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「頑張れる者は復興させて元の生活に戻して楽になれば良い、と考える」
「…その過程が楽じゃないと思うんだけど」
「諦める者は他の発展している町に行って助けてもらい楽に生活できれば良い、と考える」
「うわ、それネトゲで嫌われる寄生タイプじゃん」
強いパーティで何もせずに報酬だけ貰うやつ。と、おじさんの話を聞いて俺は結構前の嫌な経験談を出してツッコむ。
「…住んでた家が、働いていた職場が、良く通っていた店が…短時間で一気に無くなった時、押し寄せる絶望感に抗える人間などそう多くはない」
だが、それに抗える者こそが戦場で輝く人間なのだ。と…おじさんは結局何が言いたいのか良く分からない方向へと持っていった。
「へー…俺はそうなったら諦めるかな…?」
戦いに向いてないし、セーブデータが途中で消えるような…努力が一瞬でパーになるとかやる気なくすし。と俺は自分のタイプを予想して呟く。
「…あー、でも…他の町には…いかないかな…?…人付き合い面倒くさそうじゃない?余所者扱いとかさ」
「…実際に人付き合いのトラブルは、難民受け入れによる治安悪化の原因の一つとも言われている」
「…治安悪化って…まあ、余所者が『自分不幸だから…分かってるよね?』みたいな態度取ったら先住民も嫌うでしょ」
「困っている人を助けるのは当たり前だ。だが自分が困っていたら誰かが助けるのが当たり前だ…と勘違いするようになると危ないな」
俺が腕を組んで困惑しながら言うとおじさんも難しい事を考えるような表情をしながら返す。
「そうなんだよね…意味は一緒でも印象やモチベーションが全然違うから」
「自分の意思で動くのと他人に指図されて動くのではやる気にも関わってくるだろう」
「…頼まれ方にもよるし…やっぱり人付き合いって面倒くさくない?」
結局俺は『人と関わらないのが一番』の考えに戻った。
「…その割には…いや、なんでもない」
危うく立場を忘れて出過ぎた真似をするところだった…と、おじさんが反省するかのように呟く。
…都市部から仕入れた商品を国内で売り捌き帰宅。
そしていつものように国内、国外を行き来して商売をすること2日後。
市場も閉まっている夜にドラゴンで帰宅すると門の前に誰かがいた。
「…今誰か居なかった?」
「居たな。4人だ」
情報屋なら来客者として訪ねてくるはずなので不思議に思って聞くと…
暗い中でもちゃんと見えたのかおじさんは正確な人数を告げる。
「客かな?」
「…さあ?客なら訪ねてくるだろう…もう少し様子を見てから対応しよう」
先に中に入っててくれ。と、おじさんが玄関先で見張りをするようなので俺はお言葉に甘えて先に家の中に入った。
「お帰りなさいませ。…あら?お一人ですか?」
「…なんか外に不審者がいたから…」
「…ああ。もしかして…昼間にご主人を訪ねて来た人達が居たんですけど…そういえば留守だと伝えたら、また来る…と仰ってました」
珍しいものを見るかのような目で聞いてきたメイドに理由を話すと思い出すかのように留守中の出来事を話してくれる。
「…もしかして門の前でずっと待ってたの?」
「さあ?そこまでは…」
「あ、お帰りー。ついにギルドが重い腰を上げたみたいね」
俺の疑問にメイドが首を傾げるとお姉さんが廊下を歩いて来る。
「…ギルド…?」
「警告に来たんでしょ。多分」
「警告…?……あ」
お姉さんの言葉になに言ってんだ…?と思ってたら、ふとこの前の上司のおじさんとの話を思い出した。
「…その過程が楽じゃないと思うんだけど」
「諦める者は他の発展している町に行って助けてもらい楽に生活できれば良い、と考える」
「うわ、それネトゲで嫌われる寄生タイプじゃん」
強いパーティで何もせずに報酬だけ貰うやつ。と、おじさんの話を聞いて俺は結構前の嫌な経験談を出してツッコむ。
「…住んでた家が、働いていた職場が、良く通っていた店が…短時間で一気に無くなった時、押し寄せる絶望感に抗える人間などそう多くはない」
だが、それに抗える者こそが戦場で輝く人間なのだ。と…おじさんは結局何が言いたいのか良く分からない方向へと持っていった。
「へー…俺はそうなったら諦めるかな…?」
戦いに向いてないし、セーブデータが途中で消えるような…努力が一瞬でパーになるとかやる気なくすし。と俺は自分のタイプを予想して呟く。
「…あー、でも…他の町には…いかないかな…?…人付き合い面倒くさそうじゃない?余所者扱いとかさ」
「…実際に人付き合いのトラブルは、難民受け入れによる治安悪化の原因の一つとも言われている」
「…治安悪化って…まあ、余所者が『自分不幸だから…分かってるよね?』みたいな態度取ったら先住民も嫌うでしょ」
「困っている人を助けるのは当たり前だ。だが自分が困っていたら誰かが助けるのが当たり前だ…と勘違いするようになると危ないな」
俺が腕を組んで困惑しながら言うとおじさんも難しい事を考えるような表情をしながら返す。
「そうなんだよね…意味は一緒でも印象やモチベーションが全然違うから」
「自分の意思で動くのと他人に指図されて動くのではやる気にも関わってくるだろう」
「…頼まれ方にもよるし…やっぱり人付き合いって面倒くさくない?」
結局俺は『人と関わらないのが一番』の考えに戻った。
「…その割には…いや、なんでもない」
危うく立場を忘れて出過ぎた真似をするところだった…と、おじさんが反省するかのように呟く。
…都市部から仕入れた商品を国内で売り捌き帰宅。
そしていつものように国内、国外を行き来して商売をすること2日後。
市場も閉まっている夜にドラゴンで帰宅すると門の前に誰かがいた。
「…今誰か居なかった?」
「居たな。4人だ」
情報屋なら来客者として訪ねてくるはずなので不思議に思って聞くと…
暗い中でもちゃんと見えたのかおじさんは正確な人数を告げる。
「客かな?」
「…さあ?客なら訪ねてくるだろう…もう少し様子を見てから対応しよう」
先に中に入っててくれ。と、おじさんが玄関先で見張りをするようなので俺はお言葉に甘えて先に家の中に入った。
「お帰りなさいませ。…あら?お一人ですか?」
「…なんか外に不審者がいたから…」
「…ああ。もしかして…昼間にご主人を訪ねて来た人達が居たんですけど…そういえば留守だと伝えたら、また来る…と仰ってました」
珍しいものを見るかのような目で聞いてきたメイドに理由を話すと思い出すかのように留守中の出来事を話してくれる。
「…もしかして門の前でずっと待ってたの?」
「さあ?そこまでは…」
「あ、お帰りー。ついにギルドが重い腰を上げたみたいね」
俺の疑問にメイドが首を傾げるとお姉さんが廊下を歩いて来る。
「…ギルド…?」
「警告に来たんでしょ。多分」
「警告…?……あ」
お姉さんの言葉になに言ってんだ…?と思ってたら、ふとこの前の上司のおじさんとの話を思い出した。
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どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。
(追記2018.07.24)
お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。
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