仲介人ハシモトと愉快な幽霊祓い師達

Mr.後困る

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第47話【第一の事件、その2】

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ハシモトが当時の思い出を語りだす。

「まずサークルの部長だったブチョさんが旅好きのトラベラから
この宿の情報を得た、 そして面白そうだと美人姉妹の姉のアーネが
皆からカンパを募りこの宿に来たんです、 妹のモウトは温泉に興味が有り
当時はこの宿に混浴も有ったので皆ノリノリでこの宿に来たんですよ
アーネは双子兄弟のアーニと付き合っていましたので皆はまぁ爆発しろと思っていました
当時仲が良かった友達のモーダチとモーダチの友達のトモダーはアーネの事が好きだったのですが
見事玉砕していました、 呑み仲間のノンベーが酒を呑ませて慰めていたのを思い出しました
顧問のコーモンや副顧問のフクコ、 引率のタンニンが」
「ちょ、 ちょっと待ってくれ」

ノウェが制する。

「ノウェさん如何しました?」
「そんな感じで60人以上紹介するのか?」
「いけませんか?」
「頭がこんがらがりますよ、 言っていて訳わかんなくならない?」
「一応友達だったので忘れませんよ」
「友達60人以上出来ていたのか・・・とりあえず今回は要点だけ言って下さい」
「要点だけって・・・うーん、 この事件は怨恨や憎悪が入り混じっているので
事前に人間関係を知らずに犯人だけ聞いても面白くないですよ
・・・すみません、 軽率な言葉でした」

頭を下げるハシモト。

「いや、 気にしていない」
「この部屋で殺された霊達に謝ったんですよ」
「あぁ・・・そう言う事ね」

確かに殺人事件の被害者達にとって殺人事件を面白いと話すのは気分が悪いだろう。

「簡単に話すとこの事件の犯人はアーネで被害者はアーニです
殺人の動機は妹に対して浮気をしたからです」
「それは・・・酷いな、 気持ちは分かるが」
「いえ、 実はアーニは妹のモウトと浮気をしたのは
モウトがアーネの振りをしていたからなんです
モウトもアーニを愛していた、 そう言う事です」
「悲しい事件だな・・・」
「この事件で今探偵をやっているタンテの名推理が炸裂しました
まさかあんなトリックが有ったとは私も驚きました」
「どんなトリックなのか気になるな」
「んー、 うろ覚えで良ければ」
「じゃあ良いや」
「次の事件は・・・そうですね、 卒業旅行から二年後の事です
当時のメンバーでアーニの慰霊に来た時の事です」

―――――――――――――――――――――――――――

【登場人物紹介】
ブチョ
オカルトサークル部長
あまり見た目は良くない醜男だが在学時から起業していた青年実業家
オカルトサークルの人数を数倍にした実力も持つ
現在、とある企業で働いており着々とキャリアを積んでいる
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