仲介人ハシモトと愉快な幽霊祓い師達

Mr.後困る

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第46話【第一の事件、その1】

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一同は座って話を聞き始めた。

「まず第一の事件、 アレは・・・そうですね
確か私が学生だった頃、 卒業旅行でここに来たんですよ」
「ほうほう、 君が関わっている殺人事件と言う事か」
「えぇ、 当時からこの部屋は曰く付きでした、 何でも自殺者が出たとか・・・
私の眼にも首を吊った自殺者が見えます、 丁度ノウェさんの真後ろです」
「そうですか・・・他にも見えますか?」
「えぇ、 何人も」
「ちょっと待って下さい、 この部屋で起きた殺人事件は5件の筈ですよ」

バンドーが口を挟む。

「表沙汰になっている事件は、 でしょう」
「ちょっと待て、 怖すぎなんだが」
「曰く付きってレベルじゃないですよ、 ちょっと部屋変えて話しませんか?」
「いや心配無いですよ、 無害なレベルですから
でも集団で居るのが気になりますね、 霊が集団でいた場合の研究はまだまだ未発展ですし
これからノウェさんがどうなるのかが気になります」
「止めろぉ!! 気になるなぁ!!」
「まぁ良く考えて下さい、 霊が沢山居ると言う状況は
前例が少ない、 つまり良い影響が出る可能性も有る」
「・・・・・例えば?」
「例えば?・・・・・ちょっと思いつきませんが」
「おい」
「まぁ悪い霊じゃないですから心配はいらないでしょう、 多分」
「心配になるから多分とか止めろぉ・・・」
「さて、 話を戻して当時、 学生だった私はオカルトサークルに所属していまして
オカルトサークルのメンバー全員でここに泊ったんですよ」
「確かにこの部屋は広いですしね!! 家族全員所か、 クラス一つ分は入りますよ!!」

ジュシャが言う。

「まぁオカルトサークルなんて大して人は居ないだろう」
「それが結構オカルトサークル人気が有ったんですよ」
「人気が有ったのか?」
「えぇ、 しかも私の通っていた学校は結構なマンモス校
通っている人数も半端じゃないから大体・・・60人位居ましたかね」
「クラス二つ分!?」
「色々有りましたよぉ・・・
オカルトサークルOBの幽霊がオカルトサークルにやって来たりとか・・・」
「それはそれで気になるなぁ・・・」
「それから顧問と副顧問と・・・引率で三人先生が来ましたね」
「先生まで来るのか!?」
「しかしこの部屋の中に60人以上・・・ちょっと手狭じゃないのか?」
「押し入れにも入りました」
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