仲介人ハシモトと愉快な幽霊祓い師達

Mr.後困る

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第49話【叫び声】

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おじさんを更衣室まで運んだハシモトとジュシャ。
ジュシャは服を着て旅館の人を呼びに行った。
ハシモトはおじさんの頭にぬれタオル等を当てるなどしていた。

「ハシモトさん!! バンドーさんを連れて来ました!!」
「大丈夫ですか!? サウナで倒れるなんて!!」
「う・・・う・・・」

おじさんが目を覚ました。

「大丈夫ですか!? 貴方はサウナで意識を失ったんですよ!!」
「う・・・水・・・」

水をおじさんに飲ませるハシモト、 おじさんは勢い良く水を飲んだ。

「ふぅ・・・すいません、 部屋で休みます」
「では御案内します」

バンドーがおじさんを部屋に連れて行った。

「・・・じゃあ如何します? サウナに戻ります?」
「そんな気分じゃなくなったしビールでも呑みませんか?」
「そうですね」
「キャアアアアアアアアアアア!!」

廊下から女性の悲鳴が聞こえる。

「何だ!?」
「行きましょう!!」

叫び声が聞こえた方向に向かうハシモトとジュシャ。
途中でノウェと合流する。

「殺人事件か!?」
「何で嬉しそうなんですか・・・」
「分かりません!! だけど急がないと!!」
「そうだな!!」

急いで向かう三人。
するとそこにはスリッパを振り下ろす仲居と尻もちをついたカイの姿が有った。

「・・・え? これ如何いう状況?」
「あ、 すみません、 ウチの仲居が騒いで・・・」
「カイ、 一体如何したんだ?」
「ゴキブリが飛んで来たのでつい驚いて」
「それは近衛騎士団でも叫ぶから大丈夫だ」
「近衛騎士団でも叫ぶ!?」
「確かに怖いっすわ、 叫びますわ
伝説の霊媒師ヒノモトも言っておりますわ」
「ヒノモトも!?」

ジュシャが大声を出していたので部屋から人が出てきてしまい頭を叩かれる事になったのだった。
一方その頃ニコは入浴を済ませて旅館の廊下を歩いていた。

「一人で旅館の廊下を歩くのはちょっと怖いなぁ・・・人が何人も死んでいる旅館だし尚更・・・」

そうやってスタスタ歩いていると黒猫が眼の前を横切った。

「ね、 猫? い、 いや旅館の中で猫なんて」
「あーこらこら駄目でしょねこちゃん勝手に出歩いちゃあ」

年を取った仲居が猫の後を追いかけた。

「・・・この旅館は猫を飼っているの?」

この旅館のマスコットキャラクターである、 土産屋にも関連グッズが有る。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

【登場猫紹介】
ねこちゃん
ウイ百旅館のマスコット的存在その1
迷い猫だったが何時の間に飼われる事になった
マスコット的存在その2のでぶちゃんとの仲は良い
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