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布以外にもあの国ではあまり見ないような物を50kgほど購入して、また別の場所へ。
…隣国の都市や町、村などを飛び回って市場が閉まる頃にはコンテナもいっぱいになっていた。
「…暗くなっても移動中に危険が無いとは、な…」
調子が狂いそうだ。とおじさんは車の中で窓から流れる景色を見ながら呟く。
「…でも空飛ぶ魔物とかいるんじゃないの?」
「このドラゴンに襲いかかる魔物などいても魔王軍の手先ぐらいのものだ」
俺の疑問におじさんが初めて聞く言葉で返す。
「…魔王軍?」
「…知らないのか?…よほど安全な場所で育ったと見える…」
「え、そんなに有名なの?」
おじさんの目を見開いての驚愕したような反応に若干不安になりつつ聞いた。
「…有名とか、そういう次元の話では…まさかとは思うが異世界からでも来たのか?」
「…まさかぁ」
グサッと真実に迫るような核心を突いた問いに俺は笑ってごまかす。
…どうせ信じてもらえないだろうし、説明するのも面倒だからごまかしとくのが無難だろ。
「…だろうな。魔王を倒す勇者が異世界から来る…など伝承の中での出来事だ」
「あ、そういうのあるんだ」
「遥か昔のおとぎ話だ…魔王が好き勝手してる今の現状を見たらとても作り話にしか思えん」
中にはそんな話を本気で信じる国や人もいるようだが…と、ため息混じりで呆れたように呟く。
…まあ『魔王を倒せ』と言われてるのに商人やってる俺みたいなのもいるし…
こんな話を聞いた後に異世界から来た。なんて言ったら『ならば戦え』って言われそうで嫌だな。
…翌日。
朝食を食べた後に出掛ける準備をして魔物二体に果物や野菜を投げて食べさせてるとお姉さんが歩いて来る。
「…あら?魔物にご飯?」
「いや、おやつ。お腹は空いてなくても間食とかするかなー…って」
「…間食って体型維持の天敵なんだけど…」
俺の行動を不思議そうに見ながら聞いてきたお姉さんに魔物への気遣いだと伝えると難しい顔をしながら呟いた。
…そう呟いたのに、でも一つちょうだい。とスイカ味の果物を一つダンボール箱から取ると服で拭いてかじる。
「うん、甘い。このナインズは当たりかも」
「…いま間食は天敵って…」
「しないとは言ってないけど?我慢するとストレス溜まるし…ストレスはお肌の天敵なんだから」
「ええ…」
お姉さんが良く分からない理論を言って来たが…話はソレで完結しているので反論も何も言えず俺はただ困惑したように呟くのみ。
「それにコレに含まれるミネラルやビタミンは美容効果があって…果物はむしろお肌の味方で回復アイテム!逆に積極的に体内に取り入れるべきだから、大丈夫大丈夫!」
「そ、そうなんだ…」
言い訳なのか、説明なのか、解説なのか…熱弁するような話しぶりに俺は返す言葉が見つからず流すように相槌を打った。
「朝はやっぱり野菜と果物のジュースが鉄板よねぇ…昼はサラダ、夜は果物でスイーツ」
あ、でも栄養バランスを考えないと果物だけに偏るのも危険だから。と俺には全く関係なさそうな話を続ける。
「…ま、男にはそんな苦労が分かるわけないか」
「…う、うーん…嫌ならやめたら?ってしか言えない…」
急にディスるような話の切り上げ方をされ、果物をシャリシャリ食べるお姉さんに俺は困惑しながらそう返す。
「はぁ…それがねー…人間社会の構造上そうもいかんのですよ。やっぱり見た目が良いと得する部分も多いし」
お姉さんは呆れたような感じでため息を吐き、面倒な人間が良くやるような絡み方に変わった。
「君だって私の肌がカサカサだったり、髪がバサバサで艶とか無かったら、努力しろよ…って思うでしょ?」
「ぅ…確かに…」
「男は強さ、女は容姿でメリットが分かれてるんだから嫌でもやらなきゃいけないの」
「…なるほど」
男に例えるなら…『いやー、トレーニングきついっすわー。ま、女にそんな苦労が分かるわけないか』って言ってるような感じか?
…やべぇ、どっちも嫌ならやめれば良いんじゃね?って感想しか出てこない。
お姉さんの話を聞いてそこそこの理解は出来たが考えが変わるまでには至らなかった。
…隣国の都市や町、村などを飛び回って市場が閉まる頃にはコンテナもいっぱいになっていた。
「…暗くなっても移動中に危険が無いとは、な…」
調子が狂いそうだ。とおじさんは車の中で窓から流れる景色を見ながら呟く。
「…でも空飛ぶ魔物とかいるんじゃないの?」
「このドラゴンに襲いかかる魔物などいても魔王軍の手先ぐらいのものだ」
俺の疑問におじさんが初めて聞く言葉で返す。
「…魔王軍?」
「…知らないのか?…よほど安全な場所で育ったと見える…」
「え、そんなに有名なの?」
おじさんの目を見開いての驚愕したような反応に若干不安になりつつ聞いた。
「…有名とか、そういう次元の話では…まさかとは思うが異世界からでも来たのか?」
「…まさかぁ」
グサッと真実に迫るような核心を突いた問いに俺は笑ってごまかす。
…どうせ信じてもらえないだろうし、説明するのも面倒だからごまかしとくのが無難だろ。
「…だろうな。魔王を倒す勇者が異世界から来る…など伝承の中での出来事だ」
「あ、そういうのあるんだ」
「遥か昔のおとぎ話だ…魔王が好き勝手してる今の現状を見たらとても作り話にしか思えん」
中にはそんな話を本気で信じる国や人もいるようだが…と、ため息混じりで呆れたように呟く。
…まあ『魔王を倒せ』と言われてるのに商人やってる俺みたいなのもいるし…
こんな話を聞いた後に異世界から来た。なんて言ったら『ならば戦え』って言われそうで嫌だな。
…翌日。
朝食を食べた後に出掛ける準備をして魔物二体に果物や野菜を投げて食べさせてるとお姉さんが歩いて来る。
「…あら?魔物にご飯?」
「いや、おやつ。お腹は空いてなくても間食とかするかなー…って」
「…間食って体型維持の天敵なんだけど…」
俺の行動を不思議そうに見ながら聞いてきたお姉さんに魔物への気遣いだと伝えると難しい顔をしながら呟いた。
…そう呟いたのに、でも一つちょうだい。とスイカ味の果物を一つダンボール箱から取ると服で拭いてかじる。
「うん、甘い。このナインズは当たりかも」
「…いま間食は天敵って…」
「しないとは言ってないけど?我慢するとストレス溜まるし…ストレスはお肌の天敵なんだから」
「ええ…」
お姉さんが良く分からない理論を言って来たが…話はソレで完結しているので反論も何も言えず俺はただ困惑したように呟くのみ。
「それにコレに含まれるミネラルやビタミンは美容効果があって…果物はむしろお肌の味方で回復アイテム!逆に積極的に体内に取り入れるべきだから、大丈夫大丈夫!」
「そ、そうなんだ…」
言い訳なのか、説明なのか、解説なのか…熱弁するような話しぶりに俺は返す言葉が見つからず流すように相槌を打った。
「朝はやっぱり野菜と果物のジュースが鉄板よねぇ…昼はサラダ、夜は果物でスイーツ」
あ、でも栄養バランスを考えないと果物だけに偏るのも危険だから。と俺には全く関係なさそうな話を続ける。
「…ま、男にはそんな苦労が分かるわけないか」
「…う、うーん…嫌ならやめたら?ってしか言えない…」
急にディスるような話の切り上げ方をされ、果物をシャリシャリ食べるお姉さんに俺は困惑しながらそう返す。
「はぁ…それがねー…人間社会の構造上そうもいかんのですよ。やっぱり見た目が良いと得する部分も多いし」
お姉さんは呆れたような感じでため息を吐き、面倒な人間が良くやるような絡み方に変わった。
「君だって私の肌がカサカサだったり、髪がバサバサで艶とか無かったら、努力しろよ…って思うでしょ?」
「ぅ…確かに…」
「男は強さ、女は容姿でメリットが分かれてるんだから嫌でもやらなきゃいけないの」
「…なるほど」
男に例えるなら…『いやー、トレーニングきついっすわー。ま、女にそんな苦労が分かるわけないか』って言ってるような感じか?
…やべぇ、どっちも嫌ならやめれば良いんじゃね?って感想しか出てこない。
お姉さんの話を聞いてそこそこの理解は出来たが考えが変わるまでには至らなかった。
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