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おまけ
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「あ」
「…どした?」
冷蔵庫の中を見て急に呟いたお嬢に俺は、なんか変な物でも見つけたか?と思いながら聞いた。
「そういえば今、二人っきり…だね」
「…ノルマを思い出したかのように言うなよ…いっつも同じこと言ってるぞ」
「あはは!」
振り向いて照れたように笑うお嬢に俺は慣れた事なのでため息混じりに返す。
…毎回の事とはいえ、流石にお嬢にこんな事をされると胸が痛む。
俺だって思春期で多感な年頃の男なんだからもっと気を遣って欲しいもんだ。
…その日の夜。
「ただいま!出来た!」
「おかえりー。出来たって、なにが?」
「おかえりなさい。夕飯はどうします?」
「食べる」
テレビを見ているとお姉さんが上機嫌で帰って来たので俺が尋ねるもお嬢の問いにしか答えてくれなかった。
「じゃあ風呂入ってくるね」
「おー」
お嬢がわざわざ報告して来るので俺は適当に返事をする。
「太陽光発電をする機械がついに完成したの」
「へー、ソーラーパネルってやつか」
「そう。今までのはせいぜい太陽光を15から20%ぐらいしか電気に変えられなかったんだけど…なんと!私達が作ったのは100%電気に変換できるのよ!」
「…えっ!?」
お姉さんの話に最初は大して興味が湧かなかった俺でも、その説明を聞いて驚愕した。
「100%?」
「うん。太陽光のエネルギーを全て、余す事無く電気に変えられる」
「…どうやって?」
「先進国の研究をちょちょいと応用してね」
今の日本の技術力じゃ無理なのでは…?と、思いながら聞くとお姉さんは色んな国の技術を取り入れた事を告げる。
「…あ。もしかしてあの時のハッキング?」
「そうそう。前は失敗したけど…今はもう高性能だし、どんなにやっても足が付かないから大丈夫」
俺が思い当たる節を聞くとお姉さんは意外にも隠さずに普通に認めて白状した。
「…マジか…凄ぇな…ってか、いくらかかったの?」
太陽光発電の機械を作るって言ったら結構な金が必要になると思うけど…
「えっとね…2000億とちょっと」
「にっ…!2000億!?そんなに!?」
お姉さんがご飯をパクパク食べながら思い出すように答え、俺はその金額にまたしても驚愕する。
「部品を作る企業とかを買収したりしたから。でもこれでも格安なのよ?」
「…そ、そお…?」
「インフラに関わる重要な物だからね。今回の機械については調達しようとしても人材や部品は全て私達の財団所有の企業しか作れないし」
「…へー」
お姉さんが何を言ってるのか、何をしたいのか良く分からないのでとりあえず適当に相槌を打つ。
「設計図は私しか持ってないし、技術者も部品も私達の財団所有の企業だけ」
「へー、じゃあ独占状態だ」
「そうそう。国から案件が来たら数兆…上手くいけば十数兆まで引っ張れるかも」
「…うーん…そんな上手くいくかな…」
またしてもこの前のようなお姉さんの暴走状態のような妄想についていけず俺はちょっと考えるように返した。
「うふふ…やっぱり君を追ってこの世界に来て良かった。まだまだ未知の楽しさがそこかしらに転がっているもの」
「…ま、まあ楽しいんならいいんだけど」
「次は何をしようかしら?機械を外国に売り込むのも悪くないかも…いや、その前に技術者達に投資を…」
…お姉さんはあと少しでご飯が無くなるというのに食べる手を止めてブツブツと何かを考えながら呟き出す。
「…とりあえずご飯を食べてからでもいいんじゃない?」
「あ、確かに」
今日の皿洗いは俺なのでさっさと食器を洗いたくてお姉さんにそう言うとパパッと残りを食べて皿をシンクに持っていく。
「この世界は本当に退屈しなくて素晴らしいわ。これからもよろしくね」
「え、あ、うん」
…改めて挨拶されるとなんて返していいものか困るのでとりあえず俺は頷いて皿洗いを開始した。
ーーーーーーーーつ づ く ?ーーーーーーーー
「…どした?」
冷蔵庫の中を見て急に呟いたお嬢に俺は、なんか変な物でも見つけたか?と思いながら聞いた。
「そういえば今、二人っきり…だね」
「…ノルマを思い出したかのように言うなよ…いっつも同じこと言ってるぞ」
「あはは!」
振り向いて照れたように笑うお嬢に俺は慣れた事なのでため息混じりに返す。
…毎回の事とはいえ、流石にお嬢にこんな事をされると胸が痛む。
俺だって思春期で多感な年頃の男なんだからもっと気を遣って欲しいもんだ。
…その日の夜。
「ただいま!出来た!」
「おかえりー。出来たって、なにが?」
「おかえりなさい。夕飯はどうします?」
「食べる」
テレビを見ているとお姉さんが上機嫌で帰って来たので俺が尋ねるもお嬢の問いにしか答えてくれなかった。
「じゃあ風呂入ってくるね」
「おー」
お嬢がわざわざ報告して来るので俺は適当に返事をする。
「太陽光発電をする機械がついに完成したの」
「へー、ソーラーパネルってやつか」
「そう。今までのはせいぜい太陽光を15から20%ぐらいしか電気に変えられなかったんだけど…なんと!私達が作ったのは100%電気に変換できるのよ!」
「…えっ!?」
お姉さんの話に最初は大して興味が湧かなかった俺でも、その説明を聞いて驚愕した。
「100%?」
「うん。太陽光のエネルギーを全て、余す事無く電気に変えられる」
「…どうやって?」
「先進国の研究をちょちょいと応用してね」
今の日本の技術力じゃ無理なのでは…?と、思いながら聞くとお姉さんは色んな国の技術を取り入れた事を告げる。
「…あ。もしかしてあの時のハッキング?」
「そうそう。前は失敗したけど…今はもう高性能だし、どんなにやっても足が付かないから大丈夫」
俺が思い当たる節を聞くとお姉さんは意外にも隠さずに普通に認めて白状した。
「…マジか…凄ぇな…ってか、いくらかかったの?」
太陽光発電の機械を作るって言ったら結構な金が必要になると思うけど…
「えっとね…2000億とちょっと」
「にっ…!2000億!?そんなに!?」
お姉さんがご飯をパクパク食べながら思い出すように答え、俺はその金額にまたしても驚愕する。
「部品を作る企業とかを買収したりしたから。でもこれでも格安なのよ?」
「…そ、そお…?」
「インフラに関わる重要な物だからね。今回の機械については調達しようとしても人材や部品は全て私達の財団所有の企業しか作れないし」
「…へー」
お姉さんが何を言ってるのか、何をしたいのか良く分からないのでとりあえず適当に相槌を打つ。
「設計図は私しか持ってないし、技術者も部品も私達の財団所有の企業だけ」
「へー、じゃあ独占状態だ」
「そうそう。国から案件が来たら数兆…上手くいけば十数兆まで引っ張れるかも」
「…うーん…そんな上手くいくかな…」
またしてもこの前のようなお姉さんの暴走状態のような妄想についていけず俺はちょっと考えるように返した。
「うふふ…やっぱり君を追ってこの世界に来て良かった。まだまだ未知の楽しさがそこかしらに転がっているもの」
「…ま、まあ楽しいんならいいんだけど」
「次は何をしようかしら?機械を外国に売り込むのも悪くないかも…いや、その前に技術者達に投資を…」
…お姉さんはあと少しでご飯が無くなるというのに食べる手を止めてブツブツと何かを考えながら呟き出す。
「…とりあえずご飯を食べてからでもいいんじゃない?」
「あ、確かに」
今日の皿洗いは俺なのでさっさと食器を洗いたくてお姉さんにそう言うとパパッと残りを食べて皿をシンクに持っていく。
「この世界は本当に退屈しなくて素晴らしいわ。これからもよろしくね」
「え、あ、うん」
…改めて挨拶されるとなんて返していいものか困るのでとりあえず俺は頷いて皿洗いを開始した。
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