仲介人ハシモトと愉快な幽霊祓い師達

Mr.後困る

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第31話【呪い】

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カバンムの家にやって来たハシモト達。
カバンムを診るハシモト。

「・・・・・憑かれているな」
「やっぱりか」
「これは・・・うん、 本当にねぇ・・・」

心底落ち込んでいるハシモト。

「あの・・・何なんですか?」
「これは呪いですね」
「呪い?」
「えぇ呪術的な道具で幽霊を憑かせているんですよ」
「なるほど・・・ん憑かせている? と言う事は・・・」
「誰かが人為的に呪って憑かせているんですよ」
「何だって!?」
「そんな!!」
「驚く事じゃないよ、 幽霊を使っての呪殺は規制する法律が無い
だから殺しとかやるのにはスタンダードな手と言って良い」

事も無げに言うスイ。

「ど、 如何すれば良いんですか!?」
「解体屋を呼びましょう」
「解体屋?」
「この霊ですが、 貴方達には見えないから説明すると幽霊で作った機械の様な形をしている」
「どういう事?」
「人為的に人間にとって都合の良い霊の形と言う事だな」
「そう、 この幽霊機械を解体する解体屋を呼びます、 10万Gですが支払えますか?」

顔を曇らせるスター。

「う、 うーん・・・」
「と言いたい所ですが」
「?」
「貴方の店で1ヶ月食べ放題で手を打ちましょう」
「い、 良いんですか?」

スターは目をパチクリさせる。

「貴方の店の料理、 結構好きですし」
「ゲテモノ好きだなぁ」

キャハと笑うスイ。

「それで大丈夫です、 よろしくお願いします!!」

頭を下げるスター。

「では準備をしますので失礼します」

ハシモトはその場から去った。
帰り道でハシモトとニコが喋る。

「解体屋で10万Gって安くないですか?」
「安いね」
「ちょっと納得がいかない」
「何で納得がいかないんだ?」
「私のお爺ちゃんの除霊は60万Gだったじゃないですか」
「あれは本当に技術が居るからね、 解体屋は結構楽な作業なんだよ
それに色々手当てが付くからね」
「手当て?」
「助成金みたいな物だよ、 こういう呪い関係の案件を
霊媒師の団体に知らせるとお金が貰えるんだ」
「え? 何でですか?」
「呪いだからだよ・・・・・」

溜息を吐くハシモト。

「何かがっかりしてません?」
「そりゃあ近所に人を呪う奴が居たなんてと思うとがっかりもするよ・・・」
「確かに・・・一体誰が呪ったんでしょうか?」
「まぁそれは直ぐに分かると思うよ」

――――――――――――――――――――――――――――

【登場人物紹介】
カバンム
喫茶店【サッキッサ】のウェイトレス
金髪のロングヘアの絶世の美女
サッキッサに就職したのは家が近所だったからと言う理由
何者かに呪われて現在危険度D'位の霊に憑りつかれている
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