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8 花姫たちが襲われています
4 凄惨な屋敷 ※
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その夜、胡桃は胸を揉みながら、流れる蜜の香りに酔いしれていた。
自分で自分の胸の蜜が飲めるほど、胸の大きな胡桃は、両方の蜜を交互に口に含んで吸っていた。
美味しく、気持ちがいい。
花の香りが部屋に満ちていく。
襖が勝手に開いたことも気付かないほど、胡桃は胸を夢中で吸っていた。
どさりと誰かが体に被さってきて、胡桃は初めて、誰かが入ってきたのだと気付いた。
「真崎どいて」
付き人の名前を呼ぶ。
暗闇で顔の判別はつかない。
「真崎じゃないの?誰?」
「真崎だ」
「声が違うわ」
いきなり膣に楔で貫かれ、胡桃はその痛みに失神した。
凄まじい霊気をいきなり注がれ、体が痙攣している。
「た、すけて」
今まで吸っていた胸を吸われ、その気持ちよさに頭がクラクラする。
「処女なのに、蜜を出すのだな。ずいぶん花姫の屋敷も淫乱になったものだ」
子宮まで何度も犯されて、胡桃はその凄まじい霊気に白目を剥いていた。
「神の霊気にやられたか?」
男は笑うと、楔を抜き、処女の証の蜜を舐め取った。
一度しか味わえない格別の甘さだ。
だがこの男は、この味をもう何度も舐めて知っている。
暗闇で赤い瞳が光る。
「さすがに子は宿していないな」
クスクス笑いながら、腹を割いていく。
体がピクピクと痙攣して、血が噴き出す。
その血でさえ、甘い。腹の中を空にすると、胸に縋り付く。
神になっていない処女の花姫は、すぐに死んでしまう。
胸を吸うが、もう蜜は出てこなかった。
仕方なく、大きな胸を食べて、止まった心臓をつかみ出した。
まだ痙攣している心臓を一口で食べる。
口の中で甘美な味が広がる。
男は襖を閉めて、別の部屋に移る。
……
…………
………………
木実はお風呂に入っていた。
胸を揉むと、透明な湯が白く濁っていく。
甘い香りが昔いた家で使っていた入浴剤の香りに似ている。
昔を懐かしみながら、胸を揉んでいた。
「濁り湯だわ」
ずいぶん絞り出して、胸が痛くなってきた。
木実は湯から上がろうとして洗い場に足を下ろした。
いきなり風呂場の扉が開いて、急いで木実は湯の中に戻った。
「誰ですか?」
男は答えず、浴室に入ると扉を閉めた。
「出て行って!金子」
付き人の名前を呼ぶが、いつもそばに控えている金子の姿がない。
「金子、ますみ」
付き人の名前を呼び続けるが誰も来ない。その代わりに男が、木実の腕を掴むと洗い場に出されて、押し倒される。
「なに?いや。やめて」
男は木実を押し倒すと、いきなり楔で貫いた。
「あっ」
意識はあるようだが、痛みに言葉が出ないようだ。
「初めてだろう?どうだ、もう処女ではない」
「……ひどい」
抽挿しながら、胸を揉む。胸からは蜜が吹き出してくる。
「ここの花姫は、蜜が出るのか?神の力で出す物を自分たちで出したのか?」
「あああっ!」
子宮まで犯されて射精され、その凄まじい霊気に、木実は失神した。
一度性器を抜くと、処女の証を舐め取っていく。
甘美な味に満足して、再び花姫を犯していく。
胸から甘美な乳を吸い。花の香りに酔いしれる。
「先の娘より花姫の力が弱いな。花の香りが弱い」
乳の味に飽きて、楔を抜くと爪で腹を割いた。
中から血が滴る。それを舐めながら、腹にかぶりつく。皮膚ごと内臓を食べて、腹にできた穴から手を突っ込み、心臓をもぎ取った。痙攣している心臓を噛みしめて、飲み込むと、横たわる花姫の足を掴んで湯船の中に沈めた。
風呂のお湯が赤く染まっていく。
血しぶきで汚れた扉を開けると、先に殺しておいた付き人を踏みつけ、次の香りのする部屋に向かった。
……
…………
………………
琴音はなかなか眠れなくて、リビングのソファーで寛いでいた。
ソファーがあるだけで、テレビがあるわけでもなく、本があるわけでもない。
ただ暗闇でソファーに座っていた。
眠れないからと言って付き人を呼びつけるのも子供っぽい。
まだ18歳になったばかりの琴音は子供だが、16歳でこの屋敷に来てからは、もう子供扱いはされなくなっていた。
早く寝ないと禊ぎの時間に起きられないのに、布団に入るのはなんとなく嫌だった。
寝間着の浴衣の上から、なんとなく胸を触る。
今は蜜は出ていない。
胡桃たちに誘われ、誘惑に負けて蜜を出して舐めあっているが、琴音はそれをなんとなくやってはいけないことのような気がしていた。
無理矢理蜜を出してはいけない。
処女を守るのと同じ事のように感じていた。
もう今更なのだが。
琴音は一人の時は、胸を揉んだりしていない。
(お姉様たちが誘うから)
断れば、虐められることが予想される。
たった三人しかいない花姫の屋敷で、一人だけ虐められるのは嫌だった。
三人の中で一番霊力の強い琴音は、初めから目を付けられていた。だから付き人も、琴音から目を離さなかった。
なんとなく襖を開けて、中庭が見える廊下に出た。
「眠れませんか?」
いつ寝ているのかわからない付き人のゆかりが、そっとそばに寄ってくる。
「今夜は月が出てなくて暗すぎるの」
「灯りを付けてもいいのですよ。朝の禊ぎに遅刻しなければ」
「うん。もう寝なきゃ、禊ぎの時間に起きられないね」
「琴音様、添い寝をいたしましょうか?」
ゆかりがクスクスと笑った。
「ここに来た頃とは違うの。少しは成長したんだから」
「そうですね」
琴音はプッと膨れた。そのときゆかりの姿が、パタリと倒れた。
「ゆかり、どうしたの?」
琴音は廊下に倒れたゆかりの体を揺する。
「三鷹」
琴音はもう一人の付き人の名前を呼ぶが、三鷹は来なかった。
「どうしよう。……ゆかりどうしたの?」
体を揺すっていると、手にぬめる物がついた。
においを嗅ぐと、血のにおいがした。
琴音は廊下を逃げた。
誰かがいる。
目の前の壁にぶつかり、琴音は尻餅をついた。
廊下の真ん中に壁などあるはずがない。
「威勢のいい子だ。三人の中で、一番花姫の力が強いな」
「誰?」
「おまえの婿になってやってもいいぞ」
「お断りします」
琴音はすっと立ち上がると、反対側に逃げ出した。
けれど、すぐに壁にぶつかってしまう。
壁だと思っていたのは、男の体だ。
逃げてはぶつかりを続けて、もう逃げる場所はなくなった。
「どうするつもりなの?」
「俺に処女を捧げろ」
「いや。木の肥やしにされるなんて、絶対にイヤ」
「その体を俺に捧げろ」
「いや!」
琴音は少しずつ後ずさるが、すぐに男に捕まってしまう。
廊下に押し倒されて、貫かれた。
あまりの痛みに失神した。
いつの間にか、浴衣は消えていた。
失神したまま霊気を注がれ、体が痙攣した。
楔を抜くと、処女の証を舐め取っていく。
「この娘はうまい」
もう一度楔で貫き、子宮まで犯す。
卵が転がってきて、男は卵に射精した。すぐに受精卵になった。
霊気を与え続け、無理矢理成長させていく。
「おい、起きろ」
頬を叩かれ、琴音は霊気に酔いながらも目を覚ました。
「腹を見て見ろ。俺とおまえの子供だ」
「え?」
お腹が徐々に膨らんでいく。
「これは何?」
「赤子が成長している」
「こんなに早く育つわけがないわ」
無理矢理臨月ほどの子供に成長させると性器で子供を引き抜いた。
「ああああ!」
腹からもぎ取られた痛みで、琴音はお腹を抱える。
「見よ。俺とお前の子だ」
手に掴んだ赤子は、人間とも龍とも違う異質の体をしていた。
「いやだ!こんな子、私の子じゃないわ」
逃げ出したいけれど、逃げ出せない。下腹が痛み胎盤が降りてきて、床に血の塊が広がっている。
男は異質の体を持つ赤子を丸呑みにした。
足下に落ちた胎盤を拾うと、それも口にした。
「助けて」
琴音は後ずさるが、すぐに押し倒されてしまう。
何度も貫かれ、胸を吸われ、蜜を飲まれる。
卵はもう転がってはこなかった。
性交に飽きると、男は琴音を貫いたまま片胸をもぎ取り咀嚼した。
琴音は痛みで意識を失った。
もぎ取った胸から血を吸うと、その甘さに感激して、男は霊気を注ぎ込む。
止まりかけていた心臓が、また動き出す。
「……もう殺して」
か弱い琴音の声がした。
「生きながら死んでいけ」
何度も犯しながら、琴音の体を食べ始めた。
上半身の柔らかい肉を食べ骨をしゃぶり、最後に腹の肉を食べると、残しておいた心臓を掴んで引きちぎった。血管がちぎれた電線のようにうねり、残った血をまき散らす。男は立ち上がると心臓を飲み込みながら跳躍して空に消えた。
……
…………
………………
翌朝、花姫の屋敷は血にまみれていた。
残っていた花姫はすべて殺されてしまった。
御嵩家の屋敷と近辺の山から花が散って、風に乗って舞っていった。
龍之介はその惨状を見て、怒り狂った。
花姫の屋敷には龍磨の霊気が残っていた。
何重にも張り巡らされた結界は、容易く突破されてしまった。
花姫を食べ続け、龍磨の力は想像を超えて強くなっている。
花姫だけでなく、花姫の付き人や御嵩家に仕えていた従者も大勢殺されてしまった。
「絶対に唯を神殿から出すな」と達樹とみのりに命じて、龍之介は近辺の山に龍磨の気配を探したが、見つけることはできなかった。
龍太郎は再び使いの龍神に遣いを頼んだ。日本中の龍神に龍磨の捜索を依頼した。
その後、龍之介と手分けして龍磨の気配を探した。
自分で自分の胸の蜜が飲めるほど、胸の大きな胡桃は、両方の蜜を交互に口に含んで吸っていた。
美味しく、気持ちがいい。
花の香りが部屋に満ちていく。
襖が勝手に開いたことも気付かないほど、胡桃は胸を夢中で吸っていた。
どさりと誰かが体に被さってきて、胡桃は初めて、誰かが入ってきたのだと気付いた。
「真崎どいて」
付き人の名前を呼ぶ。
暗闇で顔の判別はつかない。
「真崎じゃないの?誰?」
「真崎だ」
「声が違うわ」
いきなり膣に楔で貫かれ、胡桃はその痛みに失神した。
凄まじい霊気をいきなり注がれ、体が痙攣している。
「た、すけて」
今まで吸っていた胸を吸われ、その気持ちよさに頭がクラクラする。
「処女なのに、蜜を出すのだな。ずいぶん花姫の屋敷も淫乱になったものだ」
子宮まで何度も犯されて、胡桃はその凄まじい霊気に白目を剥いていた。
「神の霊気にやられたか?」
男は笑うと、楔を抜き、処女の証の蜜を舐め取った。
一度しか味わえない格別の甘さだ。
だがこの男は、この味をもう何度も舐めて知っている。
暗闇で赤い瞳が光る。
「さすがに子は宿していないな」
クスクス笑いながら、腹を割いていく。
体がピクピクと痙攣して、血が噴き出す。
その血でさえ、甘い。腹の中を空にすると、胸に縋り付く。
神になっていない処女の花姫は、すぐに死んでしまう。
胸を吸うが、もう蜜は出てこなかった。
仕方なく、大きな胸を食べて、止まった心臓をつかみ出した。
まだ痙攣している心臓を一口で食べる。
口の中で甘美な味が広がる。
男は襖を閉めて、別の部屋に移る。
……
…………
………………
木実はお風呂に入っていた。
胸を揉むと、透明な湯が白く濁っていく。
甘い香りが昔いた家で使っていた入浴剤の香りに似ている。
昔を懐かしみながら、胸を揉んでいた。
「濁り湯だわ」
ずいぶん絞り出して、胸が痛くなってきた。
木実は湯から上がろうとして洗い場に足を下ろした。
いきなり風呂場の扉が開いて、急いで木実は湯の中に戻った。
「誰ですか?」
男は答えず、浴室に入ると扉を閉めた。
「出て行って!金子」
付き人の名前を呼ぶが、いつもそばに控えている金子の姿がない。
「金子、ますみ」
付き人の名前を呼び続けるが誰も来ない。その代わりに男が、木実の腕を掴むと洗い場に出されて、押し倒される。
「なに?いや。やめて」
男は木実を押し倒すと、いきなり楔で貫いた。
「あっ」
意識はあるようだが、痛みに言葉が出ないようだ。
「初めてだろう?どうだ、もう処女ではない」
「……ひどい」
抽挿しながら、胸を揉む。胸からは蜜が吹き出してくる。
「ここの花姫は、蜜が出るのか?神の力で出す物を自分たちで出したのか?」
「あああっ!」
子宮まで犯されて射精され、その凄まじい霊気に、木実は失神した。
一度性器を抜くと、処女の証を舐め取っていく。
甘美な味に満足して、再び花姫を犯していく。
胸から甘美な乳を吸い。花の香りに酔いしれる。
「先の娘より花姫の力が弱いな。花の香りが弱い」
乳の味に飽きて、楔を抜くと爪で腹を割いた。
中から血が滴る。それを舐めながら、腹にかぶりつく。皮膚ごと内臓を食べて、腹にできた穴から手を突っ込み、心臓をもぎ取った。痙攣している心臓を噛みしめて、飲み込むと、横たわる花姫の足を掴んで湯船の中に沈めた。
風呂のお湯が赤く染まっていく。
血しぶきで汚れた扉を開けると、先に殺しておいた付き人を踏みつけ、次の香りのする部屋に向かった。
……
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琴音はなかなか眠れなくて、リビングのソファーで寛いでいた。
ソファーがあるだけで、テレビがあるわけでもなく、本があるわけでもない。
ただ暗闇でソファーに座っていた。
眠れないからと言って付き人を呼びつけるのも子供っぽい。
まだ18歳になったばかりの琴音は子供だが、16歳でこの屋敷に来てからは、もう子供扱いはされなくなっていた。
早く寝ないと禊ぎの時間に起きられないのに、布団に入るのはなんとなく嫌だった。
寝間着の浴衣の上から、なんとなく胸を触る。
今は蜜は出ていない。
胡桃たちに誘われ、誘惑に負けて蜜を出して舐めあっているが、琴音はそれをなんとなくやってはいけないことのような気がしていた。
無理矢理蜜を出してはいけない。
処女を守るのと同じ事のように感じていた。
もう今更なのだが。
琴音は一人の時は、胸を揉んだりしていない。
(お姉様たちが誘うから)
断れば、虐められることが予想される。
たった三人しかいない花姫の屋敷で、一人だけ虐められるのは嫌だった。
三人の中で一番霊力の強い琴音は、初めから目を付けられていた。だから付き人も、琴音から目を離さなかった。
なんとなく襖を開けて、中庭が見える廊下に出た。
「眠れませんか?」
いつ寝ているのかわからない付き人のゆかりが、そっとそばに寄ってくる。
「今夜は月が出てなくて暗すぎるの」
「灯りを付けてもいいのですよ。朝の禊ぎに遅刻しなければ」
「うん。もう寝なきゃ、禊ぎの時間に起きられないね」
「琴音様、添い寝をいたしましょうか?」
ゆかりがクスクスと笑った。
「ここに来た頃とは違うの。少しは成長したんだから」
「そうですね」
琴音はプッと膨れた。そのときゆかりの姿が、パタリと倒れた。
「ゆかり、どうしたの?」
琴音は廊下に倒れたゆかりの体を揺する。
「三鷹」
琴音はもう一人の付き人の名前を呼ぶが、三鷹は来なかった。
「どうしよう。……ゆかりどうしたの?」
体を揺すっていると、手にぬめる物がついた。
においを嗅ぐと、血のにおいがした。
琴音は廊下を逃げた。
誰かがいる。
目の前の壁にぶつかり、琴音は尻餅をついた。
廊下の真ん中に壁などあるはずがない。
「威勢のいい子だ。三人の中で、一番花姫の力が強いな」
「誰?」
「おまえの婿になってやってもいいぞ」
「お断りします」
琴音はすっと立ち上がると、反対側に逃げ出した。
けれど、すぐに壁にぶつかってしまう。
壁だと思っていたのは、男の体だ。
逃げてはぶつかりを続けて、もう逃げる場所はなくなった。
「どうするつもりなの?」
「俺に処女を捧げろ」
「いや。木の肥やしにされるなんて、絶対にイヤ」
「その体を俺に捧げろ」
「いや!」
琴音は少しずつ後ずさるが、すぐに男に捕まってしまう。
廊下に押し倒されて、貫かれた。
あまりの痛みに失神した。
いつの間にか、浴衣は消えていた。
失神したまま霊気を注がれ、体が痙攣した。
楔を抜くと、処女の証を舐め取っていく。
「この娘はうまい」
もう一度楔で貫き、子宮まで犯す。
卵が転がってきて、男は卵に射精した。すぐに受精卵になった。
霊気を与え続け、無理矢理成長させていく。
「おい、起きろ」
頬を叩かれ、琴音は霊気に酔いながらも目を覚ました。
「腹を見て見ろ。俺とおまえの子供だ」
「え?」
お腹が徐々に膨らんでいく。
「これは何?」
「赤子が成長している」
「こんなに早く育つわけがないわ」
無理矢理臨月ほどの子供に成長させると性器で子供を引き抜いた。
「ああああ!」
腹からもぎ取られた痛みで、琴音はお腹を抱える。
「見よ。俺とお前の子だ」
手に掴んだ赤子は、人間とも龍とも違う異質の体をしていた。
「いやだ!こんな子、私の子じゃないわ」
逃げ出したいけれど、逃げ出せない。下腹が痛み胎盤が降りてきて、床に血の塊が広がっている。
男は異質の体を持つ赤子を丸呑みにした。
足下に落ちた胎盤を拾うと、それも口にした。
「助けて」
琴音は後ずさるが、すぐに押し倒されてしまう。
何度も貫かれ、胸を吸われ、蜜を飲まれる。
卵はもう転がってはこなかった。
性交に飽きると、男は琴音を貫いたまま片胸をもぎ取り咀嚼した。
琴音は痛みで意識を失った。
もぎ取った胸から血を吸うと、その甘さに感激して、男は霊気を注ぎ込む。
止まりかけていた心臓が、また動き出す。
「……もう殺して」
か弱い琴音の声がした。
「生きながら死んでいけ」
何度も犯しながら、琴音の体を食べ始めた。
上半身の柔らかい肉を食べ骨をしゃぶり、最後に腹の肉を食べると、残しておいた心臓を掴んで引きちぎった。血管がちぎれた電線のようにうねり、残った血をまき散らす。男は立ち上がると心臓を飲み込みながら跳躍して空に消えた。
……
…………
………………
翌朝、花姫の屋敷は血にまみれていた。
残っていた花姫はすべて殺されてしまった。
御嵩家の屋敷と近辺の山から花が散って、風に乗って舞っていった。
龍之介はその惨状を見て、怒り狂った。
花姫の屋敷には龍磨の霊気が残っていた。
何重にも張り巡らされた結界は、容易く突破されてしまった。
花姫を食べ続け、龍磨の力は想像を超えて強くなっている。
花姫だけでなく、花姫の付き人や御嵩家に仕えていた従者も大勢殺されてしまった。
「絶対に唯を神殿から出すな」と達樹とみのりに命じて、龍之介は近辺の山に龍磨の気配を探したが、見つけることはできなかった。
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