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「ふん、この程度で防げるとでも……なにぃ!?」
鼻で笑って思いっきり壁を殴りつけるもお姉さんが強化してくれていたからか、ヒビが入ったぐらいでバリアは破れず魔王は驚いたように叫ぶ。
「…え?あ、うん」
「…ぐっ…!!こいつらは…!ユニコーンに、バーゼル…ではないか…!ゴミごときが!!」
バーゼルとユニコーンが攻撃したいって言うので許可すると魔王の周りを回りながら見事な連携プレーで翻弄するように攻撃していく。
「待て!逃すか!」
バーゼルとユニコーンは攻撃するだけ攻撃して満足したのか戻ってくると魔王も追いかけてこっちに来る。
「…お帰り願おうか」
「ぐはっ!!」
…魔王は魔物以外は眼中に無かったのか構えているおじさんに不用意に近づいて攻撃を腹にモロに食らって壁際まで吹っ飛ばされた。
「ぐ…身体が…」
「チャンス!みんな一気にいくぞ!」
またお姉さんが状態異常をかけたのか、倒れたまま立ち上がれない魔王に勇者達3人とドラゴンでフルボッコにする。
「…くそ…この吾輩が…!魔の王たる吾輩が…こんなところで…!」
「コレで最後だ!喰らえー!」
身体がピカーっと光った少年の叫びで剣まで光を放って渾身の一撃を魔王に叩き込む。
「…こ、こんな…ウジ虫…どもに…!」
「やったか!?」
魔王の身体がボロボロと崩れだして少年は危ないフラグのような言葉を叫ぶ。
「…せめて…最期は…ドラゴンに…!!」
「あ!」
魔王がドラゴンの方に駆け寄ると黒い炎を吐かれて燃やされ…灰になった。
『…ふ、はは…吾輩はウジ虫ごときにやられはせん…吾輩が負けたのは…伝説と呼ばれたドラゴンに、なのだ…』
「…終わった、のよね…?」
「ああ!俺たち…ついにやったんだ!倒したんだ!あの魔王を!」
どこからともなく声が聞こえて来たが魔王の姿は見えないので聖女がへたり込みながら呟くと少年も仰向けに倒れた後に勝利を叫んだ。
…その夜、とある大国にて魔王討伐を祝ってのパーティが開かれた。
いや、正確には世界中でパーティは行われた。
「いやー、めでたいわねー!まさかあの好き勝手暴れてた魔王を倒す日が来るなんて!」
「…全くだな。これで明日からは魔王軍に怯えることは無くなった…せっかくの新しい商売も終わってしまったが」
「いーんですよ!しっかり儲けましたし!軍事力を売っての商売よりも、平和が一番でしょう!」
グラスに入った酒を一気に飲み干して上機嫌なお姉さんにおじさんが賛同すると情報屋の男も珍しく酒を飲んで酔っ払っている。
「ほら、めでたいんだから今日ぐらい飲んでも誰も文句言わないって!」
「…いや、遠慮しとく」
「えー!私の酒が飲めないっていうの!?」
「…強要するのはやめておけ。こういうのは自主的に飲まねば意味は無い」
お姉さんがウザ絡みで酒を勧めて来て困ってるとおじさんが助け舟を出してくれる。
「…そーね。あはは、ごめーん!私としたことが…嬉しくて、つい…」
おじさんにキレるのかと思いきやお姉さんは普通に反省した。
「ごきげんよう。楽しんでいますか?」
「…あ、うん」
俺がおじさんやお姉さんから離れると聖女の少女が話しかけてくる。
「今回の戦いでの支援、誠に感謝致しますわ。商人様が来てくださらなければどうなっていた事か…」
「…あのお姉さんのおかげでしょ?お礼なら俺に言うよりも直接言った方が良いと思うけど…」
深々と頭を下げて感謝を述べる聖女に俺は今回も特に何もしてないので居心地悪い感じで頭を掻きながらそう返す。
「いえ、あの人を連れて来てくださった事もそうですが…旅の途中での食料や宿泊施設も提供してくださり…なにより尽きる事の無い大量の回復アイテム」
あれほどの量の回復アイテムが無ければ魔王がいかに弱っていたとしても私達に勝ち目はありませんでした。と、聖女は良く分からない事を長々と話す。
「…いや、あのまま長引けばあと少しで無くなってたと思うよ?」
「ですが、無くなる前には倒せたと思います」
尽きる事の無い…に対して反論するもすぐさま反論で返され俺は何も言えなくなった。
「…今回の勝利は商人様あってのもの…と私は考えています」
「…でも勇者がいないと倒せなかったでしょ?」
「もちろん勇者様の活躍も含まれてはいますが……あ、すみません。失礼します」
「…ふう、助かった…」
俺がどうやって話を切り上げようかと考えてると…ちょうど誰かが聖女に話しかけて連れて行ってくれたので安堵の息を吐きながら呟く。
鼻で笑って思いっきり壁を殴りつけるもお姉さんが強化してくれていたからか、ヒビが入ったぐらいでバリアは破れず魔王は驚いたように叫ぶ。
「…え?あ、うん」
「…ぐっ…!!こいつらは…!ユニコーンに、バーゼル…ではないか…!ゴミごときが!!」
バーゼルとユニコーンが攻撃したいって言うので許可すると魔王の周りを回りながら見事な連携プレーで翻弄するように攻撃していく。
「待て!逃すか!」
バーゼルとユニコーンは攻撃するだけ攻撃して満足したのか戻ってくると魔王も追いかけてこっちに来る。
「…お帰り願おうか」
「ぐはっ!!」
…魔王は魔物以外は眼中に無かったのか構えているおじさんに不用意に近づいて攻撃を腹にモロに食らって壁際まで吹っ飛ばされた。
「ぐ…身体が…」
「チャンス!みんな一気にいくぞ!」
またお姉さんが状態異常をかけたのか、倒れたまま立ち上がれない魔王に勇者達3人とドラゴンでフルボッコにする。
「…くそ…この吾輩が…!魔の王たる吾輩が…こんなところで…!」
「コレで最後だ!喰らえー!」
身体がピカーっと光った少年の叫びで剣まで光を放って渾身の一撃を魔王に叩き込む。
「…こ、こんな…ウジ虫…どもに…!」
「やったか!?」
魔王の身体がボロボロと崩れだして少年は危ないフラグのような言葉を叫ぶ。
「…せめて…最期は…ドラゴンに…!!」
「あ!」
魔王がドラゴンの方に駆け寄ると黒い炎を吐かれて燃やされ…灰になった。
『…ふ、はは…吾輩はウジ虫ごときにやられはせん…吾輩が負けたのは…伝説と呼ばれたドラゴンに、なのだ…』
「…終わった、のよね…?」
「ああ!俺たち…ついにやったんだ!倒したんだ!あの魔王を!」
どこからともなく声が聞こえて来たが魔王の姿は見えないので聖女がへたり込みながら呟くと少年も仰向けに倒れた後に勝利を叫んだ。
…その夜、とある大国にて魔王討伐を祝ってのパーティが開かれた。
いや、正確には世界中でパーティは行われた。
「いやー、めでたいわねー!まさかあの好き勝手暴れてた魔王を倒す日が来るなんて!」
「…全くだな。これで明日からは魔王軍に怯えることは無くなった…せっかくの新しい商売も終わってしまったが」
「いーんですよ!しっかり儲けましたし!軍事力を売っての商売よりも、平和が一番でしょう!」
グラスに入った酒を一気に飲み干して上機嫌なお姉さんにおじさんが賛同すると情報屋の男も珍しく酒を飲んで酔っ払っている。
「ほら、めでたいんだから今日ぐらい飲んでも誰も文句言わないって!」
「…いや、遠慮しとく」
「えー!私の酒が飲めないっていうの!?」
「…強要するのはやめておけ。こういうのは自主的に飲まねば意味は無い」
お姉さんがウザ絡みで酒を勧めて来て困ってるとおじさんが助け舟を出してくれる。
「…そーね。あはは、ごめーん!私としたことが…嬉しくて、つい…」
おじさんにキレるのかと思いきやお姉さんは普通に反省した。
「ごきげんよう。楽しんでいますか?」
「…あ、うん」
俺がおじさんやお姉さんから離れると聖女の少女が話しかけてくる。
「今回の戦いでの支援、誠に感謝致しますわ。商人様が来てくださらなければどうなっていた事か…」
「…あのお姉さんのおかげでしょ?お礼なら俺に言うよりも直接言った方が良いと思うけど…」
深々と頭を下げて感謝を述べる聖女に俺は今回も特に何もしてないので居心地悪い感じで頭を掻きながらそう返す。
「いえ、あの人を連れて来てくださった事もそうですが…旅の途中での食料や宿泊施設も提供してくださり…なにより尽きる事の無い大量の回復アイテム」
あれほどの量の回復アイテムが無ければ魔王がいかに弱っていたとしても私達に勝ち目はありませんでした。と、聖女は良く分からない事を長々と話す。
「…いや、あのまま長引けばあと少しで無くなってたと思うよ?」
「ですが、無くなる前には倒せたと思います」
尽きる事の無い…に対して反論するもすぐさま反論で返され俺は何も言えなくなった。
「…今回の勝利は商人様あってのもの…と私は考えています」
「…でも勇者がいないと倒せなかったでしょ?」
「もちろん勇者様の活躍も含まれてはいますが……あ、すみません。失礼します」
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