花姫だという私は青龍様と結婚します

綾月百花   

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10   15歳でお召し上

5   結婚を申し込まれました

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 龍之介は唯を花姫の生る木と万年桜が見える座敷に連れ来ていた。

 布団を敷いて、唯にキスで霊気を送り込んでいるが足りない。

 体の弱った状態で治癒能力を使うとは思っていなかった。

 記憶を失った状態で治癒能力が使えるとも思わなかった。


「唯はいつも思ってもみないことをやらかすか」


 抱けばすぐに霊力を与えることができるが、本人の承諾がもらえていない。


 引き出しから指輪を取り出して、指にはめるが霊力は足りない。

 仕方なく後孔に舌を這わしてまた硬い蕾を柔らかくしていく。

 唯が初めて死にかけたとき、無理矢理挿入して肛門に怪我をさせたことがある。あの時は、お尻が痛いのが恥ずかしいと翌日に泣いていたが、同じ失敗はしたくはない。

 キスと指輪で最低限の霊力は与えた。死にはしないと言い聞かせ、後孔を舐めて、少しずつ挿入を深くしていく。痛くないように魔力で麻酔をかけていく。腹の中まで麻酔をかけると、龍之介は65年ぶりに楔を唯の体内に入れていく。意識を完全に失っている唯は、痛みも訴えない。すべてを挿入すると、唯の足を庇いながら、抽挿を繰り返して、腹の奥へと精液を放出する。凄まじい霊気に、弱くなっていた心臓が、しっかり動き出した。まだ足りない。龍之介の鱗を煎じた薬を飲ませ始めて、もう3週間以上だ。霊気酔いも起こさないだろう。何度も抽挿して霊気を放っていく。


「りゅうのすけさま?」

 唯の目がぼんやりと開いた。

「目を覚ましたか?」

「何をしているの?」

「唯を抱いておる」

「……え?」


 唯は視線を彷徨わせている。

 見たこともない部屋を見渡して、抱え上げられた足を見つけると、頬を真っ赤に染めた。


「私、誰にも許していないのに」

「唯は処女だ。唯は嫌だったかもしれないが、命が尽きそうなほど霊気を失った。助けるために後孔から挿入した」

「後孔?お尻ですか?」

「まだ唯に結婚の許可を得ていない。結婚してもいいと言ってくれ」

「龍之介様、私……」

「今は、霊気が足りてない。このまま抱くぞ」

「龍之介様、怖い」
「怖ければ、目を閉じていなさい。唯をもう亡くしたくはない」

 龍之介はお腹の奥にまた射精して、霊気を放出した。

「あああっ」

 唯はその凄まじい霊気に失神した。

「今は眠っておれ」

 再び目を閉じた唯の頬を撫でる。

 愛おしさに、このまますべてを奪ってしまいたくなる。

 体の中を霊気でいっぱいにしてから、龍之介は後孔から楔を抜いた。

 目を覚ましたとき、お尻が痛いと泣かないように後孔を癒やしていく。

 傷一つ残さず抱いた後、龍之介は唯の処女膜の間に、舌を入れていった。

 慎重に膣を舐め、その甘さに酔いしれた。

 龍之介は他の花姫を抱いたことはないので、他の花姫の甘さを知らないが、唯の甘さはきっと誰にも負けないと思っている。

 固く閉じた子宮口を開き、舌を奥へと伸ばしていく。昔もそうしたように、子宮も舐めて片方ずつ卵管を舐めて卵巣を舐める。残念ながら卵は流れてこなかった。慎重に舌を抜いていく。そっと足を下ろして、唯の頬を撫でる。


「幼いな」


 はだけた体は痩せて、胸はまだ少しの膨らみしかない。

 このまま不死の体にしてしまうのは不憫だ。

 16歳の唯を抱いたときも、幼さはあったが、それ以上に幼い。

 神の目で、唯の年齢を追っていく。

 やはり二十歳の唯が一番美しい。

 龍之介はそっと唯の頬を撫で、体を愛撫していく。

 二十歳の唯の顔にしようとして、止めた。

 まだ正式に抱いたわけではない。

 以前の龍之介なら躊躇わず、美しい年齢の顔立ちに変えていたが、今回は戸惑った。

 幼い顔が気に入らなかったのかと、息子に問い詰められたらなんと答えようか。

 昔は龍之介に意見をする人物はいなかったが、今は息子が意見をしてくる。


「正式に抱いたとき、美しい年齢に変えてあげよう」


 幼い顔の唯も可愛らしい。


 未熟な体つきも、今しか見られない。

 どんな姿をしていても愛おしさは変わらない。

 引き出しから、昔の唯の着替えを出して浴衣を着せていく。

 見た目は幼いが、前世で失った唯がそのまま帰ってきたような錯覚を覚える。

 龍之介は唯の遺言を引き出しから取り出して、暗唱できそうなほど読んだ文章を読んでいく。


『次に生まれ変わったら、龍之介様のことを忘れているかもしれません。それでもまた龍之介様を好きになると思います。花姫の力がなくてもお嫁に迎えてください』


 何度も読んで、龍之介は引き出しにそれをしまった。

 龍之介は布団に横たわる唯の横に添い寝して、華奢な体を抱きしめる。

「唯、また好きになってくれるか?」

 頬に口づけして、久しぶりのぬくもりに目を閉じた。

「俺はずっと唯を愛しているぞ。どの時代の唯も愛おしい」

 何度も頬に口づけした。龍之介は唯を抱いたまま眠ってしまった。

 唯は目を開けた。


(どの時代の私も愛おしい。私を愛してくれている?)


 唯はそっと動くと、龍之介の手が唯の体から落ちた。


(引き出し、開けてもいいかな?)


 唯は少し体をずらして、引き出しに手を伸ばした。

 龍之介がしまうところを、こっそり見ていた唯は、一枚の手紙が入っている引き出しを一度で開けた。

 遺書と書かれた手紙を読んでいく。


(私、すごく龍之介様のこと好きだったんだ。自分で転生も願って、また龍之介様と結ばれたいって思っていたんだ)


 遺書を読みながら泣いていると、龍之介が目を開けた。

「無理強いはしないよ。今の唯の好きにしていい」

 そう言うと、唯の手から遺言をそっと取って、引き出しにしまった。

「また好きになってくれたなら、俺は嬉しい。もう何年願い続けたのかも忘れるほど唯をと願ってきた。その願いが報われるからね」

 唯は自分が着ている浴衣を見て、龍之介に抱きついた。

「これは前世の私が着ていたの?」

「そうだよ。今の唯もとても似合う」

「過去の私だけでなくて、今の私も愛してくれているのですか?」

「どの時代の唯も魂は同じだ。同じ霊気をしている。それに同じように愛らしい」

 龍之介は唯を抱き上げると、庭に出た。

「この万年桜は一度目の唯が死んだとき、花を落としてしまったが、二度目の唯が花を咲かせた。俺たちはここで、よく一緒に過ごしていたからね」

「私は散らしてしまうかもしれませんよ」

「それは寂しいね。この万年桜は花を散らせたことがなかったのだ。一度目の唯は、俺の命を救うために、治癒の力を使って、自分の霊気をすべて俺に与えてしまったのだ。ほんのわずかでも残っていたら死ぬことはなかったのに、すべてを俺に与えてしまった。俺が想像したのだが、咲いている花からも力を吸い取り俺に与えたのだと思う。だから万年桜もどの木も花を付けなくなった」

「治癒の力ですか?」

 龍之介の腕の中で、唯は考える。

 身に覚えがない。

「先ほど、唯は亀の命を救い、自分の命を失いかけた。人の体で、しかも弱った体で治癒の力を使えば、自分の命を与えてしまう。治癒の力は使っては駄目だ。よく覚えておきなさい」

「どのように使ったのかわかりません」


 龍之介は唯のことを愛しそうに見つめながら、唯の頬を撫でた。


「唯らしいが。治癒の力は使ってはいけないと覚えておいてくれ」


 唯は頷いた。


「以前、唯は自分の親は誰かと聞いたな?」

「はい」

「この木だよ。実が生っているだろう」

「綺麗な白い実ですね」

 実は子供の頭ほどあるリンゴのような形をしている。枝がしなり重そうに生っている。

「唯の実はピンク色をしていた。唯だけがピンクだった」

「私だけ、色が違ったのですか?」

「色だけではなくて、花の香りも漲る霊気もすべてが違った」

 龍之介は唯の額に唇を寄せる。

「この香りだ。俺の香りだと思っている」

「龍之介様の香り?」

 唯は自分の体のにおいを嗅いでみるが、特別な香りがするように思えない。

「この木は花姫の生る木と言う。この実の中で花姫は育っておる」

「私は実で育ったのですか?」

 いったん座敷に上がって、龍之介は唯を縁側に座らせると、引き出しから何かを出してきた。

 唯の隣に小さな布団の上に白い布を敷くと、庭に降りた。

「ちょうど、収穫の時期だ。見ていなさい」

「うん」
 
 龍之介は実の底に触れると、実は龍之介の手の中にポトンと落ちた。

「もぐんじゃないんですね」

「自然に落ちてくる」

 龍之介は唯の隣に座ると、大きなリンゴのような実を半分に割った。

「触れるだけ割れるのだよ」

「不思議」

 実を開けると、小さな女の子が体を丸めて眠っていた。

「これが花姫だ」

「小さいのね」

 龍之介は器用に女の子を実から出すと、絹の布で包んで小さな布団に寝かせた。

「名付けの権利は俺にある。唯が名付けてごらん」

「私が名付けてもいいのですか?」

「二度目の唯が名付けた花姫は、関東の白龍様のところに嫁いだよ。見せてあげたかった。だから、今度はこの子がお嫁に行くところを見守ってほしい」

「うん」

 唯はじっと小さな女の子を見つめる。

 指にはめている指輪が、わずかに暖かくなる。ふと頭に名前と姿が過ぎった。

「……小花」

「どうしてその名前にしたのか教えてくれるか?」

「見たことがあるような気がするの。とても綺麗な花姫様」

「俺も見覚えがある。この子は小花だ」

「転生なのかな?小花姉様?」

「そうだ。唯と同じ時期に亡くなった花姫だ。北陸の青龍、真澄殿に知らせてやろう」

 龍之介は優しい顔をしていた。

「龍之介様みたいに転生を待っていらっしゃる龍神様がいらっしゃるのですね?」

「二度目に唯が死んだときは、花姫が全滅しそうなほど花姫が亡くなった。唯に関しては俺の不注意だ。唯とこの部屋で過ごした後、唯に花姫の結界を張るのを忘れて、助けを求める声に慌てて唯を置き去りにしてしまった。すまない。慌てず唯に結界を張って、安全な場所に匿っていれば、唯は死なずにすんだかもしれない。大切な唯を守ってやれなかった」

 唯は首を左右に振る。

「妻を忘れられない龍神がまだたくさんおる。ただ俺は全部を覚えているわけではない。唯と関わりのあった花姫しか覚えてはいない」

「神様でも限界があるのね」

 唯は自分の足を見る。

 人間界では一生不自由な足になってしまう。


(あれ?龍之介様の鱗を煎じた薬を飲めば、治ると言われた。みんなに与えてしまったら鱗はなくなってしまうわ)


「龍之介様、龍之介様の鱗を煎じた薬は誰でも飲めるのですか?」

「俺の花嫁になる者しか与えることはできない」

 唯はクスッと笑った。

「私、最初から龍之介様の花嫁になることが前提で足を治してもらったのですね」

「まだ治ってはおらぬ」

 唯は龍之介に凭れかかった。

(なんて愛おしいんだろう。これが好きって気持ちなんだね)

「私、龍之介様のこと嫌いじゃないです」

「素直に好きと言え」

「勝手に心を読まないでください」

 唇が合わさった。触れるだけの優しいキスだ。

 幼い唯を怯えさせないように。

「俺の妻になるな?」

「どの唯より愛してくれるなら」

「愛しくて仕方がない」


 小花がくしゃみをして、二人は口づけを止めた。


「風邪を引いちゃう」


 唯が慌てていると、龍之介は唯を座敷にあげると身なりを整えて、唯の横に座った。


「子を預ける」


 一組の夫婦が現れて、頭を下げた。


「顔をあげよ」


 唯を育ててくれた親鳥ではなかった。

 見た目はまだ若い夫婦だ。

「小花だ。16の歳まで子として育ててくれ。素直な優しい子になるように」

 龍之介は女の子が寝ている布団を、夫婦の前に置いた。

「おっと忘れておった」

 龍之介は小花に呪文を唱える。

「16歳まで花姫の力を封じた。16歳の誕生日まで健やかに育ててくれ」

「お預かりします」

 親鳥の母親は、小花を抱き上げると胸に抱いた。

「誠心誠意、務めさせていただきます」

 父親が宣言して、二人は頭を下げると、すっと姿を消した。

「これが一連の儀式だ」

「私もこうして預けられたのね」

「そうだ。唯は三度とも同じ両親だ」

「同じ両親に三度も?」

「唯の両親は選りすぐった立派な親鳥だ」

 両親を褒められて、唯は嬉しかった。

 大好きな両親だ。三度も育てられて幸せだ。

 唯は頷いて、手にはまった指輪を返そうとしたが、それを止められた。

「指輪ははめていなさい。霊力が安定する。なにより俺の花嫁だと証明される」

「いいの?大切な思い出の品ですよね?」

「どれも唯のものだ」


(私のもの?これをはめていると体が温かい。懐かしい暖かさだ。何かを思い出しそう)

「大切にします」

 龍之介は唯をあぐらの上に抱くと長い髪を避けるようにキスを繰り返す。

「婚礼は、足が治ったらすぐにしよう」

「はい」

 ぼんやり返事をして、唯は龍之介の胸に甘えるように頬を寄せて目を閉じた。

 龍之介に抱きしめられている間に、唯は眠ってしまった。

 眠った唯を横抱きにして、瞬間移動をして唯の部屋に戻った。


「唯様」

「ご無事でしたか」

 みのりと達樹がホッとしたように息を吐いた。

 ずっと心配していたのだろう。

 唯を寝かすためにベッドの掛布を下げていたみのりは、唯の顔を見て、少し残念な顔をした。以前は龍之介に抱かれた後、美しく変貌していた。抱かれなかったのかしらと下世話な心配をしてしまった。

「唯の足が治ったら披露宴をする」

「結婚の承諾を得られたのですか?」


 みのりは思わず声を上げてしまった。龍之介はニコリと笑った。


「指輪をはめさせる。婚礼の印と唯の暴走予防だ」


 達樹とみのりがクスッと微笑む。


「お披露目の衣装を準備してくれ。いつまでも寝間着のままで過ごすのもかわいそうだ。着物も準備してくれ」

「畏まりました」


 二人は「おめでとうございます」と頭を下げた。


「前世では指輪をはめ始めたら、前世の記憶を思い出し始めた。異変があればすぐに伝えよ」

「はい」


 二人は声を揃えて返事をする。


「母上、薬の時間です」


 襖を開けて、龍星が部屋に入ってきた。

「父上もおいででしたか?」

 龍星は唯の顔を見て、ホッとしていた。

「霊力がもどっていますね」

「唯を抱いた」

「抱いたのですか?」

 龍星は驚いて、手から湯飲みを落とした。

 龍之介は湯飲みを受け取ると、気をつけて唯に飲ませる。


「足を診てくれるか?」

「あ、はい」


 龍星の顔は真っ赤になっている。

「時を改めるか?」

「いいえ、両親の仲がいいことは素晴らしいことです。ってうか、母上、結婚を承諾したのですか?」

「足が治ったら披露宴を行う」

「おめでとうございます」


 体育会系の龍星は綺麗に頭を下げた。


「ありがとう。唯の足は俺の霊気でどれほど治った?」

 龍星は手を翳し、足を診ていく。

「骨折も靱帯も繋がっております。明日からはリハビリを開始しましょう」

「そうか、良くなったか」

 龍之介は満足そうだ。

「薬湯は、これが最後にいたします」

 龍星は再び深く頭を下げて、部屋から出ていた。


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