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「うーん……いや、いいや。別に俺がやらなくても前のドラゴン退治みたいに誰かが集めるでしょ」
100億円の5%って相当だな…と考えつつもやはり厄介ごとにはあまり首を突っ込みたくないので断る事に。
「…分かりました。では…」
男は諦めて帰るのかと思いきやこの通りです!と、テーブルに手を着いて頭を下げ始めた。
「お願いします!お兄さんにしか頼めないんです!ぜひ!」
「…何が目的だ?そこまでするという事はただの金目的ではあるまい」
頭を下げながら懇願する男に俺が困っているとおじさんが真意を問う。
「…情報屋として、誰もが匙を投げる難題を受けてしまった以上…信頼や信用、面子の問題もありまして…」
「なるほど」
「…嘘ね」
男の言葉に俺とおじさんが納得して頷いてると…
いつからいたのかお姉さんがドアに背もたれながら男の発言が本当の事では無い事を指摘する。
「…嘘、とは…?」
「正確には嘘じゃなくて他の目的を隠してるだけ…でもまあ、あなたはおそらく現時点ではたとえ拷問しても煙に巻いて隠し通すでしょうね」
「…いつから居たの?」
お姉さんの嘘か本当か分からない言葉に、とりあえず俺は真っ先に気になった事を聞く。
「さっきから。情報屋の最近の動きが気になって」
「…入って来るの見えた?」
「ああ。音を消して気取られないよう最小限の動作で見事な潜入だったな」
俺でも正面に立っていなかったら気づけたかどうか…と、どうやらおじさんはお姉さんが入って来る様子に気づいていたらしい。
「…私はやましい事など一つもしていませんし、誰に何を探られたとしても痛いところなど何一つありません」
「言うじゃない」
「…本当にお願いします!私とお兄さんの仲じゃないですか。もうお兄さんだけなんですよ…私が頼めるのは…!」
「…う、うーん…?」
男はお姉さんの疑いを晴らすような事を返すとまたしてもテーブルに手を着いて頭を下げるので俺は困惑する。
…結局、男の必死な頼み込みとお姉さんの『受けてあげたら?』という後押しに負けた。
俺としては危ない橋を渡りたくなかったから受ける気なんて無かったんだけど…
『あのドラゴンにこのおじさま、それに私が居れば危ないことなんて何もないわよ?』と、言うお姉さんの謎の自信にトドメを刺されたカタチになってしまった。
…危ないから嫌だ。という事は…安全ならば大丈夫。って事になってしまうから…
断る理由が強引に削り取られた結果、男のお願いを受ける事に。
翌朝、早速戦いの準備をするために色んな国を回って回復アイテムや罠を集める。
そして昼食を食べての午後。
問題のドラゴンが暴れているらしい国へと向かった。
「…そういえば何であの情報屋の後押しをしたの?」
俺は移動中ふと気になった事をお姉さんに尋ねる。
「ん~?…まあ理由は色々あるんだけど…一番の理由はその方が君にとっての利益になる、から」
「…本当に?」
「…いや、ごめん。本当かどうかは分からない…けど、やっぱりあのドラグーンに困ってる人達をほっとけなかったの」
お姉さんはベッドに寝っ転がりながら返すので確認すると謝った後に起き上がって少し考えたように本心を話す。
「…ドラグーン?…って竜騎士とか竜騎兵って意味じゃないの?」
「ソレは『ドラグナー』だな」
「ドラグーンは一角飛竜っていう種類のドラゴンなの」
ほとんどの人は龍族を纏めてドラゴンって呼ぶけどね。と、お姉さんはドラゴンにも色んな種類がいるような話し方をする。
「へー…じゃあこのドラゴンは何の種類なの?」
「…このドラゴンは……一応文献上は龍王だったり竜神って書かれてはいるけど…名称はバハムートとかニーズヘッグ、ファフニールと国によって違うみたい」
俺が上を指しながら聞くとお姉さんは少し困ったように伝え聞く情報が確かではないかのように答えた。
100億円の5%って相当だな…と考えつつもやはり厄介ごとにはあまり首を突っ込みたくないので断る事に。
「…分かりました。では…」
男は諦めて帰るのかと思いきやこの通りです!と、テーブルに手を着いて頭を下げ始めた。
「お願いします!お兄さんにしか頼めないんです!ぜひ!」
「…何が目的だ?そこまでするという事はただの金目的ではあるまい」
頭を下げながら懇願する男に俺が困っているとおじさんが真意を問う。
「…情報屋として、誰もが匙を投げる難題を受けてしまった以上…信頼や信用、面子の問題もありまして…」
「なるほど」
「…嘘ね」
男の言葉に俺とおじさんが納得して頷いてると…
いつからいたのかお姉さんがドアに背もたれながら男の発言が本当の事では無い事を指摘する。
「…嘘、とは…?」
「正確には嘘じゃなくて他の目的を隠してるだけ…でもまあ、あなたはおそらく現時点ではたとえ拷問しても煙に巻いて隠し通すでしょうね」
「…いつから居たの?」
お姉さんの嘘か本当か分からない言葉に、とりあえず俺は真っ先に気になった事を聞く。
「さっきから。情報屋の最近の動きが気になって」
「…入って来るの見えた?」
「ああ。音を消して気取られないよう最小限の動作で見事な潜入だったな」
俺でも正面に立っていなかったら気づけたかどうか…と、どうやらおじさんはお姉さんが入って来る様子に気づいていたらしい。
「…私はやましい事など一つもしていませんし、誰に何を探られたとしても痛いところなど何一つありません」
「言うじゃない」
「…本当にお願いします!私とお兄さんの仲じゃないですか。もうお兄さんだけなんですよ…私が頼めるのは…!」
「…う、うーん…?」
男はお姉さんの疑いを晴らすような事を返すとまたしてもテーブルに手を着いて頭を下げるので俺は困惑する。
…結局、男の必死な頼み込みとお姉さんの『受けてあげたら?』という後押しに負けた。
俺としては危ない橋を渡りたくなかったから受ける気なんて無かったんだけど…
『あのドラゴンにこのおじさま、それに私が居れば危ないことなんて何もないわよ?』と、言うお姉さんの謎の自信にトドメを刺されたカタチになってしまった。
…危ないから嫌だ。という事は…安全ならば大丈夫。って事になってしまうから…
断る理由が強引に削り取られた結果、男のお願いを受ける事に。
翌朝、早速戦いの準備をするために色んな国を回って回復アイテムや罠を集める。
そして昼食を食べての午後。
問題のドラゴンが暴れているらしい国へと向かった。
「…そういえば何であの情報屋の後押しをしたの?」
俺は移動中ふと気になった事をお姉さんに尋ねる。
「ん~?…まあ理由は色々あるんだけど…一番の理由はその方が君にとっての利益になる、から」
「…本当に?」
「…いや、ごめん。本当かどうかは分からない…けど、やっぱりあのドラグーンに困ってる人達をほっとけなかったの」
お姉さんはベッドに寝っ転がりながら返すので確認すると謝った後に起き上がって少し考えたように本心を話す。
「…ドラグーン?…って竜騎士とか竜騎兵って意味じゃないの?」
「ソレは『ドラグナー』だな」
「ドラグーンは一角飛竜っていう種類のドラゴンなの」
ほとんどの人は龍族を纏めてドラゴンって呼ぶけどね。と、お姉さんはドラゴンにも色んな種類がいるような話し方をする。
「へー…じゃあこのドラゴンは何の種類なの?」
「…このドラゴンは……一応文献上は龍王だったり竜神って書かれてはいるけど…名称はバハムートとかニーズヘッグ、ファフニールと国によって違うみたい」
俺が上を指しながら聞くとお姉さんは少し困ったように伝え聞く情報が確かではないかのように答えた。
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(追記2018.07.24)
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