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一章 始まりの街
26 ボス戦開始:Ⅱ
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補正系スキルをすべて発動させ、その上『思考加速』と『集中』を上乗せしてグレドーナへと立ち向かう。
現状、グレドーナに理性が無いのは『狂戦化』による効果だろう。そのスキルを詳しく解析すると、理性と引き換えにステータスが向上すると書かれていた。
強制的に行われているのは、運命神がやっているのだろうか?
INTの値を見る限り、相当な向上が掛かっているに違いない。
その分理性が無くなり、戦略ではオレの方が勝ってはいるが、純粋な力勝負に持ち込まれれば、相当こちらは分が悪いだろう。
グレドーナは素早くこちらとの距離を詰めて来る。
ダメ元で麻痺毒の付いた毒針を放つが、モノともせずにこちらへと突っ込んで来た。背後には壁がある。
左の二本の腕を振るう。
どちらも『危機察知』が警告を出した。魔法で壁を作る隙もない。
オレは武器での受け流しを選んだ。
袈裟懸けに振り下ろされる腕へ向け、ダガーを下へと反らしながら二本の腕への隙間へ飛び込む。
少しでも空間を増やすため、小太刀を上の腕へ向け押し当てる。
ギャリギャリと、まるで硬い金属のような音を立てる毛皮に苛立ちを感じるが、不満は言っていられない。
【『受け流し』Ⅰを獲得】
上体を反らし、何とかその隙間へと入り込み、抜け出すことに成功した。
日本でいた頃では考えられないような芸当に、苦笑が漏れる。
ゆっくりと、グレドーナは理性無き瞳でこちらを振り返る。口からは、涎が滴っていた。
小太刀とダガーを受けた箇所は、薄皮一枚斬れ血が流れているが、直ぐさま時を巻き戻すかのようにその傷口は塞がった。
これが『超回復』の力かと、一人考察する。
『痛覚耐性』を持ているので、傷も気にせず攻撃してくるだろう。
厄介な事だ。
「グラァアア!!」
またしてもグレドーナは叫んだ。その声に、また『咆哮』を行ったのかと警戒すると、どうやら違うようだ。
まるでゴルーダルと同じ、いやそれ以上の重圧が体にのしかかる。
恐らく『重圧』を発動させたのだろう。それに『魔力感知』がグレドーナの体に魔力が纏っている事を知らせてくれる。
『身体能力向上』も発動させたのだろう。これでより、奴の能力が向上した。
【解析完了】
【スペル『重圧』Ⅲ→ⅤUP!】
こちらも対抗するように、身体能力向上系の魔法を使った。
「『我が奥底に眠りし力―今目覚めよ』“気纏法”『魔力よ―我が肉体を奮起させ―強き力を』“身体能力強化”『我を恐れよ―我に怯えよ―我が力は強大なり―跪け』“重圧”」
一気に三つ発動させる。『重圧』は『威圧耐性』を持つグレドーナには、あまり効かないだろうが少しは阻害になるだろう。
体に相当な負荷がかかるが、『HP回復速度上昇』があるため幾分かマシだ。
グレドーナがまたしても愚直に突っ込んでくる。
本来であれば隙だらけの筈だが、圧倒的な身体能力の前には意味を成さない。
「はッ!」
オレは『神隠しの面』を発動させ、思いっ切り地面を踏み切ると、高く跳躍する。
くるりと空中で向きを変えると、天井に脚を付け、今度はグレドーナへ向け跳躍する。
【『跳躍』Ⅰを獲得】
グレドーナは急に視界から消えたオレに、反応出来ていなかったが、『危機察知』が感じ取ったのか、上を見上げる。
オレはそれを好機と見て、グレドーナの両目へ武器を差し込んだ。
「ギャラアアアァァァ!」
グレドーナの悲鳴が、すぐ耳元で発せられる。あまりの大声に耳を塞ぎたくなるが、今ここで武器を離すわけには行かない。
「うらぁああ!」
オレも負けじと声を張り、奥深くまで差し込んだ。
グレドーナの悲鳴がより一層大きいものとなる。
オレの存在に気付き、体を暴れさせ、腕を振りかざしてきた。
堪らずオレは距離を取る。
耳からは血が出て、周囲の音が聞こえていない。どうやら鼓膜が破れたようだ。
「グルゥウウウ……」
唸り声を上げるグレドーナ。自身の両目に差し込まれた武器を、何とか取り出そうとするが、オレはそうはさせまいと針を飛ばす。
しかし、頑丈な毛皮に阻まれ、どうすることも出来なかった。
グレドーナは自身の目を抉るかのように、差し込まれた武器を取り出した。
グレドーナの足下へ音を響かせながら武器が落ちた。
黒いダガーと半ばポッキリと折れた白い小太刀が。どうやら小太刀はダガーよりも長く、完全には取り出せなかったようだ。
両目の傷が徐々に治っていくが、右目にある残った小太刀の残骸がそれを阻んでいた。
右目からは血が滴っている。
片目だけでも潰せただけマシだが、どうやら完全に怒らせてしまったようだ。
「グルゥウラァアアアアア!!!」
今までで一番大きな『咆哮』が、グレドーナの口から放たれる。
大気を揺らし、地震にように部屋を震わせた。
鼓膜が破れたオレの耳に、三半規管へ直接のダメージが行く。
【『咆哮耐性』Ⅰを獲得】
どうやらギリギリ『咆哮』による硬直は防げたものの、グレドーナは怒り狂っている。
金色と朱色、白色のオーラを身に纏い、筋肉も膨張をしていた。
「『気纏法』と『闘気』、それに『豪腕』か……」
忌々しげに、オレはそう呟く。
スキルにより、身体能力が目に見えて向上していた。
熊の野生の勘からか、オレの方へ全力で駆けてくる。
急な行動に、『危機察知』が反応をするがオレは反応をする事が出来ず、その振りかざした腕を胴に食らった。
「かはッ……!」
壁まで吹き飛ばされる。
口から血が溢れ、HPは半分以上減っていた。
『痛覚耐性』のお陰で、痛みは感じないが、確実に命に関わりそうな攻撃に冷や汗が流れる。
中級体力回復薬(特殊)を数本取り出し、患部へ掛け、口へと含む。
幾分か回復もされ、『HP回復速度上昇』も相まって再生されていく。
その過程で鼓膜も治った。
外傷はそれほどでもない。しっかりと防具が守ってくれたようだ。
後でアルバートには感謝せねば。
そう心で思う。
「グルゥウウウ……」
オレを殴り飛ばし、それでも飽き足りないグレドーナは、未だこちらを睨み付けている。
こちらも全力で向かわねば死ぬな。
そう判断したオレは、ストレージから黒炎雷斧槍を取り出し構えた。
「さあ、来い!」
オレの顔には笑みが浮かんでいた。
【解析完了】
【『闘気』Ⅳを獲得】
【『豪腕』Ⅳを獲得】
現状、グレドーナに理性が無いのは『狂戦化』による効果だろう。そのスキルを詳しく解析すると、理性と引き換えにステータスが向上すると書かれていた。
強制的に行われているのは、運命神がやっているのだろうか?
INTの値を見る限り、相当な向上が掛かっているに違いない。
その分理性が無くなり、戦略ではオレの方が勝ってはいるが、純粋な力勝負に持ち込まれれば、相当こちらは分が悪いだろう。
グレドーナは素早くこちらとの距離を詰めて来る。
ダメ元で麻痺毒の付いた毒針を放つが、モノともせずにこちらへと突っ込んで来た。背後には壁がある。
左の二本の腕を振るう。
どちらも『危機察知』が警告を出した。魔法で壁を作る隙もない。
オレは武器での受け流しを選んだ。
袈裟懸けに振り下ろされる腕へ向け、ダガーを下へと反らしながら二本の腕への隙間へ飛び込む。
少しでも空間を増やすため、小太刀を上の腕へ向け押し当てる。
ギャリギャリと、まるで硬い金属のような音を立てる毛皮に苛立ちを感じるが、不満は言っていられない。
【『受け流し』Ⅰを獲得】
上体を反らし、何とかその隙間へと入り込み、抜け出すことに成功した。
日本でいた頃では考えられないような芸当に、苦笑が漏れる。
ゆっくりと、グレドーナは理性無き瞳でこちらを振り返る。口からは、涎が滴っていた。
小太刀とダガーを受けた箇所は、薄皮一枚斬れ血が流れているが、直ぐさま時を巻き戻すかのようにその傷口は塞がった。
これが『超回復』の力かと、一人考察する。
『痛覚耐性』を持ているので、傷も気にせず攻撃してくるだろう。
厄介な事だ。
「グラァアア!!」
またしてもグレドーナは叫んだ。その声に、また『咆哮』を行ったのかと警戒すると、どうやら違うようだ。
まるでゴルーダルと同じ、いやそれ以上の重圧が体にのしかかる。
恐らく『重圧』を発動させたのだろう。それに『魔力感知』がグレドーナの体に魔力が纏っている事を知らせてくれる。
『身体能力向上』も発動させたのだろう。これでより、奴の能力が向上した。
【解析完了】
【スペル『重圧』Ⅲ→ⅤUP!】
こちらも対抗するように、身体能力向上系の魔法を使った。
「『我が奥底に眠りし力―今目覚めよ』“気纏法”『魔力よ―我が肉体を奮起させ―強き力を』“身体能力強化”『我を恐れよ―我に怯えよ―我が力は強大なり―跪け』“重圧”」
一気に三つ発動させる。『重圧』は『威圧耐性』を持つグレドーナには、あまり効かないだろうが少しは阻害になるだろう。
体に相当な負荷がかかるが、『HP回復速度上昇』があるため幾分かマシだ。
グレドーナがまたしても愚直に突っ込んでくる。
本来であれば隙だらけの筈だが、圧倒的な身体能力の前には意味を成さない。
「はッ!」
オレは『神隠しの面』を発動させ、思いっ切り地面を踏み切ると、高く跳躍する。
くるりと空中で向きを変えると、天井に脚を付け、今度はグレドーナへ向け跳躍する。
【『跳躍』Ⅰを獲得】
グレドーナは急に視界から消えたオレに、反応出来ていなかったが、『危機察知』が感じ取ったのか、上を見上げる。
オレはそれを好機と見て、グレドーナの両目へ武器を差し込んだ。
「ギャラアアアァァァ!」
グレドーナの悲鳴が、すぐ耳元で発せられる。あまりの大声に耳を塞ぎたくなるが、今ここで武器を離すわけには行かない。
「うらぁああ!」
オレも負けじと声を張り、奥深くまで差し込んだ。
グレドーナの悲鳴がより一層大きいものとなる。
オレの存在に気付き、体を暴れさせ、腕を振りかざしてきた。
堪らずオレは距離を取る。
耳からは血が出て、周囲の音が聞こえていない。どうやら鼓膜が破れたようだ。
「グルゥウウウ……」
唸り声を上げるグレドーナ。自身の両目に差し込まれた武器を、何とか取り出そうとするが、オレはそうはさせまいと針を飛ばす。
しかし、頑丈な毛皮に阻まれ、どうすることも出来なかった。
グレドーナは自身の目を抉るかのように、差し込まれた武器を取り出した。
グレドーナの足下へ音を響かせながら武器が落ちた。
黒いダガーと半ばポッキリと折れた白い小太刀が。どうやら小太刀はダガーよりも長く、完全には取り出せなかったようだ。
両目の傷が徐々に治っていくが、右目にある残った小太刀の残骸がそれを阻んでいた。
右目からは血が滴っている。
片目だけでも潰せただけマシだが、どうやら完全に怒らせてしまったようだ。
「グルゥウラァアアアアア!!!」
今までで一番大きな『咆哮』が、グレドーナの口から放たれる。
大気を揺らし、地震にように部屋を震わせた。
鼓膜が破れたオレの耳に、三半規管へ直接のダメージが行く。
【『咆哮耐性』Ⅰを獲得】
どうやらギリギリ『咆哮』による硬直は防げたものの、グレドーナは怒り狂っている。
金色と朱色、白色のオーラを身に纏い、筋肉も膨張をしていた。
「『気纏法』と『闘気』、それに『豪腕』か……」
忌々しげに、オレはそう呟く。
スキルにより、身体能力が目に見えて向上していた。
熊の野生の勘からか、オレの方へ全力で駆けてくる。
急な行動に、『危機察知』が反応をするがオレは反応をする事が出来ず、その振りかざした腕を胴に食らった。
「かはッ……!」
壁まで吹き飛ばされる。
口から血が溢れ、HPは半分以上減っていた。
『痛覚耐性』のお陰で、痛みは感じないが、確実に命に関わりそうな攻撃に冷や汗が流れる。
中級体力回復薬(特殊)を数本取り出し、患部へ掛け、口へと含む。
幾分か回復もされ、『HP回復速度上昇』も相まって再生されていく。
その過程で鼓膜も治った。
外傷はそれほどでもない。しっかりと防具が守ってくれたようだ。
後でアルバートには感謝せねば。
そう心で思う。
「グルゥウウウ……」
オレを殴り飛ばし、それでも飽き足りないグレドーナは、未だこちらを睨み付けている。
こちらも全力で向かわねば死ぬな。
そう判断したオレは、ストレージから黒炎雷斧槍を取り出し構えた。
「さあ、来い!」
オレの顔には笑みが浮かんでいた。
【解析完了】
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