよしみで売ってやるよ。でも金持ってんのか?」
「無い」
駒込の要求に俺が渋りつつも了承して確認すると駒込はキッパリと言い切る。
「毎日の宿代と生活費だけでいっぱいいっぱいでカツカツだ」
「…おめー良くそんなんで剣を買いに来たな」
駒込が自分の懐具合を話すと藤原が呆れたように返す。
「海原ならツケでも売ってくれると思ってな。なあ、友達が困ってんだから頼むよ~…ここでドカンと男気を見せてくれ」
「まあ最終的にちゃんと払うんなら別にツケでもローンでも問題ねーぜ。『ちゃんと払うんなら』な」
「おっ、流石海原。話が分かるぅ!」
両手を合わせて拝むように頼んでくる駒込に俺が釘を刺して念を押すと喜んでガッツポーズを取った。
「話が分かるついでに防具も作ってくれ。なんか佐藤から遠征隊に誘われてな」
「防具も?高くつくぞ?」
「…全部でどれくらいになる?」
「剣、鎧、籠手、靴…全部だと金貨で15万ぐらいだな」
「じゅ…15万…!?」
駒込の追加要求に俺が確認すると代金を聞いてくるので試算して答えると驚きのあまり顔が引きつる。
「いや、海…ちょっと高くね?」
「単純計算だと12万ぐらいだろ?消費税か?」
「防具は4万ぐらいだからな」
「「あー…」」
藤原と柴田の指摘に俺がそう返すと納得したように呟いてアッサリ引き下がった。
「…柴田と藤原の反応を見る限りぼったくりではないと思うが…それでもこの値段か…」
「いや、そもそも金が手に入って休業してんだからぼったくる意味もねーだろ」
「「確かに」」
「まあいいか。どうせツケだしな」
駒込は腕を組んで悩んだ後に吹っ切れたかのように適当な事を言い出す。
「で、明日までには出来そうか?」
「まあ一時間ぐらいだな」
「そうか。じゃあそれぐらいになったらまたくるわ」
俺は今の装備を売って来るから…と、駒込は金を作るために一旦家から出て行った。
「…そういや装備の形とか聞いてねーな」
「適当で良いんじゃね?」
「ゲームとかでよくある形に作っときゃ良いだろ。気に入らなければ鍛冶屋で仕立て直すだろーし」
「それもそうか」
俺の呟きを聞いて藤原と柴田がフォローしてくるので俺はその意見を取り入れて兵を召喚して指示をする。
「ちゃんと高木の事も気にかけてるしな」
「…え?」
俺が笑いながら言うと柴田も駒込の良いところを挙げて高木が反応する。
「あー、そっか。高木さんは駒込…に連れて来てもらったんだっけ」
「…うん」
「…じゃあ駒込を勧誘してみよ」
「アイツなら多分ギルドに居ると思うぜ」
「ご飯終わったら行ってみる」
佐藤は俺らの提案に乗るみたいなので藤原が居場所を教えると予定を伝えた。
そして昼食後。
「おーい、海原ー。居るかー?」
「なんだ?」
野郎三人でゲームをしてると家に駒込がやって来た。
「お前武器屋やってんだって?俺にも売ってくれ」
「今は休業中なんだが…まあ知り合いのよしみで売ってやるよ。でも金持ってんのか?」
「無い」
駒込の要求に俺が渋りつつも了承して確認すると駒込はキッパリと言い切る。
「毎日の宿代と生活費だけでいっぱいいっぱいでカツカツだ」
「…おめー良くそんなんで剣を買いに来たな」
駒込が自分の懐具合を話すと藤原が呆れたように返す。
「海原ならツケでも売ってくれると思ってな。なあ、友達が困ってんだから頼むよ~…ここでドカンと男気を見せてくれ」
「まあ最終的にちゃんと払うんなら別にツケでもローンでも問題ねーぜ。『ちゃんと払うんなら』な」
「おっ、流石海原。話が分かるぅ!」
両手を合わせて拝むように頼んでくる駒込に俺が釘を刺して念を押すと喜んでガッツポーズを取った。
「話が分かるついでに防具も作ってくれ。なんか佐藤から遠征隊に誘われてな」
「防具も?高くつくぞ?」
「…全部でどれくらいになる?」
「剣、鎧、籠手、靴…全部だと金貨で15万ぐらいだな」
「じゅ…15万…!?」
駒込の追加要求に俺が確認すると代金を聞いてくるので試算して答えると驚きのあまり顔が引きつる。
「いや、海…ちょっと高くね?」
「単純計算だと12万ぐらいだろ?消費税か?」
「防具は4万ぐらいだからな」
「「あー…」」
藤原と柴田の指摘に俺がそう返すと納得したように呟いてアッサリ引き下がった。
「…柴田と藤原の反応を見る限りぼったくりではないと思うが…それでもこの値段か…」
「いや、そもそも金が手に入って休業してんだからぼったくる意味もねーだろ」
「「確かに」」
「まあいいか。どうせツケだしな」
駒込は腕を組んで悩んだ後に吹っ切れたかのように適当な事を言い出す。
「で、明日までには出来そうか?」
「まあ一時間ぐらいだな」
「そうか。じゃあそれぐらいになったらまたくるわ」
俺は今の装備を売って来るから…と、駒込は金を作るために一旦家から出て行った。
「…そういや装備の形とか聞いてねーな」
「適当で良いんじゃね?」
「ゲームとかでよくある形に作っときゃ良いだろ。気に入らなければ鍛冶屋で仕立て直すだろーし」
「それもそうか」
俺の呟きを聞いて藤原と柴田がフォローしてくるので俺はその意見を取り入れて兵を召喚して指示をする。
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