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「よう!商人!残念だったな。魔王を倒しちまったからもうあんな荒稼ぎは出来ねぇな!」
「…まあね。でも平和が一番でしょ」
「違ぇねえ!」
一難去ってまた一難…今度は拳聖の青年が絡んで来る。
「でも良く考えたもんだよな。軍事力を売るなんて…聞いた時は傭兵かよ、と思ったもんだが」
しかも相手はあの魔王軍だろ?頭イカれてんのかと思ったぜ!と、拳聖は馴れ馴れしく距離を詰めたかと思えば笑顔で話を続けた。
「…俺のアイディアじゃないんだけど…」
「マジかよ!じゃあ何か!?誰かの入れ知恵で始めたのかよ!?かー!そいつも儲かったんだろうな…!」
俺が距離を少し離して返すと拳聖は下を向いて羨ましそうに呟く。
…そんなこんなで誰かが離れて行ってはまた誰かに絡まれ…
結局深夜になって寝るために宿屋に行くまで一人にはなれなかった。
…いや、宿屋でも用心棒のおじさんが一緒にいるから正確には部屋に入るまで…だけど。
「…つ、疲れた…」
風呂に入ってベッドにダイブすると急に疲労が押し寄せてくるのでつい呟きが漏れる。
ふぅ…と息を吐いて目を閉じると睡魔が襲ってくるので俺は抗う事なく眠りについた。
…すると夢の中に女神が。
女神は普通に魔王を倒した事への感謝の言葉を言うと、ある選択を迫ってきた。
魔王を倒してくれたご褒美として…
『記憶や経験を無くして一生食うに困らないほどの金を貰う』
or
『記憶や経験、所持品もそのままで金を諦める』…の二択。
色々と疑問を聞いた結果、当然俺が選んだのは後者だ。
所持品には金も含まれるらしいので前者を選ぶ理由が無い。
「…おはよ。こんな所で突っ立ってたら遅刻すんぞ」
「…は?」
…目を覚ました…と思ったら俺はなぜか道路の上に突っ立っていた。
「…は?」
「どうした?三連休明けだから学校行きたくねぇのか?」
周りを見渡すと見慣れた通学路と忘れかけていたクラスメイト達、道路には久しぶりに見る文明的な車が走っている。
「…学校…そうか。そうだよな」
「三連休の後だし、行きたくない気持ちは分かる。このままサボってゲーセン行こうかなー…なんてな!」
…俺の異世界でのアレコレはまるで夢だったかのように突然終わりを告げた。
ーーーーーーーーー完ーーーーーーーーー
「…まあね。でも平和が一番でしょ」
「違ぇねえ!」
一難去ってまた一難…今度は拳聖の青年が絡んで来る。
「でも良く考えたもんだよな。軍事力を売るなんて…聞いた時は傭兵かよ、と思ったもんだが」
しかも相手はあの魔王軍だろ?頭イカれてんのかと思ったぜ!と、拳聖は馴れ馴れしく距離を詰めたかと思えば笑顔で話を続けた。
「…俺のアイディアじゃないんだけど…」
「マジかよ!じゃあ何か!?誰かの入れ知恵で始めたのかよ!?かー!そいつも儲かったんだろうな…!」
俺が距離を少し離して返すと拳聖は下を向いて羨ましそうに呟く。
…そんなこんなで誰かが離れて行ってはまた誰かに絡まれ…
結局深夜になって寝るために宿屋に行くまで一人にはなれなかった。
…いや、宿屋でも用心棒のおじさんが一緒にいるから正確には部屋に入るまで…だけど。
「…つ、疲れた…」
風呂に入ってベッドにダイブすると急に疲労が押し寄せてくるのでつい呟きが漏れる。
ふぅ…と息を吐いて目を閉じると睡魔が襲ってくるので俺は抗う事なく眠りについた。
…すると夢の中に女神が。
女神は普通に魔王を倒した事への感謝の言葉を言うと、ある選択を迫ってきた。
魔王を倒してくれたご褒美として…
『記憶や経験を無くして一生食うに困らないほどの金を貰う』
or
『記憶や経験、所持品もそのままで金を諦める』…の二択。
色々と疑問を聞いた結果、当然俺が選んだのは後者だ。
所持品には金も含まれるらしいので前者を選ぶ理由が無い。
「…おはよ。こんな所で突っ立ってたら遅刻すんぞ」
「…は?」
…目を覚ました…と思ったら俺はなぜか道路の上に突っ立っていた。
「…は?」
「どうした?三連休明けだから学校行きたくねぇのか?」
周りを見渡すと見慣れた通学路と忘れかけていたクラスメイト達、道路には久しぶりに見る文明的な車が走っている。
「…学校…そうか。そうだよな」
「三連休の後だし、行きたくない気持ちは分かる。このままサボってゲーセン行こうかなー…なんてな!」
…俺の異世界でのアレコレはまるで夢だったかのように突然終わりを告げた。
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