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50 戦争の後処理
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「母上は来なかったから、ミルメルも来なくてもいいけれど、王太子妃の席も用意されているんだ。興味があるなら、来てみてもいいと思うよ」
クレラにそう言われて、わたしは興味をそそられた。
会議はどんなことが話されているのか、昔から興味はあった。
「出てみたいわ」
「食事が終わったら、一緒に行こう」
「はい」
今日の朝食は、蒸したチキンを挟んだサンドイッチだ。
野菜がたっぷり入っていて、わたしの好物になった。
サッパリしているけれど、お腹は膨らむ。
一つのサンドイッチでも、お腹が膨らむのだ。
それと搾りたてのミルクだ。
その後に、紅茶が出される。
蜂蜜を添えられて、紅茶の中に甘い蜂蜜を溶かすと、甘い紅茶になる。
食育の延長で、食事の時の紅茶には、蜂蜜が添えられている。
クレラはサンドイッチを四つも食べる。
私より背丈も高いから、食欲も違うのだろう。
食べ終わるのは同じ頃合いだ。
「お代わりはいらないの?」
「もう、お腹いっぱいよ」
「では、行こうか?」
「はい」
一緒にダイニングルームを出て、会議室に向かう。
わたし達の居住空間とは違う階段を上がっていく。
「宮殿は三棟が一つになっているんだ。客間が一棟、会議室や執務室がある棟が一つ。後は我々が普段過ごす棟が一つ。それを一つにしたのが宮殿だ。防犯上の関係で、ダンスホールは宮殿の隣に配置されている」
「警備が大変ね」
「ああ、警備の者の部屋もあるし、この宮殿で働いている者の部屋もある。けっこう大勢が住んでいる」
「探検に王宮内を回ってみても楽しそうね」
「ああ、時間があるときに回ってみると楽しいかもしれないね」
そう言いながら、階段を上がって、二階の廊下を進んで行くと、人が集まって雑談をしている。
「おはよう」
「おはようございます。アクセレラシオン王太子殿下」
皆様がお辞儀をした後に、わたしの存在に気づく。
「おはようございます。王太子妃ミルメル様」
「おはようございます」
うっかりしていたわ、わたしには誰がどなたかも分からないわね。
『今日は黙って座っていればいい』
『そうするわ』
心の中で、声が聞こえる。
部屋の中は長机が四方に並べられている。
椅子は長机の後ろにも並べるのか、多くある。
人が続々と入ってくる。
席が決まっているのか、順に席に着いていく。
最後に国王陛下が入室して、席に着いた。
わたしがいることに気づくと、ニコリと微笑んだ。
「今日の議題だが、ヘルティアーマ王国が殲滅した国の救済をしたいと考えている」
「ヘルティアーマ王国は、その国等を放置しているのですか?」
「調査をしてみたが、滅ぼされたまま放置されている。農地の方には、人がいるようだが王都には人はいない。 王宮も破壊されているために閑散としている。その様な国が、およそ二十五国ある」
その数の多さに響めきが走った。
「一日一国潰すつもりで移動していたと思われる。時折休日を作っていたのではないか?」
「ヘルティアーマ王国は、潰すだけ潰して、救済はされないのですか?」
「ヘルティアーマ王国の国王陛下は、最後の戦いで我らが殺した。後継者になった若い王子の婚約者は、闇に侵されて、死にかけていた。王子に頼まれて、俺が生きられる程度まで回復させたが、ただ生きられるだけまでしか闇は抜かなかった。夜になれば、体の中の闇が騒ぎ出し、闇に侵されていくだろう。王子は毎夜、朝まで光の魔術で闇を排除しなければならないであろう。その状態で、他国まで手を回すことは不可能だと思う」
わたしは、クレラの顔を見た。
助けたと思っていたけれど、完全に助けたわけではなかったのだ。
当時の時の事を思い出すと、確かに完全に助けたわけではなかった。
肌は、まだ闇の痕跡がしっかり残っていた。
闇色の肌がそこら中にあり、顔も疎らに闇が残っていた。その時、クレラは『生きられるほどの闇は取った。これ以上は罰だ。その身で反省することだ』と言った。
罰なのだ。
夜中中、光の魔術を当て続けなければ、ジュリアンはもしかしたら死んでしまう。
愛がなければできない。
じっとクレラを見ていた視線に気づいたのか、クレラはわたしを見た。
『俺を怖いと思ったか?』
『いいえ、これほどの国を滅ぼしたのなら、これは罰なのでしょう』
クレラは微かな笑みを浮かべて、前を向いた。
シャルマンとジュリアンは、愛し合うことなどできないだろう。
お世継ぎはどうするのだろうか?
シャルマンが愛を失ったら、ジュリアンは死んでしまう。
夜中中闇と戦う事で、愛は冷めてしまわないかしら?
「では、我が国が救済を行いますか?」
「それが、いいと思うが、国王陛下どうされますか?」
「テスティス王国は、この国だけで満足しておるが、潰された国を放置することもできまい。王族、貴族、王都に住む民は絶やされてしまった。生きているのは、その国の農村部だけだと聞く。この際、全てを農村部にしてしまうか?」
「二十五ある国の全てを農村部にして、食べ物が余って腐らせるだけではありませんか」
「それもそうだ」
「国を合併させ、我が国から貴族を派遣して、国を立て直すようにしたら如何ですか?その場合、国ではなく、領地の一部として」
「アクセレラシオンは、帝国でも造る気でもあるのか?」
「テスティス王国からテスティス帝国としてもいいではありませんか?そのうち、ヘルティアーマ王国も自滅していきます。そうしたら、ヘルティアーマ王国を救済し、我が国の物にしたらどうです?我々は馬車に乗らずとも、ダークホールで行き来できます」
「ふむ。皆はどう思う?」
集まった貴族達は話し合っている。
「我々も、アクセレラシオン様の意見に賛成です。行き来はダークホールでできます。失った国の復興ならば、他国は文句を言わないでしょう」
貴族の代表者が、発言をした。
確かにわたし達はダークホールで移動ができる。
我が国から徒歩で二年かかるほど離れた国だとしても、治めることは不可能ではないだろう。
結果的に多数決を行った。
皆は賛成のようだ。
嫡男以外に男子がいる家庭だけ集まり、くじ引きが始まった。
潰れた国に番号が打たれている。
「宮殿も壊れている。この際、豪邸でも造ったらどうだ?」
嬉しそうな声が聞こえる。
貴族の二番目、三番目の男子は、婿入りするか、平民になる。
その男子にも希望が持てる。他国であっても、移動は瞬間でできる。
テスティス王国にも学校があるはずだ。
どんなに努力をしても報われない者は多くいる。
女系の一家は、その場で婿入りの話しを持ちかけている。
闇の一族が増えることは望ましい。
「では、領地として、選ばれた国を調査して、次回の会議では報告をしてもらう。今日の会議は解散」
わたしはクレラに手を握られた。
いつもより手が熱い。
国王陛下が出て、クレラとわたしが会議室から出た。
「ミルメル、子をたくさん生め。男だけで26人は必要だ。姫も可愛いだろうな。姫も生んでくれ」
「26人に、姫も?」
わたしはぺったんこなお腹を撫でた。
「それは、楽しみだ」
国王陛下は楽しそうに笑っている。
「無理よ?」
「父上、子作りしてきます」
「励め!ミルメルそっくりな姫も忘れるなよ。女の子は可愛いからな」
クレラはわたしの肩に手を置くと、消えた。
出てきたのは、寝室だった。
「ミルメル、愛している」
「わたしも愛しているけど、26人も子供を産むなんて無理よ」
「無理なことはない。俺達は永遠の時間がある」
ベッドに押し倒されて、ドレスを脱がされていく。
熱い唇が合わさって、甘い魔力が流れ込んでくる。
それだけで、わたしはとても幸せな気分になった。
我が子に幸せな未来があると思うだけで、わたしも幸せな気分になれた。
きっとわたしは、アルテアお姉様より幸せだと思う。
辛い次期もあったけれど、わたしは負けなかった。
幸せな時間が続き、王子が26人生まれるのだろう。
姫も、やはり欲しい。
アクセレラシオン様と一生、共に暮らしていきます。
クレラにそう言われて、わたしは興味をそそられた。
会議はどんなことが話されているのか、昔から興味はあった。
「出てみたいわ」
「食事が終わったら、一緒に行こう」
「はい」
今日の朝食は、蒸したチキンを挟んだサンドイッチだ。
野菜がたっぷり入っていて、わたしの好物になった。
サッパリしているけれど、お腹は膨らむ。
一つのサンドイッチでも、お腹が膨らむのだ。
それと搾りたてのミルクだ。
その後に、紅茶が出される。
蜂蜜を添えられて、紅茶の中に甘い蜂蜜を溶かすと、甘い紅茶になる。
食育の延長で、食事の時の紅茶には、蜂蜜が添えられている。
クレラはサンドイッチを四つも食べる。
私より背丈も高いから、食欲も違うのだろう。
食べ終わるのは同じ頃合いだ。
「お代わりはいらないの?」
「もう、お腹いっぱいよ」
「では、行こうか?」
「はい」
一緒にダイニングルームを出て、会議室に向かう。
わたし達の居住空間とは違う階段を上がっていく。
「宮殿は三棟が一つになっているんだ。客間が一棟、会議室や執務室がある棟が一つ。後は我々が普段過ごす棟が一つ。それを一つにしたのが宮殿だ。防犯上の関係で、ダンスホールは宮殿の隣に配置されている」
「警備が大変ね」
「ああ、警備の者の部屋もあるし、この宮殿で働いている者の部屋もある。けっこう大勢が住んでいる」
「探検に王宮内を回ってみても楽しそうね」
「ああ、時間があるときに回ってみると楽しいかもしれないね」
そう言いながら、階段を上がって、二階の廊下を進んで行くと、人が集まって雑談をしている。
「おはよう」
「おはようございます。アクセレラシオン王太子殿下」
皆様がお辞儀をした後に、わたしの存在に気づく。
「おはようございます。王太子妃ミルメル様」
「おはようございます」
うっかりしていたわ、わたしには誰がどなたかも分からないわね。
『今日は黙って座っていればいい』
『そうするわ』
心の中で、声が聞こえる。
部屋の中は長机が四方に並べられている。
椅子は長机の後ろにも並べるのか、多くある。
人が続々と入ってくる。
席が決まっているのか、順に席に着いていく。
最後に国王陛下が入室して、席に着いた。
わたしがいることに気づくと、ニコリと微笑んだ。
「今日の議題だが、ヘルティアーマ王国が殲滅した国の救済をしたいと考えている」
「ヘルティアーマ王国は、その国等を放置しているのですか?」
「調査をしてみたが、滅ぼされたまま放置されている。農地の方には、人がいるようだが王都には人はいない。 王宮も破壊されているために閑散としている。その様な国が、およそ二十五国ある」
その数の多さに響めきが走った。
「一日一国潰すつもりで移動していたと思われる。時折休日を作っていたのではないか?」
「ヘルティアーマ王国は、潰すだけ潰して、救済はされないのですか?」
「ヘルティアーマ王国の国王陛下は、最後の戦いで我らが殺した。後継者になった若い王子の婚約者は、闇に侵されて、死にかけていた。王子に頼まれて、俺が生きられる程度まで回復させたが、ただ生きられるだけまでしか闇は抜かなかった。夜になれば、体の中の闇が騒ぎ出し、闇に侵されていくだろう。王子は毎夜、朝まで光の魔術で闇を排除しなければならないであろう。その状態で、他国まで手を回すことは不可能だと思う」
わたしは、クレラの顔を見た。
助けたと思っていたけれど、完全に助けたわけではなかったのだ。
当時の時の事を思い出すと、確かに完全に助けたわけではなかった。
肌は、まだ闇の痕跡がしっかり残っていた。
闇色の肌がそこら中にあり、顔も疎らに闇が残っていた。その時、クレラは『生きられるほどの闇は取った。これ以上は罰だ。その身で反省することだ』と言った。
罰なのだ。
夜中中、光の魔術を当て続けなければ、ジュリアンはもしかしたら死んでしまう。
愛がなければできない。
じっとクレラを見ていた視線に気づいたのか、クレラはわたしを見た。
『俺を怖いと思ったか?』
『いいえ、これほどの国を滅ぼしたのなら、これは罰なのでしょう』
クレラは微かな笑みを浮かべて、前を向いた。
シャルマンとジュリアンは、愛し合うことなどできないだろう。
お世継ぎはどうするのだろうか?
シャルマンが愛を失ったら、ジュリアンは死んでしまう。
夜中中闇と戦う事で、愛は冷めてしまわないかしら?
「では、我が国が救済を行いますか?」
「それが、いいと思うが、国王陛下どうされますか?」
「テスティス王国は、この国だけで満足しておるが、潰された国を放置することもできまい。王族、貴族、王都に住む民は絶やされてしまった。生きているのは、その国の農村部だけだと聞く。この際、全てを農村部にしてしまうか?」
「二十五ある国の全てを農村部にして、食べ物が余って腐らせるだけではありませんか」
「それもそうだ」
「国を合併させ、我が国から貴族を派遣して、国を立て直すようにしたら如何ですか?その場合、国ではなく、領地の一部として」
「アクセレラシオンは、帝国でも造る気でもあるのか?」
「テスティス王国からテスティス帝国としてもいいではありませんか?そのうち、ヘルティアーマ王国も自滅していきます。そうしたら、ヘルティアーマ王国を救済し、我が国の物にしたらどうです?我々は馬車に乗らずとも、ダークホールで行き来できます」
「ふむ。皆はどう思う?」
集まった貴族達は話し合っている。
「我々も、アクセレラシオン様の意見に賛成です。行き来はダークホールでできます。失った国の復興ならば、他国は文句を言わないでしょう」
貴族の代表者が、発言をした。
確かにわたし達はダークホールで移動ができる。
我が国から徒歩で二年かかるほど離れた国だとしても、治めることは不可能ではないだろう。
結果的に多数決を行った。
皆は賛成のようだ。
嫡男以外に男子がいる家庭だけ集まり、くじ引きが始まった。
潰れた国に番号が打たれている。
「宮殿も壊れている。この際、豪邸でも造ったらどうだ?」
嬉しそうな声が聞こえる。
貴族の二番目、三番目の男子は、婿入りするか、平民になる。
その男子にも希望が持てる。他国であっても、移動は瞬間でできる。
テスティス王国にも学校があるはずだ。
どんなに努力をしても報われない者は多くいる。
女系の一家は、その場で婿入りの話しを持ちかけている。
闇の一族が増えることは望ましい。
「では、領地として、選ばれた国を調査して、次回の会議では報告をしてもらう。今日の会議は解散」
わたしはクレラに手を握られた。
いつもより手が熱い。
国王陛下が出て、クレラとわたしが会議室から出た。
「ミルメル、子をたくさん生め。男だけで26人は必要だ。姫も可愛いだろうな。姫も生んでくれ」
「26人に、姫も?」
わたしはぺったんこなお腹を撫でた。
「それは、楽しみだ」
国王陛下は楽しそうに笑っている。
「無理よ?」
「父上、子作りしてきます」
「励め!ミルメルそっくりな姫も忘れるなよ。女の子は可愛いからな」
クレラはわたしの肩に手を置くと、消えた。
出てきたのは、寝室だった。
「ミルメル、愛している」
「わたしも愛しているけど、26人も子供を産むなんて無理よ」
「無理なことはない。俺達は永遠の時間がある」
ベッドに押し倒されて、ドレスを脱がされていく。
熱い唇が合わさって、甘い魔力が流れ込んでくる。
それだけで、わたしはとても幸せな気分になった。
我が子に幸せな未来があると思うだけで、わたしも幸せな気分になれた。
きっとわたしは、アルテアお姉様より幸せだと思う。
辛い次期もあったけれど、わたしは負けなかった。
幸せな時間が続き、王子が26人生まれるのだろう。
姫も、やはり欲しい。
アクセレラシオン様と一生、共に暮らしていきます。
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