商人でいこう!

八神

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…その後。


どうせ現金払いですよね?と聞かれて頷くと、あれよあれよという間に展開が進み…


三時間近くで新居を手に入れた。


ちなみに180万というのは情報屋や不動産屋への手数料とかその他の雑費込みで、その値段らしい。


普通に自分で不動産屋に行って探せば160万ちょっとで買えたとの事。


…まあ、その場合は面倒な書類関連で実際に住むには一週間近くかかるみたいだからタイムイズマネーって事で多少の上乗せは納得出来た。


なんか成り行きではあるけど、新居を手に入れた俺はさっそく引越しの準備を始めたが…


元々の荷物がほとんど無いので荷造りの必要がなかった。


ただ雇い主のおじさんに住所を教えて終わり。


…そのついでに鉄鉱石を渡してノルマを達成したので、後は次のノルマが課せられるまでは自由だ。


「…随分と大きな家だな…商人とはここまで儲かるのか…」

「部屋がいっぱいあるみたいだし、好きな所を使っていいよ」


新居の館っぽい大きな建物に到着すると用心棒のおじさんが見上げながら呟くので、自宅に滞在中の待機場所を提供した。


「…こんなに大きいと掃除も大変そうだ」

「…あー、確かに…掃除する人とか雇う必要があるかも…」


デカイ家にはメイドだのハウスキーパーだのがつきものだ。


…豪邸は維持費に結構かかる。とテレビとかで見た事あるけど…


まさか自分がこんなのを手に入れる立場になるとは…今でも信じられない。


…と言っても俺の場合は各地を転々とするワケだからココで寝泊まりするのもあまりないと思う。


「お、なんだ。そろそろ行くのか?」


護衛しやすいように…と俺の寝室の隣の部屋を待機場所に選んだおじさんの所に行くと、装備品を広げていた。


「…結構、いっぱい持ってるんだ…」

「なに、自分の身を守るための最低限だ」


手甲、鎧、レガース、剣、槍などの床に広げられている装備品を見ながら呟くと片付けながら返す。


「お前さんも護身用に装備を整えてみたらどうだ?」

「…重そうだから、今はいい…かな」

「上等な装備ほど軽くて丈夫な物だがな」


おじさんが装備品を片付け終わったようなので、鉄塊を売るために目的の村へと出発する事に。


普通に街道を通り、無理はせずに暗くなる前に途中の村に立ち寄って一泊。


その市場で高く売れる物は売って安い物は手当たり次第に買い占める。


そして骨董品屋があれば中を見て星の数が4つよりも多ければ購入。


…未だにこの星の数が何を表してるのか分からないし、多いのが良いのか…少ないのが良いのかも分からない。


が、普通に考えたらゲームとかでは星の数でレアリティの高さを表している。


だから多い方が良い…はず。


星の数が多いのは数が少ないからレア度が高い、と勝手に思って壺などを購入。


…今回は星4つが一つしかなかったので一つしか買わなかったけど。


そもそもこの星の数って最高いくつなんだろうか?


今は4つが最高だからもしかしてこれ以上はない感じなのか?


…とりあえず考えても分からないのでおじさんと飲食店で夕飯を食べて宿屋で一泊。


宿屋で朝食を食べてから目的の村へと出発。
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