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2 お兄ちゃんのお見合い
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川を浚う勢いでゴミを端に捨てて、カチューシャを探す。
落ちた場所に目星をつけて、探し続けた。見飽きた見物人も帰っていく。日没時間にやっと見つけた。
素足で泥水の中を歩いて、足の裏は切り傷だけだ。
汚い水に血が流れていく。
ズキズキと足が痛み、傷がしみる。
見つけたカチューシャを汚れた洋服で拭った。
なんとか川の端まで歩いたが、川の上に上がれない。
近所に住む男性だろうか?年配の男性が近づいてきた。
「上がれないんだろう?」
「うん」
「手を貸すよ」
手を差し出してきた。
「荷物があるの」
「先に受け取ればいいか?」
「お願いできますか?」
「いいよ」
亜里砂はカチューシャを鞄にしまい、靴と鞄と手提げ袋をわたした。
男性はそれを受け取ると、道路の縁に置いた。
「次は君だ。よじ登ってくるんだよ」
近所の住人たちも心配して見ている。
亜里砂は男性の手を掴むと、壁をよじ登るが、足の傷が痛むのと滑って上がれない。
見かねた男性が、また一人前に出て、亜里砂のもう片方の手を掴んでくれた。
左右の手を二人の男性が掴んで引き上げてくれた。
「ありがとうございます」
「君が軽くて助かったよ」
「何を探してたの?」
「大切なプレゼントを落としてしまって」
近所の人が水を貸してくれた。
汚れた手と足を洗って、お礼を言った。
「怪我してるんじゃないか、血が出てる」
「とても歩けそうもないので、父に連絡します」
「それなら安心だ」
人々が去って行く。
亜里砂はスマホ出すと、父に連絡した。
「怪我をして歩けないの。迎えに来て。着替えも一式持って着て、ドブ水でぐっしょり濡れてるの」
場所を伝えて電話を切った。
川を浚う勢いでゴミを端に捨てて、カチューシャを探す。
落ちた場所に目星をつけて、探し続けた。見飽きた見物人も帰っていく。日没時間にやっと見つけた。
素足で泥水の中を歩いて、足の裏は切り傷だけだ。
汚い水に血が流れていく。
ズキズキと足が痛み、傷がしみる。
見つけたカチューシャを汚れた洋服で拭った。
なんとか川の端まで歩いたが、川の上に上がれない。
近所に住む男性だろうか?年配の男性が近づいてきた。
「上がれないんだろう?」
「うん」
「手を貸すよ」
手を差し出してきた。
「荷物があるの」
「先に受け取ればいいか?」
「お願いできますか?」
「いいよ」
亜里砂はカチューシャを鞄にしまい、靴と鞄と手提げ袋をわたした。
男性はそれを受け取ると、道路の縁に置いた。
「次は君だ。よじ登ってくるんだよ」
近所の住人たちも心配して見ている。
亜里砂は男性の手を掴むと、壁をよじ登るが、足の傷が痛むのと滑って上がれない。
見かねた男性が、また一人前に出て、亜里砂のもう片方の手を掴んでくれた。
左右の手を二人の男性が掴んで引き上げてくれた。
「ありがとうございます」
「君が軽くて助かったよ」
「何を探してたの?」
「大切なプレゼントを落としてしまって」
近所の人が水を貸してくれた。
汚れた手と足を洗って、お礼を言った。
「怪我してるんじゃないか、血が出てる」
「とても歩けそうもないので、父に連絡します」
「それなら安心だ」
人々が去って行く。
亜里砂はスマホ出すと、父に連絡した。
「怪我をして歩けないの。迎えに来て。着替えも一式持って着て、ドブ水でぐっしょり濡れてるの」
場所を伝えて電話を切った。
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