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「決まってないんだ…」
「そうね。まだこの一体しか確認されないみたいだから分類が難しいみたい」
「…ドラグーンも最近は聞かないな」
「ワイバーンもそうだけど…やっぱり原種のドラゴンに比べたら気性が荒いから封印とか討伐で個体数が減ってるのかも」
ドラグーンもワイバーンもここ数十年は目撃情報が無かったみたいだし…と、お姉さんの話を聞くにザ・ドラゴンの見た目以外の種類は現在では更に珍しいようだ。
「…やっぱりドラゴンとかは少ない方がいい?」
「…どうだろ…?食物連鎖とか生態系にも影響するでしょうし…」
「俺が生まれる前はドラゴンによる被害は酷かったらしい…昔に比べたら今が平和だと思えるぐらいには、な…」
俺の問いにお姉さんが学者目線で返すとおじさんが経験者は語る…みたいな事を言い出した。
「うーん…今が平和かぁ…」
「…来たのが今の時代で良かった…」
「魔王軍か、ドラゴンか…どのみち人類は何かしらの脅威にさらされる運命のようだな」
お姉さんが首を捻りながら呟き、俺もそう呟くとおじさんは哀愁を漂わせたような感じで呟いた。
「まあ、でも…まだ魔王軍の方がマシかもね」
「…そうなの?」
「なんでも魔王の脅威に立ち向かうために異世界から勇者が助けに来てくれるとか」
「…意外だな。まさかそんな御伽話を信じているとは」
お姉さんがウインクしながら話すとおじさんは驚いたように返す。
「あら、おじさまはおとぎ話は信じないの?」
「俺は現実主義でな」
「ふーん…まあ、信じる信じないは個人の自由ですもの」
たとえ異世界から来た人達が本当に居たとしても…信じない人は信じないでしょうし。と、お姉さんは含み笑いをして俺を見る。
「…なんで俺を見るの?」
「君は信じるでしょ?異世界からの転移者達を」
俺が内心焦りながら聞くとお姉さんはやはり笑みを崩さずに同意を求めた。
「ばかばかしい…異世界から勇者が来ると言うのなら今頃魔王は存在しまい」
「それがね、居るの。本当に」
今は魔王を倒すために力を付けてる最中みたい。と、お姉さんは俺から視線を外しておじさんを諭すような感じで告げる。
「…なんだと?」
「私も最初は半信半疑だったけど…最低でも二人はとある国に居るんだって」
「…ほんと?」
「君まで疑うの?君だけは私を信じてくれると思ったのに…」
俺が怪しまれないように聞くとお姉さんは分かりやすく落ち込んだようなポーズを取った。
「…いや、だって…この前の勇者の称号を持ってたのは…?」
「勇者の称号ってのは入れ替わるものなのよ?ソレに真の効果は異世界から来た人にしか発動しないみたいだし」
ドラゴン討伐の時の会話を思い出しながら否定の理由を話すも意外な事実が。
「ええ…入れ替わるって…」
「勇者の称号はただ一つだ。金で買わない限り固定化はされない」
「…どゆこと?」
「えーと…つまり、本来なら『勇者』の称号は条件を満たすと次々と移り変わるんだけど…お金で買うと何故か固定されるらしいの」
ちなみに勇者じゃなくなった人は『英雄』に変わるみたい。と、二人に説明してもらったがイマイチ良く分からなかった。
「まあ『勇者』の称号については私達も詳しくは分からないからねぇ…」
「…文献や口伝での知識でしかないからな」
「…ふーん…そうなんだ…ところで、真の効果って?」
「さあ?噂では全ステータスが100上がるって言われてるけど…」
実際に見てみないことには…と、お姉さんは腕を組みながら呟く。
「…本当にそんな効果があるのなら魔王だって倒せるだろうな」
「へー…」
おじさんのバカにしたような言い方に俺はどのぐらい凄いのか分からないので適当に流した。
「そうね。まだこの一体しか確認されないみたいだから分類が難しいみたい」
「…ドラグーンも最近は聞かないな」
「ワイバーンもそうだけど…やっぱり原種のドラゴンに比べたら気性が荒いから封印とか討伐で個体数が減ってるのかも」
ドラグーンもワイバーンもここ数十年は目撃情報が無かったみたいだし…と、お姉さんの話を聞くにザ・ドラゴンの見た目以外の種類は現在では更に珍しいようだ。
「…やっぱりドラゴンとかは少ない方がいい?」
「…どうだろ…?食物連鎖とか生態系にも影響するでしょうし…」
「俺が生まれる前はドラゴンによる被害は酷かったらしい…昔に比べたら今が平和だと思えるぐらいには、な…」
俺の問いにお姉さんが学者目線で返すとおじさんが経験者は語る…みたいな事を言い出した。
「うーん…今が平和かぁ…」
「…来たのが今の時代で良かった…」
「魔王軍か、ドラゴンか…どのみち人類は何かしらの脅威にさらされる運命のようだな」
お姉さんが首を捻りながら呟き、俺もそう呟くとおじさんは哀愁を漂わせたような感じで呟いた。
「まあ、でも…まだ魔王軍の方がマシかもね」
「…そうなの?」
「なんでも魔王の脅威に立ち向かうために異世界から勇者が助けに来てくれるとか」
「…意外だな。まさかそんな御伽話を信じているとは」
お姉さんがウインクしながら話すとおじさんは驚いたように返す。
「あら、おじさまはおとぎ話は信じないの?」
「俺は現実主義でな」
「ふーん…まあ、信じる信じないは個人の自由ですもの」
たとえ異世界から来た人達が本当に居たとしても…信じない人は信じないでしょうし。と、お姉さんは含み笑いをして俺を見る。
「…なんで俺を見るの?」
「君は信じるでしょ?異世界からの転移者達を」
俺が内心焦りながら聞くとお姉さんはやはり笑みを崩さずに同意を求めた。
「ばかばかしい…異世界から勇者が来ると言うのなら今頃魔王は存在しまい」
「それがね、居るの。本当に」
今は魔王を倒すために力を付けてる最中みたい。と、お姉さんは俺から視線を外しておじさんを諭すような感じで告げる。
「…なんだと?」
「私も最初は半信半疑だったけど…最低でも二人はとある国に居るんだって」
「…ほんと?」
「君まで疑うの?君だけは私を信じてくれると思ったのに…」
俺が怪しまれないように聞くとお姉さんは分かりやすく落ち込んだようなポーズを取った。
「…いや、だって…この前の勇者の称号を持ってたのは…?」
「勇者の称号ってのは入れ替わるものなのよ?ソレに真の効果は異世界から来た人にしか発動しないみたいだし」
ドラゴン討伐の時の会話を思い出しながら否定の理由を話すも意外な事実が。
「ええ…入れ替わるって…」
「勇者の称号はただ一つだ。金で買わない限り固定化はされない」
「…どゆこと?」
「えーと…つまり、本来なら『勇者』の称号は条件を満たすと次々と移り変わるんだけど…お金で買うと何故か固定されるらしいの」
ちなみに勇者じゃなくなった人は『英雄』に変わるみたい。と、二人に説明してもらったがイマイチ良く分からなかった。
「まあ『勇者』の称号については私達も詳しくは分からないからねぇ…」
「…文献や口伝での知識でしかないからな」
「…ふーん…そうなんだ…ところで、真の効果って?」
「さあ?噂では全ステータスが100上がるって言われてるけど…」
実際に見てみないことには…と、お姉さんは腕を組みながら呟く。
「…本当にそんな効果があるのなら魔王だって倒せるだろうな」
「へー…」
おじさんのバカにしたような言い方に俺はどのぐらい凄いのか分からないので適当に流した。
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