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…翌日。
「…ん?」
「どした?客か?」
「おう。駒込が来てる」
朝食後に野郎三人でストレッチをしてると駒込がやって来る。
「おーい、海原~。居るかー?」
「兵に案内させてんだから居るに決まってんだろ。何の用だ?」
「金持って来たんだが…お前らどっか行くのか?」
名前を呼びながら入って来た駒込にストレッチを続けながら返すと用件を言った後に不思議そうに聞いてきた。
「いや?たまには身体を動かそうと思ってな」
「今からバスケやろうと思ってんだけどお前もやるか?」
「バスケ?やるやる」
「じゃあ2on2が出来んな」
藤原が誘うと駒込は嬉しそうに受けるので柴田が予定を立て始める。
「とりあえず金は置いとくぜ」
「はいよ。いくらだ?」
「残りの金全部」
「全部!?もうそんなに稼いだのか?」
「佐藤が『次もお願いするかも』って言って、くれた」
「「あー…」」
俺の問いに駒込が答えると藤原が驚くも金の入手先を聞いて柴田共々納得したように呟く。
「流石に今回のでみんな計画とか考えの甘さが身に染みたからな…次はもっと入念な準備をするって言ってたぞ」
「…まあ俺らは遠征隊の事は詳しく分からんから何も言えんけど、今回のってやっぱ見通しが甘かったのか?」
「ん。少数の魔獣なら問題無かったのに数が少し増えただけで一気に総崩れになったし」
「よく分からんが大変だったんだな」
駒込の話を聞いて柴田が疑問を尋ねると当時の状況的なのを軽く話すので俺は適当に労った。
「お前らよくこんな魔境であんな遠い所まで行けたな。どんな裏技を使ったんだ?」
「いや、裏技も何も戦ってないだけよ」
「俺ら三人だけだから小回り効くし、あんま襲われないしな」
「…少数精鋭ってやつか…確かに人数が多いと動きが鈍くなるが…なるほどな」
駒込が笑いながら聞いて来るので柴田と藤原が答えると駒込は考え込んで納得する。
「そういや佐藤が『海原ならもっと簡単に早く安全に運べるのに…』ってよく愚痴ってたけど、マジなのか?」
「まあ方法はいくつかあるぜ。今回の件で更に一つ増えたしな」
「マジ?」
「転んでもタダじゃ起きねーな…まあ今回転んだのは俺らじゃねーけど」
駒込もストレッチをしながら思い出したように確認するので俺が肯定して返すと柴田が驚いたように聞き、藤原が笑いながら返した。
「でもこの方法はちょっと非人道的過ぎるからなぁ…流石にどうだろうか?」
「…まさか、おめー…」
「なんだ?俺らにも思いつく事か?」
「柴田でも分かって、非人道的な事か……肉の盾か?」
俺のためらいながらの発言に柴田は察したかのようにヒきながら呟くも藤原は分からず、駒込に至っては見当外れの事を言い出す。
「いや…ってか肉の盾ってお前らがやった事と一緒だから大して非人道的でもねーだろ」
「確かに」
「…そうだな。じゃあなんだ?」
「…死体にして運ぶ…だろ?海」
俺が駒込の意見に否定すると柴田が内容を話して確認を取る。
「…ん?」
「どした?客か?」
「おう。駒込が来てる」
朝食後に野郎三人でストレッチをしてると駒込がやって来る。
「おーい、海原~。居るかー?」
「兵に案内させてんだから居るに決まってんだろ。何の用だ?」
「金持って来たんだが…お前らどっか行くのか?」
名前を呼びながら入って来た駒込にストレッチを続けながら返すと用件を言った後に不思議そうに聞いてきた。
「いや?たまには身体を動かそうと思ってな」
「今からバスケやろうと思ってんだけどお前もやるか?」
「バスケ?やるやる」
「じゃあ2on2が出来んな」
藤原が誘うと駒込は嬉しそうに受けるので柴田が予定を立て始める。
「とりあえず金は置いとくぜ」
「はいよ。いくらだ?」
「残りの金全部」
「全部!?もうそんなに稼いだのか?」
「佐藤が『次もお願いするかも』って言って、くれた」
「「あー…」」
俺の問いに駒込が答えると藤原が驚くも金の入手先を聞いて柴田共々納得したように呟く。
「流石に今回のでみんな計画とか考えの甘さが身に染みたからな…次はもっと入念な準備をするって言ってたぞ」
「…まあ俺らは遠征隊の事は詳しく分からんから何も言えんけど、今回のってやっぱ見通しが甘かったのか?」
「ん。少数の魔獣なら問題無かったのに数が少し増えただけで一気に総崩れになったし」
「よく分からんが大変だったんだな」
駒込の話を聞いて柴田が疑問を尋ねると当時の状況的なのを軽く話すので俺は適当に労った。
「お前らよくこんな魔境であんな遠い所まで行けたな。どんな裏技を使ったんだ?」
「いや、裏技も何も戦ってないだけよ」
「俺ら三人だけだから小回り効くし、あんま襲われないしな」
「…少数精鋭ってやつか…確かに人数が多いと動きが鈍くなるが…なるほどな」
駒込が笑いながら聞いて来るので柴田と藤原が答えると駒込は考え込んで納得する。
「そういや佐藤が『海原ならもっと簡単に早く安全に運べるのに…』ってよく愚痴ってたけど、マジなのか?」
「まあ方法はいくつかあるぜ。今回の件で更に一つ増えたしな」
「マジ?」
「転んでもタダじゃ起きねーな…まあ今回転んだのは俺らじゃねーけど」
駒込もストレッチをしながら思い出したように確認するので俺が肯定して返すと柴田が驚いたように聞き、藤原が笑いながら返した。
「でもこの方法はちょっと非人道的過ぎるからなぁ…流石にどうだろうか?」
「…まさか、おめー…」
「なんだ?俺らにも思いつく事か?」
「柴田でも分かって、非人道的な事か……肉の盾か?」
俺のためらいながらの発言に柴田は察したかのようにヒきながら呟くも藤原は分からず、駒込に至っては見当外れの事を言い出す。
「いや…ってか肉の盾ってお前らがやった事と一緒だから大して非人道的でもねーだろ」
「確かに」
「…そうだな。じゃあなんだ?」
「…死体にして運ぶ…だろ?海」
俺が駒込の意見に否定すると柴田が内容を話して確認を取る。
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