仲介人ハシモトと愉快な幽霊祓い師達

Mr.後困る

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第50話【おでぶちゃん】

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金色の間に戻る一同。

「あの、 ノウェさん、 我々はどの部屋に泊るのですか?」
「この部屋に泊るのは嫌ですか?」
「はい」
「幽霊が居るとしても無害な幽霊なのですよね?
ならば居ても良いのでは?」
「いや、 仕事で幽霊は見ているので休暇中に見るのはちょっと・・・」
「あー・・・なるほど、 何となく分かりますよ
私もこの休暇中は剣を持って来なかったですし」
「分かって貰えますか」
「えぇ・・・ですが食事位は一緒に取りましょう」
「それは構いませんが・・・」

そうこうしている内に板前がやって来た。
板前と同じ位の身長のでぶ妖精も入って来た。

「本日の御調理をさせて頂きます、 板前のタマエです」
「本日の食レポをさせて頂きます、 おでぶちゃんですにょ」
「食レポ?」
「この旅館でのサービスの一つに
ご飯を食べて食レポをするサービスを務めさせて頂きますにょ」
「何、 そのサービスは・・・」
「と思うじゃない? それがこのサービス結構良いんですよ」
「でぶ妖精好きなんですか?」
「割と嫌い」
「にょーん・・・(,´ω`、)しおしおしお」

しょぼくれるおでぶちゃん。

「まぁでもこのおでぶちゃんは芸達者だ、 俗にいうゆにくでぶ妖精とやらだな」
「ユニークでぶ妖精ですにょ」
「結構良いとは如何言う事ですか?」
「一緒に食べて食レポですが美味しい食べ方を教えたりとかもするんですにょ」
「美味しい食べ方ねぇ」
「例えば今からタマエさんがお魚を捌くんですにょ
この捌き方とか見事ですよ、 とか言うんですにょ」
「ふーん・・・」
「喋り方も独特で良い感じですよ、 まるで寄席を見ているかの様!!」
「そう言えばここの食事ってバイキングでは無かったのですか?」
「これは別料金のプランになってます」

タマエが言う。

「なるほど」
「おでぶちゃんはバイキングの方が好きだけどにぇー」
「おでぶちゃんは沢山食べるからだーめ」
「にょーん・・・」

しょぼくれるでぶ妖精。

「じゃあおでぶちゃん、 今日のお料理の説明をしてくれるかな」
「はいにょ、 まず先付に鮭とば、 お凌ぎに新そば
お椀に粗のお吸い物、 向こう付けにはフグの昆布締め
八寸には雲丹の貝焼、 焼き物には鯛のカマ焼、 炊き合わせは春菊を
ご飯としてイクラ丼、 水菓子に沢山のアイスを持って来ました」
「最後のアイスが場違いな気も・・・」
「まぁまぁ美味しいから」

―――――――――――――――――――――――――――

【登場でぶ妖精紹介】
おでぶちゃん
ウイ百旅館のマスコットキャラクターその2
宿に住み着いたユニークでぶ妖精、本人曰く宿が出来るずっと前から
地中に埋まっていたので実質自分の土地なので養えと言っている
旅館では食レポが得意で料理を一緒に食べてくれるサービスを行っている。
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